こぷりん
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一夜で溶けて、ヒトを悪酔いさせる程度の能力

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何も考えずに丸ごと一体煮込んだ結果、パズルの難易度が異常に高くなったヌートリアの全身骨格。脊椎や肋骨の順番だけならまだしも、両手両足の骨が混ざった時点でほぼ詰んでる。
September 23, 2025 at 5:32 PM
こちらも読了。
『たゆたえども沈まず』を以前読んだ時は、美術史の空白をうまく利用した作品だな、と感じたが、今回のは、さすがにこれは……という感じ。ゴッホが自殺に使ったリボルバーを巡る物語ではあるが、史実ベースで読むと荒唐無稽であり、それゆえに完全にファンタジーとして読みたいのだが、どこまでが史実ベースか分からない説得力が随所にあるから困る。
ゴッホとゴーギャンの互いへの感情の機微、特にゴーギャン側のプライド、嫉妬、羨望のようなものの表現はとても良かった。
August 12, 2025 at 2:35 AM
最近、全然ここに投稿してなかった。参院選の少し前に読んだ本。
個人的には、化石燃料の使用による地球温暖化よりも、ハーバー・ボッシュ法による空中窒素固定のほうが、人類史上最大の地球環境の改変だと思っているのだが、そのハーバーについての本。
窒素固定による化学肥料、毒ガス開発、ともに祖国の発展への思いが動機になっている。それは彼がユダヤ人であったからこそ余計に愛国によって、ドイツ人としてのアイデンティティを保証したい気持ちがあったためだろうが、アーリア人至上主義のナショナリズムは、彼の功績ではなく彼の血統を見ることしかなかった。
極右によるナショナリズムが隆盛を誇る今こそ読んでほしい本。
August 12, 2025 at 2:21 AM
先週末、ドールハウスを観てきた。ホラー映画らしく、強引な展開もありつつ、それでいてしっかりと怖い。怖いシーンではち予告があって、それを裏切らずに王道で攻めてくる安心感。動かない人形を写して、怪異の起こる瞬間は映さない前半の不気味さと、アクションホラーになる後半の落差も良い。
June 17, 2025 at 1:30 AM
紙に設計図を書くだけじゃなく、原寸大で実際に配置したイメージ図を作った方が、作業が進むな。あとはこれをデータ化して、レーザーカッターで切り出すという新しい試みに手を出すぞ。
June 16, 2025 at 3:12 PM
ヨツユビリクガメの骨格標本完成。ディスプレイ用の台座を作りたいが、サイズが大きめなのでいい具合の板材を探さねば。
May 18, 2025 at 7:04 AM
香港映画の伝統、みたいな映画を見てきた。ちゃんとNGシーン集も付いていて満足。観客のほとんどが女性客だったのには少し驚いたが、終わったあとのポスターコーナーを見て何となく腑に落ちた。主要キャラ10人ほどのキャラごとに個別のポスターがあり、その前でアクスタを立てて写真を撮っている人が沢山いた。なるほど、アクションというよりも、関係性の物語としてマーケティングした感じなのだな。それはそれで良い視点での楽しみ方の提供が出来ている配給だと思う。とにかくアツくて楽しかった。
May 14, 2025 at 2:30 PM
昔、中上健次ぐらい読んどかなくては、と思った際に買った本のうちの一冊が、20年積まれたままになっていた。自身の母の境遇をモデルにしたと思われる、路地三部作に連なる作品。当時の文壇の感覚は分からんが、今読むと、男性に振り回される中での女性の自立に見せかけた、男性に都合の良い女性像が描かれており、中年男性によるファンタジーに見えてしまう。
May 14, 2025 at 10:42 AM
ヨツユビリクガメの右後脚の骨を継いでいたら日付が変わっていた。しかしこれでカメ類の足根骨、手根骨の大まかなコツは掴んだ。
May 10, 2025 at 3:07 PM
何度見てもカメ類の肩甲骨と上腕骨の形が異常過ぎて、何がどうなったらこうなるのかがわからない。
May 7, 2025 at 5:03 PM
その辺に転がしていたカメの骨を継いでる。軸椎が見当たらないな、と思ったけど、もしかして、第3頸椎の先端についてた謎の小さい骨がそれなのか。だいぶ退化してるんだな。
May 6, 2025 at 2:02 PM
昨日行った展覧会。「境界」をテーマとした展示だったが、思えば近代以降、アートは境界を越える/無効化する営みを続けてきた。つまり、作品/製品、具象/抽象、高尚/大衆などの枠組みそのものを揺さぶることで境界を明示し、意識させるものであった。
今回の展示は、人種、民族、宗教、性、障害、世代といった様々な点でマジョリティ/マイノリティ間の「境界」に対し、アーティスト達がどうアプローチするか、を主眼としたものだったが、既に大量の言説や社会的アプローチがある中でのアートの後追いでしかなかった。情報化により思想の共有、拡散がスピードアップした現在の、アートの無力さを図らずも暴露した企画だったと思う。
May 4, 2025 at 1:29 PM
金属のパーツが折れた際に、全く絶望することなく、反射的にパテを練り始めるようになった。瞬間接着剤で仮止めして、パテで隙間を埋める。乾いたら金属塗装しよう。
May 1, 2025 at 1:25 PM
転職してから、あまり工作をしてなかったので、久々に型紙切ってみた。割といい感じである。微調整して、本制作に入ろう。クレイジーホースレザーとか使ってみたいけど、硬さとかが合わなさそう。
April 22, 2025 at 1:05 PM
アビエイターマスクに付ける金具パーツ完成。ここから型紙を切って、いい感じに造形していく。
April 3, 2025 at 2:38 PM
防塵フィルターのパーツ、だいたい完成。
March 29, 2025 at 3:40 PM
読了。

