中山永基(閔永基)
@younggimin.bsky.social
1980年生/通名:中山永基/韓国籍の在日朝鮮人3世で本名は閔永基/2024年5月からふたたび新書の編集に(単行本→新書→新書と営業の兼任→『世界』→新書)/私用/「いいね」は備忘録/Xのアカウントよりもゆるめに発信していく予定
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友松夕香『グローバル格差を生きる人びとー「国際協力」のディストピア』岩波新書 www.iwanami.co.jp/book/b101350...
五十嵐『支配する人道主義』が援助が階層的な権力関係を創ってきた歴史を論じているとすれば、本書はそうした階層関係がいま現地でどう捉えられているかを見ていて、対で考えたい好著でした。
五十嵐『支配する人道主義』が援助が階層的な権力関係を創ってきた歴史を論じているとすれば、本書はそうした階層関係がいま現地でどう捉えられているかを見ていて、対で考えたい好著でした。
グローバル格差を生きる人びと/友松 夕香|岩波新書 - 岩波書店
国際詐欺、陰謀論、貧困化する農村と女性たち。アフリカの人びとの目線から「国際協力」の神話を解体し、新たな共存の道を探る。 友松 夕香 著
www.iwanami.co.jp
September 26, 2025 at 3:28 AM
友松夕香『グローバル格差を生きる人びとー「国際協力」のディストピア』岩波新書 www.iwanami.co.jp/book/b101350...
五十嵐『支配する人道主義』が援助が階層的な権力関係を創ってきた歴史を論じているとすれば、本書はそうした階層関係がいま現地でどう捉えられているかを見ていて、対で考えたい好著でした。
五十嵐『支配する人道主義』が援助が階層的な権力関係を創ってきた歴史を論じているとすれば、本書はそうした階層関係がいま現地でどう捉えられているかを見ていて、対で考えたい好著でした。
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友松夕香著『グローバル格差を生きる人びと:「国際協力」のディストピア』(岩波新書, 2025)読了。これは今年一番のインパクトだったかもしれない一冊。国際ロマンス詐欺で「白人」をカモにする若者、カウンターナラティブとしての陰謀論、農業開発支援の落とし穴、ジェンダー開発が女性の生活をどう変えたか・・・。自分が学生時代に「よいこと」として学んだ国際援助の「顛末」に何とも言えない気分になるが、この問題を認識することからスタートするしかないんだろう。
September 27, 2025 at 7:22 AM
友松夕香著『グローバル格差を生きる人びと:「国際協力」のディストピア』(岩波新書, 2025)読了。これは今年一番のインパクトだったかもしれない一冊。国際ロマンス詐欺で「白人」をカモにする若者、カウンターナラティブとしての陰謀論、農業開発支援の落とし穴、ジェンダー開発が女性の生活をどう変えたか・・・。自分が学生時代に「よいこと」として学んだ国際援助の「顛末」に何とも言えない気分になるが、この問題を認識することからスタートするしかないんだろう。
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メアリー・シェリーの『フランケンシュタイン』をとてもとても楽しく読み終わったので 小川公代さんの『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる」(岩波新書)を再読するよ!
アメリカと世界がぐちゃぐちゃになる中で読むと「争い…」となる…。
フランケンシュタイン、詩的な描写が本当に面白かった。そして優しさや共感、自己実現、大義と生活について200年前の小説だなんて信じられない、今読むことの意味がとてもあって、名作っていつまでも待っててくれて本当に優しい。
アメリカと世界がぐちゃぐちゃになる中で読むと「争い…」となる…。
フランケンシュタイン、詩的な描写が本当に面白かった。そして優しさや共感、自己実現、大義と生活について200年前の小説だなんて信じられない、今読むことの意味がとてもあって、名作っていつまでも待っててくれて本当に優しい。
September 18, 2025 at 5:07 AM
メアリー・シェリーの『フランケンシュタイン』をとてもとても楽しく読み終わったので 小川公代さんの『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる」(岩波新書)を再読するよ!
