Kodama Kanazawa
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Kodama Kanazawa
@kodamak.bsky.social
Contemporary art curator from Japan
https://linktr.ee/kanazawakodama
渋谷慶一郎のアンドロイドオペラを観ました。もっとエンタメ系かと誤解していたのですが、すでに世を去った妻マリアをアンドロイドにして歌わせるというパーソナルな内容でした。その声は高め・軽めで(初音ミク的な)、アンドロイドの風貌と合わず違和感があるのですが、それでも4人の高野山の仏僧の声明の響きが良く、妙に完成された世界観があり、これまで聴いた音楽のジャンルのどれとも違うものなんだな…と思いながら聴いていた。舞台が終わってから背景を知って納得。オペラシティ学芸員の野村しのぶさんが隣に座っていてマリアさんについて教えてくれなかったら知らないままだったかも。感謝。
November 5, 2025 at 2:36 PM
トリノのアートフェア Artissimaは、国際性+研究・実験性を旨とし美術館学芸員にも注目されている、との評判通り、一見して美術史や美術の本質を意識した内容で、極東のいちキュレーターである私も安心して楽しめました。
anonymous art projectは非営利団体エリアでブースを構えています。今年のArtissimaのテーマはバックミンスター・フラーの宇宙船地球号操縦マニュアル。それを踏まえて、自然とどう向き合うかを技術多様性の観点から捉える展覧会にしました。
www.artissima.art/en/anonymous...
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October 31, 2025 at 11:43 PM
Reposted by Kodama Kanazawa
とある女性の研究者について、学会の事務的な作業の都合で調べていたのだが、ある時から全く論文を書いていないようだった。いま何をしているのかも分からない。

が、姓は違うものの、下の名前は同じで類似したテーマでいまも論文を書いている人がいるのに気づいた。そこでさらに調べたところ、この二人が同一人物だという確証をやっともてた。

ということで、研究者にとって姓が変わるのは、やはりダメージが大きいと改めて思った次第。
October 23, 2025 at 11:23 AM
ルー・ヤンというアーティストのスタジオビジットをした時、もともと知ってはいたけどそれでもすごい才能を目の当たりにして驚きました。そして、現代美術のフィールドがルー・ヤンにとって最終目的地ではないことをなんとなく感じた。自分の貢献できる余地はほとんどないんだなとしょんぼりした気持ちに。
何かを返せると思うこと自体が傲慢なのだろうか。
それとも人間とは「役に立ちたい」と思う生き物で、そんな気持ちも仕方ないのかもしれないけど。
なんでも燃料にして、いい仕事(と自分が思える仕事)をやっていくしかないですね。
October 23, 2025 at 12:10 PM
私を明確に現代美術の世界へ引き入れたのはマリーナ・アブラモヴィッチ作品との出会いでした(それこそ《夢の家》でした)。2003年に熊本で彼女の日本初個展をアシスタントキュレーターとして手伝ったのは大切な思い出なんですが、「飲み物は水かお湯だけ。お茶は私には強すぎるの」とか言う(崇高さすら感じた…)と同時に「中華料理は嫌い。ウーライを中国人の女性に取られたから」とか素で言っちゃう”聖俗ミックス感”がこの人を特徴付けている。このインタビューでも最後の「セックスライフも楽しんでいます」がマリーナだな〜〜と思って嬉しくなりました。。
bijutsutecho.com/magazine/int...
