廣岡🐺💤
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廣岡🐺💤
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2025/7/20-8/13 牛及月間ありがとうございました♡
🏐うしわかがすきすぎる／牛及、治北
🐺さんとチョコレート＆二次創作小説（左右相手固定）
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https://lit.link/khiroaka
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同じ着ぐるみコートのサイズ感はこう
ちびぬい（14センチ）のほうがサイズが合うので、このシリーズの若も早く来てください😭
（もふもふに埋まってしまってるみにぬいもめちゃかわいいですが…😭💕）
同じ牛の着ぐるみコートを着たちびぬいおいかわさんとみにコレぬいおいかわさんが並んで立っている写真
November 7, 2025 at 5:37 PM
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牛及結婚しました…💒💗
みにコレぬいのうしじまとおいかわが、お揃いの牛の着ぐるみコートを着て並んでいる写真
November 7, 2025 at 5:37 PM
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いいうしの日
牛柄のもこもこ着ぐるみを着ているちびぬいおいかわさんの凛々しい立ち姿
November 4, 2025 at 2:57 PM
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及「世界一幸せにしてあげるよ」
片膝をついたうしじまがおいかわさんの左手に指輪をはめている、どーる写真 片膝をついたうしじま、前に立って微笑むおいかわさんの左手に指輪がはまっている、どーる写真
October 25, 2025 at 10:33 AM
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牛「俺と結婚してくれ」
おいかわさんの前で突然片膝をついたうしじま（どーる）の写真 おいかわさんの左手を取ってプロポーズするうしじま（どーる）の写真
October 25, 2025 at 10:33 AM
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これは3秒後にちゅーしてる…
ちみけもわかとしと、るかっぷおいかわさんが熱烈に見つめあっている写真その２、少し寄り位置。あまりにラブラブなので大きな♡が飛んでいる
September 16, 2025 at 3:21 AM
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恋に落ちた…
ちみけもわかとしと、るかっぷおいかわさんが熱烈に見つめあっている写真、あまりに愛があふれているので♡が３つも飛んでいる
September 16, 2025 at 2:54 AM
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うちにも到着！！！😭💗ふわ…😭💗かわゆすぎる…😭💗🙏
ちみけもわかとしが翼を広げている写真、あまりにもかわいすぎて♡が飛んでいる
September 16, 2025 at 2:52 AM
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こんなのデートすぎる…🫶
一番くじ全国への道のラバスト、うしじまとおいかわさんが並んで走っている写真
September 15, 2025 at 8:25 AM
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すっかり９月の海になってた～
海が碧で浜の砂も茶色っぽい！
牛及さんたちにも見せてあげたかったけどどの牛及さんもつれていくのを忘れちゃった…🙈
砂浜と海と空と雲の写真 砂浜と波の写真
September 14, 2025 at 11:30 AM
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うちの子おねむたんにどね、気がついたら勝手に動いてこんな風に🙈

眠ってるおいかわさんを見ようとしたら彼氏に気づかれて牽制されてる…！目が合うたびに、「ごめんねだいじだよね見ないよ～…🙈💦」って気持ちになってとても良い、鉄壁ガード彼氏✨
おいかわさんの後ろ姿もあまりにもかわい…😭
おねむたんにどねの写真。背中を向けて眠っているおいかわさんを守るように、隣で片目を開けてこちらを威嚇するうしじま
September 13, 2025 at 2:32 PM
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１、おいかわはいつどんな姿もうつくしいな……となっているぬいわかくんたち
２、おいかわはおれのものだ、と全身で主張しているぬいわかくん🙈
３、とてもいいふぉーむだな…✨となっているぬいわかくん
立ち姿のずんだ川さんクリアファイルを取り囲むみにコレわかくんとぽてわかくんの写真 くつろいで横たわるずんだ川さんのクリアファイルとみにコレわかくん 仙台観光特使おいかわさんアクスタに寄り添うみにコレわかくん
August 28, 2025 at 2:03 PM
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１、おいかわさんが美しすぎてこらえきれずにハムッといってしまったぽてわかくん
２、「うつくしいな…」かぷっこわかくんも引き寄せられてくる
３、「ああ、とてもいいフォームだ」当然みにわかくんも来る

みんなおいかわさんが好きすぎるので…🙈大混雑…🙈
青葉体育館タオルの及川さんをハムっとしているぽてわかくん おいかわさんタオルをハムッとしているぽてわかくんのそばからのぞきこむかぷっこわかくん おいかわさん（タオル）をハムッとしているぽてわかくんのそばからのぞきこむかぷっこわかくんの隣にやってきたみにコレわかくん
August 28, 2025 at 2:03 PM
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もりのさん @pecourara.bsky.social にお声がけいただき、聖地からお迎えできたおいかわさんたち見てください～🙌✨
どのおいかわさんもキュートでうつくしすぎる～…😭🙏✨

青葉体育館の貴重なおいかわさんタオル（ふわふわきもちよすぎる…🙈）の贈り物までも頂いてしまい…幸せすぎでした…！！！🙈💗