アメリカと世界がぐちゃぐちゃになる中で読むと「争い…」となる…。
フランケンシュタイン、詩的な描写が本当に面白かった。そして優しさや共感、自己実現、大義と生活について200年前の小説だなんて信じられない、今読むことの意味がとてもあって、名作っていつまでも待っててくれて本当に優しい。
アメリカと世界がぐちゃぐちゃになる中で読むと「争い…」となる…。
フランケンシュタイン、詩的な描写が本当に面白かった。そして優しさや共感、自己実現、大義と生活について200年前の小説だなんて信じられない、今読むことの意味がとてもあって、名作っていつまでも待っててくれて本当に優しい。
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【新聞広告】
8/31河北新報ほか「話題の岩波新書」
平野啓一郎『あなたが政治について語る時』
内海愛子『スガモプリズン』
北山忍『文化が違えば、心も違う?』
そのほか紹介書目はこちら
☞ www.iwanami.co.jp/news/n115819...
8/31河北新報ほか「話題の岩波新書」
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内海愛子『スガモプリズン』
北山忍『文化が違えば、心も違う?』
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September 3, 2025 at 6:48 AM
【新聞広告】
8/31河北新報ほか「話題の岩波新書」
平野啓一郎『あなたが政治について語る時』
内海愛子『スガモプリズン』
北山忍『文化が違えば、心も違う?』
そのほか紹介書目はこちら
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8/31河北新報ほか「話題の岩波新書」
平野啓一郎『あなたが政治について語る時』
内海愛子『スガモプリズン』
北山忍『文化が違えば、心も違う?』
そのほか紹介書目はこちら
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老若男女、ギャルもギャル男も、ヤンキーもオタクも、陽キャも陰キャも、体育会系も文化系も、岩波新書を読んでほしい。
ガチめのギャルが、岩波新書を読んでいた。タイトルはわからなかったけれど。目頭が熱くなった。いや、その姿に感動するということは、自分の中に、「ギャルは岩波新書なんて読まない」という偏見があったということになってしまうのだけれど……でも、でも、やはり嬉しいものは嬉しい。
September 3, 2025 at 2:10 PM
老若男女、ギャルもギャル男も、ヤンキーもオタクも、陽キャも陰キャも、体育会系も文化系も、岩波新書を読んでほしい。
岩波新書、9月の新刊はこちらの3冊。
19日発売予定。
渡邉雅子『共感の論理――日本から始まる教育革命』
瀧浪貞子『藤原摂関家の誕生――皇位継承と貴族社会』
宿谷辰夫、宇田川芳江 編『難聴を生きる 音から隔てられて』
19日発売予定。
渡邉雅子『共感の論理――日本から始まる教育革命』
瀧浪貞子『藤原摂関家の誕生――皇位継承と貴族社会』
宿谷辰夫、宇田川芳江 編『難聴を生きる 音から隔てられて』
September 2, 2025 at 12:05 PM
岩波新書、9月の新刊はこちらの3冊。
19日発売予定。
渡邉雅子『共感の論理――日本から始まる教育革命』
瀧浪貞子『藤原摂関家の誕生――皇位継承と貴族社会』
宿谷辰夫、宇田川芳江 編『難聴を生きる 音から隔てられて』
19日発売予定。
渡邉雅子『共感の論理――日本から始まる教育革命』
瀧浪貞子『藤原摂関家の誕生――皇位継承と貴族社会』
宿谷辰夫、宇田川芳江 編『難聴を生きる 音から隔てられて』
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読み終わりました。小川公代さんの
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』(岩波新書)
個・自己への視線、他者へのケアと想像力、自己犠牲とケアがイコールでないこと、分かりやすい「家族・夫婦」の外に広がる関係性(ポリアモリー的な発想)。
フランケンシュタインも読むぞ!!
デル・トロ監督はクリーチャーに対して親密な人だから、先に読むと映画では読み解きが変わりそうで楽しみ、9月に読むぞ!!
