なんか挙動変な時あるよね😣
そうだぜんぶぃーろんが悪い()

「いたた、わかったよ二人でお菓子買いに行こうか」
と言ってほっぺたむにむにすると薫がぱっと笑顔になって尻尾を振る。
「行くー！アイス買う！」
ぴょん、と夏の膝から降りて早く！と急かす薫。
やることなすこと全部可愛いんだよなぁ…と惚れた弱みに苦笑して、夏も立ち上がってついて行く。

夏はそのまま意味もなく教室をぐるぐると歩き回って、腹に薫をくっつけたまま行脚する。薫はこのまま手を離せば尻から落っこちるので離すに離せない。
「ふぇーっ止まってよぉ！」
「やーだ❤️フフフ」
「sgrのいぢわるーっ！」
「さーてこのまま校内一周してこようかな、いい運動になりそうだ」
「んあーーごめんてぇ！」
「嘘だよ。よいしょっと」
夏は軽々と薫を持ち上げて椅子に座り、膝に薫を乗せる。薫はふくれている。
「フフ、何ふくれてるの」
「(⑉･̆н･̆⑉)sgrがいじわるするから」
「ごめんごめん。あんまり可愛いからついね」
頭をなでなですると薫はポコスカと夏の胸板を叩く。

7への愛で生きてるから7に言われたらまぁ術!師やめはしなくてもフリーにはなるかもね
特!級しか請け負わないで、狼の術!師協会からの依頼を主に受ける方に転換する

「この子たちはこの狭い世界でしか生きられないけど、危険な目に遭うことはないし病気も怪我も治してもらえる。外に出たいと思う時もあるみたいだけどね」
「わかるの？」
「そりゃ、私も狼だから。多少はね」
「へぇ…」
mgmはじっと狼を見つめている。帰りにmgmは薫に白と黒の狼の小さなぬいぐるみキーホルダーを買ってもらって、大事そうに持ったまま眠ってしまう。薫はmgmを抱っこして連れて帰り、ママに何度もお礼を言われる。
ﾄｰｼﾞに「子供に子供みたいなことすんなよ大人だろうが」と釘さして帰る。
数年後、mgmのko専の寮部屋には少しくたびれた白黒の狼のキーホルダーが机の隅に飾られている。

と言われて薫はいーよ、と笑う。
見ていただけの5もおなかいっぱいになった。