主にXの方に→@S_SionMKII
アクナイ:博右(ムリ博、葬博、銀博、炎博、鯉博、etc)
リンバス:ヴェルギダンテ、ダン受
基本は主人公受け派
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気づけば深夜となっており、また怒られるかなと明日の事を楽観視する
冷めきったコーヒーを一口すすり、机に戻す
さて、自室に戻るかと立ち上がり、卓上に置いてある本日のお土産の残りが目に入る
銀が持ち込んだ、私の好みを完全に把握している手土産だ。残った一つを口に放り込む。甘い
「ふ、ふふ」
昼頃の一幕を思い出させる甘さに思わず笑いが込み上げてきた
さて、あのフェリーンは果たして何処まで考えてるのやら
最初に見た時は面食らったものだ、まさかそんな手段を取るなんてと
さて、果たして私がどう認識していると思ってるのか
まぁどちらにせよ
「可愛らしい子だよね」
気づけば深夜となっており、また怒られるかなと明日の事を楽観視する
冷めきったコーヒーを一口すすり、机に戻す
さて、自室に戻るかと立ち上がり、卓上に置いてある本日のお土産の残りが目に入る
銀が持ち込んだ、私の好みを完全に把握している手土産だ。残った一つを口に放り込む。甘い
「ふ、ふふ」
昼頃の一幕を思い出させる甘さに思わず笑いが込み上げてきた
さて、あのフェリーンは果たして何処まで考えてるのやら
最初に見た時は面食らったものだ、まさかそんな手段を取るなんてと
さて、果たして私がどう認識していると思ってるのか
まぁどちらにせよ
「可愛らしい子だよね」
故郷に戻るなりおいてきた護衛と遭遇したかと思えばそんな事を言われた
まったく、とため息をつく
「毎度長居したら怒られるからな」
雪を踏みしめ、彼女の隣を通る
「何時までそうしてるつもり」
二歩離れたか離れてないかぐらいの距離でそう問われた
「何の事だ」
「その可愛いぶりっ子の事よ。流石に私達には隠せてるだなんて思ってもないでしょ」
言われたことに無言で答え、再び足を動かした
「あなたのような人に好かれるなんて博もお気の毒よね」
余計なお世話だ
故郷に戻るなりおいてきた護衛と遭遇したかと思えばそんな事を言われた
まったく、とため息をつく
「毎度長居したら怒られるからな」
雪を踏みしめ、彼女の隣を通る
「何時までそうしてるつもり」
二歩離れたか離れてないかぐらいの距離でそう問われた
「何の事だ」
「その可愛いぶりっ子の事よ。流石に私達には隠せてるだなんて思ってもないでしょ」
言われたことに無言で答え、再び足を動かした
「あなたのような人に好かれるなんて博もお気の毒よね」
余計なお世話だ
嘆息を一つ
ゆっくりと起こさないように毛布を掛け、ゆっくりと腕をまわし、閉じ込める
とりあえず……
起きたら告白するとしよう。
この分だと断られまい。
そう予定を立て、瞼を閉じた。
眠れなくとも良い、一先ずはこの暖かさを全身で堪能するとしよう、そう思いながら。
嘆息を一つ
ゆっくりと起こさないように毛布を掛け、ゆっくりと腕をまわし、閉じ込める
とりあえず……
起きたら告白するとしよう。
この分だと断られまい。
そう予定を立て、瞼を閉じた。
眠れなくとも良い、一先ずはこの暖かさを全身で堪能するとしよう、そう思いながら。
驚愕と喜びと困惑に一度に襲われ、どうするべきかわからなくなる
起こして話を聞きたくはある
けれどこんなにも安らかに眠ってるのを起こすのは忍びないとも思う
毛布をかけなおす事もできず、おろおろと視線をさまよわせ……
「うぅ……?」
布一枚分の温度差を感じたのか、彼はもぞもぞと心地よい場所を探すように私に擦り寄り、ゆっくりと瞼を開いた
ぱちぱちと寝ぼけ眼でゆったりと視線を上げ、私の存在を認めるとへにゃりと大好きな物を見つけた幼子のように笑みを浮かべ
「きちゃった」
と砂糖を塗した様な声色で囁き、再度眠りへと落ちた
後に残されたのは完全に覚醒した私だけで、
驚愕と喜びと困惑に一度に襲われ、どうするべきかわからなくなる
起こして話を聞きたくはある
けれどこんなにも安らかに眠ってるのを起こすのは忍びないとも思う
毛布をかけなおす事もできず、おろおろと視線をさまよわせ……
「うぅ……?」
布一枚分の温度差を感じたのか、彼はもぞもぞと心地よい場所を探すように私に擦り寄り、ゆっくりと瞼を開いた
ぱちぱちと寝ぼけ眼でゆったりと視線を上げ、私の存在を認めるとへにゃりと大好きな物を見つけた幼子のように笑みを浮かべ
「きちゃった」
と砂糖を塗した様な声色で囁き、再度眠りへと落ちた
後に残されたのは完全に覚醒した私だけで、