もりのさんありがとうございます😭🙏✨
（私は勝手に概念牛及さんと思っているのですが、便せん＆カードまでぜんぶすてき…🙈💗）
ずんだ川さんのクリアファイルと仙台観光大使おいかわさんアクリル、仙台体育館のおいかわさんタオル、ぽてわかぬい、かぷっこわかぬい、みにコレわかぬいが並んでいる写真 プリンくんとクロミちゃんの便せん＆カードとかぷっこ牛及さんの写真
August 28, 2025 at 2:03 PM
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【牛及】『聖騎士×聖職者パロ』（２）のその２
前後のお話はこちら
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と答えた。 「あっそ。そんなら確かに嘘はついてないな」 　呆れて言い返す。首をかしげ、あいつの顔を下からのぞき込むようにじろじろ見上げてやったら、いきなり反省したみたいに、眉を下げてしゅんとして、 「……嘘より悪かっただろうか」 　と言ってきたから、ちょっと可哀そうになってしまった。 　わざと……じゃないよな……牛島だし。 「だな！」 　強めに言ってからつい、放っておけなくなって 「まぁ……俺から逃げるより、俺のほうが大事だったみたいだから、今回は許す」 　そんでも素直になり切れなくて、腰に両手を当てて胸を張って、上から目線で許してやった。 　眉を下げて困った顔したままの牛島が、答えずじっとこっちを見てる。 　だからその瞳……放っておけなくなんだろ……。 「なんだよ？」 「……大事なのは当たり前だ」 　促すと、牛島が言いにくそうにぽつりと呟く。 　ぐっと言葉に詰まって、頬が熱くなる。ちが……赤くなったとしても走ったからだし！ 「……祈りに来なくなったな」 　気を取り直して、本題に入った。 　牛島も真顔に戻って頷く。 「ああ。もう行くつもりはない」 　なんでかその言葉で俺自身が拒絶されたみたいで、胸がずきんと痛んだ。 「あっそ。自分を許せたならよかった」 「……いや、」 　言いかけた牛島がもう少し何か言うかと思って待ってたら、沈黙が続く。 　唇の端をゆがめるようにちょっと笑って、からかう。 「気高い聖騎士さまは、もう罪は犯さないって？」 「……そうではない。あのときと同じ罪を、いまも繰り返している」 　俺を振り向き見下ろした牛島の瞳が、俺の瞳を見つめ、避けるように視線を喉元に落として、低く呟く。 （それってつまり……） 　一度きゅっと唇を引き結んだあと、牛島が視線を上げてまっすぐに俺を見つめた。 「だが、本人に聞かせるのは暴力的だった。おまえの職務を盾に取るような真似をしてしまったのは……申し訳ないと思っている」 　俺はあいつの体の横で握りしめたこぶしが、かすかに震えるのに気づいて、 （本人……てことは、まじで俺かよ。それは確かに、なんで聞かせた？　俺に赦されたいとか傲慢すぎんだろ） 　反射的に怒りが湧き上がり、だけど最後の残り火だったみたいにすぐに湿って消えてしまった。 「何で俺に聞かせた？」 　別にもう責める気はない。 　俺の声は感情のない平板な調子になり、牛島は却ってたじろいだ様子で俺を見た。何か思い返す目つきで遠くを見つめて、話し始める。 「赦しか、それとも裁きを求めて、毎夜祈っていた……あの夜、顔を上げるとおまえが祭壇に立っていて……神からの答えだと感じた。罪を告白して、裁かれるべきだと」 「つまり、俺に裁かれるつもりだったってこと？」 「そのはずだった。……だが、しばしば悪の手は、神のふりをして為される。あまりにタイミングがよく、それが導きだと思い込んでしまった。……おまえが職務上、赦しを与えるしかないことは、告解をしたあとで気づいた。だが、遅すぎた」 　自分と向き合うような牛島の声に、俺はあの夜、最初に俺を見たこいつの、ひらめきを得た顔とそのあとでゆっくりと理解が広がっていったような瞳の意味を理解していた。 　……神の導きか。 　ふーん、と半端な相づちを打った俺に、牛島はまぶたを閉じて奥歯を噛みしめ、恥じ入るような声で続けた。 「……すまない。聞かせてしまった言葉は、なかったことにはできないが、申し訳なく思う」 　よりにもよって俺本人に打ち明けた理由はこれでわかった。俺を避けてた理由も、逃げた理由も。牛島の性格上、そうなるのもわからなくはない……と理解できてしまう自分が嫌だ。 「……繰り返してるなら、来いよ」 「？」 　まぶたを重くし、表情を消して言った。牛島は何を言われてるかわからない、って感じで首をかしげてる。 　こっちも動きを合わせて首を傾げ、そんでも腕を組んで挑発するように、　 「別に、聞くのが仕事だからなんとも思わない」 「そうか」 　俺の言葉で、牛島は怪訝そうに、それから嫌な言葉を聞いたみたいにちょっと顔をしかめて言う。なんか勘違いされたな、って気がして、言い直し た。 「だから。まだ罪を繰り返してるなら、告解を聞いてやる、っつってんの。罪があるなら、必ず来いよ？」 　あいつの銀の胴衣の胸を強めにつついて念を押す。 　祈りも告解も、強制するものじゃない。わかりきってて、言った。 　牛島の眉がほどけて、今度はどこか安堵したように、頷いた。
August 16, 2025 at 1:31 PM
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【牛及】『聖騎士×聖職者パロ』（２）のその１
↓へ続く
　 　ところが、そんなある日。 　依頼を受けて宮殿内を清めに行った帰り道、廊下の向こうにあの姿勢のいい長身を見つけた。 　牛島も同時に俺に気づいたらしい。そんで、そのあとがまずかった。 　足を止めたあいつがいきなり、マントを翻して元来た道を戻ってく。堂々と、いつものきびきびとした動作で。 　それを見るまでは、通り過ぎるときは挨拶ついでにあいつがどんな顔をするか見てみよう、と思うくらいだったのに。 　 　告解の日以来、もしかしたら避けられてるのかも、と思ったことはある。 　普段からお役目で定期的に宮殿に行ってたし、お互い時間の決まった行動で必ず顔を合わせてたのに、あの告解の夜以来会わなくなったからだ。 　けどまさか、たまたま顔を合わせただけで逃げ出すとは思ってもみなかった。 　こうなると、向こうが俺に会わないように避けてたんだろうと考えるのが自然だ。今日は俺が突発的な依頼で予定にない行動をしてたから、あいつにとっては間が悪く、ばったり会ってしまったってことだろう。 　 　俺個人としては避けられて腹立たしいけど、牛島が俺を避けたいなら仕方ない。 　告解を聞いたのは職務としてであって、あいつがどういう理由でしたにせよ、俺がどう感じたにせよ、それはあの場限りで外に持ち出すべきじゃない。 　……ってことくらい、わかってんだけどさ。 　告解の場はそうだし、聖職者個人としてもそうだけど、いま俺が避けられてるのは告解室の外だし、いま牛島が逃げ出したのも聖騎士としてじゃないだろう。