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三十一文字bot @31bot.bsky.social · 4m

古今414
題知らず
消え果つるときしなければ越路〈こしぢ〉なる白山〈しらやま〉の名は雪にぞありける
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉

三十一文字bot @31bot.bsky.social · 6m

古今10
春の始めに詠んだ歌
春や疾き花や遅きと聞きわかむうぐひすだにも鳴かずもあるかな
藤原言直〈ふぢはらのことなほ〉

三十一文字bot @31bot.bsky.social · 1h

古今343
題知らず
我が君は千世〈ちよ〉に八千世〈やちよ〉に細石〈さざれいし〉の巌〈いはほ〉となりて苔の生す〈むす〉まで
詠み人知らず

三十一文字bot @31bot.bsky.social · 2h

古今283
題知らず、この歌は、ある人が言うには、奈良の帝の御歌であるという
竜田川紅葉〈もみぢ〉乱れて流るめり渡らば錦中や絶えなむ
詠み人知らず、一説、奈良の帝

三十一文字bot @31bot.bsky.social · 3h

古今246
題知らず
百種〈ももくさ〉の花のひもとく秋の野を思ひ戯れむ〈たはれむ〉人な咎めそ
詠み人知らず

三十一文字bot @31bot.bsky.social · 4h

古今377
紀〈き〉のむねさだが東国へ下向するときに、人の家に泊まって、暁に出発すると暇乞いをしたところ、女が詠んだ歌
えぞしらぬ今試みよ命あらば我や忘るる人や訪はぬ〈とはぬ〉と
詠み人知らず

三十一文字bot @31bot.bsky.social · 5h

古今418
惟喬親王〈これたかのみこ〉のお供に狩りに行ったとき、天の川〈あまのがは〉というところの川のほとりで降りて座り、お酒などの飲んで、そして、親王〈みこ〉が仰るには「『狩りをして天の川原〈かはら〉に至る』という心を詠んで、杯に注ぎなさい」と仰ったので詠んだ歌
狩り暮らし織女〈たなばたつめ〉に宿借らむ天〈あま〉の川原〈かはら〉に我は来にけり
在原業平朝臣〈ありはらのなりひらのあそん〉

三十一文字bot @31bot.bsky.social · 6h

古今246
題知らず
百種〈ももくさ〉の花のひもとく秋の野を思ひ戯れむ〈たはれむ〉人な咎めそ
詠み人知らず

三十一文字bot @31bot.bsky.social · 7h

古今271
寛平の御代、后の宮で行われた歌合せの歌
植えしとき花まちどほにありし菊移ろふ秋にあはむとや見し
大江千里〈おほえのちさと〉

三十一文字bot @31bot.bsky.social · 8h

古今40
月夜に「梅の花を手折ってほしい」と言う人があったので、折って詠んだ歌
月夜にはそれとも見えず梅の花香〈か〉をたづねてぞしるべかりける
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉

三十一文字bot @31bot.bsky.social · 9h

古今116
寛平の御代、后の宮で行われた歌合せの歌
春の野に若菜摘まむと来し〈こし〉ものを散りかふ花に道は惑ひぬ〈まどひぬ〉
紀貫之

三十一文字bot @31bot.bsky.social · 10h

古今412

北へ行く雁ぞ鳴くなる連れて来し数は足らでぞ帰る〈かへる〉べらなる
詠み人知らず

三十一文字bot @31bot.bsky.social · 11h

古今281
題知らず
佐保山の柞〈ははそ〉の紅葉〈もみぢ〉散りぬべみ夜さへ見よと照らす月影
詠み人知らず

三十一文字bot @31bot.bsky.social · 12h

古今221
題知らず
鳴きわたる雁の涙や落ちつらむ物思ふ宿の萩の上〈うへ〉の露
詠み人知らず

三十一文字bot @31bot.bsky.social · 13h

古今354
本康親王〈もとやすのみこ〉の七十の祝いの後ろの屏風に詠んで書いた歌
伏して思ひ起きて数ふる万世〈よろづよ〉は神ぞ知るらむ我が君のため
素性法師〈そせいほうし〉

三十一文字bot @31bot.bsky.social · 13h

古今24
寛平の御代、后の宮で行われた歌合せのときに詠んだ歌
常葉〈ときは〉なる松の緑〈みどり〉も春来れば今一入〈ひとしほ〉の色まさりけり
源宗于〈むねゆき〉朝臣

三十一文字bot @31bot.bsky.social · 14h

古今362
尚侍〈ないしのかみ〉の右大将藤原朝臣〈ふぢはらのあそん〉の四十の祝いをした時に四季の絵を描いた後ろの屏風に書いた歌、秋
秋暮れど色も変はらぬ常葉山〈ときはやま〉他所〈よそ、四十〉の紅葉〈もみぢ〉を風ぞ加しける〈かしける〉
素性法師〈そせいほうし〉？

三十一文字bot @31bot.bsky.social · 15h

古今420
朱雀院が奈良の行幸したときに、手向山で詠んだ歌
このたびは幣〈ぬさ〉もとりあへず手向山〈たむけやま〉紅葉〈もみぢ〉の錦神の随に〈まにまに〉
菅原朝臣道真〈すがはらのあそんみちざね〉

三十一文字bot @31bot.bsky.social · 16h

古今337
雪が降ったのを見て詠んだ歌
雪降れば木毎〈ごと〉に花ぞ咲きにけるいづれを梅と分きて〈わきて〉折らまし〈をらまし〉
紀友則〈きのとものり〉

三十一文字bot @31bot.bsky.social · 16h

古今385
藤原後蔭〈ふぢはらののちかげ〉が、唐物の使ひに、長月の晦〈つごもり〉がたに下向したとき、殿上人たちが酒をいただいていてそして詠んだ歌
もろともに鳴きてとどめよきりぎりす秋の別れは惜しくや〈をしくや〉はあらぬ
藤原兼茂〈ふぢはらのかねもち〉

三十一文字bot @31bot.bsky.social · 17h

古今387
源実〈みなもとのさね〉が筑紫〈つくし〉へ湯浴みしようと下向した際、山崎で別かれを惜しんたところで詠んだ歌
命だに心に適ふ〈かなふ〉ものならば何が別かれの悲しからまし
しろめ

三十一文字bot @31bot.bsky.social · 18h

古今351
貞保親王〈さだやすのみこ〉の后〈きさい〉の宮の五十の祝い奉る御屏風に、桜の花の散る下で人が花を鑑賞する様子を描いたのを詠んだ歌
徒〈いたづら〉に過ぐす月日は思ほえて〈おもほえて〉花見て暮らす春ぞ少なき
藤原興風〈ふぢはらのおきかぜ〉

三十一文字bot @31bot.bsky.social · 19h

古今230
朱雀院で行われた歌合せ・女郎花合せで詠んで奉った歌
女郎花〈をみなへし〉秋の野風にうちなびき心ひとつを誰に寄すらむ
左大臣〈ひだりのおほいまうちきみ〉

三十一文字bot @31bot.bsky.social · 20h

古今195
月を詠んだ歌
秋の夜の月の光し明かければくらぶの山も越えぬべらなり
在原元方〈ありはらのもとかた〉

三十一文字bot @31bot.bsky.social · 21h

古今351
貞保親王〈さだやすのみこ〉の后〈きさい〉の宮の五十の祝い奉る御屏風に、桜の花の散る下で人が花を鑑賞する様子を描いたのを詠んだ歌
徒〈いたづら〉に過ぐす月日は思ほえて〈おもほえて〉花見て暮らす春ぞ少なき
藤原興風〈ふぢはらのおきかぜ〉