「10代の心(実年齢問わず)を刺激する」本を並べる。YAと懐ラノ(懐かしのライトノベル)、SF、ミステリ、ファンタジーなど娯楽小説中心。
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大吉堂読書録・2025年6月|大吉堂
note.com/daikichidou/...
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神戸阪急本館9階催場
6/18(水)〜6/23(月)
設営してきました。児童書、海外児童ファンタジーをしっかりと。アート&デザイン関係の本をどっさりと。本についてや料理の冊子もたっぷりと。今回児童書を扱うお店も多いです。ぜひぜひお楽しみくださいませ。
神戸阪急本館9階催場
6/18(水)〜6/23(月)
設営してきました。児童書、海外児童ファンタジーをしっかりと。アート&デザイン関係の本をどっさりと。本についてや料理の冊子もたっぷりと。今回児童書を扱うお店も多いです。ぜひぜひお楽しみくださいませ。
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伯父が残したロボット・パラゴンに隠されたものとは。先天色覚異常、雨が降らず水を求め世界中が戦争をしている時代、人とは違うこと、ロボットらしくないロボット。様々な要素が絡み集約するラストシーンが印象的で心打たれる。
伯父が残したロボット・パラゴンに隠されたものとは。先天色覚異常、雨が降らず水を求め世界中が戦争をしている時代、人とは違うこと、ロボットらしくないロボット。様々な要素が絡み集約するラストシーンが印象的で心打たれる。
詩のアンソロジー。放課後から連想されるイメージは様々だろう。この本のタイトルを見た時に「枠外」という言葉が浮かんだ。読んでみると、あながち外れてもいなかったなと思う。詩を味わうことにまだ慣れていない。でもじわりと体に沁み込むものを感じた。
詩のアンソロジー。放課後から連想されるイメージは様々だろう。この本のタイトルを見た時に「枠外」という言葉が浮かんだ。読んでみると、あながち外れてもいなかったなと思う。詩を味わうことにまだ慣れていない。でもじわりと体に沁み込むものを感じた。
あの時代の氷室冴子の熱量のこもった語り口で、当時でさえ過去のものとなりつつあった作品の魅力が語られるからこそ「家庭小説」と呼びたい。
作家ならではの視点による、作劇上のポイントや、女性作家が物語ることへの想いも示されることに心が響く。
あの時代の氷室冴子の熱量のこもった語り口で、当時でさえ過去のものとなりつつあった作品の魅力が語られるからこそ「家庭小説」と呼びたい。
作家ならではの視点による、作劇上のポイントや、女性作家が物語ることへの想いも示されることに心が響く。
待っていました、雪哉ですよー! アニメを先に見た時から彼の大ファンです。なのでこのシリーズ、1〜2巻は続けて読むことを強くお勧めします。
うつけ若宮とぼんくら少年。自分が最も大切にすることを守るための決意。この台詞で締めるのかと心が震撼した。
待っていました、雪哉ですよー! アニメを先に見た時から彼の大ファンです。なのでこのシリーズ、1〜2巻は続けて読むことを強くお勧めします。
うつけ若宮とぼんくら少年。自分が最も大切にすることを守るための決意。この台詞で締めるのかと心が震撼した。
豪華で楽しいミステリ入門。古典メインの海外ミステリ作品の紹介、名探偵パスティーシュ、豆知識など、楽しみ方満載。既にミステリに慣れ親しんでいる身にも、改めてまとめられたものを読むことで再発見があります。
豪華で楽しいミステリ入門。古典メインの海外ミステリ作品の紹介、名探偵パスティーシュ、豆知識など、楽しみ方満載。既にミステリに慣れ親しんでいる身にも、改めてまとめられたものを読むことで再発見があります。
幼少期からの読書遍歴、読んだ本を語りながら自身の半生を描く。
この自伝部分が滅法面白い。その時の意識がどこに在ったのか、どこを向いていたのかが本を介して語られる。
