小原奈実
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短歌をつくる鳥 歌集『声影記』(港の人、2025)
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【お知らせ】歌集『声影記』(港の人)を上梓する運びとなりました。1月末発売とのことです。早く出してと言い続けてくださった方、待っていてくださった方、本当にありがとうございました。
(お知らせは実物が手元に来たら…とのんびりしていたら、別のところで情報が出ているのを見つけて慌てた)
発売中の『群像』12月号、連載第3回です。今回は💉(注射)👴(祖父)📝(アンケート)

毎回の内容に合わせて西本未祐さんが描き下ろしてくださっているイラストにも注目👀
November 13, 2025 at 1:09 PM
本日の読売新聞朝刊コラム「編集手帳」にて 私の歌を一首引いていただいています。お手元にある方はご覧くだされば幸いです。
October 17, 2025 at 2:26 AM
発売中の『群像』、連載第2回です。今回は🤣(コメディ)🎃(ハロウィン)🐧(ペンギン)
October 7, 2025 at 11:29 AM
「COCOON」37号、月下桜さんの時評、および岩﨑佑太さんの「歌集 in the news」欄にて『声影記』を評していただいています。被っている…!と少し心配したけれど、それぞれに異なる歌と視点から読みを展開してくださっていてありがたいです。
September 20, 2025 at 8:26 AM
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小原奈実『声影記』

静かに風景が映し出される窓をずっと眺めているような感覚になる歌集でした。連作は「虚花集」「光の人」「星ふるふ」が好き。お気に入りの歌は以下の4首。

星を聴く器官をたれももたざるに解剖なれば脳切りつくす

眠りなさい かくばかり世を見つめては眼から椿になつてしまふよ

ざくろ割れば粒ごとに眼のひらきゆき醒めてかをれる果実のねむり

東京の隙間に葛の踊りつつ溺れつつ夜の風深くなる

#読了
August 31, 2025 at 12:24 PM
「短歌研究」9+10月号「作品季評」を染野太朗さん・郡司和斗さんと担当しています。対象となった方々は以下の通りです(敬称略)。ぜひご覧ください。
連作:工藤吉生、平井弘、工藤吹、佐伯裕子
歌集:馬場めぐみ、大崎瀬都
August 25, 2025 at 8:43 AM
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\拡散希望🌈/
文芸誌『jem』日本文学の海外受容の状況を大特集した号を刊行したい!

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9/7(日)まで📣

ぜひ、ご支援をお願いいたします。
greenfunding.jp/lab/projects...
July 11, 2025 at 11:01 AM
青山ブックセンターさんのこちらのフェアで、岡本真帆さん・西崎憲さんのおふたりに『声影記』を選んでいただきました!333人分の選書は壮観。ぜひ。

x.com/aoyama_book/...
x.com
August 20, 2025 at 9:14 AM
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【御礼】ご支援および拡散に協力くださった方、本当にありがとうございます。おかげさまでついに目標額100%に到達、プロジェクト達成です!手が震えていますが、改めて活動報告でお知らせします。ストレッチゴールを設定するつもりでいますが(現在も引き続き支援(リターンの購入)が可能です)、とりいそぎ、まずはお礼をお伝えしたかったのです。
August 11, 2025 at 10:59 AM
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リターン特典の電子ミニエッセイ集『私のことのは散策記』ですが、寄稿者は以下の計9名+αで決定です!また明日以降、活動報告の項でご報告します。

綾女欣伸(編集者)、アレクサンドラ・プリマック(詩人、編集者)、荒木駿(編集者)、太田りべか(翻訳家)、小笠原鳥類(詩人)、大島豊(翻訳家)、小原奈実(歌人)、ラナ・セイフ(翻訳家)、堀田季何(俳人、歌人、文芸家)+リターンで寄稿権を購入くださる方
August 5, 2025 at 3:34 PM
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引き潮にとらるるごとく君眠り背(せな)に添へゐしわが手を離(か)れぬ
日暮れにはまだ時ありて、蜂は音、蝶は影とぶあざみのめぐり
殻を捨て身を捨て蟬の奔らむに闇まだらなる嵐来てをり

#読書
July 27, 2025 at 4:04 PM
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小原奈実『声影記』(港の人、2025)、読了。
文語の豊かさと自然への眼差し、さまざまな闇の表情が面白かった。

