#尾竹越堂
会場内は尾竹越堂が青、竹坡が緑、国観が赤とキャプションの色を変えており、分かりやすかった。助かる。
富山の薬売りの販促品の浮世絵や教科書の挿絵なども出ており、仕事の幅が広くて面白い。講談社のかちかち山の挿絵でようやく、このひとかー!となるなど。うさぎがものすごく市販品ぽい火打金を使っていて、火打石が身近だった頃の作なのだろうなと。

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『かちかち山』(尾竹 國観) 製品詳細 講談社BOOK倶楽部
わるさをするたぬきに苦しめられるおじいさんとおばあさん。うさぎがおじいさんのために、かたきをとる。一流の日本画家によってすみずみまで丹念に描かれた「講談社の絵本」が甦る。1938年刊を現代仮名遣いで再刊。 昭和11年より出版され、昭和の子どもたちを夢中にさせた「講談社の絵本」から、選りすぐりの名作を新編集で復刊! 日本画・童画の大家たちによる本物の絵の美しさ・丹念さをご堪能ください。。
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December 17, 2024 at 10:29 AM
美術展の忘備録
泉屋博古館東京「オタケ・インパクト」(後期)
尾竹越堂・竹坡・国観 三兄弟の東京初の展覧会
画像2〜3の「絵踏」(尾竹国観)のみ撮影OK
役人から踏絵を強いられる隠れキリシタンの女性、
好奇心で見守る人々の中にも、隠れキリシタンはいるのだろうか?
矢印の人物が気になる
他の展示物で良かったものは、
・巴
・蜀三顧図
「巴」は、女房達の手を借りて鎧を身につけている巴御前
グラデーションの大袖が美しい
「蜀三顧図」は、諸葛孔明の庵を訪ねる劉備一行
ふんわりと雪の積もった庵の前には、誰の足跡もついていない
しんとした音のない風景
国観の画は少女漫画的耽美で、全盛期の山岸凉子のよう
December 2, 2024 at 4:21 AM
2024-113
『オタケ・インパクト 越堂・竹坡・国観、尾竹三兄弟の日本画アナキズム』
#泉屋博古館東京

明治から昭和はじめにかけて活躍した、尾竹越堂・竹坡・国観の三兄弟。
東京で初となる三兄弟を紹介する展覧会です。

尾竹竹坡はなんとなく聞き覚えがありましたが、まさか三兄弟で画家だったとは。
チラシを見て、伝統的な日本画をイメージしていましたが、前衛的な表現の作品もあり、日本画の幅広い表現を見ることができました。
January 15, 2025 at 12:45 PM
あと、泉屋博古館東京で、「オタケ・インパクト 越堂・竹坡・国観、尾竹三兄弟の日本画アナキズム」も観てきた
尾竹越堂、竹坡、国観という3兄弟は明治期から昭和にかけて活躍していたそうなんだけど、全然知らなかったな。日本画ではあまり観られない表現などがあって、意表を突かれた
December 15, 2024 at 7:50 AM
「大正異在共芸界」新宿ホワイトハウス。
尾竹越堂の夢「一代楽園公園墓地」。
美術館であり墓地であり農園であり。
ここ最近のアナキズム系美術史の成果からの、ユートピアの刻の声。
無理して時間作って行って良かった。5月25日まで。
May 24, 2025 at 12:01 AM
"新潟県白根町(現新潟市)に生まれた尾竹越堂(おたけ・えつどう1868~1931)、竹坡(ちくは1878~1936)、国観(こっかん1880~1945)の三兄弟は、文部省美術展覧会を皮切りに明治から昭和にかけてさまざまな展覧会で成功を収め、まさに「展覧会芸術の申し子」として近代日本画史にその名を残しました"

椎野晃史 編『オタケ・インパクト 越堂・竹坡・国観、尾竹三兄弟の日本画アナキズム』
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『オタケ・インパクト 越堂・竹坡・国観、尾竹三兄弟の日本画アナキズム』
新潟県白根町(現新潟市)に生まれた尾竹越堂(おたけ・えつどう1868~1931)、竹坡(ちくは1878~1936...
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September 30, 2024 at 7:46 AM
「オタケインパクト」
@泉屋博古館東京
明治期に活躍した尾竹越堂、竹坡、国観三兄弟を取り上げた意欲的な展示。当時の展覧会と画家の関係性から「名前が売れる、残る」ことを考えさせる。埋もれた作家たちを掘り起こすとなんと絢爛に輝くものか。素晴らしい作家を蘇らせた美術館には感謝しかない。
December 15, 2024 at 8:57 AM
日曜美術館 アートシーン
特別編「オタケ・インパクト」展
初回放送日:2024年11月24日
「明治から大正時代にかけて日本画画壇で大活躍した尾竹越堂・竹坡(ちくは)・国観の三兄弟をよみがえらせる画期的な展覧会」
「アーティスト会田誠さんが会場を訪れ、時に過激な日本画家たちの実像に迫る」
www.nhk.jp/p/nichibi-ar...
同展の前期展示は本日まで、後期は大幅に展示替えがあるので、興味があれば駆け込みで見たほうがよいかもしれません(日曜美術館、番組の放送時には展示替していて興味を持った作品が見られない、というのは結構ありますよね)。
特別編「オタケ・インパクト」展 - 日曜美術館 アートシーン
泉屋博古館東京で開催中の「オタケ・インパクト」展は、明治から大正時代にかけて日本画画壇で大活躍した尾竹越堂・竹坡(ちくは)・国観の三兄弟をよみがえらせる画期的な展覧会だ。兄弟そろって画壇の頂点に立ちながら、その後忘れ去られてしまったのはなぜなのか。その実力を再評価するとともに、知られざる前衛絵画への取り組みなども紹介。アーティスト会田誠さんが会場を訪れ、時に過激な日本画家たちの実像に迫る。
www.nhk.jp
November 16, 2024 at 10:07 PM
松濤美術館で始まった「黙然たる反骨 安藤照」(6/21-8/17)で、目の前に出現した村田勝四郎《壮ちゃんの首》に驚き。

この「壮ちゃん」とは、映画監督・テレビドラマ演出家の富本壮吉のこと(当時数え8歳)。

富本憲吉と一枝(尾竹紅吉)の子、つまり尾竹三兄弟の長男・越堂の孫です。

世田谷時代の富本家と彫刻家・村田勝四郎との交流を物語るエモい作品です。

※許可を得て撮影
shoto-museum.jp/exhibitions/...

#松濤美術館
#黙然たる反骨 安藤照
#村田勝四郎
#富本壮吉
#富本憲吉
#尾竹紅吉
#尾竹三兄弟
#尾竹越堂
June 22, 2025 at 1:53 PM