#性暴力サバイバー
おはようございます、『沈黙を破る 「男子の性被害」の告発者たち』秋山千佳(文藝春秋)を読み始めたところ。被害者が実名顔出しで語る本。

以下あとがきより引用、p.252

「私自身、サバイバーの一人としてこのテーマを取材できなくなった時期もある。声を上げないのは悪いことではなく、声を上げた人にしても、上げ続けなくてもいい。むしろ次に行動を起こしてほしいのは、当事者よりも、それ以外の人だ。(中略)性暴力やその二次被害を防ぐよう対策を講じるにも、性暴力被害の実相を知ることは欠かせない。」

きつい描写が続きますが、なるべく広く読まれるといいなあと思う。

@libro.bsky.social
November 12, 2025 at 9:52 PM
前提として、やり直せる社会がいいと思っている。

でも俳優のような、被害者や他の性暴力のサバイバーが、ふいに目に触れてしまうような職種への復帰は…うーん。
(また、それを許容してしまう周囲にも…うーん)

性暴力の被害者はその後の人生に被害の影響があること、また何が二次加害にあたるのかなど、日本の社会は知識の共有ができてないし、性暴力についての教育も遅れてる現状もあり。復帰により、二次加害が多数、起こることも予測される…うーん。
November 7, 2025 at 8:52 AM
…また、性暴力や性的人身取引に対する正しい社会の理解やサバイバーを中心に据えた政策を推進していた立場からしても、エプスタイン事件のような特殊なケースに注目が集まることは、必ずしもより一般的な被害についての理解やそれへの対処には繋がらないという懸念も感じていた。…
October 23, 2025 at 7:22 AM
…本書はそうした間違いについても正面から開示し、サバイバーは完璧ではないこと、完璧なサバイバーしか正義を求めることができないという考えはおかしいことを訴える。著者はその後、エプスタインによるほかのサバイバーたちとも繋がり、性暴力の被害者を支援するための非営利団体を設立(のちに名前がプロフェッショナルな非営利団体風に変わったけど、わたしは最初に彼女が名付けた「Victims Refuse Silence」という団体名が好き)。…
October 23, 2025 at 7:22 AM
"「サバイバーだから常に泣いているわけでもない。ひとりの人間として、(性暴力が被害者に)どのぐらいの影響があるのか、またはないのかも含め、ドキュメンタリーの中で見せたかった」と伊藤さんは話す" https://digital.asahi.com/articles/ASS105JH5S1ZUHBI01W.html?ptoken=01HNQVSFS3ET1XWD87HGZ2TDZZ
「性被害の問題、日本固有じゃない」 伊藤詩織さん、米映画祭に出品:朝日新聞デジタル
 1月に米ユタ州で開かれたインディペンデント映画の祭典「サンダンス映画祭」で、性被害を実名で告発したジャーナリスト伊藤詩織さんの初監督映画「Black Box Diaries」(日本公開は未定)が国際…
digital.asahi.com
February 4, 2024 at 1:28 AM
apla.jp/archives/publications/9256

ハリーナ最新号が発行されました。
[特別報告]戦後80年、日本軍「慰安婦」問題とどう向き合うか―東南アジアのサバイバーたちの声を聴く

日本軍の性暴力に向き合う◎渡辺美奈
Indonesia 南スラウェシ州で日本軍の性奴隷にされた少女たちの声に耳を傾ける◎鈴木隆史
Timor Leste 東ティモールにおける日本軍性奴隷制―傷は一生涯女性たちを苦しめた◎松野明久
Philippines パナマ・リン・タヨ!ロラたちの思いを自分ごとに◎福田美智子
[特別報告] 戦後80年、日本軍「慰安婦」問題とどう向き合うかー東南アジアのサバイバーたちの声を聴く « APLA (Alternative People’s Linkage in Asia) / あぷら
apla.jp
February 4, 2025 at 12:52 PM
性暴力を予感させるシーンがけっこうあるので、サバイバーの人やトリガーになりかねない人はご注意ください。異性愛者の男性は全員見てもいいくらいだと思う。青木崇高がチャラそうでなかなか信頼できそうなヤツでよかった。光石研編集長もいい感じ。バディ的存在の宮本エリアナの役も、なるほどそういう役柄なのかと思える事情のある人だった。
May 13, 2025 at 1:55 PM
一部の性的虐待NPOがLGBTQ+と移民の生存者のためのリソースを削減。 DOGEはとにかく資金を削減した|MadyCast News(Substack)
www.madycast.com/p/some-sexua...

