PLUTOは漫画通りに話が進み、10年くらい前のうすらぼんやりとした記憶が蘇ってくる感じが結構面白かった。浦沢直樹らしい各エピソードの良さ、風呂敷を広げるうまさを感じる前半から、後半は「憎しみは何も生まない」ってそんな真っ直ぐにセリフで言われちゃうとちょっとな…と思いつつも、浦沢直樹らしからぬ（？）話のまとまりもあり（これは手塚治虫の原作があるからかな）、全体としては良いものを見たな、と思った。もしもハリウッドで実写映画化するなら、脚本には思い切って話を壊して再構築してほしいのと、ところどころの"古さ"は改善してほしいかな

子どもは基本的によく寝てよく食べて、わりに機嫌良く過ごしてくれる人なのでこれまでかなり助けられているんだけどね。成長すれば自分の意思も生まれて癇癪も起こすわね…

いやでもまだそんな人は多数派ではないはずだし、身近なところで「それは違うんじゃない？」と伝えることは大事…。

生活保護受給者へのバッシングとかもそうだけど、そこを叩いても何も社会は良くならないしあなたにもいいことは特にないよと思うんだけど、もはや殴り返してこない相手を叩くことが快感なのかな…とも思えて、暗澹とした気持ちになる。

たぶん宮崎駿が好きなことを追求した作品じゃないからこその良さなのではという気がしている。わたし風立ちぬ嫌いなんですよね。が、あれがめちゃくちゃ刺さるという人がいるのも納得できる。もののけ姫は「刺さる」映画じゃない、でもわたしはそこが好き。

宮崎駿作品は好きだけどどうしても女性表象が気になって…というのが拭えないんだけど（それでも最近の人気アニメ作品の方がひどい（細田守とか細田守とか細田守とか）と思うことも多いのでそれはそれでどうなんだとも思うけど）、もののけ姫はその引っ掛かりがほとんどないんだよな。エボシの絶妙さ

プカプカは本当に名曲〜

わたしにとって仕事から離れていて辛いことの一つは、自分の「現場」を持てていない感覚かもしれない。育児はすごく責任が重いんだけど（子どもが喉に物を詰まらせないか毎日ビクビクしてたり）、私的領域のことという感覚が強いし、複数の他者との協働という感じも薄い。

勝手に心配してたのでよかった！！！です！！