逢坂冬馬
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逢坂冬馬
@aisakatouma.bsky.social
小説家です。名前のヨミは「アイサカ トウマ」です。
映画は全体にわたり「死の希求」が濃密に漂いながら、通常は「生への渇望」を示す食事描写で満ちていて(体感で大体上映時間の8割は登場人物が何かを食べているか飲んでいる)、それが原作小説の特徴でもある「死に向かうことを肯定しないが、死を求めることを否定もしない」という特質に合致していた。映画が終わったあとの世界で登場人物たちはどうなっていくのだろう、と思える映画だった。
November 4, 2025 at 10:04 AM
本作については韓国の政界疑獄についての情報が多いため事前にパンフレットで予習した方が分かりやすいです。あと「ニュース打破」の代表が戒厳令発令の前におこなっていた講演会で「『ソウルの春』を観ましたか?」「もうあのようなことを繰り返してはならないのです」と問いかけていた姿が大変よかった。
October 6, 2025 at 7:58 AM
自作を絶賛したら文字通り自画自賛なので恥ずかしいけどコミカライズの場合良いところが全部鎌谷さんと速水さんのおかげなので遠慮なく絶賛できる。
September 12, 2025 at 2:31 AM
「今後の取り組みについて」と題された同社公式サイトには
「新潮社は人種、国籍、性別などに基づくあらゆる差別に反対いたします。」
との表記がある。まことに立派な言葉ではあるが、ここまで空しい使われ方があるだろうか。圧倒的な実態との乖離を前に、むしろ言葉に対する冒涜と感じた。頼むから、行動が伴うようになるまでその偽物のスローガンを下ろしてくれ。
September 5, 2025 at 2:11 AM
会社組織として部門が違えば構成する人員も責任者も違うということはよく分かっているし、文芸部には良識のある人たちがいることも知っている。けれど、そうした多数の個々人を束ねたうえで一個の人間のように責任を問われるのが「法人」というものだし、その法人としての新潮社がこの体たらくでは(結果としては文芸部門を含めた)「新潮社」という存在に疑念を抱かれるのも当然だ。
September 5, 2025 at 2:03 AM
当時80代だった元特攻隊員の人たちが皆異口同音に「誰も好き好んで特攻に行ったわけじゃない」「人間は戦争をしない方法を見つけないといけない」と語る姿はおそらくもう収録できないわけで、あの時撮られれていてよかったと思える映画でした。
August 18, 2025 at 9:34 AM