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昔の和歌を呟きます HP: http://31bot.felina.cc/ GitHubでデータ等公開しています: https://github.com/31bot #和歌 #短歌 Twitterより少しだけもりもり。
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古今418
惟喬親王〈これたかのみこ〉のお供に狩りに行ったとき、天の川〈あまのがは〉というところの川のほとりで降りて座り、お酒などの飲んで、そして、親王〈みこ〉が仰るには「『狩りをして天の川原〈かはら〉に至る』という心を詠んで、杯に注ぎなさい」と仰ったので詠んだ歌
狩り暮らし織女〈たなばたつめ〉に宿借らむ天〈あま〉の川原〈かはら〉に我は来にけり
在原業平朝臣〈ありはらのなりひらのあそん〉
古今246
題知らず
百種〈ももくさ〉の花のひもとく秋の野を思ひ戯れむ〈たはれむ〉人な咎めそ
詠み人知らず
古今271
寛平の御代、后の宮で行われた歌合せの歌
植えしとき花まちどほにありし菊移ろふ秋にあはむとや見し
大江千里〈おほえのちさと〉
古今40
月夜に「梅の花を手折ってほしい」と言う人があったので、折って詠んだ歌
月夜にはそれとも見えず梅の花香〈か〉をたづねてぞしるべかりける
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
古今116
寛平の御代、后の宮で行われた歌合せの歌
春の野に若菜摘まむと来し〈こし〉ものを散りかふ花に道は惑ひぬ〈まどひぬ〉
紀貫之
古今412

北へ行く雁ぞ鳴くなる連れて来し数は足らでぞ帰る〈かへる〉べらなる
詠み人知らず
古今281
題知らず
佐保山の柞〈ははそ〉の紅葉〈もみぢ〉散りぬべみ夜さへ見よと照らす月影
詠み人知らず
古今221
題知らず
鳴きわたる雁の涙や落ちつらむ物思ふ宿の萩の上〈うへ〉の露
詠み人知らず
古今354
本康親王〈もとやすのみこ〉の七十の祝いの後ろの屏風に詠んで書いた歌
伏して思ひ起きて数ふる万世〈よろづよ〉は神ぞ知るらむ我が君のため
素性法師〈そせいほうし〉
古今24
寛平の御代、后の宮で行われた歌合せのときに詠んだ歌
常葉〈ときは〉なる松の緑〈みどり〉も春来れば今一入〈ひとしほ〉の色まさりけり
源宗于〈むねゆき〉朝臣
古今362
尚侍〈ないしのかみ〉の右大将藤原朝臣〈ふぢはらのあそん〉の四十の祝いをした時に四季の絵を描いた後ろの屏風に書いた歌、秋
秋暮れど色も変はらぬ常葉山〈ときはやま〉他所〈よそ、四十〉の紅葉〈もみぢ〉を風ぞ加しける〈かしける〉
素性法師〈そせいほうし〉?
古今420
朱雀院が奈良の行幸したときに、手向山で詠んだ歌
このたびは幣〈ぬさ〉もとりあへず手向山〈たむけやま〉紅葉〈もみぢ〉の錦神の随に〈まにまに〉
菅原朝臣道真〈すがはらのあそんみちざね〉
古今337
雪が降ったのを見て詠んだ歌
雪降れば木毎〈ごと〉に花ぞ咲きにけるいづれを梅と分きて〈わきて〉折らまし〈をらまし〉
紀友則〈きのとものり〉
古今385
藤原後蔭〈ふぢはらののちかげ〉が、唐物の使ひに、長月の晦〈つごもり〉がたに下向したとき、殿上人たちが酒をいただいていてそして詠んだ歌
もろともに鳴きてとどめよきりぎりす秋の別れは惜しくや〈をしくや〉はあらぬ
藤原兼茂〈ふぢはらのかねもち〉
古今387
源実〈みなもとのさね〉が筑紫〈つくし〉へ湯浴みしようと下向した際、山崎で別かれを惜しんたところで詠んだ歌
命だに心に適ふ〈かなふ〉ものならば何が別かれの悲しからまし
しろめ
古今351
貞保親王〈さだやすのみこ〉の后〈きさい〉の宮の五十の祝い奉る御屏風に、桜の花の散る下で人が花を鑑賞する様子を描いたのを詠んだ歌
徒〈いたづら〉に過ぐす月日は思ほえて〈おもほえて〉花見て暮らす春ぞ少なき
藤原興風〈ふぢはらのおきかぜ〉
古今230
朱雀院で行われた歌合せ・女郎花合せで詠んで奉った歌
女郎花〈をみなへし〉秋の野風にうちなびき心ひとつを誰に寄すらむ
左大臣〈ひだりのおほいまうちきみ〉
古今195
月を詠んだ歌
秋の夜の月の光し明かければくらぶの山も越えぬべらなり
在原元方〈ありはらのもとかた〉
古今351
貞保親王〈さだやすのみこ〉の后〈きさい〉の宮の五十の祝い奉る御屏風に、桜の花の散る下で人が花を鑑賞する様子を描いたのを詠んだ歌
徒〈いたづら〉に過ぐす月日は思ほえて〈おもほえて〉花見て暮らす春ぞ少なき
藤原興風〈ふぢはらのおきかぜ〉
古今191
題知らず
白雲に羽打ちかはし飛ぶ雁の数さへ見ゆる秋の夜の月
詠み人知らず
古今271
寛平の御代、后の宮で行われた歌合せの歌
植えしとき花まちどほにありし菊移ろふ秋にあはむとや見し
大江千里〈おほえのちさと〉
古今417
但馬国〈たじまのくに〉の温泉に行った際、二見浦〈ふたみのうら〉というところに泊まって、夕方の乾飯〈かれいひ〉をいただいたとき、一緒にいた人人が歌を詠んだ、そして詠んだ歌
夕月夜〈ゆふづくよ〉おぼつかなきを玉匣〈たまくしげ〉二見浦〈ふたみのうら〉は曙でこそ見め
藤原兼輔〈ふぢはらのかねすけ〉
古今356
良岑つねなり〈よしみねのつねなり〉の四十〈よそぢ〉の祝いに娘に代わって詠んだ歌
万世〈よろづよ〉をまつ(松、待つ)にぞ君を祝ひ〈いはひ〉つる(つる、鶴)千年〈ちとせ〉の陰に住まむと思へば
素性法師〈そせいほうし〉
古今269
寛平の御代、菊の花を詠ませたもうた歌。また、この歌は、まだ殿上が許されないときに召し上げられてお仕えしたときの歌だという
久方の雲の上〈うへ〉にて見る菊は天つ星〈あまつほし〉とぞ誤またれける
藤原敏行朝臣〈ふぢはらのとしゆきのあそん〉
古今112
題知らず
散る花を何か恨みむ世の中に我が身もともにあらむものかは
詠み人知らず