だったら俺が主教としてじゃなく、及川徹個人として追っかけて、なんか問題ある？ 　牛島は大股で歩き去る。こっちは堂々と走りだして追いかけた。 　あいつが体面を気にして、それともギリギリ言い訳できるように歩いてくなら、追いつける……と思ってたら、追われてることに気づいた牛島も走り出した。くそ、なんでもありかよ。 「牛島！　待てよ！」 　どうせ気づかれてるんだから静かにする必要はない。はっきり名前で呼び止める。 「すまないが、急いでいる」 　牛島は前を向いたまま、息も乱さず返す。背筋をまっすぐ伸ばした、姿勢のいい走り方。叫んでるわけでもないのに、よく通る声だ。 「うそつけ！」 「嘘じゃない」 　長い廊下を爆走する牛島、あとを追う俺。 　引き離されないようにするのが精いっぱいで、冷静に確かめる余裕はないけど、時折誰かとすれ違ったのはわかってる。 　騎士団のトップと聖堂のトップが宮殿内で追いかけっこなんて、どんな噂になるやら。 「うそだろ！」 「本当に急いでいる、んだ」 「なんで！」 「教えられない！」 　追いかける俺が嘘つきって詰ってるから、外から聞いたらどう考えてもトラブルだな。おまけに嘘をつかない牛島相手だ。騎士団側の連中は、崇拝する団長に俺が根拠のない非難を向けたと怒るだろうし、聖堂側の人間は俺を信じて、牛島が何か虚偽の罪を犯したと考えるだろう。 　どうすんだよ、これ。 　頭じゃわかってても、ここでやめるわけにいかない。　 　足首丈の祭服の裾が、風をはらんで走りにくい。こっちは走るための服じゃないんだよ！ 　だめだ、遅れだした。このままじゃ逃げられる……！ 「その用事は……っ、俺より大事なわけ！？」 　足を止め、代わりに遠ざかる背中に向かって叫んだ。 　一歩、二歩……、牛島が足を止め、こちらを振り向く。 　ゆっくりとした大股で戻ってくるあいつを、にらみつけてその場で待った。息が上がって、乾いた喉に唾を飲む。こめかみから汗が流れて落ち、祭服の中も汗だくで気持ちが悪い。 　思わず袖でこめかみの汗をぬぐいそうになったところで、俺の前まで戻ってきた牛島がハンカチを差し出してくる。 「……サンキュ」 　牛島のこういう、いつでも崩れず几帳面なとこはすごいと思うけど、翻って俺自身はそうでもないから、一緒にいると単に気恥ずかしい。わざとまぶたを重くし呆れた顔を作って受け取った。 　俺にハンカチを貸してくれたあいつのほうも、額の生え際から眉まで伝った汗がぽとりと落ちた。 俺にハンカチ貸して、自分はどうすんのさ。借りたハンカチはもう汗拭いちゃったし、と仕方なくこっちもハンカチを取り出して牛島に差し出す。 「……ありがとう」 　驚いた顔で礼を言った牛島も、素直に受け取る。 　なんだこれ。なんでお互いのハンカチを交換しただけ、みたいになっちゃってんだよ。 「……洗って返すから、洗って返して」 「わかった」 　片手を腰に当て、汗に濡れた前髪をかき上げてため息ついた俺の言葉に、牛島は今度も素直に深く頷いて約束した。 　 　気がついたら建物も出て、庭にいた。見慣れない場所だけど、少し先に騎士団本部の建物の裏側が見えるから、向こうのテリトリーだな。 　見える範囲に人影はない。ただし、木立で死角になる場所がいくつもあるから油断はできない。 　はー、と今度は長いため息をついて牛島を見上げ、 「……おまえでも嘘つくんだな」 「？　洗って返す」 　予想はついたけど、牛島らしい文脈無視の答えに苦笑して突っ込む。 「じゃなくて！　急いでるって」 「嘘ではない。急いでいた」 　まばたきした牛島が、『心外だ』みたいな顔になって、いつものはっきりした口調で答えた。 「俺から逃げるのに？」 「……そうだ」 　もう一歩踏み込むと、さすがのあいつも気まずそうに一度口を開きかけて閉じ、やがてしぶしぶ
August 16, 2025 at 1:31 PM
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【牛及】『聖騎士×聖職者パロ』（１）のその２
続きはこちら
privatter.me/page/688a703...
みきった瞳に何かがひらめき、あとを追うようにゆっくりと理解が広がっていくのがわかった。 　マントの裾を手で軽く捌いて立った牛島の、均整の取れた長身。塵ひとつ染みひとつないブーツの足元から、略式の鎧としてまとうきらめく銀の胴衣やマントと同じ雪白の手袋まで、完璧な立ち姿。 　顔をしかめたくなるのをこらえて見つめる及川の前で、決意を込めた表情で口を開く。 「……及川。……告解を聞いてほしい」 　それは意外過ぎる申し出だった。 　及川が主教としてここへ戻って以来、牛島は儀式以外で大聖堂に姿を見せたことがなかった。それが連夜の祈りに訪れるようになり、今度は告解……神に罪を打ち明け、許しを願いたいという。 　 　……清廉潔白な聖騎士様が、いったい何の罪で？ 　 「珍しいな。神との対話は自分で行うんじゃなかったっけ？」 　笑みを浮かべて見せた及川が、皮肉を言うのも無理はなかったはずだ。 　 　以前、聖堂が騎士団と対立していると思われるのはまずいと思って「たまには聖堂へ来い」と誘った及川を、牛島は融通のきかない調子でそっけなく断った。その言い方にカチンときて、 「清廉潔白な聖騎士様が人には言えない告解も聞いてやる」 　そう挑発したら、牛島はただ不思議そうな表情で、 「神との対話は毎夜している。おまえに聞いてもらう必要はない」 　と言った。 　祈りと告解は別物だと、牛島にわからないはずはない。祈りはすれども、神に許しを願うような罪はない……及川はそういう意味だと受け取った。 　 「どうしても自分を許すことができない」 　答える声にはかすかに切なる響きがにじんだが、表情は相変わらず完璧なまでの無表情だ。 「おまえを許すのはおまえじゃないだろ。傲慢なやつだな」 「……その通りだ」 　呆れた及川が責めても、素直に頷いて答える。 （わかっていても、神の赦しが想像できないってことか） 　牛島個人は気に入らないが、不器用なまでに誠実な性質はよく知っている。 　及川も聖職者としての務め以上に本来の性質として、許しを得られず苦しむ人間を放っておけなかった。 　歩きだしながら牛島のほうを肩越し振り向いて、 「来いよ、聞いてやる」
August 16, 2025 at 1:22 PM
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【牛及】『聖騎士×聖職者パロ』（１）のその１
↓へ続く
