杉田俊介
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杉田俊介
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批評家

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拠る辺なさなんてのは/いつものことだろ
December 1, 2025 at 3:32 PM
僕の本は例によってほとんど何処からも反応がないので、虚しさはいつものことなのですが、編集者さんや出版社さんに申し訳ないので、気になったらどうぞお手に取ってみてくださいませ
December 1, 2025 at 3:29 PM
Reposted by 杉田俊介
『男性解放批評序説 フェミニズム・トランスジェンダー・メンズリブ』杉田俊介 #読了
杉田さんの新著を読んだ。
けっこう難しく、歯ごたえがあった。全部理解できている気がしない…。
杉田さんの著作は何冊かすでに読んでいるけれど、それらをひとつに集め、タイトルにもあるように男性を解放する道を作りつつ、男性を批評していくにはどうしたらいいかという苦悩が見て取れた
きっとシスジェンダーヘテロセクシュアルの男性の立場から、批評をしていくことやフェミニズムやトランスジェンダーに連帯をしていくことはきっと容易ではない
それでも連帯し、

www.hanmoto.com/bd/isbn/9784...
www.hanmoto.com
November 24, 2025 at 2:13 AM
細田守『果てしなきスカーレット』。ひどい。虚無。新海誠『星を追う子ども』のような大失敗。資質的に『ナウシカ』『もののけ姫』の宮崎駿をやれるわけがないし、シェイクスピアもやれるわけがない。腋フェチ(恥ずかしい!)もひどい。大コケしてほしい。まじに虚無。
November 21, 2025 at 2:42 AM
山上東一郎さん「何のために徹也が事件を起こしたのか。あれから3年が経ち、私は徹也にとっての天命だったと考えています。
徹也が引き金を引いたことで、自民党と旧統一教会の関係が明るみに出た。そして裏金問題を知った国民によって、自民党は選挙で惨敗した。金権政治の終焉すら見えてきたと思っています。
徹也が起こした事件によって腐敗した政治が追いつめられ、旧統一教会には解散命令が出された。これは世間もそれなりに評価しているのではないかと思いますが、裁判所は事件に起因するこうした“世直し”を量刑判断の基礎にはしないのでしょう」
AERA10月29日
dot.asahi.com/articles/-/2...
【独自】「法廷で母親に会うのは嫌やろうな」 山上徹也被告の伯父が初公判の前に明かした胸中 | AERA DIGITAL(アエラデジタル) | AERA DIGITAL(アエラデジタル)
安倍晋三元首相(当時67歳)を銃撃し、殺人や銃刀法違反などの罪に問われた山上徹也被告(45)の裁判員裁判が28日から奈良地裁で始まった。傍聴券を求める長蛇の列からも関心の高さがうかがえるが、山上被…
dot.asahi.com
November 20, 2025 at 3:36 PM
思想書のプランは現状7部作で、『フリーターにとって自由とは何か』『無能革命論』『フリーターにとって革命とは何か』『無能革命論』『無知と愚かさのデモクラシー』『八百万の神々の唯物論』『資本主義とは何か?』という構想なのだが、当面は『無能革命論』『無知と愚かさのデモクラシー』の作業に没頭したい。近年の読書の多くはそのための下拵えなのだが、『無能革命論』『無知と愚かさのデモクラシー』のためにはまだまだ準備が足りないので、引き続き勉強を継続したい。
7部作のうち『無能力批評』は今【完全版】としてリライト中だが、『フリーターにとって自由とは何か』もいずれその内リライトしたい。
November 20, 2025 at 3:01 PM
山上徹也の妹さんの「母のふりをした旧統一教会の信者だと思いました」「でも、母の形をしている」という発言にぞっとする。カルトの洗脳の恐ろしさに、あらためて、慄然とする。今現在も、家族に謝罪しながら、母親が明らかに信者のままであるのも、いたたまれない。「絶望」ですら足りない、「絶望の果て」…。
November 20, 2025 at 1:29 PM
Reposted by 杉田俊介
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November 19, 2025 at 9:01 AM
バトラーは、サイード『フロイトと非ヨーロッパ人』に触れ、モーセはエジプト人であり、つまりユダヤ人の根源にはユダヤ人の他者、アラブ人がいたのであり、そもそも自己と他者の混交、自己離脱、ディアスポラ的な経験があったのだ、と述べる。イスラエルとパレスチナを考える上でサイードのこの著書に勇気を貰ったと(『分かれ道』58頁)。
バトラーは、イスラエルの国家暴力と植民地主義的なシオニズムを批判しつつ、またユダヤ教信仰の絶対化も退けつつ、しかし差別的な反ユダヤ主義にも抵抗しながら、(歴史的に蓄積されてきた慣習としての)文化的精神的ユダヤ性を擁護する。ユダヤ性の根源としての、その他者性とディアスポラ性を。
November 19, 2025 at 12:00 PM
飯盛元章『暗黒の形而上学』を読み返していたが、『ファイアパンチ』への言及あった。自己の破壊的変身を伴うような高次の闇堕ちの形態がある、と。その場合の破壊性とは、自然法則の必然性すらもが偶然的に書き換わるようなメイヤスー的破壊性であり、あるいはマラブー的な破壊的可塑性である。
その先には、死すらも終わりではないような、「過剰創発」的な宇宙が展望されるようだ(219頁)。これはおそらく、歴史的存在が絶え間なく書き換えられ、絶対的な記憶の穴(忘却の忘却)に落ちていく『チェンソーマン』の世界の秘密に関わるだろう。木澤佐登志による『チェンソーマン』言及も参照。
November 19, 2025 at 8:54 AM
メアリ・シェリー『フランケンシュタイン』は、怪物の訴えが突き刺さる。男性学的にいえば、怪物はこの世界の根深いルッキズムの犠牲者であり、産まれてこなかったことを夢見る反出生主義者であり、異性からの「心の共感」を求めるインセルでもある。また科学技術のプロメテウス主義=加速主義の犠牲者とも言える。
怪物には理性があり、感情や共感があり、善良な良心もあった。怪物が人間たちから怪物と呼ばれるのは、とにかく徹底的に「外見」の問題である。外見があまりに醜くおぞましいがゆえに、全人類から嫌われ、恐怖される。ただひとつの願いが「異性の怪物を作ってくれ」であるのが、あまりに悲しい。
November 19, 2025 at 6:38 AM
外国人を排除したりレッドパージしたり熊を絶滅させたりすれば、純粋で安全な「日本」が甦るはず、という幻想は、白黒や善悪で片付かない現実の複雑さを見たくないのみならず、「日本」がじわじわと衰退し停滞し滅びていく、という唯物論的で単純な崩壊過程に耐えられない、という事でもあるのだろうな
November 19, 2025 at 4:21 AM
自分の中には、反出生主義的な欲動と再生産未来主義的な欲望との、そのどちらもあり、論理的には解消できないアンチノミーとしてせめぎ合っている(フィリップ・K・ディックの『ユービック』のように…)。存在肯定と誕生否定、存在無条件肯定と優生思想的なもの、エロスとタナトス、それらのアンチノミー=取り乱し=非解決主義によって生きられたのが、ウーマンリブであったり、青い芝の解放運動であったりしたのだと思う。そして「イズム」化する手前のリブ的なものは、自分の根源的かつ捻れた加害性(殺させられちゃった)を自覚しつつ、その矛盾ごと社会や文明にぶつかっていく、という革命的な実践を開いていくものだった…
November 18, 2025 at 3:39 PM
髙山花子『世界のかなしみ』(月曜社)。『苦海浄土』三部作を熟読=精読し、石牟礼道子にまつわる「前近代」「無文字」などの神話を丁寧に解きほぐし、『苦海浄土』になお見られる人間中心主義を慎重に批判しつつも、テクストに刻印された微細で聴こえ難い複数の声たちを聞き取る。見かけは地味だが、静かな凄みを感じた。
November 18, 2025 at 2:18 PM
相変わらず読書欲はあるものの、原稿を積極的に書こうとする意欲が戻ってこない。もともと、書くことに快楽や楽しさは全くなく、苦行や苦難としか思えなかったから、たんに素に戻っただけかもしれない。「書かねばならないものがある」という謎の義務感はあるが、「書きたくはない」という欲望の問題は如何ともしがたい。このギャップをどうするか。
November 18, 2025 at 2:15 PM
蓮實重彦の本を初期のものから読み直しているのだが、たとえば『映画の神話学』(1979年)、映画とは不可視で不在の稠密な闇なのであり、その前での崩壊感覚こそが批評体験である、と。ほとんど映画=神を前にした否定神学というかロマン的イロニーのようにみえる。映画という神との無意味な戯れ=享楽こそが文化の最先端だ、という救いと福音を当時の読者に与えてくれたのかもしれない。
November 18, 2025 at 2:01 PM
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『男性解放批評序論ーーフェミニズム・トランスジェンダー・メンズリブ』
杉田俊介(集英社)

