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#和歌 #短歌
Twitterより少しだけもりもり。
題知らず
梅の花立ちよるばかりありしより人の咎むる香〈か〉にぞしみぬる
詠み人知らず
題知らず
梅の花立ちよるばかりありしより人の咎むる香〈か〉にぞしみぬる
詠み人知らず
題知らず
待てといふに散らでし留まる〈とまる〉物ならば何を桜に思ひ増さまし
詠み人知らず
題知らず
待てといふに散らでし留まる〈とまる〉物ならば何を桜に思ひ増さまし
詠み人知らず
題知らず
春日野〈かすがの〉は今日〈けふ〉はな焼きそ若草のつまもこもれり我もこもれり
詠み人知らず
題知らず
春日野〈かすがの〉は今日〈けふ〉はな焼きそ若草のつまもこもれり我もこもれり
詠み人知らず
蓮の露を見て詠んだ歌
蓮〈はちす〉葉の濁りに染まぬ〈しまぬ〉心もてなにかは露を玉とあざむく
僧正遍昭〈そうじゃうへんぜう〉
蓮の露を見て詠んだ歌
蓮〈はちす〉葉の濁りに染まぬ〈しまぬ〉心もてなにかは露を玉とあざむく
僧正遍昭〈そうじゃうへんぜう〉
春の歌として詠んだ歌
花の色は霞にこめて見せずとも香〈か〉をだに盗め春の山風
良岑宗貞〈よしみねのむねさだ〉
春の歌として詠んだ歌
花の色は霞にこめて見せずとも香〈か〉をだに盗め春の山風
良岑宗貞〈よしみねのむねさだ〉
冬の歌として詠んだ歌
雪降れば冬ごもりせる草も木も春に知られぬ花ぞ咲きける
紀貫之
冬の歌として詠んだ歌
雪降れば冬ごもりせる草も木も春に知られぬ花ぞ咲きける
紀貫之
奈良の帝の御歌
ふるさととなりにし奈良のみやこにも色は変わらず〈かはらず〉花は咲きけり
詠み人知らず
奈良の帝の御歌
ふるさととなりにし奈良のみやこにも色は変わらず〈かはらず〉花は咲きけり
詠み人知らず
桜が散るのを詠んだ歌
雪とのみ降るだにあるを桜花いかに散れとか風の吹くらむ
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
桜が散るのを詠んだ歌
雪とのみ降るだにあるを桜花いかに散れとか風の吹くらむ
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
題知らず
わたつうみの浜の真砂を数へつつ君が千年〈ちとせ〉の有り数にせむ
詠み人知らず
題知らず
わたつうみの浜の真砂を数へつつ君が千年〈ちとせ〉の有り数にせむ
詠み人知らず
題知らず
立ち別れ因幡〈いなば〉の山の峰に生ふる〈おふる〉まつ(松、待つ)とし聞かば今帰へり〈かへり〉来む〈こむ〉
在原行平朝臣〈ありはらのゆきひらのあそん〉
題知らず
立ち別れ因幡〈いなば〉の山の峰に生ふる〈おふる〉まつ(松、待つ)とし聞かば今帰へり〈かへり〉来む〈こむ〉
在原行平朝臣〈ありはらのゆきひらのあそん〉
題知らず
限りなき雲居〈くもゐ)の他所〈よそ〉に別る〈わかる〉とも人を心に後らさむ〈おくらさむ〉やは
詠み人知らず
題知らず
限りなき雲居〈くもゐ)の他所〈よそ〉に別る〈わかる〉とも人を心に後らさむ〈おくらさむ〉やは
詠み人知らず
藤原後蔭〈ふぢはらののちかげ〉が、唐物の使ひに、長月の晦〈つごもり〉がたに下向したとき、殿上人たちが酒をいただいていてそして詠んだ歌
もろともに鳴きてとどめよきりぎりす秋の別れは惜しくや〈をしくや〉はあらぬ
藤原兼茂〈ふぢはらのかねもち〉
藤原後蔭〈ふぢはらののちかげ〉が、唐物の使ひに、長月の晦〈つごもり〉がたに下向したとき、殿上人たちが酒をいただいていてそして詠んだ歌
もろともに鳴きてとどめよきりぎりす秋の別れは惜しくや〈をしくや〉はあらぬ
藤原兼茂〈ふぢはらのかねもち〉
寛平の御代、后の宮で行われた歌合せの歌
声〈こゑ〉絶えず〈たえず〉鳴けやうぐひす一年〈ひととせ〉に二度〈ふたたび〉とだに来べき春かは
藤原興風〈ふぢはらのおきかぜ〉
寛平の御代、后の宮で行われた歌合せの歌
声〈こゑ〉絶えず〈たえず〉鳴けやうぐひす一年〈ひととせ〉に二度〈ふたたび〉とだに来べき春かは
藤原興風〈ふぢはらのおきかぜ〉
音羽の山のほとりで人と分かれるので詠んだ歌
音羽山〈おとはやま〉小高く〈こだかく〉鳴きてほととぎす君が別れを惜しむ〈をしむ〉べらなり
紀貫之
音羽の山のほとりで人と分かれるので詠んだ歌
音羽山〈おとはやま〉小高く〈こだかく〉鳴きてほととぎす君が別れを惜しむ〈をしむ〉べらなり
紀貫之