　 　夕食のあと、大聖堂に聖なる守護を施すのが、及川の毎夜のつとめだ。 　一般に、聖堂はどこも出入り自由で民に開かれている。 　ただし大公領地の中心、宮殿の隣にある大聖堂は別だった。特別な聖地とみなされて、大扉の前にも常時衛兵が詰めている。儀式のない普段は、聖職者や貴族、騎士団員などの選ばれた人間しか出入りできない。 　 「ご苦労様」 　柔らかく声をかけた及川に、衛兵がまぶしそうな表情になって背筋を伸ばした。 　特に出入りが厳しいはずの夜間に、大扉が少し開いているのは、誰かが訪ねてきているしるしだ。 　黙って問いかけるように首をかしげて見せると、衛兵は緊張した様子で頬を紅潮させて、 「騎士団長様がお越しです」 「……今夜も？　このところ毎晩だな」 　怪訝そうに眉をひそめた及川の言葉に、衛兵は言葉が見つからないといった気まずそうな顔になって答えない。 　主教の及川と騎士団長の牛島は、それぞれに国内の尊敬を集めるだけではなく、聖職者として、また武人として政に大きな影響力を持って国内の勢力を二分していた。不仲だという噂もあり、一介の衛兵がうかつに口を挟める問題ではない。 　眉をひそめた及川の表情も、責めて見えたのかもしれない。 　ふ、と優雅な微笑みで印象を和らげ、 「いつもありがとう」 　と労うと、真っ赤になった衛兵が、「身に余るお言葉です……」と震える小さな声で答えた。それだけ言うのが精いっぱいという調子で。 　 　玄関廊に並ぶ３つの扉の右から入っていくと、遠く主祭壇の前にひざまずく大きな背中が見えた。 　聖騎士だけが着用を許される、輝く雪のように白いマントの裾が……見えない内側は高貴な色の紫のはずだ……祭壇前の赤いじゅうたんの上に広がる様は、遠目にも鮮やかで美しかった。 　及川は側廊を無言でゆっくりと進む。一定の間隔で据えられた燭台の新しいろうそくに、一本ずつ火を灯していく。夜じゅう、闇を祓い聖堂の中を明るく照らす、聖なる光を。 　側廊の一番前までたどり着くと、一度戻って左側でも同じことを繰り返す。 　その前に、及川は少し立ち止まって、今はすぐそこに見える牛島の姿を眺めた。 　 　どんなときも、牛島は端正で美しく、非の打ちどころがない。 　祭壇の前にひざまずく今も、端然として微動だにせず、まるでそこで彫られた完璧な彫像のようだった。 　意志の強さを表す凛々しい眉の形、閉じたまぶたを縁取る濃いまつげが、まっすぐな頬に落とす影までが美しい。彫りの深い顔立ちで、形のいい額と高い眉根から通った鼻筋、薄い唇とがっしりとして髭のない顎までの輪郭が、力強く整っていた。 　及川はそういう彼の完全さを目にするたびに、目が離せなくなる誘惑と同時に、嫌な気分で眉を ひそめたくなる。 　 　瞳を細めて牛島を遠く見やり、気持ちを切り替える。 　ほとんど音を立てず厳かに歩んで、反対側の側廊へ向かった。 　 　……神は牛島を作るとき、欠点を与えるのを忘れてしまったのに違いない。 　鋼のようにたくましい長身と端正な顔立ち、容姿の良さに加えて名門貴族の長男という生まれ。騎士団長に上り詰めた剣と弓の才に、少し俗世に疎いところはあるが、頭も悪くはなかった。 　そういうありさまだから、妬みや吝嗇といった欠点が育まれる余地もない。 　堂々として偽りを嫌い、不正を憎む心。小さな嘘や、幼心のごまかしすら、頭に浮かんだことがあるかどうか。 　謙遜が神の教えであればよかったが、あいにくそれは俗世のマナーだ。自ら与えたものを人が過小評価することを、神が喜ぶだろうか？ 　そして牛島は常に堂々と自身の強さを誇るが、事実以上の慢心はしなかった。彼は実際、ここでは一番強かったからだ。 　 　子どもの頃ははっきりと嫌っていたし、今でも好ましいとは感じていない。だが、だからこそ、及川は牛島を過小評価できなかった。 　幼馴染の岩泉は、及川の話しを聞くと、牛島を過大に評価していると言って笑う……そんな完璧な存在はもはや人間ではない、牛島も欠点のある普通の男だと言って。 　神の道に進むことを選んだ及川は、過去、18の歳にひとり聖都へ旅立った。 　９年間の孤独で厳しい研鑽と探究を終えて主教になり戻ってみれば、以前は自分と同じく牛島を嫌っていたはずの幼馴染が、ふたり和やかに語り合うようになっていた。 　いまも何事かあれば必ず自分の側についてくれる、それだけは疑っていないが、幼馴染を取られたような気持ちも、及川が牛島を厭う思いに拍車をかけたかもしれない。 　 　左側の側廊でも同じようにすべてのろうそくに火を灯し終えると、ゆっくりと静かに進んで、祭壇のろうそくにも火を灯していく。 　儀式の間、及川が優美な手をかざすと、一瞬ろうそくの灯が大きく揺らめいて応え、それから穏やかな火に変わった。 　 　祭壇前にひざまずく牛島を正面から眺めれば、額をうつむけ両手の指を組み合わせて、一心に祈っている。 　罪のないはずの彼が、毎夜、大聖堂へ祈りに来るのはいったいどんな悩みを抱えているのだろう。 　騎士団には騎士団の聖堂があり、日々の祈りも儀式もそこで行われるはずだ。 　まして、聖騎士である牛島が。魔物との最前線である北の砦では主教同等の神聖な権威を持ち、団員の告解を聞き、生死に伴う祝福と赦しを与える側だというのに？ 　 　ふと、牛島が祈りを終え、顔を上げた。 　及川がぎくりとして見下ろすと、彼の静かに澄
August 16, 2025 at 1:22 PM
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【牛及】眠る前のルーティン
うしわかお誕生日おめでとう～🙌✨
ここから毎年おいかわさんが上げる動画は、のちのちふたりの婚約発表後に掘り返されて「日付に意味があったんだ」「匂わせだった」って言われるやつです…🥰
印刷された本の本文の体裁で画像化されたテキストです。 付記に「【牛及】眠る前のルーティン」、「廣岡赤音」と記載されています。 画像情報：generated by 新書ページメーカー / Image by DarkWorkX on pixabay / フォント：源暎こぶり明朝 以下は本文の内容です。 　 　夕食後にソファに移動して、俺を抱き寄せる牛島の腕の中で、のんびりＴＶをザッピングしてたら、「睡眠のウソ・ホント」みたいな短いコーナーが流れてた。 　ショーヨーに教えてもらったという『睡眠』の本が良かったと言って、俺にもプレゼントしてきたことがある通り、牛島は質のいい睡眠の追求にはまってて、そのコーナーも興味深そうに見てた。 「そういえば、牛島、俺といるときは、癒しの動画見てないよな？」 「癒しの動画？」 　ふと思い出して訊ねると、不思議そうな顔で聞き返してくる。 「インタビューで言ってなかったっけ。寝る前のルーティン……」 　日本代表のインタビューの一問一答。牛島の『眠る前のルーティン』は、『癒しの動画を見る』だった。俺といるときはそんなの見たことないから、適当に書かれちゃったのかなと思って。 「ああ、」 　あれか、って感じの思い当たる目つきになった牛島の肩に頭でもたれかかって、 「ほんとにあるんだ？　じゃあ、俺に癒されてるから必要ないってこと？」 「そうだ」 　わざとからかったら、真顔で認めたからこっちが照れた。カァッと頬が熱くなるのがわかったけど、認めたら負けだ。気づかないふりして、 「俺に会えないときは何に癒されてんの？　仔犬とか仔猫とか？　かわいい？」 