コメカ
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コメカ
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1984年生まれ。 国分寺駅そばの古本屋「早春書店」 @so-shun-shoten.bsky.social 店主。 ライター(サブカルチャー批評)。 テキストユニット・TVODとして著書『ポスト・サブカル焼け跡派』(百万年書房)、『政治家失言クロニクル』(P-VINE)。 テクノポップバンド「MicroLlama」 @microllama.bsky.social ボーカル&プログラミング。 ●リンクツリー(各種リンク先まとめ) https://linktr.ee/comecaml
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コメカプロフィールです。
国分寺の古本屋「早春書店」を経営したり、サブカルチャーについての文章を書いたり、テキストユニット「TVOD」をやったり、テクノポップバンド「MicroLlama」をやったりしてます。

www.so-shun-shoten.com/comeca
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ライター・コメカのプロフィール。
www.so-shun-shoten.com
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【参加ゲスト】
エイジ(ミンカパノピカ,Melancholic PP)
大貫悟
オカジママリコ
安田理央
まゆたん
茶谷恒治
クドウヒロポ
イヴにゃんローラーコースター
ルカタマ

【先行発売】
2025.11.20.渋谷ラママ"Restart your computer!"
OPEN 19:00 START 19:20
前売当日ともに3,500円+1D
⚫︎出演
・MicroLlama
・石川浩司
・Melancholic PP(ミンカパノピカ・エイジ新ユニット)
・New Wave Party Band

予約↓
ssl.form-mailer.jp/fms/2f48d6e7...
Reposted by コメカ
【収録曲】
1.Restart your computer!
2.通信回復
3.ゴーグル
4.未開の記憶域
5.テレフォン・ベル
6.コネクト・コネクト
7.街路Q
8.メカパンダ
9.MODE-ML
10. in the sleep state

コメカ:ボーカル、プログラミング
吉田仁郎:ギター、コーラス、シンセサイザー、プログラミング
カケヒ:ドラムス

添付動画にて全曲試聴できます!
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MicroLlama 1st Album『Restart your computer!』

【発売元】レベレベレーベル(LRLA-002)
【定価】税込2,200円
【全国CDショップ発売日】2025.12.10
【帯コメント】KERA(ナゴムレコード)

11/20(木)渋谷ラママでのMicroLlama企画にて先行発売!
山田太一の『岸辺のアルバム』にしろ『早春スケッチブック』にしろ『丘の上の向日葵』にしろ、そういう問題が物語のなかに流れ続けていた。現代感覚からすると、これらの物語における情動や衝動そのものが、倫理的でないという角度で批判されるかもしれない。「市民」意識だけがそこには表出するだろう。
公共的であれ、「市民」たれ、というテーゼ自体は、それがどれだけ欺瞞的であってもやはり必要だ、というのが自分の立場。
ただ、その枠組みによっては向かい合いようのない情動の問題についてどうしたものかねって話を、何らかの形でせざるを得ないわけで。そこで自分はサブカルをいまだに持ち出す。
なので、自分は最近、微温的日常とエクストリームな密室とを同時に生きるような在り方に、改めて関心がある。公共性を蔑ろにしない市民生活と、足元が崩れるような自己内価値崩壊体験が並行するような。また山田太一を引き合いに出すけど、彼の作品にはまさにそういうところがなかったか?
なので、自分は最近、微温的日常とエクストリームな密室とを同時に生きるような在り方に、改めて関心がある。公共性を蔑ろにしない市民生活と、足元が崩れるような自己内価値崩壊体験が並行するような。また山田太一を引き合いに出すけど、彼の作品にはまさにそういうところがなかったか?
後者の態度の微温性は往々にして前者=「革命」志向の人々によって批判されるし、そういう批判の大概に、基本的に妥当性があるとは思う。が、「革命」志向っつったって、実際のところ現実生活においてはそういう志向の人々も微温的な日常にまったく内在しとるやんけ、という気持ちも自分のなかにはある。
ある種のサブカルチャーを、現実を具体的に変えようとする想像力として捉えるか、現実とは別の領域を確保しようとする想像力として捉えるか。前者なら「革命」志向になるし、後者なら何がしか保守的な態度にならざるを得ない(右手に戦後民主主義、左手にサブカル、みたいなぼくの態度もそう)。
密室的なものをムリヤリに広域流通に乗せていく、というのが80年代的な「過激さ」の回路だったとして。あらゆるものがすんなり接続されてしまうのが現状であるわけで、むしろ密室をどうにか成立させることの方が「過激さ」を実現し得るんじゃないでしょーかと、素朴に思う。
かつての「過激さ」をただ反復し、既に死に体の公共性(のようなもの)をなし崩し的に蝕み続けていく。そういうものがいまだに求められてるのならまあ仕方ないけど、しかしそこに面白さ、あるかね? そういう構図のなかでは、過激であることや面白くあることが実は切実には求められていない感じがする。
密室的なものをムリヤリに広域流通に乗せていく、というのが80年代的な「過激さ」の回路だったとして。あらゆるものがすんなり接続されてしまうのが現状であるわけで、むしろ密室をどうにか成立させることの方が「過激さ」を実現し得るんじゃないでしょーかと、素朴に思う。
しかし、ぼくはお笑いが大好きだけど、テレビというフィールドでいまだに「過激な」ことをやりたがる芸人たちやそれを求めるファンの心理が、正直言ってよくわからない。環境そのものが変わってしまっているのに、なんというか80年代的な「過激さ」への志向だけが残っている感じ。
【参加ゲスト】
エイジ(ミンカパノピカ,Melancholic PP)
大貫悟
オカジママリコ
安田理央
まゆたん
茶谷恒治
クドウヒロポ
イヴにゃんローラーコースター
ルカタマ

