Japanese Incense Ceremony(香道) Artist.
https://note.com/kaoritobunka/n/nab258387264a
Twitter/instagram→@madoka_incense
お気に入りの枝垂れ桜にご挨拶してきました。
また次の春を楽しみに…
お気に入りの枝垂れ桜にご挨拶してきました。
また次の春を楽しみに…
「雨の日と雪の日には、お香を聞くと良い」
と奨める記述があります。
雨や雪で湿度が上昇すると、
空気中の香りの分子が運ばれやすくなり、香りを強く感じられる為、
これは科学的にも理に適った教えといえます。
香木や香水だけでなく、ご自宅で温かい珈琲や紅茶等の香りを楽しむにも良いでしょう。
「雨の日と雪の日には、お香を聞くと良い」
と奨める記述があります。
雨や雪で湿度が上昇すると、
空気中の香りの分子が運ばれやすくなり、香りを強く感じられる為、
これは科学的にも理に適った教えといえます。
香木や香水だけでなく、ご自宅で温かい珈琲や紅茶等の香りを楽しむにも良いでしょう。
古い雛道具の中には、細工の美しいもの、香道具を含んだものが見受けられます。
画像は京都・五条大橋の近くに本店を構える老舗のお麩屋さん
麩屋半兵衛さん併設「お辨當博物館」で、この時期に展示される雛人形です。
春らしさを感じられますように。
古い雛道具の中には、細工の美しいもの、香道具を含んだものが見受けられます。
画像は京都・五条大橋の近くに本店を構える老舗のお麩屋さん
麩屋半兵衛さん併設「お辨當博物館」で、この時期に展示される雛人形です。
春らしさを感じられますように。
業績悪化の報道が出ていますが、何とか持ち堪えて末長く続いてほしいです。
同社の調香師として第一線で活躍してきた
中村祥二さんの著作『調香師の手帖(ノオト)』は、
発売以来長年に渡り香水や香りを愛する人達に読み継がれてきた名著。
中村祥二さんは香道にも関心を寄せておられ、お体の調子を崩されるまで、私共のお香のお稽古場にも、度々お越しになっていました。
資生堂からも『花椿』の様な著名な企業文化誌に加えて、
研究紀要『香りと意匠』の様な読み物としても資料としても優れた書籍も多々出ています。
今宵は改めてその足跡を辿りたいと思います。
業績悪化の報道が出ていますが、何とか持ち堪えて末長く続いてほしいです。
同社の調香師として第一線で活躍してきた
中村祥二さんの著作『調香師の手帖(ノオト)』は、
発売以来長年に渡り香水や香りを愛する人達に読み継がれてきた名著。
中村祥二さんは香道にも関心を寄せておられ、お体の調子を崩されるまで、私共のお香のお稽古場にも、度々お越しになっていました。
資生堂からも『花椿』の様な著名な企業文化誌に加えて、
研究紀要『香りと意匠』の様な読み物としても資料としても優れた書籍も多々出ています。
今宵は改めてその足跡を辿りたいと思います。
明けましておめでとうございます。旧年中はお世話になり、ありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願い致します🙇♀️
松を思わせる緑に、瑞鳥である鳳凰の地紋入りのお着物を。
新しい年が皆様にとって幸多きものとなります様に。
明けましておめでとうございます。旧年中はお世話になり、ありがとうございました。
今年もどうぞよろしくお願い致します🙇♀️
松を思わせる緑に、瑞鳥である鳳凰の地紋入りのお着物を。
新しい年が皆様にとって幸多きものとなります様に。
普段と変わらない過ごし方でも、いつもより華やいだ街の景色を眺めるだけでも楽しいもの🎄
普段と変わらない過ごし方でも、いつもより華やいだ街の景色を眺めるだけでも楽しいもの🎄
慶喜公の孫として生まれ育った半生を記す『徳川慶喜家の子供部屋』等、貴重な史料を遺されました
太宰治『斜陽』の架空のご令嬢像とは異なる、逞しく戦後を生き抜く本物の華族のお穣様方の姿を綴る『殿様と私』は、
日本文学好きにもおすすめしたい一冊です
喜佐子先生のとても率直で、好奇心の強いお人柄や、
家の為の結婚しか絶対に許されなかった時代ゆえに柳原白蓮の様な不幸も多くあった時代には貴重な部類の夫婦仲の良さが偲ばれます
折を見て是非御高覧いただきたい本です
慶喜公の孫として生まれ育った半生を記す『徳川慶喜家の子供部屋』等、貴重な史料を遺されました
太宰治『斜陽』の架空のご令嬢像とは異なる、逞しく戦後を生き抜く本物の華族のお穣様方の姿を綴る『殿様と私』は、
日本文学好きにもおすすめしたい一冊です
喜佐子先生のとても率直で、好奇心の強いお人柄や、
家の為の結婚しか絶対に許されなかった時代ゆえに柳原白蓮の様な不幸も多くあった時代には貴重な部類の夫婦仲の良さが偲ばれます
折を見て是非御高覧いただきたい本です
春日大社の参詣の後、
奈良ホテルのバーで一献。
凡そ90年前に、皇帝・愛新覚羅溥儀の御宿泊に備えて新調したカクテルグラスで、
美味しいカクテルを頂戴致しました。
蝋燭の灯りに照らされた、この時期に相応しい手彫りの菊花がまた美しく…
至福のひと時を過ごしました。
春日大社の参詣の後、
奈良ホテルのバーで一献。
凡そ90年前に、皇帝・愛新覚羅溥儀の御宿泊に備えて新調したカクテルグラスで、
美味しいカクテルを頂戴致しました。
蝋燭の灯りに照らされた、この時期に相応しい手彫りの菊花がまた美しく…
至福のひと時を過ごしました。
