この呪術、「操る」とはいうものの脳をああだこうだして洗脳するとかではなく、あくまで「力を借りる」系に近しいので、おじさんはディズニープリンセスの可能性が微レ存（ないよ）

おじさんの「黒い動物を操る」呪術は母方の呪術なんですね　巫女とかイタコ系なので男のおじさんが使うとグッと効力が落ちます　おじさんはチョットの間ですが母親と二人で暮らしていた時期があり、そのときに教えてもろたんでしょ　たぶんね
父方の術は死霊術系統で生き別れの妹が家ごと継いでおり〜みたいな話もありますが今後出るかは判りません

ただ、発動時はどうしても音を立てなければいけないのと、音の範囲以外は急に呪術が弱まるので、おじさんは事前に使役する黒い生き物に、舌鼓の音にのみ耳がよくなる呪術を使ったり音を覚えさせたりして、効力がなんとか届くようにしています
涙ぐましい努力です　呪力が弱いのに呪術を使うから……

「若いんだから必要ない、むしろ肌に悪い」って言ってるのにやりたいってコトリがゴネたのでドデカいため息と舌打ち、真正面からド睨みされて化粧と爪が施されたんですが、コトリは終始ニコニコでした
別れ際には「アナタ、家にクレンジングオイルとかあるんデス？　肌がボロカスになってもワタシ責任負いマセンよ」って忠告までする　そう、金銭が発生している任務なのでそこそこ誠実なのである
ちなみに坊主はその後、ちょうど仕事で「仮装してホテルのロビー待ち合わせ」が発生してたのでそのまま次の仕事行きました　忙しいね