戦前の浅草銀座、70年代以降の新宿渋谷という盛り場を「出来事」として分析した80年代の名著。
その後を考えると、大衆からの場としての新宿は西側、吉祥寺、下北沢、中野あたりに拡散し、さらにそれらはチェーンによる資本化によって、却って地方都市の駅前と差がなくなりつつある。一方渋谷は渋谷系、ギャル文化といった新宿の拡散による影響を経て、ヒカリエ、宮下公園の再開発と、故郷性を排除した都会の象徴に戻りつつある。空洞化した新宿はトー横など、故郷なきもののアイデンティティを保つ場となっている。現在を分析するには、流動性の向上と情報化がひとつのキーになる、読みながらそんなことをふと考えた。
March 28, 2025 at 8:06 AM
『教皇選挙』見てきた。リベラルに対する保守の揺れ戻しを、コンクラーベという題材で描いた作品。工作や謀略物というより、綺麗ごとの裏の野心、隠された欲望が言動を変化させていく様を丁寧に描いており、そこが良い。物語の転換点がややデウスエクスマキナ的であるが、それが主人公の行動の変化に対する神の意思のような印象に繋がっているのも、舞台を上手く活かしている。オチはほぼ想定通りではあったが、そっちか、という感じ。おそらく僕のマイノリティ感覚が20年ほど古いのだろう。
March 26, 2025 at 2:18 PM
久しぶりに展覧会に来た。20世紀の具象から抽象へ、キュビスムから抽象表現主義、ネオダダ、ポップアートへと至る流れの構成。ちょうど先週、人とその話をしたとこだったから、とってもタイムリー。

解説が、漠然と「抽象を超えて物語が立ち上がる」といった内容が多くて、もにゃった。キャンバスの平面性と絵具の物質性とか、シルクスクリーンによる複製と大量消費を結びつけるとか、もっといろんな切り口の見方を提示してほしかった。ただ、マーク・ロスコと東洋美術を結びつけた展示は良かった。

あと、お土産コーナーで、ドリッピング以前のポロック作品のアクリルキーホルダー売ってたから、つい買ってしまった。めちゃ良い。
March 26, 2025 at 8:50 AM
防塵フィルターの原型を作りはじめたとこで今日はおやすみ。
March 25, 2025 at 3:16 PM
久しぶりにデザイン図描いた。作るぞ、アビエイターをイメージしたマスク。
March 25, 2025 at 11:50 AM
ずっと放置していたハクビシンの全身骨格を組み立て始める。作業台の上が途中で放り出した物で埋まって場所がなくなりつつあるから、お片付けのつもりで順々に終わらせていく。
March 24, 2025 at 2:32 PM
読了。正直、何が何だかわからなかったが、この作者ってこんな作風だったっけ。昔読んだときには面白い作家だと思ったが、それと同時期の作品。僕が歳を取って、脳みその柔軟性が低下したのだろうか。
March 24, 2025 at 2:30 PM
読了。それぞれ独立した短編で、設定も世界観もさまざまではあるが、一人称の主体が前触れなく変わることが多く、漫然と読んでいると一瞬取り残される。それぞれの視点からのコミュニケーションの齟齬や物事の別の面が描かれる訳ではなく、それぞれの視線は自身の内側に向いている。正直、あまり響かなかった。
March 3, 2025 at 7:24 AM
2週間もこの垢放置してしまった。読了。現代に足をつけた世界観でありつつ、南米マジックレアリズムの系譜を継いだ、どこか幻想的な進行の物語。主人公が物語の語り手として、自身の人生をフィクションとして物語っていると解釈すると、劇中劇としてのテキストという形で物語が重層化されるな、ということに終盤で気付いた。
February 9, 2025 at 2:22 PM