「価値」と聞くと「金銭的価値」の話しかしない人っていますよね

本来「価値」とは「価値観」そのもの、つまり個人の内から生まれる損得の判断基準のありかたです
つまりその人がそう感じる限り、「時間」も「感情」も「肩書き」も「価値」を持ちます

この意味において、すべての人間は「利益が得られない限り行動しません」
ボランティアは満足感や称賛を得られ、既製品で済ませることは時間を得られる

むしろ金銭的価値しか認識しないヒトは、一体何のためにその金を稼いでいるのだろうか？

唯一悪質なパターンは「声真似で元ソフトと偽って宣伝する」ことですが、そんなレアケースを追う理由は当然まったくない

1. 声真似ができるほど元の声質が似ていて（or声質変化の幅が広くて）
2. 違和感なく似せられるほど発声技術があって
3. 違和感なく似せられるほど元の音声を研究していて
4. 悪意がある

これをわざわざ警戒する道理はまったくない
ただこれも生成AIの登場で1~3がスキップされてしまうのでやはりこれも生成AIという「手段の容易化」が原因

ちなみに「じゃあ声真似／声が似てるだけの人間はどうなんだよw」というのはそこそこ見かける論調ですが、

・声真似という芸は「元ネタを察してもらうことに意味がある」ため十分に示唆を含むことが多く、宣伝性と侵害性のバランスで親告罪に関してお目溢しを受けやすい（※権利者の判断）
・声が似てるだけの人間は単純に依拠性がない

という観点で実際がどちらにしろ権利者からは詳しく追求する動機が薄いのである
生成AIの出現でそれも難しくなってきましたけど

「この用途ならライセンスを侵害しないでしょw」と安易に考えることもあるかもしれないけど、『自身が知らなかっただけで、その分野に寡占的なライセンス商品由来のデータが含まれている』可能性を絶対に否定できず、その場合依拠性が確実でもある