吉野 仁
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吉野 仁
@jinyoshino.bsky.social
おもに本を読みそれについて書く仕事をしています。温泉につかって本読んで音楽聴いて、のんびりしたい。
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昨夜、家人が「Twitterはどんどんすさんでゆく一方で見るのがしんどい。猫や犬や大谷翔平さん的なものしか見る気がしないけど、そこにも生成AIが侵食してくるので辛い」と言っていて、おそらく世の中の最大公約数的な印象なんだろうな、と思った。じっさい自分もそう感じるし。
November 10, 2025 at 11:54 PM
芸人の大島育宙さんが小説デビューしたというので、「つづくにつづけ」というオリジナル短編集を手にいれた。この小冊子が置いてある店でリターナルびん飲料を飲むともらえるのだ。
 リターナルびんが隠れテーマになっている、原稿用紙5枚分くらいの掌編が2作収録。もうひとりの松井玲奈さんの小説がしっかりまとまってすっきりと読ませる分、大島さんのはやや分かりづらく文章もぎこちない感じが残ったが、もうすこし枚数のある作品を読んでみたい。せめて30枚くらい。
November 1, 2025 at 12:17 PM
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泉鏡花賞に高村薫さん「墳墓記」 木内昇さん「奇のくに風土記」も
泉鏡花賞に高村薫さん「墳墓記」 木内昇さん「奇のくに風土記」も
 第53回泉鏡花文学賞(金沢市主催)は16日、木内昇さんの「奇のくに風土記」と高村薫さんの「墳墓 ...
www.47news.jp
October 16, 2025 at 12:06 PM
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キングの序文は『ガーディアン』の記事でも読めますが、Kindleのサンプルでも全文が読めるので、ダウンロードしました。デュ・モーリアだけに、収録作品はほぼ邦訳されているようですが、時間を見て確認してみます。”The Pool”は拙訳「秘密の池」が『幻想と怪奇12 イギリス女性作家怪談集』(新紀元社)に収録されています。
After Midnight: Thirteen Chilling Tales for the Dark Hours (Hardback) Daphne Du Maurier (author), Stephen King (author of introduction)
www.waterstones.com/book/after-m...

 ダフネ・デュ・モーリアの短編集が九月末に刊行されたのだが、その序文を書いているのがスティーヴン・キングだ。
After Midnight by Daphne Du Maurier, Stephen King | Waterstones
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October 12, 2025 at 8:13 AM
After Midnight: Thirteen Chilling Tales for the Dark Hours (Hardback) Daphne Du Maurier (author), Stephen King (author of introduction)
www.waterstones.com/book/after-m...

 ダフネ・デュ・モーリアの短編集が九月末に刊行されたのだが、その序文を書いているのがスティーヴン・キングだ。
After Midnight by Daphne Du Maurier, Stephen King | Waterstones
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October 12, 2025 at 7:32 AM
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昨日感じたこと。たぶん10年くらい前からだと思うが、「物事は、いろんな可能性があるうちで、最悪の方向に進む」というのを心の中でデフォールトにするようになった。決して甘い期待はしないこと。そう思っておくことで心の安定が保てる。だから、たとえば「どうせ大谷は三振するやろ」と思っておくと、たまにホームランを打ったときの驚きと喜びが大きくなって返ってくる。どうぞみなさまもお試しください。
October 5, 2025 at 12:55 AM
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サブスクリプション《ブンゲイデリバリ》10月からスタートです。月4回金曜の夜7時に届くブンゲイ。初回は10月3日です。講読は前月末日、つまり9月30日の24時までにお申し込みください。

