みぃ
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絵を見る用。
ついったでの本感想をペタリ。
小林照幸さんの『死の貝日本住血吸虫症との闘い』読んだ。犯人が分かってる倒叙ミステリーの如きノンフィクション。憎き日本住血吸虫と中間宿主のミヤイリガイ。こいつらに挑む町医者や住民、研究者の全ての方々を応援せずにはいられない!明治、大正辺りの交通網もやっとの時代の情報伝達のもどかしさ!少しずつ、有病流行地は同じ原因かもと分かり出す流れ、協力していこうとする思い。戦中も欠かさず殺貝し続ける地道な努力。読む時ずっと、脳内BGM は中島みゆきの『地上の星』@プロジェクトXよ。新潮社版で、最終的な追あとがきされていて、安全宣言が割りと最近で(ずっと検査体制を怠らなかった部分が分かってこれまた凄い)感慨無量
November 8, 2025 at 1:07 PM
目黒寄生虫館監修『寄生蟲図鑑』読んだ。息子ちゃんの見てる動画で寄生虫を取り上げてるやつがあり、どうかなと借りてみた。黄色い小口染めの本とか同人誌か!!の凝った装丁。(『ブラックライダー』は、黒小口染めだった)アニサキスが最終宿主の鯨に辿り着くべく、中間宿主の鯖等に寄生してる最中に人間が採って食べ、成虫になれなくてコノヤローアタックしてるという話に、へぇ!!である。最後の日本住血吸虫コラムが良かったので、『死の貝』予約済みでよむべ。(ちな、『死の虫』も気になってる)
October 30, 2025 at 1:19 PM
小川哲さんの『君のクイズ』読んだ。読もうとしてるとこに映画化の話題きてタイムリー。主人公三島と対戦者本条の2人のこれまでが繋がってのラストか…と思いきや!!オタクはオタクなんだな…と。そこがイイ。映画は、小ネタ満載の原作をどう活かすのか気になる。ツイッターあるあるなファンの妄想暴走わらうしかなかった(爆)
October 27, 2025 at 2:24 PM
道尾秀介さんの『向日葵の咲かない夏』読んだ。夏といえば、や鬱小説で必ずといっていいほどあがるタイトル。なるほど、皆さん、狂ってるぅ!!(*>∀<*)
ミチオやS君の推理だったり、他登場人物のモノローグそのまま鵜呑みにして、してやられたり。そのまま信じちゃダメだって言ってた。ラスト前の緊迫したやりとり。本当のラスト、あの後で和気藹々できる!?ミチオの言い分がこの世界観を体現してたな…触れられなかったけど、某キャラの告発はしておいてください、お願いいたします。
October 23, 2025 at 2:00 PM
大島清昭さんの『一目五先生の孤島』読んだ。ミステリーとホラー具合が今作も良い塩梅だぜ!!曰く付きの島で、過去の事件に加え、現実でも殺人事件が起きるため二重の謎解きにどうなるかなとニヤニヤ。大島さんの作品は、ちょっとコミカルな部分があって好きなのだが、今回は、過去の事件の被害者幽霊が人間味溢れまくりで(元生きてた人間だから当たり前っちゃ当たり前)島の幽霊の怖さを和らげてた感。謎解き部分は、キター!!そんなの有りかい(笑)ちゃんと、そのアレコレにツッコミも。犯人は、出方が怪しいのが気になるも、いっそ操られてた系でいて欲しかった。シリーズ化決定なラストだったので、楽しみです(´- `*)
October 17, 2025 at 8:59 AM
ディーリア·オーエンズさんの『ザリガニの鳴くところ』読んだ。ちらほら読書あかさんで見かけたタイトル。映画も良いらしい。で、皆さん、自然描写素晴らしい!!(ハクガン飛来の景色とか、あるなら映画は滅茶苦茶綺麗でしょうな…)のあと、何か叫ばなくていいんですか?事件の起きたXデーのプロローグ部分に繋がるべく、過去から描写される主人公の生き抜く姿と現在進行形の捜査で、どんどん読み進めちゃう。キター!!ラスト…( ̄□ ̄;)!!アマレビュ星2のとあるコメントに大いに共感の嵐ですが、私的には。あと、望月諒子さんの『蟻の棲み家』を連想しました。現場からは、以上です。
October 9, 2025 at 1:39 PM
寝舟はやせさんの『入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください』読んだ。ホラーだけど、かわいい?という感想を小耳に挟んで気になっていた本。「友人」の怪異の話す怖い話が短編集みたい。友人の語り口が確かにかわいい感じかも?間に主人公に纏わる話もあり、それも毒親のアレコレで、どこまで本当かそれこそ怪現象か分からなくなってくる。次、期待して良いのかしら?
