ウエダダダ
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ウエダダダ
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鑑賞家(DTF派、フランシス・派) 広く浅くやがて深くなこの頃
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「Chronique de Jazz
Sunday Afternoon」@8LOUNGEにて久々にSmall Circle of Friendsのライブを。先日出たニューアルバム「SLOW」が余りに良いのでコレは絶対に行かなきゃと藤沢まで遠征。勿論新作中心のセットでGazaを歌った「Right」や先行シングル「足に砂」など。特に「バウムクーヘン」は今一番聴きたい名曲で泣きそうになった。来て良かったぁ。

DJ:George/WARA
      MEGUMUSIX
Live:Small Circle of Friends
Reposted by ウエダダダ
すもう#3
2025.10.25(土)
神保町試聴室

澁谷浩次
空間現代アコースティック
The Lesson(澁谷浩次/麓健一)with 宮坂遼太郎

開場 18:00 / 開演 18:30
料金:予約 3,500円 / 当日 4,000円
(1ドリンク, スナック込)

shicho.org/1_251025/
大河原恵監督「素敵すぎて素敵すぎて素敵すぎる」@ポレポレ東中野
恋とカステラの賞味期限はどうやら同じらしい。執念と妄年。素敵が通り過ぎて行き、またやって来過ぎる。
はやしだみきをはじめとする夢に出て来そうな濃いキャラクターたち。大河原恵とその仲間たちの手作り感が色々と過ぎる純度の高い作品。楽しかった。
シアターイメージフォーラムで開催中の「イメージフォーラムフェスティバル2025」にKプロ特集6
シャロン・ロックハート監督「GOSHOGAOKA」鑑賞。
御所ケ丘中学校女子バスケ部の練習風景をフィクスで捉えただけなのに、まるでコンテの新しい群舞を観ているような感じになる。その不思議な様式美の発生に立ち会うユニークな作品。似た様な事を私も中学の部活でやってたな。客観が眼差す事で急に立ち現れるアート。面白かった。
ロビーには恒例の伊藤隆介によるインスタレーションが。今回もギミック満載でハッとしてウケる作品で楽しめた。
古澤健監督「ラストムービーPART2」@横浜シネマリン
ハルとアキ、冒険に出て、はなればなれになって、それぞれの映画になって、急にたどり着いてしまう。福間健二の叫びと死に様。合わせ鏡の様な廣田朋菜と指出瑞貴。シネマリンでしか観れない29分の最高なトキメキ。併映作品「生き仏2020」「横浜シネマゾン」も面白かった。
デヴィッド・ヘルツォーク・デシテス
監督「ミシェル・ルグラン 世界を変えた映画音楽家」@横浜シネマリン
アカデミー賞3回受賞。200本以上のサウンドトラックを手がけただけでなく、ピアニスト、指揮者、編曲家、そして歌手としても活動した多才な音楽家の貴重な映像の数々。止まる事なく活動を続けた彼の偉大過ぎるキャリアと晩年の疾走を捉えた作品。ドゥミやロジエの登場に涙。そして人生の幕が降りる直前の圧巻のラストコンサート。その緊張と感動。ハンス・ジマー、モリコーネを超える今年一番号泣したドキュメンタリー。爆音でまた観たい!
東白楽にある香港家庭料理の聯和墟(レンワキョ)にて
本日は香煎雞扒飯(チキンステーキご飯)を頂きました。サラダ、スープ付き。ボリューミーでリーズナブル。美味しかった。やっぱりこの店のメニューコンプしたい。好味(ホウメイ)!
ガブリエル・ガルシア=マルケス「百年の孤独」読了。
ウルスラに始まり豚のしっぽで終わる百年の堂々巡り。繁栄と虐殺、誕生と殺戮、愛欲と呪縛。たくさんのアウレリャノ達によるマジックリアリズム。25年振り位に再読したけど面白さ倍増してた。特にレメディオス(小町娘)が昇天する呆気ない迄の美しさのピーク。これは「族長の秋」も再読しないとな。
やなせたかし監督「やさしいライオン」録画鑑賞。
やなせの絵本を手塚治虫製作によりアニメ化。やさしい犬のムクムクに育てられたライオンのブルブルの物語を母親が子供に絵本を読み聞かせする形式でボニージャックスによる歌と共に進行。ルッキズムや文明批判のメッセージも込められた作品。これは深い24分だった。
鎌田義孝監督「蘭島行」@ユーロスペース
中年のパンクスと死に損なった謎の女、陽気に振る舞う弟、危篤の母親、
深夜の3×3、波打ち際でダンス。北の街での夜間飛行。少ないセリフと設定で繋ぐ空気感。誰1人余計な事していない。映画に愛される男キム兄が贈るど直球の映画らしい映画。ずっと飲んでる作品でもある。

上映後には鎌田監督、主演の木村知貴さん、輝有子さん、ゲストに堤幸彦監督を迎えてのトーク付き。ポルト映画祭で急接近した堤監督とのエピソードやビールじゃなくて発泡酒に拘った監督の撮影エピソードや主演2人の役作りなどを和気藹々と。ポルトビールのスーパーボックが飲みたくなった。
ウェス・アンダーソン監督「ザ・ザ・コルダのフェニキア計画」@TOHOシネマズ新宿
神なき裏切りと狂気の世界でのサバイバルから家族の再生という完璧な帰結。美術、構図も緻密で構成もシンプル。期待してなかった分楽しめたが何故か腑に落ちない作品。暴力と父性の終焉という願いが込められていると受け取りたい。ベニチオが三國連太郎に見えて仕方なかった。
登場したアクセサリーや絵画は全て本物を使用しているそうだが全体的に「ウォレスとグルミット」みたいだからな。完璧が過ぎるとそうなるのかな。
その後は渋谷の無機質カフェのカフェモノクロームへ。
ウェス・アンダーソンの新作映画「ザ・ザ・コルダのフェニキア計画」とのコラボドリンクを。「サタおま」コラボ飲み逃したので今回は予約入れて早めにゲット。プレッツェルがいい仕事してました。映画はあんまり期待してないけど一応明日観る予定。
川上泰徳監督「壁の外側と内側 パレスチナ・イスラエル取材記」@ユーロスペース
2月にツオモリリ書店にて自主編集版を観たが再編集されより内容が明確になっていた。
中東ジャーナリスト川上がiPhoneで撮影した西岸地区とイスラエルの取材記録。ニュースが伝える非日常ではない私達と地続きの日常を捉えた映像に改めて関心を寄せる事の意味を思った。
上映後には川上監督と哲学者の永井玲衣さんによるトーク付。
作品の中で印象的だった洞窟住居にバラの花を飾る女性の豊かさから展開。イスラエルと日本との類似性。日常を伝える事の意義。対話を繰り返す事で獲得する信頼など。殺伐さが加速する世界で疲弊気味の心に色々と刺さった
チョン・セラン「私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯」読了。
様々な媒体に寄稿した掌篇小説集。ジャンルを軽やかに横断したシンプルでユーモラスでウィットに富んだ掌篇はどれも楽しく素晴らしくすっかり虜になった。厳しい時代に優しさで抗うような、何度か登場する人物のアラによって一本の作品としても楽しめた。