月にコーヒー一杯の値段で文芸を届けます。DJは作家・翻訳家・アンソロジストの西崎憲。

公式ジンである Kalukku Usui ZINE の刊行、そして、今週の短詩型のコーナーもはじまりました。新しい文芸のセンターの誕生です。

bungei-delivery.a-c-w-k.com/wp/
September 28, 2025 at 11:09 AM
‪〈「夏は涼しい玄関で」翻訳家・柴田元幸さんの15分昼寝術。|時間割とコンディショニング〉 Tarzan Web tarzanweb.jp/post-355598
 柴田さん、ディスプレイ2つで仕事しているのか。茶葉はアッサムにかぎると。寝るまえはKindleのオーディブルで怪奇小説を聞きながらたっぷり20分ていねいに歯磨き。
「夏は涼しい玄関で」翻訳家・柴田元幸さんの15分昼寝術|時間割とコンディショニング
世界にはさまざまなタイムラインで働く人がいる。超多忙な生活を送りながら、潑溂と活動をしているあの人は、いったいどうやって日々、コンディションを整えているのだろう。連載4回目となる今回は、翻訳家の柴田元幸さんが登場。大学で教鞭をとるかたわら36年間で80冊以上の小説を訳してきた持続可能的な“知的生産術”を探るべく、柴田さんの自邸を訪ねた。
tarzanweb.jp
September 20, 2025 at 8:16 AM
M・R・ジェイムズ Ghost stories ペンギン ヴィンテージ クラシックスライブラリー版を手にいれた。この版、作品を選び序文を書いているのが、かのルース・レンデルなのだ。しかし、表紙には彼女の名はないし、序文のページにレンデルの書名がない。でも中のページにはそう記されているから、間違いないだろう。
September 19, 2025 at 1:55 PM
きのうの深夜放送していた「ETV特集 POP 大滝詠一 幸せな結末」 www.nhk.jp/g/music/blog... 、湯浅学さんや萩原健太さんの話が興味深かった。
 たとえば、もういちど基本にもどる、原点にかえるという意味で、「悩んだら墓参り」だと。
 たしか大滝さん、むかし、一曲に20の元ネタが集まらないと出さないという風に述べていた。あいまいな記憶なので正確ではないかもしれないけど。でも「墓参り」して集めた過去の曲のさまざまな要素を自分なりに選択し取り入れアレンジすることで新しい曲をつくっているのは確かだ。
ETV特集 POP 大滝詠一 幸せな結末 - NHK
日本ポップス史の巨人・大滝詠一。貴重なライブ映像や、未公開インタビュー、最新証言から独自の哲学が今、よみがえる。さらに、最大のヒットシングル「幸せな結末」の創作過程を記録した37時間の音源を初公開。時代を超えた名曲の誕生秘話に迫る。
www.nhk.jp
September 14, 2025 at 1:10 AM
なにを隠そう、巷で話題になったアレを読んでない、なんてのが積みあがるばかり。それに加え、むかし読んだけど、すべて忘却の彼方にあるので再読したい、てなものも多すぎて崩れ落ちる。
 『ハウスメイド』が8月のベストなわたしは『レベッカ』とか『レイチェル』とかも読みかえしたい。
 なんなら Sarah Weinman (Editor) Troubled Daughters, Twisted Wives: Stories from the Trailblazers of Domestic Suspense すなわちドメスティック・サスペンスの先駆者たちの作品を集めた未訳の短編集とかも読んでみたいものだ。
September 12, 2025 at 11:45 AM
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【開店】【日販/ひらく】ルミネ史上最大規模で本格開業するニュウマン高輪に、店舗面積1,000坪超・約10万冊の本を揃える“心が躍る、自由で、楽しい本屋”「BUNKITSU TOKYO」9月12日(金)オープン 〜3つのカフェラウンジや遊び心あふれる公園のような空間など文喫がスケールアップ~
www.nippan.co.jp/news/bunkits...
tokyo.bunkitsu.jp
www.nikkei.com/article/DGXZ...

