※社会起業家に注目が集まりがちな社会的企業を組織の視点から捉え、コミュニティ基盤型事業、公共サービス参加型事業、問題対応型事業に類型化している。そのうえで、それぞれ事例が紹介されている。政治技術の検討をしていく中で、この類型の考え方は、対象とする組織の絞り込みに利用できると考えている。特に、コミュニティ基盤型事業、問題対応型事業が対象となるのではないか。
※社会起業家に注目が集まりがちな社会的企業を組織の視点から捉え、コミュニティ基盤型事業、公共サービス参加型事業、問題対応型事業に類型化している。そのうえで、それぞれ事例が紹介されている。政治技術の検討をしていく中で、この類型の考え方は、対象とする組織の絞り込みに利用できると考えている。特に、コミュニティ基盤型事業、問題対応型事業が対象となるのではないか。
照本祥敬編(2001)『アメラジアンスクールー共生の地平を沖縄から』ふきのとう書房。
※沖縄県宜野湾市で現在も特定非営利活動法人としてアメラジアンスクールを運営している団体の学校立ち上げ期に関する活動を、中心となったメンバーによってまとめられた書籍。沖縄における市民活動の一つの事例として、メモしておきたい。
照本祥敬編(2001)『アメラジアンスクールー共生の地平を沖縄から』ふきのとう書房。
※沖縄県宜野湾市で現在も特定非営利活動法人としてアメラジアンスクールを運営している団体の学校立ち上げ期に関する活動を、中心となったメンバーによってまとめられた書籍。沖縄における市民活動の一つの事例として、メモしておきたい。
※ポストコロニアリズムの入門書。歴史、文学、証言という三領域からポストコロニアリズムを整理している。沖縄についても取り上げられており、文学の視点から目取真俊『魂込め』が取り上げられている。
※ポストコロニアリズムの入門書。歴史、文学、証言という三領域からポストコロニアリズムを整理している。沖縄についても取り上げられており、文学の視点から目取真俊『魂込め』が取り上げられている。
npocross.net/3333/
npocross.net/3333/
※一市民として、政治とカネの問題を調べる際に参考となる入門書。第4章の90年代の政治改革に関する議論については、様々見方があるかと思うが、第5章は市民自らがこの問題に取り組む際の実践的な方法が紹介されている。かなり範囲や分野は狭いが一種の市民活動における政治技術に関わる議論と考えられる。
※一市民として、政治とカネの問題を調べる際に参考となる入門書。第4章の90年代の政治改革に関する議論については、様々見方があるかと思うが、第5章は市民自らがこの問題に取り組む際の実践的な方法が紹介されている。かなり範囲や分野は狭いが一種の市民活動における政治技術に関わる議論と考えられる。
※昨年の政治資金規正法改正までを踏まえた概説書。政治家の収入と支出の実態から、過去から現在に至るまでの政治とカネの問題に触れ、法律の大きな方向性である資金の集め方、公開の仕方について紹介されている。筆者も指摘しているが、この政治資金規正法をめぐる問題は提出された政治資金収支報告書のチェック体制、監査体制の弱さにあるべきだと言えないだろうか。
※昨年の政治資金規正法改正までを踏まえた概説書。政治家の収入と支出の実態から、過去から現在に至るまでの政治とカネの問題に触れ、法律の大きな方向性である資金の集め方、公開の仕方について紹介されている。筆者も指摘しているが、この政治資金規正法をめぐる問題は提出された政治資金収支報告書のチェック体制、監査体制の弱さにあるべきだと言えないだろうか。
※1990年代以降の日本政治史を概観した書籍。歴代政権の動きはもちろん、在特会やSEALDsなどの社会運動の動きや、普天間基地問題も取り上げられており、参考としたい。
※1990年代以降の日本政治史を概観した書籍。歴代政権の動きはもちろん、在特会やSEALDsなどの社会運動の動きや、普天間基地問題も取り上げられており、参考としたい。
※中高生に向けた社会運動の入門書。
フレーミングの大切さと社会運動はきっかけづくりだという点は、今後研究を進める上で忘れないようにしたい視点である。
※中高生に向けた社会運動の入門書。
フレーミングの大切さと社会運動はきっかけづくりだという点は、今後研究を進める上で忘れないようにしたい視点である。
※著者が2015年以降週刊かけはしへ投稿されたレポートをまとめた書籍。著者は市民活動家として辺野古等での抗議活動へ参加をされている。リアルタイムでのレポートがまとめられており、参加者から見た運動の報告として、参考にできる。
※著者が2015年以降週刊かけはしへ投稿されたレポートをまとめた書籍。著者は市民活動家として辺野古等での抗議活動へ参加をされている。リアルタイムでのレポートがまとめられており、参加者から見た運動の報告として、参考にできる。
※伝統的な保守の議論がどのように日本における排外主義と結びついたのかという点を論じた書籍となる。
個人的には、排外主義的な団体への参加に至るまでの経緯に関する聞き取り結果が、関心を寄せる部分となった。左派だけではなく右派の市民活動についても視野を広げることで、何らかの政治技術のエッセンスを抽出することが可能になるのではないかと考える。
※伝統的な保守の議論がどのように日本における排外主義と結びついたのかという点を論じた書籍となる。
個人的には、排外主義的な団体への参加に至るまでの経緯に関する聞き取り結果が、関心を寄せる部分となった。左派だけではなく右派の市民活動についても視野を広げることで、何らかの政治技術のエッセンスを抽出することが可能になるのではないかと考える。
※1960年代の住民運動の先例を身近に学ぶためのマニュアルの制作を目指して書かれた書籍。50年前の政治技術をまとめた書籍として位置づけられると考える。現在とかなり社会情勢が異なる点もあるが、現在にも通じる点があるとも思われる。