ケアをすることは犠牲でもないけど犠牲でもある、負けではないし同時に抵抗でもありうる、小さな物語だけど生活の中にとても複雑に織り込まれてあらゆる物語から本当には消えない。
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』(岩波新書)
個・自己への視線、他者へのケアと想像力、自己犠牲とケアがイコールでないこと、分かりやすい「家族・夫婦」の外に広がる関係性(ポリアモリー的な発想)。
フランケンシュタインも読むぞ!!
デル・トロ監督はクリーチャーに対して親密な人だから、先に読むと映画では読み解きが変わりそうで楽しみ、9月に読むぞ!!
ケアをすることは犠牲でもないけど犠牲でもある、負けではないし同時に抵抗でもありうる、小さな物語だけど生活の中にとても複雑に織り込まれてあらゆる物語から本当には消えない。
デルトロのフランケンシュタインまで(10/24)にちゃんとフランケンシュタイン読みたい!!
小川公代さんの
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』(岩波新書)が面白いから!!
多分もうすぐ読み終わる、デルトロのフランケンシュタインにはミア・ゴスが出るぞ!!
小川公代さんの
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』(岩波新書)が面白いから!!
多分もうすぐ読み終わる、デルトロのフランケンシュタインにはミア・ゴスが出るぞ!!
August 31, 2025 at 2:18 PM
読み終わりました。小川公代さんの
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』(岩波新書)
個・自己への視線、他者へのケアと想像力、自己犠牲とケアがイコールでないこと、分かりやすい「家族・夫婦」の外に広がる関係性(ポリアモリー的な発想)。
フランケンシュタインも読むぞ!!
デル・トロ監督はクリーチャーに対して親密な人だから、先に読むと映画では読み解きが変わりそうで楽しみ、9月に読むぞ!!
ケアをすることは犠牲でもないけど犠牲でもある、負けではないし同時に抵抗でもありうる、小さな物語だけど生活の中にとても複雑に織り込まれてあらゆる物語から本当には消えない。
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』(岩波新書)
個・自己への視線、他者へのケアと想像力、自己犠牲とケアがイコールでないこと、分かりやすい「家族・夫婦」の外に広がる関係性(ポリアモリー的な発想)。
フランケンシュタインも読むぞ!!
デル・トロ監督はクリーチャーに対して親密な人だから、先に読むと映画では読み解きが変わりそうで楽しみ、9月に読むぞ!!
ケアをすることは犠牲でもないけど犠牲でもある、負けではないし同時に抵抗でもありうる、小さな物語だけど生活の中にとても複雑に織り込まれてあらゆる物語から本当には消えない。
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デルトロのフランケンシュタインまで(10/24)にちゃんとフランケンシュタイン読みたい!!
小川公代さんの
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』(岩波新書)が面白いから!!
多分もうすぐ読み終わる、デルトロのフランケンシュタインにはミア・ゴスが出るぞ!!
小川公代さんの
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』(岩波新書)が面白いから!!
多分もうすぐ読み終わる、デルトロのフランケンシュタインにはミア・ゴスが出るぞ!!
August 25, 2025 at 10:04 AM
デルトロのフランケンシュタインまで(10/24)にちゃんとフランケンシュタイン読みたい!!
小川公代さんの
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』(岩波新書)が面白いから!!
多分もうすぐ読み終わる、デルトロのフランケンシュタインにはミア・ゴスが出るぞ!!
小川公代さんの
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』(岩波新書)が面白いから!!
多分もうすぐ読み終わる、デルトロのフランケンシュタインにはミア・ゴスが出るぞ!!
