#HRコンサルティング
特定技能制度を学ぶ!コンサル特典付きの無料セミナー開催#東京都#品川区#特定技能#BEENOS_HR_Link#Linkus

特定技能の基本と自社支援方法を解説する無料セミナー開催。参加者にはコンサルティングサービス特典付き。
特定技能制度を学ぶ!コンサル特典付きの無料セミナー開催
特定技能の基本と自社支援方法を解説する無料セミナー開催。参加者にはコンサルティングサービス特典付き。
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June 10, 2025 at 1:29 AM
www.advertimes.com/20250618/art...
本記事では、実務に役立つ開示のステップや人的資本経営の捉え方を、HR領域のツール提供や組織改革のコンサルティングを行うUniposの代表・田中弦氏の講座を元に解説します。
“伝わる”人的資本開示に向けた5つの実践ステップ
人的資本開示が義務化されたことにより、多くの企業が「何をどう開示すればよいのか」に頭を悩ませています。中には、「開示しても伝わらない」「実態と乖離している」と感じるケースも少なくありません。どうすれば意味のある開示ができるのでしょうか。
www.advertimes.com
June 18, 2025 at 4:41 AM
エアトリがノックラーンを子会社化、新たなHRコンサルティング事業を推進#東京都#大田区#エアトリ#採用支援#ノックラーン

エアトリがスタートアップ向け採用支援を行うノックラーンを子会社化。この新たな提携により人材支援を強化し、HRコンサルティング事業を開始します。
エアトリがノックラーンを子会社化、新たなHRコンサルティング事業を推進
エアトリがスタートアップ向け採用支援を行うノックラーンを子会社化。この新たな提携により人材支援を強化し、HRコンサルティング事業を開始します。
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December 26, 2024 at 2:20 AM
特定技能雇用に関する無料セミナー開催決定!自社支援の方法を学ぼう#セミナー#特定技能#BEENOS_HR_Link

特定技能雇用を支援するBEENOS HR Linkが、特定技能に関するセミナーを開催。30分の無料コンサルティング特典付き!
特定技能雇用に関する無料セミナー開催決定!自社支援の方法を学ぼう
特定技能雇用を支援するBEENOS HR Linkが、特定技能に関するセミナーを開催。30分の無料コンサルティング特典付き!
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February 27, 2025 at 2:51 AM
AIエージェントが変革する人事評価の新時代、Metareal HR登場!#人事評価#株式会社ロゼッタ#Metareal_HR

株式会社ロゼッタが、AIエージェント「Metareal HRコンサルティング」のプレミアムプランを発表。人材評価の効率化を実現します!
AIエージェントが変革する人事評価の新時代、Metareal HR登場!
株式会社ロゼッタが、AIエージェント「Metareal HRコンサルティング」のプレミアムプランを発表。人材評価の効率化を実現します!
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August 15, 2025 at 7:07 AM
オールイン、yagiofferプレミアムパートナーに認定:採用成功のための新たな戦略とは#東京都#渋谷区#オールイン#HRコンサルティング#yagioffer

オールインがyagiofferのプレミアムパートナーに認定。このリクルーティングサービスを通じて、採用成功を実現する戦略の詳細や取り組みを紹介。
オールイン、yagiofferプレミアムパートナーに認定:採用成功のための新たな戦略とは
オールインがyagiofferのプレミアムパートナーに認定。このリクルーティングサービスを通じて、採用成功を実現する戦略の詳細や取り組みを紹介。
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November 4, 2025 at 2:46 AM
ZooKeepが青木岳彦氏をHR戦略コンサルティング責任者に迎え、リーダーシップを強化#東京都#港区#HRテック#ZooKeep#青木岳彦

HRテックスタートアップのZooKeepが青木岳彦氏を新たに迎え入れ、リーダーシップを強化し、サービスの質向上を図ります。効率的な人材戦略を提供。
ZooKeepが青木岳彦氏をHR戦略コンサルティング責任者に迎え、リーダーシップを強化
HRテックスタートアップのZooKeepが青木岳彦氏を新たに迎え入れ、リーダーシップを強化し、サービスの質向上を図ります。効率的な人材戦略を提供。
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April 25, 2025 at 12:25 AM
マイナビとPACが業務提携、HR領域での革新を目指す取り組み#東京都#千代田区#マイナビ#キャリア支援#プラスアルファ

