ベンジャミン・クリッツァー
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ベンジャミン・クリッツァー
@benjaminkrtizer.bsky.social
哲学者・書評家/会社員(記者・編集者)

読んでいる本、街と自然の写真、ときたま映画やテレビの感想なんかを呟いていきます。

著書:『モヤモヤする正義:感情と理性の公共哲学』(2024/9/25 発売しました!)
https://x.gd/BvKrY

『21世紀の道徳:学問、功利主義、ジェンダー、幸福を考える 』(現在4刷)
https://x.gd/veSGl

連絡先:[email protected]
今年からは古代を含めた哲学・倫理学を以前以上に勉強するようになっているけど、そうなると徳や修身の大切さがひしひしと理解させられるので、前向きに前者を選択するという感じです。
November 29, 2025 at 3:47 AM
November 29, 2025 at 3:17 AM
間違えた、多摩センター
November 29, 2025 at 3:16 AM
一方で分析哲学の悪い側面として、エアの論理実証主義がオックスフォードで爆流行りしたせいで、若僧の学生は不都合な学説に対して「まったく理解できません」「それは何かを意味しうるのでしょうか?」と言い放ち無視するようになった、というのは現代でも(特にXとかで)よく見かける光景ですね。若僧のうちはいいけどオヤジや老人になっても駄々っ子みたいな振る舞いを続けられてしまうと、本人にとっても社会にとっても無益で勿体ないわけですが。

4人に分散されているせいで、1章の時点では『デレク・パーフィット』に比べると主人公たちの個性・魅力はまだ感じられてこないのですが、2章以降に期待かな。
November 28, 2025 at 2:35 AM
一方で、分析哲学の考え方・方法論が広まることで、単語や文章に対し「これは何を意味するのか」と問う習慣を人々が身に付け、政治的なプロパガンダやジャーナリズム・広告に対しても冷静に判断できるようになり、政治的に分別のある国民が生まれる……と(スーザン・ステビングという哲学者が)期待していた、というくだり(p.99)は分析哲学のポジティブな面が表れていると思った。

実際、怪しいレトリックやしょうもないクリシェに惑わされにくくなるという効力は、分析的な哲学をかじると実感するもんね。
November 28, 2025 at 2:31 AM
第二次世界大戦後、占領を経験したフランスは「危機」の記憶をもとに自由であることの道徳的・政治的意味を探求する新たな哲学・文学を発展させた(サルトルの実存主義に代表されるように)、イギリスの(主流派)哲学者たちは戦争で中断されていた作業を再び始めるだけだった、というコントラストは印象的。

そして倫理学を解体したり形而上学的な深遠な問いなんてナンセンスだとする論理実証主義等が、まさに倫理学や形而上学的な問いが重要になるはずの大戦期に登場して多くの哲学者たちがそれに感化された、ということが問題として提示されているのが印象的です。
November 28, 2025 at 2:22 AM
Reposted by ベンジャミン・クリッツァー
~このような分断の中では「何が正しいことか」についての判断はそれぞれのコミュニティの重視する価値によって異なっており、一つの「正義」を主張することはしばしば他のコミュニティの「正義」との衝突を招く。そしてそのことはさらに分断を深める結果に終わる。このような状況において、私たちはなお意味のある形で正義を語ることができるだろうか。それが可能だとすれば、それはどのようにしてだろうか。本サテライトイベントでは、正義にまつわる現代の困難な状況に抗して、公共的な正義について考察し提言をしてきた二人の論者、朱喜哲氏とベンジャミン・クリッツァー氏を招いて、この問題について議論したい。
November 13, 2025 at 12:45 AM
明らかに初学者向けではなく、たとえば私がすんなり理解できたミードヤフーコーのパートも馴染みない人にとっては難解だろうしゴフマンやエリクソンなどのパートは私も馴染みないから難解だった。

あとがきでは「高校生・学部生にも読めて、かつ、大学院生や専門家にも興味深く読める本を目指した」とあったけど、比重は後者に偏っていたように思える。

あと読んでいて、社会学的な考え方は心理学だけでなく哲学とも相反する面があるよな、と思った。

というわけでマリヤ・シェクトマンのVSI『The Self』も速やかに翻訳が欲しいところです。

www.oupjapan.co.jp/ja/products/...
The Self: A Very Short Introduction [#750] | Oxford University Press
「汝自身を知れ」は、デルフォイのアポロン神殿に刻まれていたとされる言葉ですが、私たちの自己理解は謎と逆説に満ちています。自己とは何なのか、自己であることは何を意味し、なぜ重要なのか。自己はどのような変化に耐えうるのか、耐えられないのか。自己は身体から切り離せるものか、ひとつの身体に複数の自己が存在しうるのか。環境や他の自己との関わりは、自己を構成し維持する上でどのような役割を果たすのか。本書は、自...
www.oupjapan.co.jp
November 27, 2025 at 1:47 AM