また実験は、微妙な調整一つでプラットフォーム側がやろうと思えば共和党対民主党の政治的分断を劇的に融和できた事も発見した。
研究者らは政治的融和の為にプラットフォーム側にできる事があるとの発見は非常にエキサイティングだとしながらも、分断を煽るような投稿の露出を下げて対立の鎮火を促す事は短期的にはエンゲージメントの低下に繋がるとし、エンゲージメント獲得を優先とするビジネスモデルにとっては難しいだろうと話す。

前にもどっかで書いたけど、1対1のDMのやり取りをじっくり続けるくらいじゃないとまともな論争なんてできないよね、たぶん。

「ジェンダー論は面白い」と言った人物=「上野千鶴子を信奉し、ジェンダー研究者全員を擁護していて、男性の権利を踏みにじっても女性の利益を推進しようとする人」

と判断してしまう人がいるように、
「日本の女性アイドルグループが好き」=「女性を搾取することに鈍感な差別主義者」くらいの判断をする人もいる。

…なんかまあ、SNSでまともな論争は期待してはいかんのだと思う。

長いものに巻かれろ、とか怖い人の面子を潰さないように、とか処世術として大事だけど決して格好良くはないからね。

テレビや新聞、専門家の報告などで事実のベースラインを形成しないまま「まだテレビ見てるの？ｗ」「ネットの情報がバイアスなく一番正しい」となってる層は全年齢に広がっていて、ゲームならゲーマーズゲートのデマ鵜呑みだし、アメコミだと雑語りになり、フェミニズムがメガリア経由ミソジニーになり、ネット左派もネット右派もロシアや中国のプロパガンダに飲まれて、プロパガンダと同じぐえあい大きなデマ畑はおそらく利益を追いたいだけで合成AIでインプレを追う各国のSNSアカウント