『世界』で連載した和田靜香さんの「ひとりで暮らす私たち」は、『ひとり暮しの戦後史』を和田さんなりに引き継いだ現代版であったわけで、だからこそ岩波新書で出す意味がある……年内にはお届けできるはず……
August 28, 2025 at 1:09 PM
『世界』で連載した和田靜香さんの「ひとりで暮らす私たち」は、『ひとり暮しの戦後史』を和田さんなりに引き継いだ現代版であったわけで、だからこそ岩波新書で出す意味がある……年内にはお届けできるはず……
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岩波新書 「ひとり暮らしの戦後史」
戦争で夫や家族を失ったり婚期を逸して、独り身として生きざるをえない女性たちの厳しい現実を終戦から30年後に調査しまとめた本です。昭和50年(1975年)初版なんですが、多少の変化はあれど、45年後の今も相変わらず女性に厳しい世の中なことが悲しい。
戦争で夫や家族を失ったり婚期を逸して、独り身として生きざるをえない女性たちの厳しい現実を終戦から30年後に調査しまとめた本です。昭和50年(1975年)初版なんですが、多少の変化はあれど、45年後の今も相変わらず女性に厳しい世の中なことが悲しい。
August 26, 2025 at 4:28 AM
岩波新書 「ひとり暮らしの戦後史」
戦争で夫や家族を失ったり婚期を逸して、独り身として生きざるをえない女性たちの厳しい現実を終戦から30年後に調査しまとめた本です。昭和50年(1975年)初版なんですが、多少の変化はあれど、45年後の今も相変わらず女性に厳しい世の中なことが悲しい。
戦争で夫や家族を失ったり婚期を逸して、独り身として生きざるをえない女性たちの厳しい現実を終戦から30年後に調査しまとめた本です。昭和50年(1975年)初版なんですが、多少の変化はあれど、45年後の今も相変わらず女性に厳しい世の中なことが悲しい。
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→しかし、朝鮮戦争も冷戦下での「代理戦争」の一つ、あるいはそれに近いものとして一般的には数えられるのではないかと思うが、自分がその言葉から受ける印象と違い、かなり主体的に争っていたように見えたし、停戦後も韓国内で争い自体は続いていたように思う。↓の書評と違い日本が関係をしていなくとも、形は違えど何らかの内戦はあったのではないかという気もする。
かえって気になるのは「なぜ日本では(市民の)内戦が起きなかったのか」ということではないか。影響は良い部分も悪い部分もあるが、この経験の差が日韓の政治文化に大きな違いをもたらしているに違いない。
book.asahi.com/article/1598...
かえって気になるのは「なぜ日本では(市民の)内戦が起きなかったのか」ということではないか。影響は良い部分も悪い部分もあるが、この経験の差が日韓の政治文化に大きな違いをもたらしているに違いない。
book.asahi.com/article/1598...
「経済とイデオロギーが引き起こす戦争」書評 格差拡大に敵愾心、無知は今も|好書好日
好書好日(こうしょこうじつ)は、ライフ&カルチャーを貪欲に楽しみたい人におくる、 人生を豊かにする本の情報サイトです。映画や美術、食などをもっと楽しむための本の紹介から、朝日新聞の読書面に掲載された書評まで、あなたと本の出会いをお手伝いします。
book.asahi.com
August 27, 2025 at 2:04 PM
→しかし、朝鮮戦争も冷戦下での「代理戦争」の一つ、あるいはそれに近いものとして一般的には数えられるのではないかと思うが、自分がその言葉から受ける印象と違い、かなり主体的に争っていたように見えたし、停戦後も韓国内で争い自体は続いていたように思う。↓の書評と違い日本が関係をしていなくとも、形は違えど何らかの内戦はあったのではないかという気もする。
かえって気になるのは「なぜ日本では(市民の)内戦が起きなかったのか」ということではないか。影響は良い部分も悪い部分もあるが、この経験の差が日韓の政治文化に大きな違いをもたらしているに違いない。
book.asahi.com/article/1598...
かえって気になるのは「なぜ日本では(市民の)内戦が起きなかったのか」ということではないか。影響は良い部分も悪い部分もあるが、この経験の差が日韓の政治文化に大きな違いをもたらしているに違いない。
book.asahi.com/article/1598...