※1960年代の住民運動の先例を身近に学ぶためのマニュアルの制作を目指して書かれた書籍。50年前の政治技術をまとめた書籍として位置づけられると考える。現在とかなり社会情勢が異なる点もあるが、現在にも通じる点があるとも思われる。
※シティズンシップを成員資格、権利、参加の3つの概念から検討、整理されている。特に参加を巡る議論が興味深かった。「シティズンシップが意図するのは、関係するすべての人が、そうした規則と政策によって、平等な配慮と尊重に値するものとして扱われるよう保証することである。」130頁。
※シティズンシップを成員資格、権利、参加の3つの概念から検討、整理されている。特に参加を巡る議論が興味深かった。「シティズンシップが意図するのは、関係するすべての人が、そうした規則と政策によって、平等な配慮と尊重に値するものとして扱われるよう保証することである。」130頁。
※しっかり受け止めて、整理をしたい。
※しっかり受け止めて、整理をしたい。
※著者の議論や主張に特に違和感はないものの、この議論を一般の沖縄県民、特に若い世代が見て、これらの問題への忌避感を強めることに繋がるのではないかと言う点は、気になりました。が、県内識者の意見や立場の整理に非常に参考になると思われます。
※著者の議論や主張に特に違和感はないものの、この議論を一般の沖縄県民、特に若い世代が見て、これらの問題への忌避感を強めることに繋がるのではないかと言う点は、気になりました。が、県内識者の意見や立場の整理に非常に参考になると思われます。
※3.11後に脱被爆を目指して活動をされている市民団体の取り組みのノウハウを22のトピックとしてまとめられた書籍。抗議活動だけではなく行政との協力体制の構築のあり方など幅広に取り上げられている。参考としたい。
※3.11後に脱被爆を目指して活動をされている市民団体の取り組みのノウハウを22のトピックとしてまとめられた書籍。抗議活動だけではなく行政との協力体制の構築のあり方など幅広に取り上げられている。参考としたい。
※政治思想史研究の主要なアプローチがまとめられている。政治思想史の意義について改めて考えを整理する機会となった。
※政治思想史研究の主要なアプローチがまとめられている。政治思想史の意義について改めて考えを整理する機会となった。
※反原発デモを主催するグループによる、デモへの参加の仕方やデモの実施方法に関して紹介された冊子。具体的な記述も見られるが、マニュアルというには若干記述が少なく、パンフレット寄りの印象。
※反原発デモを主催するグループによる、デモへの参加の仕方やデモの実施方法に関して紹介された冊子。具体的な記述も見られるが、マニュアルというには若干記述が少なく、パンフレット寄りの印象。
※副題のとおり、3.11後の反原発運動をめぐる社会運動が取りまとめられている。特徴として、直接行動、研究と教育、監視、支援、法律関係活動、政策提言、その他の7つのタイプから運動全体を捉えている点が挙げられる。抗議デモに代表される直接行動に留まらず、広範に運動を捉えている点は、今後の参考としたい。また、抗議デモに関しての政治技術をめぐる議論も紹介されている点も、大いに参考としたい。
※副題のとおり、3.11後の反原発運動をめぐる社会運動が取りまとめられている。特徴として、直接行動、研究と教育、監視、支援、法律関係活動、政策提言、その他の7つのタイプから運動全体を捉えている点が挙げられる。抗議デモに代表される直接行動に留まらず、広範に運動を捉えている点は、今後の参考としたい。また、抗議デモに関しての政治技術をめぐる議論も紹介されている点も、大いに参考としたい。
※韓国のフェミニズム本として注目を集めている書籍。多くの働く女性の共感を得られそうと感じた一方で、私自身より上の世代の諸先輩方が歯を食いしばって切り拓いた道を、私たちの世代は必死に踏み固めて道を拡げている世代にあたるのではないかと漠然と感じている。塵も積もれば山となるではないが、日々の生活の仕方や自身のふるまい、言動一つ一つが自分を取り巻く環境の変化、ひいては社会の変化に繋がると信じて生活するしかないのではないかと改めて考えている。
※韓国のフェミニズム本として注目を集めている書籍。多くの働く女性の共感を得られそうと感じた一方で、私自身より上の世代の諸先輩方が歯を食いしばって切り拓いた道を、私たちの世代は必死に踏み固めて道を拡げている世代にあたるのではないかと漠然と感じている。塵も積もれば山となるではないが、日々の生活の仕方や自身のふるまい、言動一つ一つが自分を取り巻く環境の変化、ひいては社会の変化に繋がると信じて生活するしかないのではないかと改めて考えている。
※社会運動の入門書。あまり体系的に紹介された書籍がない研究分野との印象があったが、本書を通じて社会運動に関する研究を概観できたのではないかと考える。
※社会運動の入門書。あまり体系的に紹介された書籍がない研究分野との印象があったが、本書を通じて社会運動に関する研究を概観できたのではないかと考える。
※付録「ロビイング入門」は、ロビイングに特化した形であるが、政治技術の一端として捉えられるのではないか。中央省庁への政策過程への関与を重視する市民団体における政治技術として整理したい。一方で、地方自治体の場合への言及はない点は留意が必要。
※付録「ロビイング入門」は、ロビイングに特化した形であるが、政治技術の一端として捉えられるのではないか。中央省庁への政策過程への関与を重視する市民団体における政治技術として整理したい。一方で、地方自治体の場合への言及はない点は留意が必要。
※地域自治組織に関する実態調査と、事例の紹介。自治体の下請けとなるか、住民自治の場となるかが、焦点となると考えられる。
※地域自治組織に関する実態調査と、事例の紹介。自治体の下請けとなるか、住民自治の場となるかが、焦点となると考えられる。