自作への影響も示し、いかにして筒井康隆は筒井康隆となったのかを見ることができる。
幼少期からの読書遍歴、読んだ本を語りながら自身の半生を描く。
この自伝部分が滅法面白い。その時の意識がどこに在ったのか、どこを向いていたのかが本を介して語られる。
自作への影響も示し、いかにして筒井康隆は筒井康隆となったのかを見ることができる。
アニメが途轍もなく面白く、原作読まねば! との思いから手に取るまで時間掛かりましたが、読み始めました。
表現媒体の違いによる描写の差異を、思う存分に堪能する。特にアニメは構成が違ったためここでは描かれてない部分があり、そのために見えてくるものや、際立つものがあるのことに気づく。
それがアニメとの印象の違いを生んでいるのだと楽しむ。それができるのも、この作品の持つ力のすごさだろう。面白い。
こうなると次巻もまた、見えてなかった魅力に気付かされるのかと楽しみになる。
アニメが途轍もなく面白く、原作読まねば! との思いから手に取るまで時間掛かりましたが、読み始めました。
表現媒体の違いによる描写の差異を、思う存分に堪能する。特にアニメは構成が違ったためここでは描かれてない部分があり、そのために見えてくるものや、際立つものがあるのことに気づく。
それがアニメとの印象の違いを生んでいるのだと楽しむ。それができるのも、この作品の持つ力のすごさだろう。面白い。
こうなると次巻もまた、見えてなかった魅力に気付かされるのかと楽しみになる。
SF短編集。各作品を読むと、SFは世界を創るものだという思いを強くする。かと思えば、個人の感覚や想いに則した描写があり、その人物の目を通してまた世界が描かれる。
世界を映すカメラが大きく引いたり寄ったりすることで、世界からはみ出たものにも焦点が合わさる。
それがSFの力であり、キム・チョヨプ作品の魅力なのだろう。ここで描かれる世界が好きだなあと思える、幸せな読後感があった。
SF短編集。各作品を読むと、SFは世界を創るものだという思いを強くする。かと思えば、個人の感覚や想いに則した描写があり、その人物の目を通してまた世界が描かれる。
世界を映すカメラが大きく引いたり寄ったりすることで、世界からはみ出たものにも焦点が合わさる。
それがSFの力であり、キム・チョヨプ作品の魅力なのだろう。ここで描かれる世界が好きだなあと思える、幸せな読後感があった。
絵が上手で物知りで不登校でコミュニケーションが苦手な高校生の兄。小学生の晶は他人から兄が「普通じゃない」と評されたことに戸惑う。自分の中の一番弱い部分を刺激されたような、心の中のあれこれを強く掴まれたような感覚。晶が必死に考える姿に感情が渦巻く。
絵が上手で物知りで不登校でコミュニケーションが苦手な高校生の兄。小学生の晶は他人から兄が「普通じゃない」と評されたことに戸惑う。自分の中の一番弱い部分を刺激されたような、心の中のあれこれを強く掴まれたような感覚。晶が必死に考える姿に感情が渦巻く。
中学生タコジローの物語に乗せて、なぜ本を読むのか、どう本を選ぶのか、いかに本を読むのかを考える。本棚から光り輝き浮き出る本の言葉。あなたのための本がある。どんな自分になりたいのか。自分の本を見つけた時、その答が見えてくるかも。
中学生タコジローの物語に乗せて、なぜ本を読むのか、どう本を選ぶのか、いかに本を読むのかを考える。本棚から光り輝き浮き出る本の言葉。あなたのための本がある。どんな自分になりたいのか。自分の本を見つけた時、その答が見えてくるかも。
なにかを引き寄せてしまう呼人は、その特性ゆえに旅をする。理由なく不意に「マイノリティ」になってしまった人にまつわる、偏見、同情、理解、困難、諦観、支援、そして希望を、オムニバス短編により様々な情景とともに描く。実に巧い。そして面白い。
なにかを引き寄せてしまう呼人は、その特性ゆえに旅をする。理由なく不意に「マイノリティ」になってしまった人にまつわる、偏見、同情、理解、困難、諦観、支援、そして希望を、オムニバス短編により様々な情景とともに描く。実に巧い。そして面白い。