「仔犬でも仔猫でもないが、かわいい」 「へー……じゃあ虎とかカワウソとかの赤ちゃん？」 「……なぜ小さい生き物なんだ？」 　と言いながら牛島がスマホを取り出すのを見て、 「癒されるって言ったら定番じゃん」 　そう言いながら画面をのぞき込んだら、あいつがショートカットで再生した動画から、いきなり『お疲れさま～』って俺の声が聞こえたからびっくりした。 　練習終わりのジャージ姿、コーヒーのテイクアウトカップを持った俺が、笑顔で手を振ってる。 「……なにこれ」 　聞き返した俺は内心よく覚えてたし、動画から聞こえてくる自分の声がめちゃくちゃ甘く聞こえて恥ずかしかった。 　たしか、この頃はタレントがファンをねぎらう動画を上げるのが流行ってて、俺もそれに乗ったんだった。日本語なのに、各国でそれぞれの言語の翻訳がついて結構バズったんだっけ。 「おまえが以前ＳＮＳに載せていた動画だ」 「そうだね？　いや、そうだけども。なんでおまえが持ってんの」 「天童が送ってきてくれた」 「は？　なんで天童経由？」 「俺が動画のＤＬの仕方を知らないだろうと言って……」 「なんかいろいろ突っ込みたいことが山ほどあるけど、まぁいいや。なんでこの動画だよ」 「眠る前に、おまえの笑顔と労う声を聞くと癒される」 「……ふーん」 「最初の質問だが、おまえといるときは、直接お やすみを言うのを聞けるから、見る必要はない」 「まぁね？」 　律義に説明する牛島の声を聞いて頬が熱くなったけど、頷いてもう一度あいつの腕を胸の前に抱え込み、背中でもたれかかった。 　予想通りの理由すぎて、かわいいやつ。 　あいつの頬にこめかみをくっつけ、頭を抱いた手で撫でてやってたら、牛島のほうではまだ話が終わっていなかったらしく、 「それから、」 「まだあんの？」 「これは、俺たちが付き合い始めて、最初の俺の誕生日におまえが投稿した動画だ。会えなかったから、誕生日プレゼントだと思った」 「……あー……？」 　思わず視線が泳ぐ。 「そっか、あれ誕生日だったっけ」 「練習が終わってＳＮＳを見たらこれが流れた。……疲れが消えた気がした」 「……よかったじゃん」 「ああ」 　牛島の声はどこまでもまじめで、素直になれずに茶化した俺のほうがいたたまれなくなってくる。 　付き合い始めてほぼ一年。ワルシャワとの５時間の時差もちゃんと計算した。 　牛島が俺を好きなのは知ってたけど、表情に出ないやつだしその頃はまだ言葉も今より足りなくて、もっと俺にメロメロにしてやる！　って思って。どういう方法がいいかいろいろ考えて、結局直接送るのはやめ、牛島の名前も出さない動画をＳＮＳにポストした。 　その日は０時になったときに牛島から連絡が あったのに、夜にまたＳＮＳを見たって連絡があって、うれしそうなこいつの声を聞いて、見えない通話のこっち側でガッツポーズした……記憶がうっすら、蘇ってくる。 　思い出したら恥ずかしすぎて汗かいてきた。 　牛島は気づいてるのかどうか、ただうれしそうに、黙って俺の髪にキスしてた。 「……そんなにうれしいならさぁ」 「？」 「今年もなんか撮ってあげてもいいけど」 　こういうときに拗ねてしまうのはもうクセだ。唇をとがらせて言ったら、牛島がぎゅっと俺を抱きしめてきた。それからいきなり膝の上に抱えあげられ、 「……うれしい」 　って、俺を見下ろし、素直な声で言う。 　膝の上でもぞもぞ動いて、腿の上をまたいで座った。ゆるく首に腕を回して、 「じゃあ、今年はおまえのための動画な」 　顔をのぞき込んで言った。 「ああ。……これも、俺のためのための動画だったと思っているが」 「……そーゆーことにしといてやるよ」 　わざと呆れた顔で返した俺に、牛島は黙って、ふ、と笑って、キスしてきた。
August 13, 2025 at 10:33 AM
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【牛及】沢若×大人川さん・４【年齢操作】
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　 　ところが、あっさり引いたと思ったウシワカのヤロー、家に帰った途端に壁ドンしてきたんだ。 　 　靴を脱いで上がった玄関ホール、あとから入ってきたウシワカが俺の手首を掴んだと思ったら、流れるようなしぐさで壁に押しつけられてた。 　背中に軽い衝撃を感じて心臓が跳ね、こういうところは牛島より経験値がないんだなって考えた。普段のあいつがどれだけ慎重に俺を傷つけないようにソフトに振る舞ってるか、改めて思い知らされて、胸がじんとする。 　公平に言えば、いま俺の背中にはウシワカの大きな熱い手のひらが添えられてて、勢いはちゃんと殺してくれてた。ただ、若さの勢いが勝ったって感じ？　慣れない気遣いを見せるウシワカの不器用な優しさには、胸がきゅんとした。 　俺の瞳を間近でのぞき込んできたウシワカは顔を傾けて、完全にキスの角度だ。ハッと我に返って、慌てて肩を押し返す。 「いやいやいや、だめだって。おまえ未成年じゃん」 「高校は卒業した」 「そーだけどさぁ……」 　余裕がないのかしんないけど、いきなり至近距離まで詰めてきすぎだろ。 　汗をかいたウシワカの熱気と男くさい匂いがふと香って、ドキドキした。酔ってることもあって、頬がカァッと熱くなる。もしかして顔が赤くなってるかもしれない。照れてると勘違いされなきゃいいけど。 「及川、……キスしたい」 　低くて甘い、かすれ声。 『ウシワカ』がそういう声出すなよ！　おまえがそういうの、俺は解釈違いだって言ってんの！ 　心の中で叫んだものの、ただドキドキしすぎて、口ではひとこと返すのが精いっぱいだ。 「酔ってんだろ」 「酔ってはいない」 「うそつけ」 　ジロ、とにらんで言ったら、ウシワカはたじろいだ顔でちょっとだけ（ほんの数センチかそこら）体を引いて、 「……酒を飲むのは初めてだから、酔っているかもしれないが、キスがしたいのとは無関係だ」 　生真面目に、でもきっぱり言い返してくる。 「おまえ、酔うとキス魔になるんじゃないの。未来のおまえも、一緒に飲んだときにキスしたがってきたのが最初なんだよな」 　俺がまぶたを半ば閉じて呆れた目で言うと、ウシワカは瞳を見開いて何か衝撃を受けた表情に変わった。 　ためらうように視線を揺らし、息を吸い込んで何か言いかけたあと、急にまっすぐ背筋を伸ばして立った。 　あいつのデカい手が壁から離れ、圧迫感のあったたくましい胸とも距離ができて、解放された俺は息がつけるようになってホッとした。離れて行った熱をほんの少し寂しく思い、気のせいだと自分に言い聞かせる。 「それは、嫌だ」 　ウシワカは時々する、強情で子どもっぽい口調で言うと、眉を寄せて俺をじっと見下ろした。 「……今夜は寝ることにする。……おやすみ」 「ああ、うん。おやすみ……」 　俺を見た瞳は複雑な表情をしてて、けど俺には、それ以上あいつが何を考えてるのかまでは読めなかった。 　