まだ「ワークライフバランス（を捨てる）」のほうだったら、確かに流行した。否定し難い。となるが、「働いて働いて…」とか語呂も悪すぎるし誰も口語として喋ってないだろ。アホか。

移動する物体と周囲の世界に時間のずれが生じるのはまさしく相対性理論の感覚でもある。

20世紀の世界認識の前提でもあるその感覚によって日本の20世紀後半である戦後史を振り返る。

木村拓哉の服装が「インターステラー」のマコノヒーをどことなく思い出させるのも相対性理論的感覚の車内シーンとリンクする。

この2作の正反対の部分が、

「今も饒舌に語りたくなるような楽しかった思い出としての過去」
と
「今だからようやく語られるようになった思い出したくない過去」

に見える。別のルートを歩んだ倍賞千恵子演じる人物の人生史のようでおもしろかった。

対して「TOKYOタクシー」の回想パートは基本的にはこの映画のために今現在撮影されたものを古びたフィルム映像のような加工を施して昔に見せている。

まるで逆のアプローチ。

そしてどちらにも出ている倍賞千恵子だが、「男はつらいよ」世界では町工場の男と結婚し、「TOKYOタクシー」では都会のサラリーマンと結婚していて、さながらifルートのさくらのように見える。

んで「お帰り寅さん」では過去に撮られた映像が鮮やかに映されるのとは対称的に「TOKYOタクシー」では今撮られたはずの映像が敢えて古びたものとして映される。

流れる車窓を四方八方にちゃんと連動したものを流してるから窓ガラスへの映り込みが完璧なんだよな。

それでありつつ投影される景色がどこか古いフィルム映像のようにも見えてくるフィクショナルな味わいもあり。

movies.shochiku.co.jp/tokyotaxi-mo...

これです。もちろん全カットではなく複数の撮影スタイルの組み合わせでしょうが、それが分離して見えることなく巧妙に合わさってるのも含めて、広義の「特撮映画」として完成度めちゃくちゃ高いと思います。

山崎貴監督や樋口真嗣監督が推薦コメント出せばいいのにな

齢94歳の大ベテラン監督が最新技術を見事に使いこなしてそれがないとならなかったであろう映画を作ったというのがとにかくすげえと思ったのですが

事実すぎて笑ってしまいました。就職氷河期世代を冷遇しまくった時から、没落は決定していたんだと思います。今も反省の色ナシ。

国「単純計算で労働人口マジ足りなすぎてもう無理🥺おわた」
海外の人🧑‍🤝‍🧑「日本で働きたいんですけど」
国「ひょえぇっ！ありがてぇっ！！へへっ…絶対逃さねぇぞぉ…え？○○国はもっと給料高いから行こっかなって？いやいやいや待ってくださいよぉ…出しますって、そんくらい…一応世界３位？４位？の経済大国なんですから出せますよぉ…暮らしもご不便あったらなんでも言ってくださいよぉ、差別とかしないように国民どもも教育しときますんで…労働のほう、何卒お願いしますよ、ティヒヒ…（揉み手）」

となるのが常識的に普通のはずだが現実↓

国「外国人が、鹿を、いじめているっ…！」

やる気あんのか？マジでよ

コロナ禍の時に自分に優しくしてくれた会社ではあるのだが、その後もっとでかいとこに買収されて傘下になったことで社風がこの2年くらいで大きく変わってしまったのが本当にデカい

前の会社には恩義は感じてるが今の形態には全く無い。

大体経営戦略のミスマッチで業績どんどん下がってるのにさ…

それも押し付けるだけ押し付けといて現場レベルの責任みたいにしやがるし

本当にクソな社風。

んでこういうのが罷り通るのも、そもそも定休の無い仕事だからってのがあるよな

よくわかった。

「今週出来ないから来週先送りする」みたいな当たり前の感覚が存在しないし、それが良いことだとすら思いやがってるわけです

そこがね、どうしよもなく腹が立つ

下痢便を引っ掛けてやりたいくらいにムカついている