Mazda Shigero
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文芸評論。映画、演劇、音楽、絵画、アニメ、漫画好き。旅行好き。でも、コロナ禍以降は皆無。ここでのチャットは好みません。
『民主文学』2025年11月号は、旭爪あかねさんの没後5年特集。支部誌に発表された単行本未収録作品、短編、評論、エッセイ、詩が掲載されています。松田繁郎の評論「『美しい人と人との力』ーー旭爪あかね『稲の旋律』三部作以後ーー」も。
October 1, 2025 at 9:31 PM
田本真啓『コソコソさんの紅い花』(新日本出版社)。長崎県の五島列島を舞台に、その土地の悲劇が甦る。壊れものとしての人間を描いた繊細な小説。差別への怒りを胸に秘めて、静かに考えている。旭爪あかねさんの薫陶を受けた日本民主主義文学会の作家の初の長篇小説。
September 20, 2025 at 11:44 PM
婦民新聞2025年6月30日号
新・文学の風景 田中小実昌『ポロポロ』について書きました。
問い合わせは婦人民主クラブ
✉️[email protected]
婦民新聞は月3回発行600円(送料共)
July 1, 2025 at 12:58 AM
もし、見田宗介か作田啓一か、どちらが好きと聞かれたら、作田啓一を選ぶ。
見田宗介の著作をたくさん集めて読んだけれど、肌が合わない。
作田啓一の講演を一度だけ聞く機会があって、ユーモラスな語りに魅了された。
東大の見田、京大の作田。東西の社会学者の泰斗。
May 22, 2025 at 2:54 AM
小林秀雄『モオツァルト・無常という事』(新潮文庫)
75刷で改版されて、鉄斎Ⅰ、Ⅱ、Ⅲと増補されていました。この一冊だけで小林秀雄は後世に伝わると考えます。
March 7, 2025 at 2:56 AM
トラベルライター瓜生慎、真由子、竜の家族ぐるみの活躍が面白い辻真先さんの推理小説シリーズ。『大雪山発殺人物語』から赤ちゃんの竜が突然、推理に参加し始める。赤ちゃん探偵というジャンル?の傑作。今では稀覯本で古書でも高価。赤ちゃんだけにドラマ化は難しいが、アニメ化は可能では。#辻真先 #瓜生慎
March 6, 2025 at 10:29 PM
尾崎紅葉『多情多恨』(岩波文庫)
里見弴『多情仏心』(新潮文庫)
女に惑溺する男の物語。フェミニズム、ジェンダーの時代にどう読む?
February 15, 2025 at 5:16 AM
最近、テレビで江川卓の姿を見なくなってきた。「たかが○○ されど○○」「○○ってヤツは」
どんな本の題名にも使えそう。それでいて江川にピタリと当てはまる。なんと、今年、江川も69歳。
February 11, 2025 at 12:59 AM
『民主文学』2025年3月号ができました!
February 3, 2025 at 4:40 AM
安克昌さんの『心の傷を癒すということ』(角川ソフィア文庫)

「誰かが苦しみについて書いてくれていることが救いになることもある」(宮地尚子さん)

NHKEテレ100分de名著は、ありがたい番組。

39歳の若さで、がんによって亡くなった安さん。
February 1, 2025 at 1:55 AM
テレビ朝日 モーニングショー
2025年1月1日
December 31, 2024 at 9:54 PM
『民主文学』2025年2月号! 浅尾大輔さん、久しぶりの登場
December 27, 2024 at 11:49 PM
富士正晴『贋・久坂葉子伝』(ちくま文庫)
1956年に発表され、1995年に文庫化。同人誌といえば富士正晴、富士正晴といえば同人誌。小説好きには、たまらない一冊。
December 21, 2024 at 2:01 AM
映画「私にふさわしいホテル」(監督・堤幸彦、原作・柚木麻子)は見たいと思う。#私にふさわしいホテル
December 20, 2024 at 9:35 AM
婦民新聞2024年12月10日号の「新・文学の風景 9」でハン・ガン『すべての、白いものたちの』(河出文庫)について書きました。ノーベル文学賞の講演も素晴らしかったです。韓国では詩人、作家が尊敬されていると安宇植さんに伺ったことがあります。購読申し込みは📲婦人民主クラブ03(3478)2317 #婦民新聞
December 9, 2024 at 8:36 AM
誤植発見。

『日本近現代文学史への招待』(ひつじ書房、2024年10月)318頁。
(誤)坂井順子→(正)酒井順子

巻末の年表では正しく表記されている。それにしても、『民主文学』を文学史の外に置く、悪しき文学史観の再生産。先入観や固定観念にとらわれない文学史を書くべき時代なのではないか?
December 2, 2024 at 1:40 PM
『民主文学』25年1月号が出来ました!
 日本民主主義文学同盟が1965年に創立して、2025年に60年を迎えます。1月号には「創立60年民主主義文学運動の課題を考える」の座談会を載せています。岩崎明日香さん、秋元いずみさん、岩渕剛さん、久野通広さん、能島龍三さん、乙部宗徳さん
 新春創作特集Ⅰは、能島龍三さん「エクディシス・ある脱皮」、佐田暢子さん「落花飄飄」、橘あおいさん「詐欺師」、横田昌則さん「小さな羊」の4編を掲載。
 お申し込みは、民主文学会[email protected]までお願いいたします。1部988円、送料87円です。
December 2, 2024 at 6:27 AM
容易によじ登ること、近づくことを許さない佐藤泉の文芸評論。思想史の角度からの強烈なアプローチ。政治学者でないのが不思議なほどの文学研究者。
November 30, 2024 at 9:37 PM
村雨退二郎(本名・坂本俊一郎)
『史談あれやこれ』(中公文庫)

「与太者」の語源など、参考になる。雑誌編集の傍ら、詩や小説を書き、日本農民組合の運動に参加した作家、評論家。
November 30, 2024 at 1:00 AM
婦民新聞2024年11月30日号「新・文学の風景」サン=テグジュペリ『人間の土地』(新潮文庫)について書きました。それはさておき、ノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の田中熙巳代表委員のインタビューをぜひお読みいただきたいです。婦民新聞の連絡先👉📲03(3478)2317
November 27, 2024 at 11:10 PM
吉行淳之介『目玉』(新潮文庫)

年齢を重ねると味わい深い短篇小説
November 24, 2024 at 1:43 AM
谷川俊太郎に影響を与えたライナー・マリア・リルケ
November 23, 2024 at 5:41 AM
石川淳『諸國畸人傳』(中公文庫)
「諸」の字に点が入っていて、油断できませんぜ。再現できませぬ。表紙は白井晟一。
November 23, 2024 at 12:45 AM
婦民新聞2024年11月20日号 新・文学の風景に森まゆみ編『谷根千文学傑作選』(中公文庫)から宮本百合子「菊人形」を取り上げました。漱石や鷗外がいた地域、空間、風景に百合子も確かに生きていました。菊見煎餅食べたくなります。
#宮本百合子 #中條百合子 #谷根千
「X」から徐々に引っ越しを開始します。
November 21, 2024 at 8:32 PM
森まゆみ『明治東京畸人傳』(新潮文庫)
November 20, 2024 at 2:27 PM