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岩波新書「新・韓国現代史」読了。
ISBN:9784004315773
岩波新書の「○○現代史」シリーズの一冊。他で読んだのは今のところイギリスのみだが、あちらと同じように政治を軸にしつつ通史で社会等も幅広く扱っていく。中心は第二次大戦以降。
読んだ限りでは、ユンソンニョルの発していた北側の工作という陰謀論は李承晩以来の「伝統」があり、抵抗の歴史も同様にあるように思えた。軍事政権下での選挙や民衆の運動については現在の世界を考えるうえでもいい意味での驚きがあり、他国とのよい対比になるだろう。コンパクトと呼ぶにはやや分厚いが、昨年末の動きの背景の経緯は大体わかる。→
#読書メモ
ISBN:9784004315773
岩波新書の「○○現代史」シリーズの一冊。他で読んだのは今のところイギリスのみだが、あちらと同じように政治を軸にしつつ通史で社会等も幅広く扱っていく。中心は第二次大戦以降。
読んだ限りでは、ユンソンニョルの発していた北側の工作という陰謀論は李承晩以来の「伝統」があり、抵抗の歴史も同様にあるように思えた。軍事政権下での選挙や民衆の運動については現在の世界を考えるうえでもいい意味での驚きがあり、他国とのよい対比になるだろう。コンパクトと呼ぶにはやや分厚いが、昨年末の動きの背景の経緯は大体わかる。→
#読書メモ
August 27, 2025 at 2:04 PM
岩波新書「新・韓国現代史」読了。
ISBN:9784004315773
岩波新書の「○○現代史」シリーズの一冊。他で読んだのは今のところイギリスのみだが、あちらと同じように政治を軸にしつつ通史で社会等も幅広く扱っていく。中心は第二次大戦以降。
読んだ限りでは、ユンソンニョルの発していた北側の工作という陰謀論は李承晩以来の「伝統」があり、抵抗の歴史も同様にあるように思えた。軍事政権下での選挙や民衆の運動については現在の世界を考えるうえでもいい意味での驚きがあり、他国とのよい対比になるだろう。コンパクトと呼ぶにはやや分厚いが、昨年末の動きの背景の経緯は大体わかる。→
#読書メモ
ISBN:9784004315773
岩波新書の「○○現代史」シリーズの一冊。他で読んだのは今のところイギリスのみだが、あちらと同じように政治を軸にしつつ通史で社会等も幅広く扱っていく。中心は第二次大戦以降。
読んだ限りでは、ユンソンニョルの発していた北側の工作という陰謀論は李承晩以来の「伝統」があり、抵抗の歴史も同様にあるように思えた。軍事政権下での選挙や民衆の運動については現在の世界を考えるうえでもいい意味での驚きがあり、他国とのよい対比になるだろう。コンパクトと呼ぶにはやや分厚いが、昨年末の動きの背景の経緯は大体わかる。→
#読書メモ
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「文化が違えば、心も違う? 文化心理学の冒険」(北山忍、岩波新書)というめちゃくちゃ興味深い新書をご恵贈いただきました。「文化が心を作る」というのはどういう意味なんでしょうか。脳科学、進化・遺伝の知見も込みで、文化と心の相互作用を見ていくというような学術領域のようです。
著者は、ミシガン大学教授で、行動・脳科学関連諸学会連合の会長。まさに文化心理学って、行動と脳のはたらきの相互作用にかかわるものなのですよね。つまりガチです。
著者は、ミシガン大学教授で、行動・脳科学関連諸学会連合の会長。まさに文化心理学って、行動と脳のはたらきの相互作用にかかわるものなのですよね。つまりガチです。
August 28, 2025 at 3:10 AM
「文化が違えば、心も違う? 文化心理学の冒険」(北山忍、岩波新書)というめちゃくちゃ興味深い新書をご恵贈いただきました。「文化が心を作る」というのはどういう意味なんでしょうか。脳科学、進化・遺伝の知見も込みで、文化と心の相互作用を見ていくというような学術領域のようです。
著者は、ミシガン大学教授で、行動・脳科学関連諸学会連合の会長。まさに文化心理学って、行動と脳のはたらきの相互作用にかかわるものなのですよね。つまりガチです。