October 3, 2025 at 11:09 AM
北沢陶さんの『骨を喰む真珠』読んだ。「をんごく」面白かったけど、今回もめっちゃ楽しませてもらった!!「化け込み」という潜入捜査みたいなやつ、絶対バレる未来しか見えないじゃないかー!!って序盤ドキドキだし、後半戦は、そうきたかー!!で、更なるドキドキ追い打ちかけられて一気に読んだ…!!ラストは、哀しい部分もあって辛み…映像化求む!!(「をんごく」も是非ともやって頂きたい。映えると思うんだよね。アニメ化が良いな~)行田夫人のような、前作の巫女さんもだが、イカす助っ人みたいなキャラが良い味出してるのもポイント。
September 23, 2025 at 1:49 AM
遠坂八重さんの『死んだら永遠に休めます』読んだ。帯の書店員さん感想で若干のネタバレ的なものを受けつつ、これは、明るい結末が見えない…と思いながら読むの、最初は微妙だった…が、しかし。主人公が病み過ぎて全てどうでもよくなってるの怖いし、普段は使えなさそうなのに謎解きは冴えてる派遣社員ニナちゃんが解き進めていくの怖すぎ。帯の感想に納得のラスト。閑話にほっこり?
September 20, 2025 at 9:08 AM
織部泰助さんの『死に髪の棲む家』読んだ。同僚の本友さんのキャラが良いので、是非とも続編求む!!という感想から借りた。角川ホラー文庫からだけど、私的には、ホラーとミステリーの塩梅とても良い!!(ホラー求める人には少ないかも)二転三転して怪異か人間の犯罪か読めないため、コワ面白い~怪異部分がアレなのも、キャラ立ち激しいのも良き(´- `*)
September 15, 2025 at 1:00 AM
くわがきあゆさんの『焼けた釘』(「焼けた釘を刺す」で文庫が出たばかりらしいよ)読んだ。私的には、最終場の前まで、キモコメ!!主人公がぶっとんでいて、最早キモい!!そして、犯人探しの的が外れた時ちょっぴりオモロイ=キモコメです。犯人がわかってくる部分は、ノンストップで一気に読んだ。いやぁ、それ分かりませんわ。でも、巧く噛み合ってるんだな、これまた。(途中、ホントキモくて、皆さんは、この部分を享受して読み進めたのか…凄い…となっていた)
September 8, 2025 at 1:20 PM
彩藤アザミさんの『正しい世界の壊しかた』読んだ。丁度、図書館で返却後、新刊の棚に置いてあり、フォロワさんが読了ポスしてたの見た直後だったので借りてみた。よくある系じゃね?って思いながら読んでいったら、よくある系なんだけど、斜め上過ぎだった。ディストピア感満載の中の殺人事件、解決できるの!?ってなるけど、科学的&感情的決着に唸る。未明たちよ、生き抜け!!と応援したくなる。
September 7, 2025 at 6:48 AM
山口未桜さんの『禁忌の子』読んだ。最初は、そんなに難しいトリックの話でないのでは?と高を括って読んでいたら、とてつもなく重い展開に!!現実に起こり得ると思うといたたまれない…こどもを産み育てる責任大事!!(次回作のバディが今作と違うので、なんでや~と思っていたので納得)推理が論理的に説明されるので、推理授業を受けているかのように分かりやすくて、新鮮。登場人物の中に犯人がいるとはいえ、最後、めっちゃドキドキよ。
September 3, 2025 at 1:29 PM
鈴木光司さんの『鋼鉄の叫び』読んだ。ある特攻隊員を取材していく中で明らかになる過去話とその取材する主人公の話が平行で書かれているのですが。主人公が不倫してて、まぁ、私的にはいらっとくる訳で。ラストにこう〆るべくしての話なのかと分かる、分かるけど、おまえはダメだ(苦笑)せっかくのお父さんと中尉のエピソードが、勿体無く感じてしまった。因みに、自分は、知覧特攻平和会館には新婚旅行の中で訪れておりまして、バスガイドさんの隊員達の話に号泣し、館内もぐすぐす涙堪えながら展示見てました。
August 29, 2025 at 12:42 PM
潮谷験さんの『時空犯』読んだ。タイムリープで、時を遡って犯人と対決か…って思ってたのだけど、だいぶ違う感じだった。同じ1日を試行錯誤しながら、延々等。ミステリーのお約束、犯人は登場人物の中とはいえ、皆それなりに怪しくて、最後の犯人当てまでドキドキよ。犯行理由がアレなので、ラスト受け入れられるか意見が別れそう。
August 19, 2025 at 11:58 AM
木爾チレンさんの『二人一組になってください』読んだ。辛っ…コノヤローと思うようなキャラでも、各々に人生があって複雑な気持ちになってしまう。それを含めて、最後どうなるのかドキドキしながら読んだ。エピローグは、彼女なりの精算なのかな。
August 12, 2025 at 7:00 AM
南杏子さんの『アルツ村』読んだ。認知症の人ばかりで構成される村に迷い込んだ主人公親子。理想郷みたいな村の設定に、うまくいくなら有りじゃない?と思ってしまう。理想の裏の闇部分が徐々に明らかになるのが気になって読み込んじゃったよ。じいじの思い出が消えていく描写が涙無しには読めなんだ( ノД`)…
August 6, 2025 at 1:08 PM
深緑野分さんの『この本を盗む者は』読んだ。フォロワさんのオススメから。劇場アニメするそうで、どうラストまでまとめるのか気になるところ。自分的には、じっくり1クールアニメが良いな。(アクション有りで見応え十分、ブックカースの由来が意外とアレなので)感想を簡潔に言うと『ほう·れん·そう』大事!!