RAINNやNNEDVを含む一部の性暴力NPOは、トランプ政権に対応するため、LGBTQ+や移民のサバイバー向けのリソースを削除した。にもかかわらず、彼らは100万ドル以上の連邦助成金と契約の可能性を失った。National Sexual Violence Resource Center(全米性暴力リソースセンター)は、トランス系サバイバーのためのリソースを復活させ、→
Some Sexual Abuse Nonprofits Cut Resources For LGBTQ+ And Immigrant Survivors. DOGE Slashed Their Funding Anyway.
Some sexual violence nonprofits have bent over backwards obeying to the Trump administration to protect their funding. That strategy has hurt survivors and failed to stop DOGE from cutting funding.
www.madycast.com
May 17, 2025 at 10:10 AM
サバイバーを踏みにじる「二次加害」の暴力
note.com/adhddays_198...

"取り上げている事象や、行為すべては「複数の人間によってなされた行為」を言及しています。ですので、自分のことかも、あの人のことかもという憶測は、どうかお控えください。自分に当てはまると思ったことがあれば、ぜひ一度自身の行為に加害性がなかったか、それを生じさせた自身の在り方について内省をなさってみてください。二次加害は、時に一次加害以上に深刻なダメージを当事者にもたらすことは珍しくありません。一人一人が、二次加害の問題を自分ごととして考えることが大切だと思っています。そしてそれは、もちろん、私も含めて"
サバイバーを踏みにじる「二次加害」の暴力|みのたん
1か月以上かけて、「二次加害(セカンドハラスメント)」についてポチポチ書き続けていたのですが、書くたびに私の心身の具合が悪くなるので、ここでいったんリリースします。出来が不十分なのは自覚があるので、どこかでリベンジしたいです。 ■はじめに: 社会、それも支援業界・ソーシャルグッド界隈における二次加害(間接的加害、セカンドハラスメント)が蔓延しております。  本稿はここ1年半くらいさまざま...
note.com
June 1, 2025 at 11:17 AM
性暴力サバイバーの女性の方で熱心なトランスアライをやっている方というのは時々いらっしゃいますね。

そのことがその人にとって社会を信じて繋がっていくための何かになっているように思われることがあるのでなんとも難しいなあと。

昔の相互さんでそういう方がいらっしゃいました。

自分から見れば女性蔑視が酷いからこそトランスしているような事例や性依存の男でしかなさそうな事例もあるのだけど、そんなことを直視したくはないでしょうし、でも実態は変わりはしないし。
April 27, 2024 at 12:27 PM
Grace Ji-Sun Kim and Susan M. Shaw著「Surviving God: A New Vision of God Through the Eyes of Sexual Abuse Survivors」 books.macska.org/31wz 保守的な福音派キリスト教を信仰する家庭で育てられ、性暴力の被害を受けたサバイバーでもある二人の著者が、女性やマイノリティに対する暴力を容認し加害行為を隠蔽しようとする家父長制的な信仰にかわるサバイバー神学を打ち立てようとする本。…
April 5, 2024 at 12:00 AM
…警察や留置所を管理するシェリフ(保安官)、刑務所の看守らによるサバイバーの女性たちへの暴力も深刻な問題。警察による、主に黒人女性ら非白人の性労働者や性的人身取引被害者、移民女性たちを標的とした性行為の強要や性虐待は頻繁に各地で問題とされているが、実態は報道されている何十倍もあるはずだし、そうでなくとも留置所や刑務所、移民収容所の存在そのものが収容されている人たちを全裸にしての体腔検査などを通して日常的に彼女たちの性的尊厳を侵害している。暴力による被害から救ってくれるはずの刑事司法制度がさらにサバイバーたちを侵害し、彼女たちから虐待から逃げるための手段を奪っていく。…
December 15, 2024 at 3:04 AM
…経歴的に一番期待してたのは、刑事弁護士の候補なんだけど、なんだかあんまり真面目に選挙運動している様子がなくて、というか一応会う約束はしてるんだけどかなり出遅れている感じ。最後の一人の弁護士は選挙が始まる前に性暴力サバイバー支援団体の資金集めパーティで会ったことがあり、市民運動家として長く活動しているのでわたし的には話しやすいし認識が一番近い。当選したら一番わたしの話に耳を傾けてくれそうな気はするけど、選挙で勝てるかとなるとまた別の話。…
June 18, 2025 at 4:11 PM
性暴力サバイバーが自らメガホンを取るということの想像を絶する負荷に対して、批判側は何故そこまで矢面に立っている人間を罵ることができるのか 製作陣を引っ張り出しなさいよ這いずらせてでも 責任者ほかにもいるでしょ
February 26, 2025 at 9:14 AM
…とはいえ性暴力被害者のうち、被害を警察に届け出たり病院で検査を受ける人はごく少数だし、被害を受けたばかりなのに病院でまた自分の体を他人にさらけ出して証拠収集をさせることが平気な人はほとんどいない。性暴力被害者の感情的ケアを行いつつ証拠収集ができるSANE看護師は大都市以外には少なく、何時間も病室で待たされたり、性暴力サバイバーへのケアを全く知らない、あるいは多忙によりケアを行うことができない医師や看護師による証拠収集の際に無神経な言葉や態度に傷つけられたり、着ている服を全部証拠として取り上げられ家まで病院着で帰れと言われるなど、レイプキットの実施においてもトラウマを重ねることが少なくない。…
January 18, 2025 at 8:58 AM
だから問題は、曲ではなくて紅白で歌うということ一点のみ。ライブとかではガンガン歌ったらいいし、自分の番組とかでもいいと思う。それは全然問題ない。とても良い曲だし。ただ、文字通りの国民的番組で歌われるのは、あまりにも多くの人、ファンではない第三者、中には園子温の件を知っている性暴力サバイバーがいるかもしれない、の目に入りすぎる。そんな番組で二次加害のトリガーが引かれてしまうような可能性を内包した曲を、曲がりなりにも公共放送で流していいのだろうか。人が死んでるのに
December 23, 2024 at 2:22 PM
性暴力、その後を生き抜く サバイバーによる写真プロジェクトから生まれた「朗読会」という新たな試み
性暴力、その後を生き抜く サバイバーによる写真プロジェクトから生まれた「朗読会」という新たな試み
 性暴力被害のサバイバーが、思いを写真で表現するプロジェクト「STAND Still」。2019年夏に始まり、撮影ワークショップを通じて自らと向き合う試みだ。作品の数々は、全国各地で開かれた写真展で ...
www.47news.jp
July 18, 2025 at 12:05 AM
…押し付けがましい感じでなくデフォルト的に反ドラッグ・反売買春っぽい前提はあるけど、基本、女性たちが置かれた境遇や家族との関係、彼女たちの経験を共感的に描写しており、彼女たちがお互いを支え合う様子が描かれている。ドキュメンタリ的にどうやって撮ったのか不思議に思える部分もあるけど良い作品だと思う。薬物使用の描写や性暴力についての会話やサバイバーの反応があるので苦手な方は要注意。あと英語だけですごめんなさい。
September 11, 2025 at 8:32 AM
小松原織香『当事者は嘘をつく』(筑摩書房、2022年)を読んだ。読むことができてよかった本だった。