著者は、ミシガン大学教授で、行動・脳科学関連諸学会連合の会長。まさに文化心理学って、行動と脳のはたらきの相互作用にかかわるものなのですよね。つまりガチです。
Reposted by 中山永基(閔永基)
北山忍 68歳
日本のウィキペディアには項目がないが、英語圏のウィキペディアには彼の項目が立っている男。
日本のウィキペディアには項目がないが、英語圏のウィキペディアには彼の項目が立っている男。
August 23, 2025 at 9:38 AM
北山忍 68歳
日本のウィキペディアには項目がないが、英語圏のウィキペディアには彼の項目が立っている男。
日本のウィキペディアには項目がないが、英語圏のウィキペディアには彼の項目が立っている男。
岩波新書 8月の新刊が本日発売です。
平野啓一郎『あなたが政治について語る時』
内海愛子『スガモプリズンーー占領下の「異空間」』
北山忍『文化が違えば、心も違う?ーー文化心理学の冒険』
[クラシック限定復刊]太田雄三『ラフカディオ・ハーンーー虚像と実像』
平野啓一郎『あなたが政治について語る時』
内海愛子『スガモプリズンーー占領下の「異空間」』
北山忍『文化が違えば、心も違う?ーー文化心理学の冒険』
[クラシック限定復刊]太田雄三『ラフカディオ・ハーンーー虚像と実像』
August 20, 2025 at 10:56 AM
岩波新書 8月の新刊が本日発売です。
平野啓一郎『あなたが政治について語る時』
内海愛子『スガモプリズンーー占領下の「異空間」』
北山忍『文化が違えば、心も違う?ーー文化心理学の冒険』
[クラシック限定復刊]太田雄三『ラフカディオ・ハーンーー虚像と実像』
平野啓一郎『あなたが政治について語る時』
内海愛子『スガモプリズンーー占領下の「異空間」』
北山忍『文化が違えば、心も違う?ーー文化心理学の冒険』
[クラシック限定復刊]太田雄三『ラフカディオ・ハーンーー虚像と実像』
今日は一日で三回も、しかも別の相手との間で、他社新書、特に教養新書系のレーベルの中での岩波新書の特徴について話題に挙がった。厳しい現状はあるが、ポジティブに考えていきたい。
August 19, 2025 at 1:28 PM
今日は一日で三回も、しかも別の相手との間で、他社新書、特に教養新書系のレーベルの中での岩波新書の特徴について話題に挙がった。厳しい現状はあるが、ポジティブに考えていきたい。
宮城大蔵『現代日本外交史』(中公新書)を久しぶりに読み直す。何度読んでも学びがある。
August 18, 2025 at 2:53 AM
宮城大蔵『現代日本外交史』(中公新書)を久しぶりに読み直す。何度読んでも学びがある。
笑えない話だが、デマやトンデモを発信しては消していく橋本琴絵のタイムラインを追いかけていると、断片を重ね合わせて推理していくファウンド・フッテージや、いま人気の第四境界のようなARGをプレイしているような錯覚にも襲われてしまう。このボンヤリとしたリアリティの強度、モザイク状の現象は、リアルや真実を必要としない。その意味では、橋本琴絵はJホラー的なコンテンツなのかもしれない、などと感じてしまう。もちろん大前提として、倫理的な問題として橋本琴絵の発言には倫理的に許されない要素が含まれており、決してエンタメに比して許されるべきものではないのだが。
August 16, 2025 at 11:59 PM
笑えない話だが、デマやトンデモを発信しては消していく橋本琴絵のタイムラインを追いかけていると、断片を重ね合わせて推理していくファウンド・フッテージや、いま人気の第四境界のようなARGをプレイしているような錯覚にも襲われてしまう。このボンヤリとしたリアリティの強度、モザイク状の現象は、リアルや真実を必要としない。その意味では、橋本琴絵はJホラー的なコンテンツなのかもしれない、などと感じてしまう。もちろん大前提として、倫理的な問題として橋本琴絵の発言には倫理的に許されない要素が含まれており、決してエンタメに比して許されるべきものではないのだが。
