#社会と環境
かつての電話交換手は長らく女の仕事とされていたけれども、その理由が「女を雇った方が安いから」というのがあって、安い安価な労働力としてしかみなされてなかった訳です。『女は社会に出るな家にいろ』と『女には賃金を出さなくていい』はほぼ同じであって、最終的に「社会を維持しながらすべての人が生きたいように生きるためには、体力に左右されずに働ける環境を整えようよ」って話であって、男女関係なく働きやすくしませんか?につながっていく話になる。
だからかなり繰り返し「女性の権利向上というのは別に男性の権利をはく奪することじゃない、人間の権利を向上しようって話なの」と主張しております。
November 10, 2025 at 12:50 AM
「女性が首相になったという事実だけをもって、フェミニズムが前進したとは言えない」。政治の場に女性が少ないことは深刻な問題だが「ごく少数のエリート、いわば『上位1%』の世界だけで男女比を整えたとしましょう。そして残る99%の女性たちの賃金、働き方、ケア負担が変わらなければ、平等ではありません」。これはジェンダーよりも経済が重要という意味ではない。社会には子育て、介護、法や民主主義、自然環境など市場で値段がつかないものが多くあり、この土台の上で企業活動が可能。現在の資本主義はこの土台を食い物にしている「カニバル資本主義」だと。ケアの危機、気候危機、格差拡大、民主主義の形骸化、これらは繋がっていると
November 12, 2025 at 3:20 AM
明確な理不尽に対して社会でペナルティを与えられない環境が続けば、司法や社会への信頼を無くして自力救済に走る人が出て治安が悪化する、
って話も過去にしたけど、早まる人がいない事を祈る
November 9, 2025 at 9:33 AM
閣僚がどれだけ働こうが、それに引きずられ官僚がどれほどブラック勤務を被ろうが、知ったことではない。その影響を社会の労働環境が受ける道理もまったくない。
November 8, 2025 at 1:15 PM
【『地平』2025年12月号】new!!
編集後記
熊谷伸一郎(『地平』編集長)

chihei.net?p=6114
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また日本政治の振り子が右に振れてしまった。

民主社会における政治の最低限の責任とは、つきつめるところ、私たちみんなの生存の保障ということだろう。日々の十分な食事、安全な水や空気、それらの基盤としての豊かな環境と安定的な気候。病気や障がいを得たとき、年老いたときの医療や介護など社会保障システム。そして——戦争を防ぐこと、だ。

この責任を顧みず、一部の「強い者」の利益を優先する政治は、勇ましいが空虚な言葉でナショナリズムや排外主義をあおることでその本質を隠そうとする。
『地平』2025年12月号 - 月刊『地平』
第1特集は「加害と和解――東アジアの不再戦のために2」
chihei.net
November 12, 2025 at 4:09 AM
11月10日(月)は「トイレの日🚽」

この記念日の日付は「いい(11)ト(10)イレ」と読む語呂合わせにちなんで、一般社団法人•日本トイレ協会が1986年に制定されました。

日本トイレ協会は、1985年に発足した団体で、トイレ文化の創出と快適なトイレ環境の創造、トイレに関する社会的課題の改善に寄与することが目的です。

同協会は、この日を中心に「トイレシンポジウム」を開催されて、公衆トイレを対象とした「グッドトイレ賞」を発表しています。
November 10, 2025 at 6:42 AM
環境保護の活動家が
人間社会自体を否定しているという
イメージは必ずしも正しくない
というか大半は人間社会を守るために
環境保護活動をしてると思う
人間の存在自体がそもそも悪、
のような考え方をする人々は
マトモな環境活動家ではない
だが西洋でマトモじゃない奴らばっかり
目立っているため
環境保護自体が人間の利益に反するものだと
勘違いしてる人がワラワラいることは
普通に嘆かわしいことである
November 9, 2025 at 2:40 AM
続)別に「小悪魔」というのでもないんだけど、少なくとも「魔性」でもなくて、「からかい好きの人見知り」「自分が傷つきやすいから他人を傷つけてみたくて振り回してる」とか、あるいは「好きな子の机にカエル入れて泣かせといて自分が狼狽するタイプの男児」みたいな……そして「そういう振る舞いを(社会経験の無い引きこもりの童貞のくせに)何を観察して身につけたかというと、それは、同じ見世物小屋で同じ劣悪な環境で夜な夜な卑猥な客あしらいとかしてイキッてた姐さんたちの姿」というのに想像及ぶような……。