August 3, 2025 at 11:27 AM
町田そのこさんの『わたしの知る花』読んだ。生きづらい時に勇気もらえるような、そういうぐっとくる台詞がいっぱいで涙もいっぱい溢れてしまう。各章で少しずつ明かされていく平の人生は、ミステリーの謎解きみたいで気になって読んじゃう。思い出して、また泣けるんじゃぁ~( ノД`)…
July 24, 2025 at 1:55 PM
中山七里さんの『連続殺人鬼カエル男完結編』読んだ。『嗤う淑女二人』はさゆりが出ると聞いているものの読んでないが、続けて追いかけてきた人間には、読めたー!!のと終わってしまった…のと。ラスト辺りで、ページ数気になりはじめるが、大丈夫。中山七里さんの本だいたいこんなや。特殊な殺人様態なので、共犯な…と、納得。そんなにうまくいくかぃ!なとこもあるけど、(教授のあれこれ、どこから話知ったかね?めっちゃ賭けじゃん的な)すっきりも。古手川君は、真琴さんに話聞いてもらいに行くんだろうな。
July 17, 2025 at 1:18 PM
綾辻行人さんの『十角館の殺人』読んだ。ラストの一行云々は、響かなかったんだが、犯人分かった時の、なんぞ!?の衝撃たるや。どうしても昭和を感じる場面とかおいといて、キャラがどんどん少なくなっていく中で、外と内とで明かされていく真実?になるほど惑わされてました。アマレビュ低い人の感想分かるよ、でも、多分にこまけぇことはいいんだよ(笑)うん。
July 10, 2025 at 1:44 PM
水沢秋生さんの『ライオット·パーティーへようこそ』読んだ。世間が、人の道徳心や良心で均衡ん保ってるんじゃないかなとしみじみ思う。少しのきっかけを与えれば、今作の中のように暴動が起きてもおかしくない。毬の心の成長と同時進行の世間の不穏な空気がドキドキ。選挙前の今時分が似てる空気感で少しヤな感じ。
July 4, 2025 at 2:05 PM
相沢沙呼さんの『マツリカ·マジョルカ』読んだ。非現実的、二次元的な雰囲気?のマツリカさんが、一見、これまた非現実的な事件を超現実的に解く。事件がじわっと人の闇っぽい部分を突いてたりするギャップが。ちな、マツリカさんより小西さんが良いよ、柴犬!!個人的にマツリカさんが、人を「おまえ」呼ばわりするのだけは受け付けなんだ…
June 27, 2025 at 1:46 PM
円居挽さんの『丸太町ルヴォワール』読んだ。フォロワーさんが面白いと言ってらしたので借りてみたのだが、一章目で早くも脱落しかけ…なんだ、この質っぽい会話劇…事件は?と頑張って読み進める。三年経っての次章。今更、そこ蒸し返すんかぃぃ!!とか、見せ物の裁判とか茶番劇じゃないか!?各キャラが強烈なのも茶番に花を添える勢い。(落花は、なぜか友近さんに変換されて読んでた←)で、とあるところで叙述トリックが一つ明かされ、その後、怒涛の叙述トリック嵐(*´∀`)なるほど、これが面白い理由?終わりまでに、二転三転どころじゃない(爆)ぼろくそに言ってすみませんな感想だが、私みたいな方は、挫折せず最後まで読んで。
June 20, 2025 at 1:42 PM
歌野晶午さんの『葉桜の季節に君を想うということ』読んだ。叙述トリックといえば!で名前が必ず上がる作品というので読んだぞ~タイトルから意識高い系オシャレミステリだと思ってた。詳しく言えないのが口惜しいが、「みんな元気だな!!」って感じでしょうか。初っ端から、ヤってる描写でもう騙されてますよ(笑)所々インサートされる誰かの過去描写も他のキャラの出来事か紛らわしく作ってある、ニクいね。勝手に自分で想像してることが、うまくのせられていたと気付く時には終わってる。
June 6, 2025 at 3:10 PM