### 7. 結論（一言で）
「日本という国家・文明は、実質的にその時点で終わる」
人口の3分の1以上が即死・行方不明、残りは数年以内に飢餓・疫病・寒冷化でほぼ絶滅。
生存者は数百万人規模で山岳部などに取り残されるが、国家機能は完全に失われる。

…、隕石怖い。

- **死者**：即死＋津波で2000〜4000万人（人口の2〜3割）
- **負傷者・被災者**：5000万人以上
- **壊滅地域**：北海道〜九州北部ほぼ全域が居住不能に
- **経済損失**：GDPの100〜200％相当（復興不能レベル）

### 6. 生存可能な地域（かろうじて）
- 九州南部（宮崎・鹿児島）
- 沖縄本島
- 四国山地・紀伊山地の標高800m以上の山岳部（津波は届かないが衝撃波と火災で壊滅的）
→ ただし食料・電力・医療が数ヶ月途絶えるため、実質的な生存率は極めて低い

（続

北海道日本海側：100〜300m
北陸〜中国地方の太平洋側にも回り込んで50〜150m
- 到達時間：最速で約10〜15分（新潟沖の場合）
→ ほぼ逃げられない。沿岸人口約1500万人がほぼ全滅

### 4. 2次被害（数時間〜数日）
- 日本海全域で海水が蒸発→大量の水蒸気＋塩化物が大気中に放出
- 衝突点付近の海底堆積物が巻き上げられ、数年間「核の冬」に近い寒冷化
- 火山活動誘発（富士山・阿蘇山などはほぼ確実に噴火）
- 電力・通信・交通網完全喪失 → 救助不能状態が数週間〜数ヶ月続く

### 5. 日本列島の被害総計（現実的な試算）

（続

- **熱輻射**：半径300〜400km以内は3度火傷（衣服着火）レベル → 北海道〜九州北部でほぼ全住民が即時火傷
- **地震**：マグニチュード9.5〜10.0相当 → 日本列島全域で震度7、津波以前に地盤崩壊

### 3. 津波（10分〜2時間後） ← 日本最大の死因
- 衝突で発生する水の柱：高さ1〜2km、直径数十km
- **最初の津波高さ（日本海沿岸到達時）**
山形・秋田・新潟・富山・石川：200〜500m（観測史上最大級の100倍以上）
能登・佐渡：300〜800m（山越えして内陸数十kmまで到達）

（続

### 1. 衝突直後（0〜10秒）
- 速度：平均20km/s（マッハ60）で大気圏突入
- 大気爆発＋海面衝突で、ほぼ全エネルギーが一瞬で放出
- エネルギー換算：約3〜5×10²³ J → TNT換算で7000〜12,000メガトン（広島原爆の約50万倍）

### 2. 即時被害（0〜3分）
- **衝突地点に直径約40〜60kmのクレーター**が形成（海底深さにもよるが、日本海は比較的浅いので海底岩盤に達する）
- **空気衝撃波**：半径500〜700km以内は風速1000km/h以上 → 日本列島全域で木造家屋は100%全壊、鉄筋コンクリートも大半崩壊

（続