「性暴力被害者にとって、回復することは最も大切なことだろう。私は自分が自助グループで回復の道を歩んだからこそ、心からそう思う。しかしながら、回復するだけがサバイバーの人生だろうか。 私(たち)は、「心の傷が癒やされるべき存在」として、矮小化されていないだろうか。私(たち)はたしかに傷つき、死にかけ、生きることもやっとで弱々しく傷つきやすい存在である。しかし、私(たち)の生はもっと多様で豊かな世界に拓かれているのではないのか。」(66-67)のところ、特に印象に残った。
December 6, 2024 at 8:44 AM
ノスフェラトゥ、性暴力サバイバーのPTSDの話であり、ニコラスホルト頑張り物語でもあり、ウィレムデフォーのオカルティスト教授と教え子の医師のバディ捜査ものです あと彩度がすごい低い(ロバートエガース作品定期)
May 29, 2025 at 12:17 PM
…正直、保守的な思想というだけならともかく、著者やその夫たちがクィアやトランスを叩き「差別する自由」を「信仰の自由」にすり替えて擁護してきた事実や、ブラック・ライヴズ・マター運動に対してあれこれ中傷して叩いて白人至上主義の暴力に加担してきた(でもエチオピア出身の娘に連れて行ってくれと言われ、BLMの組織には反対だけれど「黒人の命を粗末にするな」というメッセージには賛成としてデモに参加したことはあるらしい)事実はかなり重くて、サバイバーとして共感する部分はあるんだけれども、トランプに批判的だから、性暴力に立ち向かっているからというだけで評価する気にはなかなかなれない。…
April 20, 2024 at 11:47 PM
…本書はまた、著者への支援の声をあげてくれた世界中のサバイバーやその他の支持者に対する、著者からの返信でもある。郵便で届いた数万通にも及ぶ手紙を著者は、心理科学の研究者らしく、学生やボランティアたちの手を借りて一つ一つ内容をもとにコーディングし、統計処理を行った。また、サバイバーからの手紙をそれぞれの選挙区ごとにまとめて政治家たちに「あなたの選挙区に住んでいる人たちはこんな経験をしている、性暴力の予防とサバイバー支援に力を入れてほしい」と伝えることも考えているという。…
March 20, 2024 at 3:26 PM
性暴力二次加害防止の取り組み「加害者を権威的に持ち上げるのはセカンドレイプ」との主張をトランスジェンダリズム派は「ノープラットフォーミング」文脈でわざと混同し利用する。性暴力二次加害防止を求めるサバイバーを包括的差別禁止の名目でグルーミングする手法で思考を操作するのは邪悪だ。
October 13, 2023 at 7:43 PM
今ロクサーヌ・ゲイの「むずかしい女たち」という性暴力サバイバー小説読んでるので安田さんの話しにドキッとした。精神的にかなりキツイ短編集なので、特に当事者の方には中々おすすめし辛いですが #ss954
March 18, 2025 at 11:01 AM