……あれっ、もしかして、テリーリアン『笑う男』のグウィンプレンとかも演るといいんじゃないの!? 似合うと思う!!
November 10, 2025 at 9:45 AM
10/
ウクライナの社会は、ロシアとは状況が異なる。苛烈な刑罰処置は、それを実施した場合、国内の抵抗を誘発することにつながる可能性が高い。ウクライナは苛烈な処罰の代わりに、AWOLや脱走を減らそうと、軍務環境の改善に注力している。だが、私見ではあるが、状況は、強圧的な措置を取らずにすむ段階をとうに過ぎている。
x.com/Tatarigami_U...
Tatarigami_UA on X: "10/ Ukrainian society is different, and harsh punitive measures would likely provoke serious internal resistance. Instead, efforts focus on improving conditions to reduce AWOL and desertions. In my view, however, the situation has passed the point where enforcement can be avoided" / X
10/ Ukrainian society is different, and harsh punitive measures would likely provoke serious internal resistance. Instead, efforts focus on improving conditions to reduce AWOL and desertions. In my view, however, the situation has passed the point where enforcement can be avoided
x.com
November 9, 2025 at 12:04 PM
"ケア労働は、低賃金か無償に押し込められ、人手不足で限界まで疲弊しています。企業は短期的な利益を優先し、環境コストを外部化することで気候危機を加速させていく。福祉や教育も私たちの社会に欠かせない土台ですが、これもまた公的支出が削られています。一方で金融市場や大企業は手厚い保護で守られています。"

かつて「中道」と呼ばれた指導者たち、クリントン元大統領、英国のブレア元首相、ドイツのシュレーダー元首相が担い手となり、多様性のレトリックを掲げつつ、下層・中間層の生活基盤を切り崩したと。
November 12, 2025 at 1:57 AM
…本書はなかでもマンジョーネの行動に直接影響を与えた存在として、連続爆破犯ユナボマーとして知られるテッド・カジンスキーが若い世代のラディアルな男性たちに与えた影響に注目する。ユナボマー逮捕のきっかけとなったカジンスキーの論文『産業社会とその未来』はテクノロジーによる人間の自由と尊厳への侵害に警鐘を鳴らす内容だったが、本書ではそれに影響された若いラディカルな活動家たち(産業文明を否定する環境団体ディープ・グリーン・レジスタンス books.macska.org/87vd の人を含む)が複数紹介され、かれらとマンジョーネの類似性が示される。…
Derrick Jensen, Lierre Keith & Max Wilbert著「Bright Green Lies: How the Environmental Movement Lost Its Way and What We Can Do About It」
Derrick Jensen, Lierre Keith & Max Wilbert著「Bright Green Lies: How the Environmental Movement Lost Its Way and What We Can Do About It」 地球と生命に対する本質的な危険として産業文明を否定する環境団体ディープ・グリーン・レジスタンスの創始者及び中心メ…
books.macska.org
November 11, 2025 at 6:14 PM
育った環境における経済格差のこととか、“社会人”としてのスタート段階で持てる資産の格差とか、幼少期や思春期に得られなかった適切な“ケア”のこととか、考えると本当に傷つく。健康な体や精神、豊かな経験、社会的常識、安定した人との繋がりなどが資産だと知らずに持ってる人の存在が傷を抉る
November 5, 2025 at 6:16 AM
Butterを読みながら社会や男性から押し付けられた求められる女性像に居続ける人に対して、主人公が立場や過去、現在の生活環境、価値観が違くても向き合い、殻を破ったとき「女性同士の連帯なのでは!?(嬉)」と思いHappyな気持ちで数頁めくったら、殻を破った(と思った)相手は引き返し元の場所に戻ったときのわたし
a man and woman are sitting at a table with flowers
Alt: a man and woman are sitting at a table with flowers
media.tenor.com
November 11, 2025 at 8:51 AM
理論上、誰もが最善の選択を繰り返したならこの世は何のトラブルもない状態に保たれるはずで、そのような社会では反省からの改善、という要素も生まれ得ないので、どこまでも発展がない。たまに遺伝子にブレが生じて特異な個体が生まれ生命が環境に挑戦するように、人間という種そのものにアトランダムに判断ミスを犯すような機構が植え付けられているのではないか。人類という種を先に導くために
November 8, 2025 at 4:57 AM
"博物館学について活発な議論を喚起し、継続的な対話の基盤となることを目指すシリーズ 『体系・新博物館学(全3巻)』刊行開始!"