大股でずんずん去っていく背中は肩に力が入ってガチガチで、たぶん「酔ってキス魔になった」って言われたのが、真面目なあいつにはショックだったんだろう。 　あっさり退いてホッとした……同時に、あっさり退きすぎて拍子抜けもした。 　頭が冷えて、酔ってるだけだって気づいたんだろう……なら、未来の牛島は？ 　初めての夜は流れでキスして、そのまま盛り上がっちゃっただけで、最初にキスしたがったときのあいつも酔ってただけだったんだろうか。 　牛島のキスも、そのあとのセックスも、死ぬほど優しくて熱心でまじめだったから、疑ったこともなかったけど、あいつが「好きだ」と言葉にしたのは付き合ってしばらく経ってからだ。嘘をつかない男だから、思ってないことは絶対に言わない。……思うまでは、きっと言わない。 　そう思ってぎくりとした。 　いや、遊びで寝れる男じゃないのはわかってんだから……と考え直してみたものの、心の隅に残るしこりは消えなくて。 　なんだよこれ。今まで一度も牛島の気持ちを疑ったことなんかなかったんだぞ。いくらウシワカだからって、こんな爆弾落としていくなよ！ 　ベッドに入ってもいろいろ考えてあんまり眠れなかったせいで、翌日は寝不足だった。 　起きてきたウシワカは普段と同じすっきりした顔で、昨日のことなんかすっかり忘れてるらしく見える。記憶力のいいやつだからほんとに忘れたってことはないだろうけど、切り替えは早くて、「考えない」ってなったらマジで「考えない」でいられるタイプだ。 　いつだったかショーヨーが、「俺は瞑想で頭空っぽにすんの、訓練してできるようになったんですけど、牛島さん素です！　カッケェ！！」って言ってたっけ。 　そんときは「あいつ単に頭空っぽなだけなんじゃないの」ってからかって、「違います！　頭空っぽってメッチャ集中力要るんですよ！」って言い返されたっけ。 　俺だって牛島がよく考えるタイプだとか、怖いくらい集中するやつだってことも、知ってんだけどさ。 「……コーヒー飲むだろ？」 「ああ」 「二日酔いは？　ダイジョブかよ？」 「経験したことがないからわからないが、体調は問題ない」 　ウシワカは律義に体の調子を確かめる目つきで考えてみてから、答えた。 　コーヒーを注いだマグカップをそっちへ滑らせてやり、 「そ。……よく眠れた？」 「ああ」 「酒飲むの初めてだろ。眠りに出やすくて、寝入
August 11, 2025 at 3:17 PM
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【牛及】沢若×大人川さん・３【年齢操作】
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「んじゃ、おやすみ」 「おやすみ」 　廊下であいさつを交わすと、牛島はあっさりと部屋に入って行った。目の前、音を立てて閉じたドアを見てるだけで、拒絶された気分になるのが嫌だ。 　思わずムウ、と唇をとがらせ、そういう自分をバカみたいだと思った。 　牛島……って呼ぶと紛らわしいな、つまり白鳥沢時代の『ウシワカ』には、俺と恋人だという記憶もなく、一緒に眠る理由はひとつもない。 　俺だって同じで、ウシワカと一緒に眠る気はないけど……けど、せっかくの休暇なのに、って拗ねた気分になった。 　 　会えるのは半年ぶりだった。 　フライトが遅れて空港で長く待たされ、ゲートを出てきた牛島を迎えて、「おつかれー」と笑顔を作りながら俺はちょっと腹を立ててた。遅れたのがあいつのせいじゃないのはわかってたし、牛島に腹を立てたわけじゃない。当然、「待たせた」と言ったあいつも悪びれなかった。 　駐車場で車に乗り込んだところで、我慢が限界を越えた。 　シャツの胸元を掴んで引き寄せると、牛島は素直にこっちに屈みこんできた。シートに手を突いて、俺にぶつからないように勢いを殺し、ゆっくり覆いかぶさってきてキスが深まった。 　 　……自然と蘇る昨夜の記憶を、強制的にシャットダウンする。いくら思い出したって、牛島に会えるわけじゃない。 　廊下に突っ立ってたって仕方ないから、俺も寝室に引っ込んで、バスルームを使った。 　自分の部屋のシャンプーもベッドも、一昨日ぶりだ。 　 　シャワーを浴びながら、今日わかった状況を整理する。 　チームドクターや知り合いの記者の伝手をたどって調べてみたけど、ニュースで見てた以上の情報はほとんどない。 　症状は伝染性じゃなく、原因も不明。これまで報告されている件数が1074件、そこそこ積み上がってるように思えても、世界人口80億人からすれば希少例だという。医療に繋がらないままの暗数は当然わからない。 　数日から数か月で元に戻って、記憶はある場合もない場合もあるんだとか。ただとにかく全員が、無事に元の年齢に戻って異常も残ってないってことでホッとした。 　牛島のチームには、こっちのチームのドクターから連絡を入れてもらうことになった。こういうことは、専門家同士話してもらったほうが早い。 　 　俺が焦って調べている間、ウシワカはあいつらしく表情が薄く、動揺を見せなかった。 　命の危険がないとわかると、もうそれであっさりと「元に戻るまで、できることはない」と腹をくくったらしい。 　あれだけムカつく相手だった白鳥沢時代のウシワカも、大人になって対面すれば、あんまり腹も立たない。いまの牛島と同じ人間だと納得できることも多いし、あいつと同じ可愛い面も見えてき た。 　それでも、明日の朝になったら元に戻ってて、何もかも取り越し苦労だった、ってのが一番いい。 　やっと戻ってきたと思ったら、休暇が終わるタイミングだった、って可能性もあるか。楽しみだった休暇がそんなことになったら、マジで笑える。 　……けど、それだって全然かまわないんだ。 　あいつが戻ってくるなら、休暇はいつでもやり直せるから。 　 　バスローブを羽織り、ドライヤーで髪を乾かしながら、鏡に映る自分が不満そうなへの字口をしてるのに、呆れてまぶたを重くした。 　自分を納得させようとしても、思った以上に、牛島と過ごす休暇を楽しみにしてたらしい。 　一晩抱き合っただけで朝になったらあいつが消えてたんだから、ちょっとくらい不満に思ってもいいよな？ 　腹ペコでひとくちだけ食べたところであとはお預け、ってのは、一番腹が減る。 　髪からは、いつもの俺のシャンプーの匂い。バスローブも慣れた柔軟剤の香りしかしない。ベッドに入ってもそれは同じだった。 　 　……あいつの気配が、どこにもない。 　 　昨夜は牛島の腕に抱かれて眠ったのに、薄情な俺の身体からも、あいつの匂いはしなかった。 「……牛島のバカヤロ……。戻ってきたら絶対、死ぬほど詰めてやる」 　記憶があるかないか、知んないけども。 　詰めるネタならいくらでもある。 　指輪をするわけがないって言ったこと、約束したふわふわのオムレツを作ってくれなかったこと。俺から告ったと思い込んでたことと、俺に恋するなんて考えたこともないと言ったこと。 　牛島のことだから、「高校時代はそうだった」と平然としてるかもしれないけど、それならそれでこっちは「キス禁止」って切り札もある。 　焦って謝ってきても俺が許さなかったら、たぶん、あの手この手で口説いてくるはずだ。 　全力の牛島に口説かれるのは結構楽しい……気が済んだら、昨夜の続きをしてやってもいいかも。 　そう考えると気持ちがなだめられたけど、状況は何にも変わらない。 　……眠れなくて、枕の上でごろりと寝返り打って横を向く。 　今ごろ散々抱かれてるはずだったのに、火照った身体のやり場もなくて……。 「……戻ってきたら、マジで詰めるからな」 　空っぽの腕にクッションを抱え込んで、ぎゅっとまぶたを閉じた。　 　 　☆ 　 　翌日、あいつのチームから返事があり、こっちのリーグと提携してるデカい病院で検査を受けた。 　ほとんど一日潰れたけど、当日わかる範囲では異常なしの結果が出て、俺もホッとしたからそれは良かったと思う。 「ご両親に連絡しとく？」 　訊ねた俺に、牛島は表情を動かさず首を振り、 「いや、自然と戻るなら心配をかける必要はな