マイナビとプラスアルファ・コンサルティングがHR領域での業務提携を発表。入社後の活躍を支援する新しいプラットフォームを構築へ。
マイナビとPACが業務提携、HR領域での革新を目指す取り組み
マイナビとプラスアルファ・コンサルティングがHR領域での業務提携を発表。入社後の活躍を支援する新しいプラットフォームを構築へ。
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April 22, 2025 at 7:21 AM
記事の要約:クラムズ合同会社の澤田翼氏がnat株式会社の顧問に就任しました。澤田氏はHR営業から人事責任者までの経験を持ち、クラムズ合同会社を設立し、セールスや人事コンサルティングを手掛けてきました。nat株式会社は、iOSアプリ「Scanat」を通じて現実空間をデジタル化するサービスを展開しており、澤田氏の経験とネットワークを活かして企業価値向上と事業成長を加速させる方針です。
April 18, 2024 at 9:41 AM
データスチュワードシップ データマネジメント&ガバナンスの実践ガイド⁣ (DavidPlotkin,Metafindコンサルティング(訳)⁣) が、Kindle化されました。火曜配信。
5leaf.jp/kindle/B0DQC6HR5M/#a...
データスチュワードシップ データマネジメント&ガバナンスの実践ガイド
著者:David Plotkin(著), Metafind コンサルティング株式会社(翻訳) 出版:日経BP 2024/12/17(火)配信
5leaf.jp
December 13, 2024 at 4:58 AM
エアトリ、新たなHRコンサルティング事業を展開!#エアトリ#ノックラーン#Recboo

株式会社エアトリが、スタートアップ向けの採用支援「Recboo」を展開する株式会社ノックラーンを子会社化。新たにHRコンサルティング事業を立ち上げました。
エアトリ、新たなHRコンサルティング事業を展開!
株式会社エアトリが、スタートアップ向けの採用支援「Recboo」を展開する株式会社ノックラーンを子会社化。新たにHRコンサルティング事業を立ち上げました。
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December 26, 2024 at 2:23 AM
株式会社unlock.ly、新たなシニアコンサルタント永井梓を迎え事業強化へ#unlock.ly#永井梓#採用コンサルティング

株式会社unlock.lyは、2025年1月1日から新たにシニアコンサルタント永井梓を迎え、HR事業の強化を図ります。人材採用支援の新たな展開に期待が寄せられています。
株式会社unlock.ly、新たなシニアコンサルタント永井梓を迎え事業強化へ
株式会社unlock.lyは、2025年1月1日から新たにシニアコンサルタント永井梓を迎え、HR事業の強化を図ります。人材採用支援の新たな展開に期待が寄せられています。
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February 7, 2025 at 8:02 AM
特定技能雇用の内製化成功に向けた無料セミナーを開催!#特定技能#BEENOS_HR_Link#Linkus

特定技能の内製化を成功させるためのポイントを学べる無料セミナーが開催されます。特典として、コンサルティングも受けられます!
特定技能雇用の内製化成功に向けた無料セミナーを開催!
特定技能の内製化を成功させるためのポイントを学べる無料セミナーが開催されます。特典として、コンサルティングも受けられます!
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August 7, 2025 at 2:50 AM
東京ビッグサイトで開催!オールインのHR戦略コンサルが出展するStartup JAPAN EXPO 2025#東京都#渋谷区#オールイン#HR戦略#ストラテジンジ

2025年5月、東京ビッグサイトで開催されるStartup JAPAN EXPO 2025に、オールインが出展。HR戦略コンサルティングサービスを紹介します。
東京ビッグサイトで開催!オールインのHR戦略コンサルが出展するStartup JAPAN EXPO 2025
2025年5月、東京ビッグサイトで開催されるStartup JAPAN EXPO 2025に、オールインが出展。HR戦略コンサルティングサービスを紹介します。
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April 30, 2025 at 8:27 AM
INTLOOP[9556]:INTLOOP、デジタルクローン活用 HR/コンサルティング事業創出で オルツと戦略的協業検討開始 2024年10月4日(適時開示) :日経会社情報DIGITAL:日本経済新聞

www.nikkei.com/nkd/disclosu...
INTLOOP[9556]:INTLOOP、デジタルクローン活用 HR/コンサルティング事業創出で オルツと戦略的協業検討開始 2024年10月4日(適時開示) :日経会社情報DIGITAL:日本経済新聞
2024年10月4日 INTLOOP[9556]の開示資料「INTLOOP、デジタルクローン活用 HR/コンサルティング事業創出で オルツと戦略的協業検討開始」 が閲覧できます。資料はPDFでダウンロードできます
www.nikkei.com
October 4, 2024 at 6:14 AM
株式会社プラスアルファ・コンサルティングが新たな人事シンクタンク「HR未来共創研究所」を設立#東京都#港区#プラスアルファ・コンサルティング#経営環境#HR未来共創研究所