【先行発売】
2025.11.20.渋谷ラママ"Restart your computer!"
OPEN 19:00 START 19:20
前売当日ともに3,500円+1D
⚫︎出演
・MicroLlama
・石川浩司
・Melancholic PP(ミンカパノピカ・エイジ新ユニット)
・New Wave Party Band

予約↓
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【収録曲】
1.Restart your computer!
2.通信回復
3.ゴーグル
4.未開の記憶域
5.テレフォン・ベル
6.コネクト・コネクト
7.街路Q
8.メカパンダ
9.MODE-ML
10. in the sleep state

コメカ:ボーカル、プログラミング
吉田仁郎:ギター、コーラス、シンセサイザー、プログラミング
カケヒ:ドラムス

添付動画にて全曲試聴できます!
MicroLlama 1st Album『Restart your computer!』

【発売元】レベレベレーベル(LRLA-002)
【定価】税込2,200円
【全国CDショップ発売日】2025.12.10
【帯コメント】KERA(ナゴムレコード)

11/20(木)渋谷ラママでのMicroLlama企画にて先行発売!
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奇妙なテクノポップバンドたちによる共同定期ライブ🤖

今回、ゲストで茶谷恒治(ヤング100V etc.)参加決定!
茶谷さんのソロライブ、めっちゃテクノポップです。観れるの楽しみ!

ちなみにこの日、MicroLlamaはLONG VACATIONのカバーを一曲やります。もちろんバンドの方のロンバケな。

2025年11月4日(火)下北沢バラックブロックカフェ
『ゼンマイ歩行 その2』
ご予約はコチラ↓
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JUNKYARD 1984(ニイマリコ+コメカ)によるトークイベントシリーズ“Keep learning and doing.”、炎上寺ルイコさんゲスト回の配信アーカイブが、10/22(水) 23:59まで購入可能です!

John Lennon - Imagine
Yoko Ono - 夢をもとう
の弾き語りカバーも入ってます🎤

配信購入↓
twitcasting.tv/rockcafeloft...
パブリックなレベルというものがあらゆる意味で液状化していくことが、自分にとってはたまらなく不快。そうなることこそが、個人の自由の棄損に繋がっていく。「ほっといてほしい」からこそ、パブリックなレベルを(それが欺瞞含みであったとしても)ギリギリで護り続けなければいけない。
無際限の「私」が仮設定されてるような話をしたところで、実際の現実にはあらゆる意味で限界があるわけで。しかしそれでも想像や創作の内部世界には無際限の自由がある、と考えるかどうか。自分はあると考える。
倫理か欲望か、みたいな二択どっちかで決断するんじゃなくて(生きている限りそんな決断は実行できない)、公的・私的なレベルそれぞれにおける限界を、自分のなかでどう設定するか、ってことなんじゃないだろうか。
なんらかの「正解」があるんだ、みたいな考え方。これ、思想陣営問わず広まったと思う。相対主義的ではない思考、とかそういう話じゃない。何かを読むときに、「正解」に辿り着こうとしてしまうような態度、って話。
作品にある無意味さに触れることも、作品が持つ主題を読み込むことも、どちらもさほど志向されなくなる。作品内部に「世界」の秩序があるかのように解釈し、謎解きゲーム的にそれを把握しようとするようになる。まあかつての『磯野家の謎』とかとおんなじなんだけど。
主題に結びつかない細部を散りばめる方法が90年代にある種のリアリティを持ち、それへのカウンターとしてのテーマ主義回帰がゼロ年代にリアリティを持ち、みたいな流れが、かつてあったとして。いま現在は、細部を「世界説明」のように設定し読ませようとするやり方が一般化してしまったなーとは思う。