マリーナ・アブラモヴィッチが語る。「人生こそが最大のインスピレーション」
世界の優れた芸術家に贈られる「高松宮殿下記念世界文化賞」を彫刻部門で受賞したマリーナ・アブラモヴィッチ。肉体や精神の限界に挑む過激な表現を通じて、芸術の本質を追い求めたアーティスト…
bijutsutecho.com
October 22, 2025 at 2:37 PM
三浦篤・森村泰昌『キテレツ絵画の逆襲 「日本洋画」再発見』新潮社
森村さんから直々にいただいた本。明治〜昭和初期の洋画を再評価していて、漱石の草枕から美術史の世界に入った私にはガチな内容。そうか、一種のクレオール化が起こっていたんだな〜と思いました。お礼を書かねば…
October 21, 2025 at 4:05 PM
Reposted by Kodama Kanazawa
なんか、TL見てると諦めムードが漂ってるな。諦めてはいけないのでは。

「あなたの敵は、もう希望はないとあなたが信じることを願っている。無力で、立ち上がる理由もない、もう勝てないのだ、そうあなたが思い込んでしまうことを。」 レベッカ・ソルニット『暗闇のなかの希望』の日本語版の冒頭。
October 20, 2025 at 1:07 PM
シゴデキ上司とイケメン部下のBLドラマを見かけて(「40までにしたい10のこと」)途中までキャーとか思いながら見ていたのですが、なんだか罪悪感が出てきて中断。仕事ができることと見た目がいいことはそんなに正義なのか、、、フィクションとはいえ、、、。。(いや、でも、仕事もふつう見た目もふつうな人々のドラマをきちんと魅力的に作るのは並大抵のことではない、ということもわかる。)
October 19, 2025 at 2:25 PM
ウトロアートフェスティバル開催中のウトロ平和祈念館へ。‘Si vis pacem, para pacem’ (平和を望むなら、平和を準備しましょう) (講師:木戸衛一)という講演を聞く。講師のご専門であるドイツの状況を軸に20世紀初頭〜現在の世界をざざざっと概観。質疑応答ではオーディエンスから「極右は国際的な繋がりを作るのが本当にうまい。なぜ左翼は繋がれないのか」という質問が。そして誰もうまく答えられない(少なくとも今日この場では)。(左翼と自称するグループの中で話を聞いたのは初めてだったかも。もちろん美術業界にその傾向はあるとはいえ)

utoroartfestival.com/ja/
Utoro Art Festival 2025
utoroartfestival.com
October 19, 2025 at 2:10 PM
講演会「インバウンドの原点-- 京都博覧会と英文ガイドブック」講師:千代間泉(同志社女子大学嘱託講師)@京都府立図書館
首都が江戸(東京)に確定した段階で、皇室関係+寺社関係+侍相手の産業に支えられていた京都は洋風化の波もダメージとなり「餓死するのでは」というほどの危機感を抱き、180度方向転換をしてインバウンド誘致策を講じる。京都博覧会を毎年開催、それに伴って英語ガイドブックを発行。当時京都だけが特別なパスポートで観光できる「日本」の観光地だったという、現代のオーバーツーリズムを嘆く論調から振り返るとなんだか笑える?インバウンドの端緒。「京都」をそんな視点で見たことがなくて新鮮でした。
October 19, 2025 at 1:59 PM
Reposted by Kodama Kanazawa
仕事がなくて、お金がなくて、暇にしていることで、こうして何か書こうとしていることで救われている。自分なりのサイズに合った生き方をしているかどうか確認することができるからだ
柔らかな時間柔らかな雲の中にいて、明日がくるのを待っている
/永井宏「柔らかな時間柔らかな雲の中にいて」より
October 18, 2025 at 11:54 PM
KEX Punk and Beyond(上映会&トーク)、CLUB METRO。東南アジアのパンクシーンを垣間見る機会でした。ミャンマーのように切羽詰まった状況の人たちから、ファッションとしてのパンクまで。西部講堂は、昨日のスピーカーによると、後者に属すると。でも別のスピーカーが「そこからDIYやアナキズム、自由について考え始めることもある」と話す。ファッションと主張のバランスについて考えさせられる……
October 17, 2025 at 1:23 AM
たぶん人生イチ静かな場所にいます。一週間の滞在がもうすぐ終わるけど、本当に素晴らしい滞在だった。雪の季節はもっと静かだという。冬にも来ようかなあ。
October 14, 2025 at 11:15 AM
北海道の一部を数日ウロウロしているだけで、思いのほか野生というものを強く感じている。いや、熊の存在だけじゃなくて、、、
言うなら自分の中にも「あー、あったなぁ」などと思い出したりもしている
October 12, 2025 at 7:18 PM
きのう北海道博物館を出ると美しい夕暮れ。
October 11, 2025 at 2:07 AM
天神山に滞在、湿度が低いせいか欧州にいるような気分が続いています。ここは静かで仕事がはかどる…
October 11, 2025 at 2:05 AM
もういつからか覚えていないくらい何ヶ月か前から夜の12時か12時すぎに帰宅する日々が続いていて、睡眠も若干少なめ(5〜6時間)になっていたが、昨日ようやく作業がひと段落し、今日からリサーチの出張に来ています。やっと普通の時間に晩ご飯&お風呂&この時間はゆっくりしている、という一日を過ごして幸せ〜。。(ちなみに忙しい日々も100%仕事しているわけではなく精神的にはOKです)
ついに今夜はChen Xiの長編を観る。それは今年の↓この映画祭長編部門にノミネートされているという話題作。(ああ、映画祭行こうかなぁ、絶対面白い)
airport-anifes.jp/en/programs/
PROGRAMS
THEATER New Chitose Airport Domestic Terminal Building 4F [programs_list title_ja="コンペティション短編部門" title_en="SHORT FILM COMPETITION" terms="short-incompe-type" per_page="100" order_mode="icpo"] [feature...