プラスアルファ・コンサルティングが新たに設立したHR未来共創研究所のウェブサイトが公開され、未来に向けた人事戦略の重要な情報が発信されます。
株式会社プラスアルファ・コンサルティングが新たな人事シンクタンク「HR未来共創研究所」を設立
プラスアルファ・コンサルティングが新たに設立したHR未来共創研究所のウェブサイトが公開され、未来に向けた人事戦略の重要な情報が発信されます。
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January 7, 2025 at 12:25 AM
【HR白書 2024 vol1~企業編~】2024年度入社の新卒採用、「予定通り採用できた」企業は64.6% 新卒の初任給7... - アン・コンサルティング株式会社 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000048.000020314.html
June 6, 2024 at 5:07 AM
リアルタイムで従業員の心理状態を可視化する新サービスとは#東京都#渋谷区#コンサルティング#Willverse#HR×AI

Willverse株式会社が新たに提供を開始したHR×AIコンサルティングサービスは、従業員の心理的兆候やエンゲージメントをリアルタイムで解析します。
リアルタイムで従業員の心理状態を可視化する新サービスとは
Willverse株式会社が新たに提供を開始したHR×AIコンサルティングサービスは、従業員の心理的兆候やエンゲージメントをリアルタイムで解析します。
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July 25, 2025 at 1:57 AM
富士通HRコンサルティング株式会社に新卒向けダイレクトリクルーティングシステム『キミスカ』を2024年に続き... - 株式会社グローアップ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000041.000008227.html
March 25, 2024 at 12:07 AM
新たな人材育成のアプローチ:HR EXPOと管理職EXPOでの発表#千葉県#タナベコンサルティング#HR_EXPO#幕張市#管理職EXPO

タナベコンサルティングがHR EXPOと理想の管理職EXPOに参加し、新たな人材育成アプローチを紹介します。
新たな人材育成のアプローチ:HR EXPOと管理職EXPOでの発表
タナベコンサルティングがHR EXPOと理想の管理職EXPOに参加し、新たな人材育成アプローチを紹介します。
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September 9, 2025 at 2:45 AM
INTLOOP、デジタルクローン活用 HR/コンサルティング事業創出でオルツと戦略的協業検討開始 - INTLOOP株式会社 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000114.000023636.html
October 4, 2024 at 7:22 AM
全ての人を支援するWowCraft株式会社の転職成功事例を紹介#転職#コンサルティング#WowCraft

WowCraft株式会社はHR領域に特化したスタートアップで、転職支援サービスを提供。成功事例を通じて実際の支援内容や利用者の声に迫ります。
全ての人を支援するWowCraft株式会社の転職成功事例を紹介
WowCraft株式会社はHR領域に特化したスタートアップで、転職支援サービスを提供。成功事例を通じて実際の支援内容や利用者の声に迫ります。
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February 27, 2025 at 8:41 AM
2025年度企業アンケート調査が示すHR戦略の現状と課題#東京都#千代田区#人材戦略#タナベコンサルティング#離職率

2025年度の企業人材・組織に関する調査結果をもとに、業績別のHR戦略や離職率低減に向けた取り組みを分析します。
2025年度企業アンケート調査が示すHR戦略の現状と課題
2025年度の企業人材・組織に関する調査結果をもとに、業績別のHR戦略や離職率低減に向けた取り組みを分析します。
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October 22, 2025 at 2:52 AM
Uniposが非上場化 ― LMI入りを決断させた“3つの成長限界”とHR業界への衝撃HR上場企業分析