男性性を問い直していくという営みと、批評という行為が融合して交差していくスリリングな一冊。
男らしさからの解放を展望し、かつ、人間としての喜びに満ちた自由を目指す。
#読書週間 #読書の秋2025
October 28, 2025 at 1:45 AM
Reposted by 杉田俊介
読了。
杉田俊介『鬱病日記』

書店で衝動的に買っていた。鬱病に伏していた8ヶ月間の記録。あまりにも重い。鬱病を軽く見ている人にこそ読んでもらいたい本。自分も現在進行形で鬱と付き合っていて、飲んでいる薬の名前もさりげなく出てくる。無気力、自己嫌悪、セルフネグレクトを覚える感覚こそ、鬱病なのだ。
October 25, 2025 at 1:13 PM
Reposted by 杉田俊介
BT フェミニズムの勉強普通にしたい…とずっと思いつつわたくしも全然読めてないですが、ぱっと思いついた軽めに読める本でいうと、
太田啓子『これからの男の子たちへ:「男らしさ」から自由になるためのレッスン』
杉田俊介『マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か』
藤高和輝『バトラー入門』
チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『男も女もみんなフェミニストでなきゃ』
などかな?まっすぐ「フェミニズム」そのものを勉強するための本ではないかも。
October 22, 2025 at 6:43 AM
ありがとうございます。
#読了 #読書 #青空読書部
#読書好きな人と繋がりたい
#杉田俊介 #晶文社

作者はやはり生粋の書き手、表現者なのだと思う。

鬱病当事者の記録だけあり、大半は絶望、葛藤、自己否定の記録である。

それでも、随所に笑えるところがある。

葛藤、絶望の中にある笑い、それを極めて自然な形で表現出来ることは並大抵ではない。

だからこそ、自分がきつくなった時に読み返したい。
October 19, 2025 at 12:14 PM
October 10, 2025 at 9:01 AM