airport-anifes.jp
October 9, 2025 at 1:20 PM
バック・トゥ・バック・シアター「いくつもの悪いこと」@ロームシアター。KEX、今年は3プログラム見るうちのひとつめ。障害と表現に関わりながらもバック・トゥ・バック・シアターを知らなかったので観れてよかったです。不穏で示唆に富んで完成度が高い、けど同時になにか日常の教訓にできるかというとそう甘くはない。(そんな、教訓とか言ってるのはナイーブすぎ、真面目すぎだろうか…。) ただ表現者の端くれとしては勇気づけられました。
October 5, 2025 at 12:18 PM
「やけくそになったらダメだよ…」とみんなたちの背中にそっと手を置く。
October 4, 2025 at 9:05 AM
「あなたの世代は恵まれている」。
このメンタリティは、でも、言われた時にその意味を考えるべきで、自分自身は言うべきじゃない…というか言っても別にいいけれど、たぶん言っても意味はないんだろうなと思う。それでも今日は共感しました。この想いよ、成仏してくれ🙏
October 3, 2025 at 3:11 PM
ICA TALK 059 クリッティヤー・カーウィーウォン
タイの現代美術発展史。
90年代から現在まで、DIYで作らなければならなかったアートシーン。「若い世代にアドバイスするとしたら」と聞かれて、今の若い世代は恵まれているので何も心配していない、どちらかというと自分の心配をしていると話したクリッティヤー。わかる。。
October 3, 2025 at 3:07 PM
バンコクBACCチーフキュレーター、ペンワディー・ノッパケット・マーノンさんをARKの特別ライターとして迎えた1週間が終わった。彼女とは同い年だけど彼女のほうが若く見え、秘訣を聞いたら「毎日笑っていることかな」。
彼女の尊敬する父上は、彼が運転していた車が急停車したときに赤ん坊だったペンワディーさんが揺り籠ごと転覆して慌てたが、ペンワディーさんは笑っていたんだ、という逸話を繰り返し話していたと。
そんなエピソードも素敵。
September 27, 2025 at 8:33 AM
心が寒いのでなにか温かい話はないでしょうかと、SHUSHIアーキテクツのお二人に尋ねたら、「まあ人間界はいろいろあるけどね。自分を大きな木みたいに思うようになるといいよね」との答え。
September 21, 2025 at 4:46 PM
小川洋子『密やかな結晶』読了。強烈。もう小川洋子は怖くて読めない。
消滅、という呼び方で出てくるある現象が検閲を想起させて薄ら寒い。秘密警察による記憶狩りも、上海ロックダウンがフラバ…。
実は昨日深夜にリアルな出来事があって。ある国の政治的状況の余波で自分の文章を変更することになったのです。お願いベースではあったけど、まあ選択の余地はなかったよね。
寒い、すごく寒いので、今は温かい物語が読みたい。
September 20, 2025 at 2:41 PM
「前はフェースブックやってたけど最近はSNSなんにもやってないなぁ…。古いタイプの人間なのかも。」と英語の先生が言っていて、うらやましすぎました。
September 17, 2025 at 4:02 PM