"21世紀に入り博物館を取り巻く環境は劇的に変化している。「博物館学とは何か」という問いに対し、理論と実践を往還しながら、博物館の存在意義を根本から問い直す学問として博物館学を改めて捉え直すことを試みる。以後続巻「Ⅱ 博物館学の機能・方法(26年9月予定)」「Ⅲ 博物館学と現代社会(27年12月予定)」"

駒見和夫 編 『博物館学の原理 何のための博物館学』
comingbook.honzuki.jp?detail=97846...
『博物館学の原理』
博物館学について活発な議論を喚起し、継続的な対話の基盤となることを目指すシリーズ<br>『体系...
comingbook.honzuki.jp
November 11, 2025 at 9:41 PM
妹もなんか広場恐怖症?とか言われたらしく、母がめちゃ病んでいるのだが……家庭環境とか育て方も多少あるだろうけど、なんか現代社会が生きづらすぎない?そうじゃなきゃこんなにナントカこころクリニックとか爆増してなくない?と思う
November 5, 2025 at 3:40 PM
てか朴訥ながらも資産が物言う世界のステラソラ。即物的で消費が当たり前になっている社会を描けば必然、消費に伴う代価(資源・人・環境など)とその限界を考えることは避けられないわけだし。yostarくん、とうとうSDGsにまで手を出したのかもしれない
November 6, 2025 at 2:22 PM
㊗️受賞㊗️
松隈洋『未完の建築 前川國男論・戦後編』が毎日出版文化賞人文・社会部門を受賞しました!

松原隆一郎さんの選評より
「環境から切り離され、「商品」化する建築が増える昨今、前川は自然や文化との一体化を追求し、建築の社会的価値を示した。その再評価を促す本作の受賞を慶びたい」
mainichi.jp/articles/202...
November 4, 2025 at 2:12 AM
身近なものから見ていくってのはとっっても大事です。
たとえば環境保護を考えるなら普段から(かなり余裕のあるとき限定だけど)見かけたゴミを拾って自分の家のゴミとして出す、などをすること(私はいつも予備のレジ袋をもちあるいてる)とか。

ただ、最近の右傾化は「左が騒いでるだけ」という規模ではないので、どうしても言葉や規模が強くなりがちなんです。そうせざるを得ない。

自分が他人に親切にするのはもちろんなんだけど、まだ使える社会システムそのものを破壊しようとしてる人たちが上にいる。

彼女たちは、雇われの公務員です。女王ではなく、公務員です。
November 6, 2025 at 8:17 AM
トランスジェンダーやノンバイナリーを自認する人は本当に減っているのか?|PinkNews
www.thepinknews.com/2025/11/04/t...

トランスジェンダーを自認する人の数が減少しているという主張に異論が呈されている。最近の調査では減少傾向が示唆されているものの、批判派はデータに欠陥があり、社会的態度や差別がトランスジェンダーの自己申告意欲に与える影響を無視していると反論する。この減少は、トランスジェンダー人口の真の減少ではなく、敵対的な環境下での自己開示への躊躇を反映している可能性がある。
Are fewer people really identifying as trans and non-binary?
Data which several TERFs have argued proves trans people are a 'fad' doesn't mean what they think it means.
www.thepinknews.com
November 4, 2025 at 4:50 PM
🇻🇳でたぶん輸入ものの子供向けアニメやドラマがキャラクターごとではなく一人の声優が全員分吹き替えしてた(聞いた感じナレーションみたいな雰囲気)。