過去記事参照:
x.com/Bookness2/st...
ルミネ史上最大規模で本格開業するニュウマン高輪に、店舗面積1,000坪超・約10万冊の本を揃える“心が躍る、自由で、楽しい本屋”「BUNKITSU TOKYO」9月12日(金)オープン 〜3つのカフェラウンジや遊び心あふれる公園のような空間など文喫がスケールアップ~|ニュースリリース|日本出版販売株式会社|出版取次・出版流通
ルミネ史上最大規模で本格開業するニュウマン高輪に、店舗面積1,000坪超・約10万冊の本を揃える“心が躍る、自由で、楽しい本屋”「BUNKITSU TOKYO」9月12日(金)オープン 〜3つのカフェラウンジや遊び心あふれる公園のような空間など文喫がスケールアップ~|ニュースリリース|私たち日本出版販売株式会社(日販)は、1949(昭和24)年の創業以来、書籍・雑誌の流通を担う出版販売会社(出版取...
www.nippan.co.jp
September 10, 2025 at 11:24 PM
フランスのアマゾンのミステリ&サスペンス x.gd/PunBF は第一位がフリーダ・マクファデンからダン・ブラウンに変わっていた。
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September 10, 2025 at 3:19 PM
明日(毎月第2木曜)更新予定の七福神の原稿はきのうの夜におくった。申し渡された〆切をしっかり守っている。あいにくほかの人のことは知らない。知りようもない。事情もよくわからない。
September 10, 2025 at 1:50 PM
こどものころからむだに疲れやすく、たいしたことをしてないのにだるくなる。15歳からいわゆる慢性疲労症候群でブレインフォグの状態となり頭も働かなくなっていった。
 いま思えば当時、脳や全身の血のめぐりが悪かったのではないか。シロウト判断なのだが。いまのほうがはるかに頭が働いている。
September 8, 2025 at 1:19 AM
〈慢性腎臓病の進行を便秘薬で抑制か〉 news.yahoo.co.jp/articles/a22...
 腸内環境を正常に保つことがいかに大事か。健康寿命に大きく差が出るのではないか。
 あと内臓を冷やさない(血流を悪くしない)とか口内をつねに清潔にするとか脳内の血流をよくするとか抗酸化作用のある食べ物をとるとか。
慢性腎臓病の進行を便秘薬で抑制か 東北大などが臨床試験で効果確認(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
慢性腎臓病(CKD)の患者に便秘薬の一種を投与すると、腎機能の悪化を抑制できたとする結果を、東北大などの研究チームが米科学誌サイエンス・アドバンシズで発表した。腸内環境の改善に伴い、腎機能を回復さ
news.yahoo.co.jp
September 7, 2025 at 3:05 AM
しかし、ツイッター(現X)にせよ、ここにせよ、字数に合うよう確認しながら書くのがひと苦労。スタイルにもよるし、短い投稿でつなげていくやり方のほうが楽で、読みやすいのだろうか。
 ただツイッターのほうがひと目に触れる数が多いだろうから、書き込み内容も選ばねばならず、余計、気をつかう。最初は自由に適当にやってたのに。
 ぶつぶつと、どーでもいい愚痴です。
September 6, 2025 at 6:33 AM
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次に勤めた大学では、入試の採点をしていても前の大学のようなことはなく、平均的な良い子の答案が多くて、かつての珍答案の山を懐かしく思うほど退屈だった。唯一、The Wizard of Ozを「オズの魔男」と書いて、わたしを大笑いさせた答案があったけど。↓
September 2, 2025 at 1:31 AM
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昔からのつきあいである編集者のМさんとバーでしゃべっていたときに、「若島さんが書かないといけない本がありますよ」と言われたことがある。「何ですか?」と訊ねたら、「千冊」と答えが返ってきた。要するに、千冊の本について書けという話。どこまで本気かわからないし、そのときは笑ってやりすごしたのだが、書く書かないは別にして、とにかく千冊をリストアップしてみるかという気になる。ジャンル不問、著者一人につき一冊という縛り(そうでないと、わりと簡単に千冊になりそう)。まあやってみますか。
September 1, 2025 at 12:39 PM
しかしどこへ行っても下劣なヤツと尻の穴の小っちゃいヤツはいるもので、うんざりする。そしてどこにいようと自分もまた同じく下劣で小尻穴のひとりにすぎないとつきつけられ、もっといやになる。おだやかにいられる場所はないものか。
September 1, 2025 at 12:14 PM
マイクル・コリータ『穢れなき者へ』越前敏弥訳(新潮文庫)。刊行にあわせて新潮社PR誌「波」に書評を寄せた。
 『穢れなき者へ』は、メイン州の島の沖で七つの遺体が発見される一方、父親のDVに逃れた少年が廃屋に隠れていた謎の娘と出会った……というふたつの出来事が交錯するミステリ。娘が手斧をもっていたことから、少年は彼女をハチェットと呼んだ。
August 28, 2025 at 7:42 AM
 この危険な夏、なぜかわたしはヘミングウェイの全短編をいろんな訳や解説書とともに読むようになった。
 で、アメリカのミステリ短編年鑑に人種などの多様性が求められることとつながっているかも、と思うのだが、いずれの本にも書かれているのは、この何十年か、研究者のあいだでヘミングウェイに対する読み方が変わってきたという話だ。従来のマチズモ作家のイメージがすっかりくつがえされている。
 新潮選書の今村楯夫『ヘミングウェイと猫と女たち』(1990)は、猫を愛し、愛する女性を「キャット」と呼び、作中でも猫に重要な役割をあたえたヘミングウェイの実像を掘り下げていく書だ。
August 26, 2025 at 1:39 AM
ブラム・ストーカー賞とシャーリイ・ジャクスン賞長編部門を受賞した作家といえば、もうひとりGabino Iglesias ガビーノ・イグレシアスがいて、その The Devil Takes You Home (2022)は23年度エドガー賞の最優秀長篇賞の候補にもなっていたから余計に気になるのだ。
 で、このガビーノさんのことを調べていて、あるコラムの発言に衝撃をうけた。
 昨年の2月、有名なアメリカのミステリ評論家オットー・ペンズラーに対して、「ヘイ、オットー、時代は変わりゆく(そしてそろそろ潮時だ)」という批判を Mystery Tribune のコラムに書いたのである。(つづく)
August 25, 2025 at 6:08 AM
ネイティブ・アメリカンのホラー作家Stephen Graham Jones スティーヴン・グレアム・ジョーンズは、まだ長編の邦訳がないようだけど、いずれ出てくるのだろうか。今年刊行された The Buffalo Hunter Hunter がすごく気になる。
 紹介文によると「戦慄の歴史ホラー小説。ブラックフット居留地の大地をさまよい、正義を求める吸血鬼の生涯をたどる物語」とある。
 ブラム・ストーカー賞とシャーリイ・ジャクスン賞長編部門を受賞したThe Only Good Indians (2020)ですらいまのところ未訳。
August 25, 2025 at 4:08 AM