『幻想郷は庭園に似ている。庭師によって徹底的に、全面的に手を加えられていても、何も知らない客人は自然そのままの素晴らしさを褒めるだろう。楽園の演出された美しさには、賢者の働きと幾百万の同胞の無念とに支えられている。そしてその美は、人外が感受する為にのみ存在する』　　　
　　　　　　　　秘密結社の手記

今思えば、里の人間は、異変という非日常(ハレ)を、巫女システムへの絶対的信頼から、お祭り、商売の転機と捉えている可能性もあり得る。天災ではなく約束された天佑として。

人が死んだり建物壊れても「ありゃ死んだ」「建て直すか」とさっぱりした、豪放磊落な人間。それが里の人間のあるべき姿。

人里では泣き止まない子どもに

「巫女が来るよ！」と言うと泣き止む。

「唐傘お化けが来るよ！」と言うと笑い出す。

「ハクタクが来るよ！」と言うと頭を覆う。

「邪仙が来るよ！」と言うと股間を覆う。

「あれ？あそこで巫女相手に戦ってるの、茶屋のお赤ちゃんじゃないか？」
「ほんとだ。みんなで見に行こう」

「うおー！お赤ちゃん頑張れー！」
「巫女に負けるなー！頭を使えー！(ダブルミーニング)」

本人は隠せてる気になってるけどバ先の人にバレて応援されて真っ赤になる蛮奇概念

異変の認定って誰がどうしてるのか未だに分からないんだけど……巫女の主観？紫や藍の忠告？

あと、妖・神のアピール&擬似敵対&平定の一連の儀式だとするなら、巫女にとって魔法使いやメイドや山の巫女ってめっちゃくちゃ排除対象では？自身の権威揺らぐし

「博麗の巫女」が調停者として異変を解決に導き、首謀者を調伏する一連のシステムが妖怪への畏怖と、人間の溜飲を下げるために重要であって、魔法使いや庭師やメイドや他所の巫女が異変解決に当たったら「博麗の巫女」システムの威信や必要性が揺らぐのでは？

異変は「誰が」解決したかは重要でない？

蛮奇、小町、ナズーリン、妹紅、文、紫苑とかは人間の男と一晩契って、将来を約束し合うも次の朝、布団畳んで、置き手紙残して居なくなっていそう。

各々、彼との馴れ初めも、置き手紙の字も内容も、紙面の滲み具合も違うんだろうなと思うと感慨深い。

東方が好きで墓穴に入る人

人間青年「結婚してくれ」
妖怪少女「私と貴方の時間は違う……貴方の方が先に死んでしまうのよ？」

妖怪媼「いや誰が120まで生きると思うのよ。寿命殆ど一緒じゃないですか」
老爺(120)「こういうのって70〜80で看取られるパターンだと思った。医療ってすげぇわ」

昔齧っただけの漢詩を再びやろうかなと思わせてくれたのは東方だった。

「里人の無知につけこんで政治的発言やその他社会的運動によって団結・扇動してはいけません。過去に外来人が処罰対象になった事例があります」

外来人向け幻想入り後の手引きは書いてみたい。

・観光案内
・居住地の選定
・職業選択フローチャート
・ゴミ出しのルール
・病気、ケガをした時の連絡先
・種族相関図
・Q&A

長らく更新止まってましたが、本日から再開致します。

東方の同人誌で散財する時が一等楽しい。

東方キャラなりきりbotは数多けれど、モブ人里住民の幻想郷での出来事やら不満やらを赤裸々に綴る鍵垢風botって意外にないからやりたい。
名もなき一市民の声を。

初めましての方は初めまして。
仲良くしていただいている方は、こちらでも、どうかよろしくお願いします。