双子葉系で、とにかく奇抜な変わり者をお探しなら、　#ウマノスズクサ科 の右に出るものはないでしょう。何といっても、強烈な秘境感漂う変形三角形の花！そして、アリストロキア酸のような珍奇な化学物質！アリストロキア（ウマノスズクサ）、サルマ、アサルム（カンアオイ）と、どれもクセ強の面々ばかり！熱狂的な栽培家も意外と多かったりします。生育もクセ強めですので、中級者以上向けです。
#能勢ガチ園芸 #能勢 #園芸

他にも、ピロリジジンアルカロイドを合成する植物は、ムラサキ科（コンフリー、シノグロッサムなど）やキク科、マメ科や一部のシソ科（Stachys属か）などがあり、意外と広範にあります。フジバカマとよく似た仕組みでは、アリストロキア酸（植物では稀な芳香族ニトロ化合物）でジャコウアゲハとの独占的互恵関係を狙うウマノスズクサなどがあります。
秋明菊は強健ですが、強健すぎて、条件によっては殖えすぎることがありますので、取り扱いにはご注意ください。

カンアオイ
　
ウマノスズクサ科の多年草。

ギフチョウの幼虫が食べる草でもあり、時期がいいと葉の裏に幼虫が集まっているのが見られるらしい🐛🐛🐛🐛😬

世界最大の花、ラフレシア。
ラフレシア科とのことです。
日本にはこれに似たウマノスズクサ科のカンアオイがありますが、大きさは比べ物になりません。

www.threads.com/@explain110/...

ウマノスズクサ科やキョウチクトウ科（とくに旧ガガイモ科）の毒草をあえて選んで食べるチョウやガの幼虫もいたりしますね。このような変わり者が、生態系ではとても意義深い存在だったりします。当圃でも、とくに旧ガガイモ科は、そのような変わり者を呼び込めないか、という淡い期待も込めて植えたりしています。

【ほぼ全世界に分布する属】
シソ科サルビア属
シュウカイドウ科ベゴニア属
ウマノスズクサ科アリストロキア属
トウダイグサ科ユーフォルビア属
ベンケイソウ科セダム属　など

意外にも、マイナーな科に、このような属があったりします。原産地の幅が広いため、栽培のクセが異なることもあり、刺激的です！コレクションの対象にもなりやすい属でもあります。
#能勢ガチ園芸

謎の生き物みたいでかわいい花
#ブルスコ写真部

チョウの食草について
「ミカン科」
アゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハなど

「ウマノスズクサ科」
ジャコウアゲハ、ギフチョウ、ヒメギフチョウ

「マメ科」
モンキチョウ、キタキチョウ、ウラギンシジミ、ルリシジミなど

「イネ科」
クロヒカゲ、ジャノメチョウ、イチモンジセセリ、チャバネセセリなど

「アブラナ科」
モンシロチョウ、スジグロシロチョウ、ツマキチョウ

「ニレ科エノキ」
オオムラサキ、ゴマダラチョウ、テングチョウ、ヒオドシチョウ、アカボシゴマダラ

「イラクサ科」
アカタテハ、キタテハ

「ガガイモ科」
アサギマダラ