題知らず、この歌は、ある人が言うには、柿本人麻呂の歌である
ほのぼのと明石の浦の朝霧に島隠れ〈しまがくれ〉行く〈ゆく〉舟をしぞ思ふ
詠み人知らず、一説に、柿本人麻呂
題知らず、この歌は、ある人が言うには、柿本人麻呂の歌である
ほのぼのと明石の浦の朝霧に島隠れ〈しまがくれ〉行く〈ゆく〉舟をしぞ思ふ
詠み人知らず、一説に、柿本人麻呂
題知らず
しほの山さしでの磯に棲む千鳥君が御世〈みよ〉をば八千世〈やちよ〉とぞ鳴く
詠み人知らず
題知らず
しほの山さしでの磯に棲む千鳥君が御世〈みよ〉をば八千世〈やちよ〉とぞ鳴く
詠み人知らず
題知らず
消え果つるときしなければ越路〈こしぢ〉なる白山〈しらやま〉の名は雪にぞありける
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
題知らず
消え果つるときしなければ越路〈こしぢ〉なる白山〈しらやま〉の名は雪にぞありける
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
朱雀院で行われた歌合せ・女郎花合せで詠んで奉った歌
ひとりのみ眺むるよりは女郎花〈をみなへし〉我が住む宿に植ゑて見ましを
壬生忠岑〈みぶのただみね〉
朱雀院で行われた歌合せ・女郎花合せで詠んで奉った歌
ひとりのみ眺むるよりは女郎花〈をみなへし〉我が住む宿に植ゑて見ましを
壬生忠岑〈みぶのただみね〉
昔親しくさせていただいていた人が、秋の野に会って物語して、そして詠んだ歌
秋萩の古枝〈ふるえ〉に咲ける花見れば本の心は忘れざりけり
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
昔親しくさせていただいていた人が、秋の野に会って物語して、そして詠んだ歌
秋萩の古枝〈ふるえ〉に咲ける花見れば本の心は忘れざりけり
凡河内躬恒〈おほしかふちのみつね〉
藤原後蔭〈ふぢはらののちかげ〉が、唐物の使ひに、長月の晦〈つごもり〉がたに下向したとき、殿上人たちが酒をいただいていてそして詠んだ歌
秋霧のともに立ち出でて別かれなば晴れぬ思ひに恋ひや渡らむ
平元規〈たいらのもとのり〉
藤原後蔭〈ふぢはらののちかげ〉が、唐物の使ひに、長月の晦〈つごもり〉がたに下向したとき、殿上人たちが酒をいただいていてそして詠んだ歌
秋霧のともに立ち出でて別かれなば晴れぬ思ひに恋ひや渡らむ
平元規〈たいらのもとのり〉
題知らず
我が齢〈よはひ〉君が八千世〈やちよ〉に取りそへて留め置きては思ひ出でにせよ
詠み人知らず
題知らず
我が齢〈よはひ〉君が八千世〈やちよ〉に取りそへて留め置きては思ひ出でにせよ
詠み人知らず
水のほとりに梅の花が咲いたことを詠んだ歌
春ごとに流るる川を花と見て折られぬ〈をられぬ〉水に袖や濡れなむ
伊勢
水のほとりに梅の花が咲いたことを詠んだ歌
春ごとに流るる川を花と見て折られぬ〈をられぬ〉水に袖や濡れなむ
伊勢
尚侍〈ないしのかみ〉の右大将藤原朝臣〈ふぢはらのあそん〉の四十の祝いをした時に四季の絵を描いた後ろの屏風に書いた歌、秋
秋暮れど色も変はらぬ常葉山〈ときはやま〉他所〈よそ、四十〉の紅葉〈もみぢ〉を風ぞ加しける〈かしける〉
素性法師〈そせいほうし〉?
尚侍〈ないしのかみ〉の右大将藤原朝臣〈ふぢはらのあそん〉の四十の祝いをした時に四季の絵を描いた後ろの屏風に書いた歌、秋
秋暮れど色も変はらぬ常葉山〈ときはやま〉他所〈よそ、四十〉の紅葉〈もみぢ〉を風ぞ加しける〈かしける〉
素性法師〈そせいほうし〉?
但馬国〈たじまのくに〉の温泉に行った際、二見浦〈ふたみのうら〉というところに泊まって、夕方の乾飯〈かれいひ〉をいただいたとき、一緒にいた人人が歌を詠んだ、そして詠んだ歌
夕月夜〈ゆふづくよ〉おぼつかなきを玉匣〈たまくしげ〉二見浦〈ふたみのうら〉は曙でこそ見め
藤原兼輔〈ふぢはらのかねすけ〉
但馬国〈たじまのくに〉の温泉に行った際、二見浦〈ふたみのうら〉というところに泊まって、夕方の乾飯〈かれいひ〉をいただいたとき、一緒にいた人人が歌を詠んだ、そして詠んだ歌
夕月夜〈ゆふづくよ〉おぼつかなきを玉匣〈たまくしげ〉二見浦〈ふたみのうら〉は曙でこそ見め
藤原兼輔〈ふぢはらのかねすけ〉
題知らず
皐月まつ山ほととぎす打ち羽ぶき今も鳴かなむこその古声〈ふるごゑ〉
詠み人知らず
題知らず
皐月まつ山ほととぎす打ち羽ぶき今も鳴かなむこその古声〈ふるごゑ〉
詠み人知らず