August 10, 2025 at 1:04 PM
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これは本を撮っていたら可愛すぎて撮影会になってしまった図
かぷ牛及さんがお話してるのかわいい…
１，２枚目の大小の自分と一緒にいる牛及さんも可愛いけど、3枚目のおっきな牛及さんが、相手のちっちゃな牛及さんと一緒にいるのもかわいい…🙈
みにコレぬいと、かぷっこふれんずのうしわかとおいかわさんのぬいぐるみが2組、ペアで並んでいる みにコレぬいと、かぷっこふれんずのうしわかとおいかわさんのぬいぐるみが2組、ペアで並んでいる。かぷっこふれんずのうしわかとおいかわさんが向き合って何か話している みにコレぬいと、かぷっこふれんずのうしわかとおいかわさんのぬいぐるみが2組、ペアで並んでいる。かぷっこふれんずの位置が入れ替わり、大きなうしわかの前に小さなおいかわさんが、大きなおいかわさんの前に小さなうしわかがいる。小さなおいかわさんが小さなうしわかの顔をのぞき込んでいて、かわいい。
August 9, 2025 at 7:12 AM
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牛及の新刊、届きました！！🙌✨
可愛く仕上げて頂いてうれしい…🙌✨
文庫サイズの牛及本、『キスまで遠い、キスより遠い』の、夜の川沿いの道のイラストのカラーカバーがかかった表紙と、収録作品名が書かれた裏表紙側が並べて置いてある。本の後ろにはみにコレぬいと、かぷっこふれんずのうしわかとおいかわさんのぬいぐるみが2組、ペアで並んでいる 文庫サイズの牛及本、『キスまで遠い、キスより遠い』の、夜の川沿いの道のイラストのカラーカバーがかかった表紙と、カバー下の緑の枠デザインの表紙が2冊分、並べて置いてある。本の後ろにはみにコレぬいと、かぷっこふれんずのうしわかとおいかわさんのぬいぐるみが2組、ペアで並んでいる
August 9, 2025 at 6:58 AM
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【牛及】沢IF
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　 「若利君は、ほんとに徹君のトスが好きだよねえ」 　練習中に発生する待ち時間、天童が牛島に声をかけた。 　３年最後の大会を前にした天童は本気だ。目的は当然、卒業までに牛島と及川に、互いの思いを自覚させることだった。 　 　入学したころ、牛島に対してだけツンケンしている及川の態度を見て、現３年は全員、自分たちの代がエースとセッターの対立でチーム崩壊したらどうしようと心配した時期がある。今はすべて笑い話で、最初のIHが終わるころには『さっさとくっついちゃえよ』で全員の意見が一致していた。まさかふたりが無自覚なまま、３年まで持ち越すとは思ってもみなかったのだ。 　ここまで無自覚のイチャイチャを見せつけられてきて、卒業後に「あのふたり、付き合い始めたらしい」と噂で聞くなんてまっぴらだった。なんとしても、卒業までに目の前でくっついてしまってほしい。 　全国制覇と同時に、牛島と及川をくっつける。それが３年全員の、強豪白鳥沢でのバレー生活最後の目標になっていた。 　 　というわけで、天童もこのところ何かあるたび、「それって徹君のこと、好きってことなんじゃない？」と自覚を促しているのだが、牛島の無自覚は鉄壁だった。 　これが及川なら「バッカじゃないの！？」と赤くなって多少は動揺するのに、今もいつもと同じ無表情で頷いている。 「ああ、及川はいつも俺が欲しい完璧なトスをくれる」 「ふーん、好きなのはトスだけ？」 「いや、」 　牛島がまばたきしてこちらを振り向く。 （お？） 　天童が両方の眉を上げて、瞳を輝かせた。もしかすると、すでに自覚しているのかも。牛島はいつでも堂々とした性格だから、自覚した上で、照れる必要はないと思っている、なんてあり得る話だ。 「及川のサーブは、威力もコースも申し分ない。ブロックもレシーブもレベルが高く、欠点はない。いい選手だと思う」 （ありゃ、全部プレーの話か～。これは気づくまでまだ時間かかりそうだネ） 　まっすぐな牛島の答えに、薄目で微笑みながら頷いて、それでももう一歩踏み込んでみた。 「バレー以外では？　若利君、いつも徹君と一緒にいるでしょ」 「俺についてこられるのが及川だけだからな」 　そういうことを、ロードワークに出れば早々に脱落する天童相手にも嫌味なく言ってくるのが牛島という男だ。 　天童も、牛島が嫌味で言っているわけではないことや、チームメイトとして信頼されていることを知っているから気にしない。 　だいたい、牛島のほうが常識を超えたフィジカルの持ち主なだけで、他のレギュラーメンバーは白鳥沢のスパルタに十分応えている。そうでなければ、厳しい鷲匠監督がレギュラーに選ぶわけがないのだ。 「いや、だからホラ、一緒にいるのが楽しいのかなって！　徹君って、若利君と二人だとどんな感じなの？」 　しゃがんで膝を抱えた天童に、スポーツドリンクを飲んでいた牛島が、目だけで見下ろしてくる。 　それから、コートの中にいる及川に目線を向けた。表情は変わらないが、見慣れた天童からすると、かすかにまぶしそうに瞳を細めたように感じる。 「及川は、いいやつだと思う。……時々、本音を言わないところがあるが」 「うそつきってこと？」 「いや、俺は嘘つきは嫌いだ。及川のあれは、嘘……ではないな。本音を隠したいのだと思う。俺には理由がわからないが、問題はない」 「へー……」 （あ～、若利君が何か言って、徹君を照れさせてるんだろうな～） 　天童にはふたりの状況が目に見えるようで、思わず遠い目になってしまった。 「まぁ、秘密にされると相手のこと知りたくなるもんね。だから若利君はいつも、徹君のことじっと見つめてるんだ？」 「？　