上の阿古陀香炉は、美術館・博物館や個人蔵等でも比較的ご覧になる機会が多い、代表的な香道具の一つです。
対して下の台は、ちょっと珍しい香道具です。
薫物壺(たきものつぼ)等をのせれば「香壺台(こうごだい)」或いは「薫物台」、
阿古陀香炉等の香炉をのせれば「香炉台」と、複数の使い方が出来る香道具です。
香筵(香席)の床の間に香を飾る時にも使えます。
徳川美術館の「初音の調度」をはじめ、
概ね江戸時代〜昭和初期以前の期間に作られた有力な大名・公家等の婚礼調度等、
特に格式が高く豪華な物に作例が見られます。
#漆の日
#うるしの日
#香道具紹介
夾雑物のない海原のそれには、陸とは異なる趣がある。
夾雑物のない海原のそれには、陸とは異なる趣がある。
日が暮れた荒天の後の、雲に覆われた姿には、得体の知れない趣がある。
日が暮れた荒天の後の、雲に覆われた姿には、得体の知れない趣がある。
建築お好きな方は是非。
残念ながら年内に閉館との事ですが、
再開発後も旧館の趣が残される事を願ってやみません…
建築お好きな方は是非。
残念ながら年内に閉館との事ですが、
再開発後も旧館の趣が残される事を願ってやみません…
やはり秋の月は良いものですね
やはり秋の月は良いものですね
現代の太陽暦では3月中旬〜下旬頃にあたる旧暦2/10。
この日は、紫式部が生み出した平安時代の名作『源氏物語』梅枝の帖で、薫物合が行われた日です。
この梅枝の帖をモデルにしたと考えられる蒔絵の香合を眺めていると、
紅梅の咲く光源氏の邸宅・六条院で、
香の美を競い合う人々の姿が目に浮かぶようです。
解説はこちら↓
incense-ceremony.com/2021/03/24/%...
現代の太陽暦では3月中旬〜下旬頃にあたる旧暦2/10。
この日は、紫式部が生み出した平安時代の名作『源氏物語』梅枝の帖で、薫物合が行われた日です。
この梅枝の帖をモデルにしたと考えられる蒔絵の香合を眺めていると、
紅梅の咲く光源氏の邸宅・六条院で、
香の美を競い合う人々の姿が目に浮かぶようです。
解説はこちら↓
incense-ceremony.com/2021/03/24/%...
月の満ち欠けに基づく太陰暦(旧暦)のお正月は、
明治以降の太陽暦(新暦)よりも、少し遅れてやって来ます。
香道の世界で愛好されている香木「伽羅(きゃら)」の故郷の国・ベトナムでは、
旧暦の御正月に、桃や梅の花を飾って、新春を迎えたお祝いをするそうです。
月の満ち欠けに基づく太陰暦(旧暦)のお正月は、
明治以降の太陽暦(新暦)よりも、少し遅れてやって来ます。
香道の世界で愛好されている香木「伽羅(きゃら)」の故郷の国・ベトナムでは、
旧暦の御正月に、桃や梅の花を飾って、新春を迎えたお祝いをするそうです。
「平安時代より原種を受け継ぐ唯一の飛梅」(北野天満宮調べ?)
とされる、梅の木があります。
“東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花
主(あるじ)なしとて春を忘るな”
菅原道真公を追って、屋敷の梅が飛来したという紅梅伝説。
支柱に支えられている、手前の細い紅梅の木が、その飛梅なのだとか。
「平安時代より原種を受け継ぐ唯一の飛梅」(北野天満宮調べ?)
とされる、梅の木があります。
“東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花
主(あるじ)なしとて春を忘るな”
菅原道真公を追って、屋敷の梅が飛来したという紅梅伝説。
支柱に支えられている、手前の細い紅梅の木が、その飛梅なのだとか。
この執筆さんは余りに字がお上手なので、比較対象には向きませんが、
疲れ気味の時は美しいものを見たい。
この執筆さんは余りに字がお上手なので、比較対象には向きませんが、
疲れ気味の時は美しいものを見たい。
遠目に見ると、
香道の香記録の様な気がしなくもない。
遠目に見ると、
香道の香記録の様な気がしなくもない。
暦の上では初冬を迎えました。
京都御所の紅葉も色づき始め、陽に透けて輝いていました。
暦の上では初冬を迎えました。
京都御所の紅葉も色づき始め、陽に透けて輝いていました。
食卓にも少しずつ秋らしさを取り入れたいと、
葡萄柄のお湯呑み🍵をデザートカップに見立てて、
ティラミスを作りました。
お湯呑みにしては良い感じだなと思っていたら…
仕上げに振りかけるココアをうっかり忘れてしまいました。
マスカルポーネクリームが見えているのはご愛嬌。笑
食卓にも少しずつ秋らしさを取り入れたいと、
葡萄柄のお湯呑み🍵をデザートカップに見立てて、
ティラミスを作りました。
お湯呑みにしては良い感じだなと思っていたら…
仕上げに振りかけるココアをうっかり忘れてしまいました。
マスカルポーネクリームが見えているのはご愛嬌。笑
灯明と供物を用意して香を焚き、天皇が織姫彦星の再会を祈る「乞巧奠(きこうでん)」が行われます。
「天の川と渡る舟の梶の葉に思ふことをも書き付くるかな」
と、後拾遺集にも詠まれた梶の葉に願い事を書く風習が、
現在の短冊に願い事を書く元になりました。
灯明と供物を用意して香を焚き、天皇が織姫彦星の再会を祈る「乞巧奠(きこうでん)」が行われます。
「天の川と渡る舟の梶の葉に思ふことをも書き付くるかな」
と、後拾遺集にも詠まれた梶の葉に願い事を書く風習が、
現在の短冊に願い事を書く元になりました。