🧠 概要: 概要 Unipos株式会社が、組織人事コンサルティング企業のリンクアンドモチベーション(LMI)に完全子会社化されることが決定され、非上場化する。この決断は、独立した成長が難しいと判断された背景と、HR業界におけるシナジー効果を考察したものである。 要約 LMIによる完全子会社化: 2025年にUniposがLMIにより完全子会社化され、上場廃止となる。初期の市場反応は厳しかった。 Uniposの成長限界: 未成熟なピアボーナス市場:…
Uniposが非上場化 ― LMI入りを決断させた“3つの成長限界”とHR業界への衝撃HR上場企業分析
🧠 概要: 概要 Unipos株式会社が、組織人事コンサルティング企業のリンクアンドモチベーション(LMI)に完全子会社化されることが決定され、非上場化する。この決断は、独立した成長が難しいと判断された背景と、HR業界におけるシナジー効果を考察したものである。 要約 LMIによる完全子会社化: 2025年にUniposがLMIにより完全子会社化され、上場廃止となる。初期の市場反応は厳しかった。 Uniposの成長限界: 未成熟なピアボーナス市場: 市場が独立進展に必要な資源を吸収しづらい状況。 SaaSモデルの成長の踊り場: 中小企業から大企業向けへの移行が高額な投資を要し、独自成長が難しい。 Sansanとの提携失敗: 期待されたシナジーが得られず、資本政策の転換が求められた。 経営統合のシナジー効果: 顧客基盤の相互活用: 両社の顧客に対するクロスセルで収益拡大。 サービス統合と機能連携: 統合サービスによってPDCAサイクルの一体的支援が可能に。 コストシナジー: 管理業務の効率化と上場維持コストの削減。 HR業界への影響: 人的資本経営時代の流れを象徴し、他のHR企業にも対抗意識を促進する可能性。M&Aや再編が進み、提供するサービスも統合的に進化することが期待される。 ※ 出典は特記なき限りUniposの適時開示資料に基づきます。また、この記事は株式投資を推奨するものではありません。 2025年5月22日、組織人事コンサルティング大手の株式会社リンクアンドモチベーション(LMI、東証プライム:2170)は、ピアボーナスSaaSを提供するUnipos株式会社(東証グロース:6550)を株式交換によって完全子会社化すると発表しました。 この株式交換によりLMIは自己株式の活用と新株発行を組み合わせてUnipos株式を100%取得し、Unipos社は非上場化(上場廃止)される予定です。 発表直後の市場反応として、Unipos株価は前日比-26%の急落(終値175円)となり、LMI株も-4%下落するなど、市場はやや厳しい初期評価を示しています。 この記事では、Unipos社が独立成長路線に限界を感じグループ入りを決断した背景の考察や、LMIがUniposをグループ会社として抱えることによる、シナジーやHR業界への影響について考察します。 Unipos社について - 沿革と事業概要 -  Unipos社は、もともとFringe81株式会社という社名でウェブ広告事業などを手掛けていました。 2017年に社内の表彰制度「発見大賞」をヒントに、社員同士で少額の賞与ポイントとメッセージを送り合う**ピアボーナスサービス「Unipos」**を新規事業として立ち上げ、同年6月29日にサービス提供を開始しました。 「Unipos」は、従業員が日常業務で感じた感謝や称賛の気持ちを少額のポイント(ピアボーナス)とメッセージとして送り合う仕組みを提供し、組織内の貢献を“見える化”して称賛文化を育むサービスです。 SlackやTeamsなどの社内コミュニケーションツールと連携し、日々のフィードバックを促進できる点が特徴です。これにより、“感情報酬”**を企業文化に根付かせるためのHRテック製品として位置付けられています。 併せて、Unipos社では、ピアボーナスの運用を通じて培ったノウハウを活かし、組織風土改革コンサルティングなどのプロフェッショナルサービスも提供しています。ソフトウェアと人的支援を組み合わせることで、企業の人材・組織課題の解決をより幅広くサポートしています。 Uniposが「独立成長は限界」と判断した3つの背景 1. ピアボーナス市場の未成熟性と競争激化 ピアボーナスを含む従業員エンゲージメント向上サービスの市場は、人的資本経営の重要性が高まる中で今後の成長が期待されています。 しかし、採用・研修などの伝統的な人材サービス分野と比較すると、依然として市場は黎明期であり規模も小さく、「市場自体を啓発・創造していく」ために時間とコストを要する状況です。 そのため、ベンチャー企業であるUnipos社単独では限られた経営資源の中、マーケットエデュケーション(市場啓発)とプロダクト拡販を同時に進めることに限界がありました。 