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@besucher.bsky.social
モリ ヤスユキ。
業務課題の抽出と解決≪宇宙世紀とか283プロとか。
Besucher /bəˈzʊːxɐ̯/【名】訪問者
例えばこれが「ギョク抜き」、つまり「オンリー石」なら、観る側は期待水準を下げて仕方なく目線を合わせるから、人間というのはそれなりに楽しめてしまうものだ。

しかし、数人の、まともで緊張感のある演技が続いているところへ、びっくりするような断絶が投げ込まれるというのは、なんというか不良品の足つぼマットへ突き倒されるような不快感がある。いや、不快感なんていう表現がいいのかどうか、こちとら突き倒されてるんだから、もはや傷害事件といえるんじゃないのか。

それくらいの話。
October 9, 2025 at 9:16 AM
とはいえ、それは露出を増やせば売れるという単純なロジックや作業ではなくて、スタジオが培ってきたアニメーション作品あるいはキャラクターに対する高いキュレーション能力をベースにした投資判断の賜物に違いない。

そもそも、このキュレーション能力があるからこそ、シンエイ動画は見里朝希監督や亀山陽平監督というまったく異なるタイプの個人作家にベットできたわけで、他の多くのスタジオは、このビジネスの真似をしようとしても、決済の判子をつけないかもしれない。
October 7, 2025 at 8:13 AM
シンエイ動画は、抱えているビッグタイトルもそうだし、モルカーを放送する前の期にも同じ『きんだーてれび』の枠内でバンダイのIPである『カピバラさん』アニメを開始しているように、もともとキャラクターものには強いスタジオだと思うが、自社で版権をコントロールでき、かつ玩具展開に直結させられるキャラクターという意味でモルカーは最適の題材だし、なによりそのIPが3分そこそこのショートアニメという比較的低い工数で確立させられたというのは、強烈な成功体験だったろう。

ミルキー☆サブウェイでも、早々にPARCOやTSUTAYAでイベントを展開して、棚ぼたでなく着実にヒットを作ろうとしているのが見受けられる。
October 7, 2025 at 8:13 AM
それはある一面事実なのだが、ぼくが7月にYouTubeでミルキー☆サブウェイを発見した時、あのスタッフリストを見た時の感慨の核心は、その製作がシンエイ動画だったことにあった。

シンエイ動画といえば、60代の非オタでも知っているであろう今年で創業60年のアニメスタジオだが、『ドラえもん』『クレヨンしんちゃん』を作り続ける超老舗の顔とは別に、近年アニメ産業の新しいかたちを積極的に模索される様子が見え隠れしていた。

そのきっかけが『PUI PUI モルカー』だ。モルカーも、ほぼ個人制作のショートアニメを朝の子ども番組枠に流すというやり方で、知名度、高評価を獲得して、その後の展開につなげた作品。
October 7, 2025 at 8:13 AM
そういう遭遇を可能な限り回避する術として、アカウントのミュートを大量実行することで「おすすめ」TL生成エンジンに合わないユーザーをベクターとして学習させる裏技的な方法しかなさそうであることはちょいちょい指摘してきた。

そのようにただでさえ情報コントロールの自由度が低いところに、「おすすめ」TLをより頑強に押しつけてきた9月の仕様変更こそが今回のようなタイプの炎上を誘導していることは、開発陣が明確に認識すべきところだと思う。

Threads開発責任者モッセーリ氏が理想に向けて仕様変更を重ねてきたことによって、いよいよ彼の社会実装的センス欠如が露呈してきたのが、いまということなんじゃないかな。
September 26, 2025 at 5:06 PM
開発陣には、建設的な議論の発生、からの分断の解消、からのユーザー満足度、活性化、ユーザー増……といったコミュニティの理想像がぼんやりとありそうだが、実現までの行程に関する洞察が圧倒的に不足している。コミュニティの性質はアーキテクチャによって誘導される傾向を持つが、アーキテクチャそのものではない。実装したからといってすぐ完成形になるわけではないし、企画どおりのコミュニティが約束されるわけでもない。

結果としてあそこにあるのは、仕様上ただ「訳のわかんない人と出くわしやすい」ソーシャルメディアだ。
September 26, 2025 at 5:06 PM
特にローンチ間もない頃「Threadsはネットリテラシーの低いユーザーがTLに多くてつらい」という発言をよく目にしていたけれども、TLに多いというのは実際に多いかどうかでなく(たぶんXにだって負けず劣らず多いだろう)、そういう、本来社会では出会わない筈のひとと出くわしやすい設計になっているということじゃないか。

過剰なエコーチェンバーをSNSの欠点だと考えること自体は、別に間違っていない。ただ、我々が暮らす社会で実際に作用しているエコーチェンバーの様相と機能について深く検討することなく、ただそれを取っ払うというのは、明らかに浅慮だ。
September 26, 2025 at 5:06 PM
だから、たぶん多くの人も、意識をしていなくとも、たまたまの遭遇においては見えても見ない振り、聞こえても聞かない振りをしてやり過ごす術を身につけている。

それに対して、いまThreadsで露わになっている欠陥は、我々のよく知るSNSとは逆に、エコーチェンバーが十分に効いていないせいで、いとも容易く『あっち』の声が聞こえてきてしまうし、そうするとこんどはそれをことさらに論ってしまう、別の意味でネットリテラシーの低いひと達がまたアンプリファイしがちなところにある。
September 26, 2025 at 5:06 PM
Reposted by Besucher
実はポートピアと70年大阪万博には共通の交通インフラに対する考え方があって会場周囲を環状で移動できる様に出来て居てどこで駐車しても入場出来て、もし混雑していたらそのまま周って帰ることも出来た。今回の万博は往復路のみで逃げ道がない。おまけに会場に行くまでUSJと被ってしまうという。それを見てまずいんじゃないかと思ったのがもう7年程前。結局何も変わらずのままだった。万国博覧会というものは展示だけではない。都市計画含めて初めて会場として成り立つものなのだと思う。
April 13, 2025 at 3:55 PM