貴重な休日にもかかわらず、西麻布の母と橋本琴絵の応酬を追いかけ、橋本琴絵が消したポストなどもリアルタイムでチェックしてしまった……。
あまりの不毛な時間の使い方をしたことへの深い後悔とともに、見てはいけない深淵を覗いてしまったような恐怖を今更ながらに感じている。
あまりの不毛な時間の使い方をしたことへの深い後悔とともに、見てはいけない深淵を覗いてしまったような恐怖を今更ながらに感じている。
August 15, 2025 at 2:51 PM
貴重な休日にもかかわらず、西麻布の母と橋本琴絵の応酬を追いかけ、橋本琴絵が消したポストなどもリアルタイムでチェックしてしまった……。
あまりの不毛な時間の使い方をしたことへの深い後悔とともに、見てはいけない深淵を覗いてしまったような恐怖を今更ながらに感じている。
あまりの不毛な時間の使い方をしたことへの深い後悔とともに、見てはいけない深淵を覗いてしまったような恐怖を今更ながらに感じている。
Reposted by 中山永基(閔永基)
小川公代『ケアの物語』岩波書店
パレスチナ、ウクライナを巡る情勢。親ガチャ、ジェンダー、異性愛者至上主義に対する疑問、なくならない人種差別など。
およそ口にするのをためらう微妙なテーマ10個をメアリー・シェリーの『フランケンシュタイン』を母体にしつつ、ドラマやマンガなどに言及しつつ「これはつまりどういう問題なのか?」を噛み砕いた本。
新書のすごさを久しぶりに実感してしまった一冊。すごくコンパクトに一つの章がまとまっているのに、大変分かりやすい。こういう本があるとほっとする。
真面目だけどリラックスした気持ちで世の問題に向き合わせてくれる、ありがたい
@libro.bsky.social
パレスチナ、ウクライナを巡る情勢。親ガチャ、ジェンダー、異性愛者至上主義に対する疑問、なくならない人種差別など。
およそ口にするのをためらう微妙なテーマ10個をメアリー・シェリーの『フランケンシュタイン』を母体にしつつ、ドラマやマンガなどに言及しつつ「これはつまりどういう問題なのか?」を噛み砕いた本。
新書のすごさを久しぶりに実感してしまった一冊。すごくコンパクトに一つの章がまとまっているのに、大変分かりやすい。こういう本があるとほっとする。
真面目だけどリラックスした気持ちで世の問題に向き合わせてくれる、ありがたい
@libro.bsky.social
ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる/小川 公代|岩波新書 - 岩波書店
強者が押しつける「正義」の物語ではなく、尊厳を踏みにじられた人々が紡ぐ〈小さな物語〉を求めて――ケアの物語世界への誘い。 小川 公代 著
www.iwanami.co.jp
August 7, 2025 at 1:05 PM
小川公代『ケアの物語』岩波書店
パレスチナ、ウクライナを巡る情勢。親ガチャ、ジェンダー、異性愛者至上主義に対する疑問、なくならない人種差別など。
およそ口にするのをためらう微妙なテーマ10個をメアリー・シェリーの『フランケンシュタイン』を母体にしつつ、ドラマやマンガなどに言及しつつ「これはつまりどういう問題なのか?」を噛み砕いた本。
新書のすごさを久しぶりに実感してしまった一冊。すごくコンパクトに一つの章がまとまっているのに、大変分かりやすい。こういう本があるとほっとする。
真面目だけどリラックスした気持ちで世の問題に向き合わせてくれる、ありがたい
@libro.bsky.social
パレスチナ、ウクライナを巡る情勢。親ガチャ、ジェンダー、異性愛者至上主義に対する疑問、なくならない人種差別など。
およそ口にするのをためらう微妙なテーマ10個をメアリー・シェリーの『フランケンシュタイン』を母体にしつつ、ドラマやマンガなどに言及しつつ「これはつまりどういう問題なのか?」を噛み砕いた本。
新書のすごさを久しぶりに実感してしまった一冊。すごくコンパクトに一つの章がまとまっているのに、大変分かりやすい。こういう本があるとほっとする。
真面目だけどリラックスした気持ちで世の問題に向き合わせてくれる、ありがたい
@libro.bsky.social