さらに、市場拡大の機運が高まるにつれて、「RECOG(シンクスマイル社)」や「THANKS GIFT(Take Action社)」、そして上場企業の「TUNAG(スタメン社)」にもピアボーナス機能が組み込まれ始めるなど、競合も多数参入してきており、先行者メリットを活かしてシェアを守るためにもサービス機能の拡充と顧客基盤の早期拡大が急務となっていました。 そして、後述する大企業(エンタープライズ)への導入促進には多額のマーケティング投資や安定供給・サポート体制などの信頼性の確保が求められ、スタートアップであるUnipos社にとっては難易度が高い側面もありました。 つまり、市場が未成熟な中で、競合も乱立し、自社の資本力も不足しているという状況となってしまい、単独での成長には構造的な限界がきていたといえます。 2. SaaSモデル特有の「成長の踊り場」に突入 (1) 「量」から「単価」、「売上」から「利益」への方針転換 まず、ここでUnipos社の決算情報や主要KPIについて見ていきます。 売上高を見ると、一見順調に推移しているように見えます。一方で、契約社数は2022年の398社がピークで、そこから約2年間で12%ほど減少(398→約350)し、純増が止まった状態にあります。 ただ、ARPA(平均顧客売上)は伸びており、2023年以降は「従業員数1,000名超」のエンタープライズ企業への導入を狙うことでユーザー単価を高め、売上を伸ばす方向へと舵を切っています。 しかし、量的拡大(中小企業=SMB向けの新規獲得)から単価拡大(大企業深耕)に依存し始める段階は、SaaSにおけるいわゆる“第2曲線”(成長の踊り場)にあたります。 大企業向け営業はリードタイムが長く導入コスト(CAC)が跳ね上がるため、再び高い成長曲線に復帰するために非常に大きな投資余力が必要です。 さらに、2024年頃からはSaaSに対する株式市場の見方が厳しくなってきたこともあり、利益の良さを見せるためのコスト削減方針が強まり、人件費などが削減されることで「営業リソース不足」が起き、営業効率(営業レバレッジ)が悪化するリスクも高まっていました。 (2) 資本政策・市場評価の壁 Unipos社の売上高は10億円台、契約社数は400社弱であり、グロース市場から求められる規模には小ぶりです。広告撤退後の再成長シナリオとしては「大企業を一気に取りに行く」戦略が必須でしたが、 大企業導入時の信用力(安定供給・サポート体制) 営業リソース 周辺ソリューションとの組み合わせ といった面が不足しており、自力での展開には相当な時間とコストがかかる状況です。 さらに上場企業としては維持コストや株式市場からの成長プレッシャーもあり、投資判断や資金調達の自由度が狭まっていました。 SaaSモデルはLTV(顧客生涯価値)を最大化しながらCAC(顧客獲得コスト)を回収するまで時間を要するため、十分な資金力がない単独企業では高成長を維持しにくいという構造的リスクがあります。 事実、2021年にSansanからの資本注入を受けた際にも「自社単独の利益範囲に限定せず大規模な成長投資を行う必要性」が経営陣から語られており、早い段階から単独成長の限界を認識していたと考えられます。 3. Sansanからの資本注入とシナジー模索の失敗 (1) 広告事業からの撤退とUnipos事業への集中 2019年以降、Unipos社(当時Fringe81)は広告事業の低迷に直面し、とりわけ2020年には新型コロナウイルス禍で広告主企業の出稿が激減。2020年3月期決算では財務指標が悪化し、自己資本比率0.9%まで低下する財務危機に陥りました。 この危機を乗り越えるために行ったのが、広告事業からの全面撤退とUnipos事業への集中です。 2020年5月、Sansan株式会社との間で約8億円の資本業務提携を結び、続いて日本政策投資銀行(DBJ)からも出資を受け、財務基盤を強化しました。 その後、広告部門を中心に大規模なリストラを断行し、9ヶ月間で44名(219→175名)を削減するなど抜本的な改革を実施。 2021年10月1日には社名をFringe81からUnipos株式会社へ変更し、「感情報酬を社会基盤に」という新ミッションを掲げてピアボーナス事業一本に経営資源を集中させたのです。 (2) Sansanとのシナジー不足と資本政策の転換 Sansanとの資本業務提携当初は、「Unipos事業が成長し利益貢献フェーズに入った時点でSansanグループ入りする」構想もあったと推測されます。 しかし、提携後に思うように成長曲線が描けず、Sansanの顧客基盤へのUnipos導入といった相乗効果も想定ほど得られませんでした。 そうした中、2025年5月22日付でSansanは保有するUnipos株式を処分すると発表。日本政策投資銀行による優先株の追加取得を経て、Sansan保有株(普通株式+優先株)をLMIへ譲渡する契約が締結されました。 これにより約4年にわたったSansanとの資本業務提携は解消され、Sansanは特別損失を計上しつつUniposから手を引く形となっています。 