見つめていない」 　不思議そうに首を傾げた牛島が答える。嘘をつくタイプではないから、本気でそう思っているのだろう。 　驚いて瞳を見開いた天童が、 「エッ、いつも会話が途切れて10秒くらい、ずっと見てるじゃん！」 「……10秒も見ていない」 「もしかして、徹君に『何見てんだよ！』って毎 回突っ込まれて会話終わるのも気づいてない？ ？ ？」 「……それはそうだが、」 「あ、それはわかってるんだ。徹君、顔真っ赤なのに、いつもちゃんと８秒は耐えてるよ？」 「８…？」 　繰り返した牛島が、納得できない、という表情で眉をひそめた。 「そこまで長くはない。及川はすぐに怒る」 　時々見せる子どものように素直な口調で、への字口になった牛島がまたコートの中の及川を見た。 　本人は気づいているのだろうか、まるで、『もっと見ていたいのに』と拗ねているかのような瞳で。 　天童が表情の選択に迷うのは珍しいが、結局また薄目で微笑むと、感心した声で呟く。 「ハァ～、そっか、若利君にとって、徹君を見つめる８秒は一瞬なんだねえ」 　牛島の耳には届かなかったのか、彼はただ黙ったまま及川を見つめていた。 　 　☆ 　 「……それって若利君のこと、好きってことなんじゃない？」 　いつものように水を向けた天童に、及川は整った顔立ちをムッと歪めて、 「うちではあいつが一番いいスパイカーだから、俺が最高の形で使ってやるってだけ！　一応エースだろ」 「ヘェー」 「なんだよ、その笑い」
August 7, 2025 at 11:33 AM
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【高校牛及】初めての恋人
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　 　卒業式のために久しぶりに地元に戻った牛島のルーティンは、以前と変わらない。個人でのトレーニングとロードワーク。時々、後輩の練習に参加することもある。いつ顔を出しても大歓迎してくれる後輩たちも、久しぶりに会えば成長ぶりが顕著で頼もしかった。 　 　卒業式後のある日、夜のロードワークに出て、砂浜をランニングしていたときだった。 「ウシワカちゃーん」 　覚えのある声で呼ばれた気がした。 　辺りを見回すと、少し先で、波打ち際から離れた乾いた砂浜の辺りに誰かが座っていた。街灯が遠くてこの距離ではよく見えないが、たとえ見えなくても見違えることはない。 　牛島を『ウシワカちゃん』と呼ぶのはただひとりだし、及川徹は他の誰にも似ていない。 「及川」 「久しぶりー」 　近づいた牛島に、及川が気安く手を振って答える。記憶の中とは違う、軽やかで明るい、透き通るような笑顔で。 　そばに立った牛島を見上げた及川が、なぜか急に笑い出した。 「ほんとに海辺走ってたんだ」 「？」 「ここ、ウシワカ遭遇スポットって有名なんだってさ。知ってた？」 　手足が長く鍛えた体つきのはずの及川が、膝を抱えて小さくなって座って首をかしげてみせる姿は、妙に可愛く見える。牛島がそう言ったら怒る だろうが、いつもより態度が柔らかいせいか。 「……いや」 　否定したあとで、そういえばこの辺りで何度か声をかけられたことがあるのを思い出した。ロードワーク中はハイペースで、他の場所ではめったに声をかけられることがないのだが、砂浜では牛島にしてはゆっくり、大股に走ることが多いからかもしれない。 　それにしても、なぜ及川がここにいるのだろうか。 　見上げてくる相手を見下ろして視線が合っていても、現実とは思えなかった。普段とは明らかに違う及川の態度も、現実味のなさに拍車をかける。 　思わずその場でザッザッ、と砂を踏みしめ、足元の大地＝現実を確認した牛島に、及川がおかしそうに笑って訊ねてくる。 「なにそれ、威嚇？」 「違う」 　短く否定した牛島の言葉は軽く聞き流すそぶりで、及川がジャージの砂を払いながら立ち上がった。 「大学、東京だっけ？　そっちのチームと合流してんなら会わないだろうと思ってたけど、会ったな」 「ああ。今週は、卒業式と関連の手続きでこちらに戻っている」 「へー」 　訊いておいて上の空の答えが返ってくるが、牛島も今さら気にしない。それに、今は自分の話よりも及川に訊ねたいことがあった。 「及川、おまえの進路の話を聞かないが、どこの大学へ行くんだ」 「んー？」 　改まって訊ねた牛島にも生返事で、及川は足元の石をひとつ、ふたつ手にとっては捨てて、を繰り返す。 「それとも、社会人かプロのチームに行くのか」 　問いを重ねる牛島の前で身体を起こした及川が、選んだ石を手元で軽く投げ上げて受け止める。それから大きく振りかぶって、海に向かって投げた。長い腕がしなやかに振れる……見惚れるほど綺麗なフォームだった。 　遠くで、石が海に落ちる水音が聞こえた。 　振り向いた及川は、牛島の問いに答えない。返事をしたくない様子を不審に思って、訊いた。 「まさか、バレーをやめるわけではないだろう」 　訊ねた牛島だって、本気で思ったわけではなかった。 　及川がバレーから離れられるわけがないからだ。 　中学、高校と部活が終わるタイミングでバレーを辞めてしまう先輩や同級生を、数えきれないほど見てきた。誰に対しても本人の選択だと思うばかりだが、惜しみ残念に思える才能を持つ選手も何人かは見送った。 　……牛島にとって、自分と同じくらい疑いなく、何があっても辞めないだろうと思える相手は及川だけだ。 　驚いた顔で振り向いた及川が、ふはっ、と吹き出す。 「辞めるわけないじゃん」 　当たり前のように答えたから、ホッとした。 　 　それで進路を教えてくれるのかと思ったら、片眉を上げて牛島を眺めた及川が、突然話を変える。 「学校ジャージじゃないんだな」 「ああ……？」 　今の牛島は、バレー部としては高校にも大学にも正式な所属チームのない空白期間だ。練習に参加するときはともかく、自主練習では着る理由がない。 「ちょうどよかった」 　瞳を細めた及川自身も、校名のないジャージ姿だった。 　よかった？ 　意味を訊ねる前に、また口を開いた及川が、 「今日もしおまえに会ったら、訊こうと思ってたことがあるんだけど」 　足元に視線を落とし、白い砂を軽くスニーカーの爪先で蹴って、 「これから俺と、ラブホ行かない？」 「……ラブホ……？」 　あまりに想像を超えた単語のせいで、最初は聞き間違いかと思った。牛島が覚束ない調子で繰り返すと、及川がくしゃっと顔をゆがめて、呆れたとも照れたともつかない表情で笑って、 「ラブホテルだよ！　え、まさかそっからわかんない感じ？」 「……ラブホテルはわかる」 「へー、わかるんだ」 「なぜそんなところに行く必要がある？　家に帰れないなら、ホテルに泊まればいい」 「ありがと。でも、帰る家はあるから。もしも終電終わっちゃったとしても、走って帰れない距離じゃないし」 「ならば、」 「俺、ラブホって行ったことないんだよね。ウシ
August 6, 2025 at 11:23 AM