水溜りに空の色あり地にいろありはざまに暗き水の色あり
夕闇に汗にじみゆく 洋梨の軸はあやふく宙に凭れて
切り終へて包丁の刃の水平を見る眼の薄き水なみだちぬ
白梅の八重ゆるみゆくまひるまにゆるみあまりしひとひらの落つ
遠き日となりし講義に馬が指をうしなひゆきしさまを聴きゐき
曇天はけじめなく暮れ路ごとに樹のはなどきの憶えある街
道順はながく直進 炎天に蜻蛉(とんぼ)の筋(きん)のふるへみちつつ
駿足のごとくレモンの香りたち闇のふかみへ闇退(すさ)りたり

#読書
July 27, 2025 at 4:04 PM
新潟の地域情報誌「キャレル」8月号、バーテンダーの豊島淳子さんの連載「一冊と一杯」にて、『声影記』から一首をご紹介いただきました。カクテルと歌集のツーショット写真も嬉しい🍸
July 26, 2025 at 6:36 AM
「短歌人」7月号、浪江まき子さんによる時評「第一歌集、その成熟の瞬間」にて『声影記』に触れていただいています。私の場合出版時期はほぼ仕事の都合で決めたようなものだと思っていたけど、例えば時間のあった学部生時代には全くピンと来ていなかったので、機が熟すということはあるものだなあ。
July 26, 2025 at 6:34 AM
「NHK短歌」テキスト8月号、米川千嘉子さん選「巻頭秀歌」、横山未来子さん「文語や旧かなを味わってみよう」、御手洗靖大さん「いいね!文語」にて、それぞれ『声影記』から歌を引いていただいています。横山さんには7月6日OAの放送でも一首鑑賞していただきました。誠にありがとうございます。
July 20, 2025 at 9:55 AM
「現代短歌」No.110に野川りくさんが『声影記』の書評を寄せてくださっています。見開き2ページという豪華な紙幅…!誠にありがとうございます。
以下引用:
なにか、世界を捉えようと集中する中で、自然に主体が「われ」を離れる瞬間があるようなのだ。
July 20, 2025 at 9:54 AM
歌集を出してからいくつか散文の依頼をいただくようになって思ったのだけど、私は散文の場合は自分の書いたものが面白いのかどうかさっぱり分からなくていつも不安なのに、短歌の場合はギリギリまでできないしなんなら締切を過ぎてしまうことも多々あるのにできた歌に関しては謎の自信がある
July 17, 2025 at 9:47 AM
だやさんが「感慨深い刊行」と書いてくださったので、ゆりえさんに連れて行ってもらって初めてわせたんにお邪魔したときのことを思い出した。その日わせたんでは東直子勉強会をやっていて、はじめての「いいともー」にびっくりした
July 16, 2025 at 1:56 PM
「歌壇」8月号に吉田恭大さんが『声影記』の書評を寄せてくださっています。誠にありがとうございます。
以下引用:
シンプルな観察の中で短く言い換えられた表現は、認識の丁寧さとしてもリズムの良さとしても読者に共有されている。
July 16, 2025 at 1:56 PM
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【リターンのご紹介その1】ミニエッセイ集「私のことのは散策記」翻訳家・詩人などさまざまな書き手の方に「言葉についての発見」をテーマに書き下ろしてもらった、限定のミニ電子エッセイ集です(各原稿は1700~1800字程度)。

執筆者はアレクサンドラ・プリマック(詩人、編集者)、荒木駿(春秋社編集部、〈アジア文芸ライブラリー〉ほか担当)、小笠原鳥類(詩人)、小原奈実(歌人)、ラナ・セイフ(翻訳家)ほか現在交渉中。

リターンの特典で、寄稿権を購入することが可能です(ほかのリターンとのセットですので、詳細はリンク先をご確認ください)。
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July 13, 2025 at 8:34 AM
こんなに可愛らしい伝票を伏せて置かれたけど、撮っちゃう
July 13, 2025 at 4:58 AM
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現時点での寄稿者一覧です!(画像参照)。推薦コメントは、秋草俊一郎先生、金原瑞人先生、吉田恭子先生に寄せていただきました。
July 11, 2025 at 12:06 PM
本日の読売新聞朝刊「にほんご」欄に、題「涼む」で5首寄せています。藤井あかりさんの俳句5句とご一緒しています。ご覧いただけますと幸いです。
July 11, 2025 at 6:37 AM