LMIとの経営統合で見込まれるシナジー効果 1. 顧客基盤の相互活用によるクロスセル強化 最大のシナジーは両社の顧客基盤とサービスを相互にクロスセルすることで得られる収益拡大効果です。 LMIは約1,500社の企業顧客に組織改善コンサルティングやエンゲージメント診断「モチベーションクラウド」を提供していますが、そうした既存顧客群に対しUniposのピアボーナスを新たに提案・導入できるようになります。 逆にUnipos社が約350社抱える顧客企業に対しては、LMIの提供する組織診断クラウドや人材育成コンサルティングなど関連サービスを売り込むことが可能となります。 この双方向のクロスセルによって両社のARPU(顧客あたり売上)の引き上げや顧客数の増加が見込まれ、成長を加速させることが本統合の最大の目的であると発表されています。 実際、LMI側は本件を「人的資本経営時代における競争優位確立のための極めて戦略的な一手」と評価しており、サービス統合による収益シナジーに強い期待を示しています。 2. サービス統合とプロダクト連携 両社の統合により、提供サービス群の機能的な連携も進む見通しです。 LMIは従来、従業員エンゲージメントを診断・可視化する「モチベーションクラウド エンゲージメント」を起点に、診断結果に応じて組織変革コンサルティングや人材育成ソリューションを提供してきました。 統合後はここにピアボーナスという日常的なエンゲージメント向上のための実行支援ツールが加わることになります。 例えばLMIのエンゲージメント診断で「部署間の称賛文化が乏しい」等の課題が見えたクライアント企業には、その解決策として即座にUnipos(従業員同士の賞賛プラットフォーム)の導入を提案できるようになります。 さらにUniposで日々蓄積される社内コミュニケーション活性度や称賛ネットワークのデータを、LMIのコンサルタントが組織開発の分析に活用したり、モチベーションクラウド上で経営陣向けに可視化・報告したりするといったデータ連携も可能になります。 両社のサービスを一体的に提供することで、「診断(課題の見える化)→施策実行→効果測定」というPDCAサイクルをワンストップで支援できる統合型プラットフォームが実現すると期待されています。 3. コストシナジーと経営基盤の強化 もう一つ見逃せない効果が重複コストの圧縮による効率化です。 経営統合後は両社の管理部門などバックオフィス業務の重複を見直し、最適な管理体制を再構築することでコスト削減が図られます。 また上場廃止によってUnipos社はIRや開示関連コスト、株主対応コストなど上場維持費用が不要になります。 浮いたリソースと資金はより積極的な成長投資(顧客開拓のためのマーケティングやサービス開発、人材採用など)に振り向けられ、持続的成長を支える強靭な経営基盤の構築につながることが期待されています。 事実、LMIとUniposは発表資料の中で「本取引完了後、より大規模な成長投資を実現できる」と強調しており、資本力・収益基盤を備えた統合体制でスピード感のある事業拡大を目指す姿勢が示されています。 HR業界へのインパクト プラットフォーム化を目指し、M&Aや再編が進行する予想 今回のLMIとUniposの経営統合は、人的資本経営(HCM)時代を迎えたHRテック業界のプラットフォーム化の流れを象徴する出来事と評されています。 近年、日本では人的資本の開示が義務化され、企業が従業員エンゲージメント向上施策の成果を数値で示すことが求められるようになり、点在するHRソリューションを統合し包括的なプラットフォームとして提供する動きが加速しています。 LMI×Uniposの統合はまさに、診断から施策実行までシームレスに支援できる統合型サービスへの進化であり、今後他のHRサービス企業にも同様の流れが波及する可能性があります。 実際、国内ではSmartHR、タレントパレット、カオナビが機能拡張とM&Aを加速。世界を見ればWorkdayがPeakonを、SAPがQualtricsを取り込むなど、すでにその流れが来ております。 組織人事コンサルとHRテックプロダクトが融合したLMI×Uniposの統合は人材マネジメントのあらゆる局面(エンゲージメント計測・エンゲージメント向上施策・人材育成・組織変革コンサル等)をワンストップ提供できる強みを持ちます。 他のサービスプロバイダーにとっては強力な競合出現となり、各社も自社サービスの付加価値強化や提携による機能補完を検討せざるを得なくなるでしょう。 各社の今後の戦略次第では、HRテック領域でさらなるM&Aやアライアンスが生まれ、ユーザー企業に提供されるサービスもより統合的で高度なものへと進化していくことが予想されます。 続きをみる
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May 31, 2025 at 3:32 AM