んで調べたら、🇻🇳では録音環境などの問題で現地の番組であっても後で吹き替えすることが多いらしい。ならキャラクターごとに声優を用意すれば?と思うけど、一人の方がコストが抑えられるし、かつて他の社会主義国で情報統制しやすいなどの理由で採用していたワンボイス吹き替えを参考にしてた名残なんだとか。でも今はキャラクターごとに声優つけるのも増えてきてるって。

あと歌謡曲番組を流してたらいきなり千本桜が始まったりして面白かった。ダンサーが🇻🇳の国旗柄の着物着てた。
November 5, 2025 at 4:28 AM
ノスタルジア(郷愁)、普遍的な感情すぎて歴史を振り返るにしても「始まり」とかわからんだろ、と思うのだが、『ノスタルジアは世界を滅ぼすのか』によると、医学的に「発見」されたのは17世紀スイスのヨハネス・ホーファーという人が名付けた「望郷病」に遡ることができると。
「引き離されることに関わる病気、住み慣れた地を出ざるをえなかったがゆえの病、故郷に戻りたい願望から生じる悲しみあるいはうつ状態」とあり、今で言う「ホームシック」に近いが、医学的には十分に注目されていなかった。
「異国やよその地域や町に送られた青少年」が主な患者だったというので、当時の社会環境や就労・就学条件の変化とかも影響していそうだ。
November 3, 2025 at 5:23 AM
わいはまだ軽い方だからいいけど、それでも薬ないとめちゃくちゃになるの目に見えてる
なんとか耐えながら…その耐えなきゃいけない状況を生んでる労働環境も国の慣習や制度のよくなさから生まれている…薬飲んで働いてる、働くことがままならない人がたくさんいるのに、もっとひどい社会にしようとしている
November 3, 2025 at 12:43 PM
他人の身体に勝手に触れるのはあかん、という共通認識ができる前の野蛮な時代を少し知ってるけど、あの頃は職場でも日常的にセクシャルハラスメントが横行していたのでひたすら我慢するのがたいていの人にとっては生き延びる術だった

過酷な状況を逆手に取って男に擦り寄って媚びたり手玉に取ったりするのは当時の処世術の一つでそれが「賢い女」とか言われてた 地方都市だと今でもそういうとこがあるけど、自分が置かれた環境にうまいこと適応してしまった高市や都知事の小池の姿を通してこの社会が維持してきた女性差別の仕組みを見せつけられるのがしんどい
November 2, 2025 at 3:02 AM
本日の写経。ある家族。本当にそうよね。「アレ(だけ)で出世した女なんだから大目に見てあげなきゃ」との受け止めが最も性差別的だ。けれども「怒りと悲しみでいえば、悲しみがまさる」が共有できるのは、やはり同性だからなのかもしれぬ。我が家でも夫とは上手く共有できなかったな。

<高市のトランプに媚びる姿に怒る夫と息子に対し、私と娘は悲しみが強かった。「男女雇用機会均等法施行後に社会に出て、働く女性の端くれとしてアナタや後輩たちに少しでも良い環境を、とやって来た身にアレは応えたよ」と言う私に「女性研究者の端くれの私にも応えたよ。2025年だからね、今」。と。>
x.com/hanakija38/s...
はな on X: "高市のトランプに媚びる姿に怒る夫と息子に対し、私と娘は悲しみが強かった。「男女雇用機会均等法施行後に社会に出て、働く女性の端くれとしてアナタや後輩たちに少しでも良い環境を、とやって来た身にアレは応えたよ」と言う私に「女性研究者の端くれの私にも応えたよ。2025年だからね、今」。と。" / X
高市のトランプに媚びる姿に怒る夫と息子に対し、私と娘は悲しみが強かった。「男女雇用機会均等法施行後に社会に出て、働く女性の端くれとしてアナタや後輩たちに少しでも良い環境を、とやって来た身にアレは応えたよ」と言う私に「女性研究者の端くれの私にも応えたよ。2025年だからね、今」。と。
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October 30, 2025 at 5:45 PM