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#和歌 #短歌
Twitterより少しだけもりもり。
雲林院親王〈うりむゐんのみこ〉の舎利会〈しゃりえ〉で山に上って、帰ったところ、桜の花の下で詠んだ歌
山風に桜吹きまき乱れなむ花の紛れに立ち止まるべく
僧正遍昭〈そうじゃうへんぜう〉
雲林院親王〈うりむゐんのみこ〉の舎利会〈しゃりえ〉で山に上って、帰ったところ、桜の花の下で詠んだ歌
山風に桜吹きまき乱れなむ花の紛れに立ち止まるべく
僧正遍昭〈そうじゃうへんぜう〉
是貞親王〈これさだのみこ〉の家の歌合せで詠まれた歌
吹くからに秋の草木のしをるればむべ山風を嵐といふらむ
文屋康秀〈ふんやのやすひで〉
是貞親王〈これさだのみこ〉の家の歌合せで詠まれた歌
吹くからに秋の草木のしをるればむべ山風を嵐といふらむ
文屋康秀〈ふんやのやすひで〉
本康親王〈もとやすのみこ〉の七十の祝いの後ろの屏風に詠んで書いた歌
古〈いにしへ〉にありきあらずは知らねども千年〈ちとせ〉の例〈ためし〉君に始めむ〈はじめむ〉
素性法師〈そせいほうし〉
本康親王〈もとやすのみこ〉の七十の祝いの後ろの屏風に詠んで書いた歌
古〈いにしへ〉にありきあらずは知らねども千年〈ちとせ〉の例〈ためし〉君に始めむ〈はじめむ〉
素性法師〈そせいほうし〉
題知らず
大方〈おほかた〉の秋来るからに我が身こそかなしきものと思ひ知りぬれ
詠み人知らず
題知らず
大方〈おほかた〉の秋来るからに我が身こそかなしきものと思ひ知りぬれ
詠み人知らず
題知らず
春の着る霞の衣〈ころも〉緯〈ぬき〉を薄み山風にこぞ乱るべらなれ
在原行平朝臣
題知らず
春の着る霞の衣〈ころも〉緯〈ぬき〉を薄み山風にこぞ乱るべらなれ
在原行平朝臣
唐土〈もろこし〉で詠んだ歌、この歌は、昔、仲麿を唐土〈もろこし〉に物習〈ものならはし〉に遣わして、たくさんの年を経て帰ってくることができずにいるところ、この国(日本)よりまた使いがたどり着いたので、一緒に(日本に)帰って来ようとして出発して、明州〈めいしう〉というところの海辺にて彼の国(唐土)の人が餞別をした。夜になって月がとても趣深く射し込んだのを見て詠んだと語り伝わっている
天の原振り放け〈ふりさけ〉見れば春日なる三笠の山に出でし月かも
安倍仲麿〈あべのなかまろ〉
唐土〈もろこし〉で詠んだ歌、この歌は、昔、仲麿を唐土〈もろこし〉に物習〈ものならはし〉に遣わして、たくさんの年を経て帰ってくることができずにいるところ、この国(日本)よりまた使いがたどり着いたので、一緒に(日本に)帰って来ようとして出発して、明州〈めいしう〉というところの海辺にて彼の国(唐土)の人が餞別をした。夜になって月がとても趣深く射し込んだのを見て詠んだと語り伝わっている
天の原振り放け〈ふりさけ〉見れば春日なる三笠の山に出でし月かも
安倍仲麿〈あべのなかまろ〉
題知らず
うぐいすの鳴く野辺〈のべ〉ごとに来て見れば移ろふ花に風ぞ吹きける
詠み人知らず
題知らず
うぐいすの鳴く野辺〈のべ〉ごとに来て見れば移ろふ花に風ぞ吹きける
詠み人知らず
仁和の中将の御息所の家で歌合せをしようと、したときに詠んだ歌
花の散ることや侘しき〈わびしき〉春霞竜田の山のうぐひすの声〈こゑ〉
藤原後蔭〈ふじわらののちかげ〉
仁和の中将の御息所の家で歌合せをしようと、したときに詠んだ歌
花の散ることや侘しき〈わびしき〉春霞竜田の山のうぐひすの声〈こゑ〉
藤原後蔭〈ふじわらののちかげ〉
雲林院親王〈うりむゐんのみこ〉の舎利会〈しゃりえ〉で山に上って、帰ったところ、桜の花の下で詠んだ歌
如ならば君とまるべく匂はなむ〈にほはなむ〉帰す〈かへす〉は花のうきにやはあらぬ
幽仙法師〈いうせんほふし〉
雲林院親王〈うりむゐんのみこ〉の舎利会〈しゃりえ〉で山に上って、帰ったところ、桜の花の下で詠んだ歌
如ならば君とまるべく匂はなむ〈にほはなむ〉帰す〈かへす〉は花のうきにやはあらぬ
幽仙法師〈いうせんほふし〉
是貞親王〈これさだのみこ〉の家の歌合せで詠まれた歌
我が来つる方も知られずくらぶ山木木の木の葉の散ると紛ふ〈まがふ〉に
藤原敏行朝臣〈ふぢはらのとしゆきのあそん〉
是貞親王〈これさだのみこ〉の家の歌合せで詠まれた歌
我が来つる方も知られずくらぶ山木木の木の葉の散ると紛ふ〈まがふ〉に
藤原敏行朝臣〈ふぢはらのとしゆきのあそん〉
寛平の御代、后の宮で行われた歌合せの歌
浦近く降りくる雪は白波の末の松山越すかとぞ見る
藤原興風〈ふぢはらのおきかぜ〉
寛平の御代、后の宮で行われた歌合せの歌
浦近く降りくる雪は白波の末の松山越すかとぞ見る
藤原興風〈ふぢはらのおきかぜ〉
題知らず
春の色の至る至らぬ里はあらじ咲ける咲かざる花の見ゆらむ
詠み人知らず
題知らず
春の色の至る至らぬ里はあらじ咲ける咲かざる花の見ゆらむ
詠み人知らず
音羽の山のほとりで人と分かれるので詠んだ歌
音羽山〈おとはやま〉小高く〈こだかく〉鳴きてほととぎす君が別れを惜しむ〈をしむ〉べらなり
紀貫之
音羽の山のほとりで人と分かれるので詠んだ歌
音羽山〈おとはやま〉小高く〈こだかく〉鳴きてほととぎす君が別れを惜しむ〈をしむ〉べらなり
紀貫之
大和国へ行ったときに、雪が降ったのを見て詠んだ歌
あさぼらけ有明の月と見るまでに吉野の里に降れる白雪
坂上是則〈さかのうえのこれのり〉
大和国へ行ったときに、雪が降ったのを見て詠んだ歌
あさぼらけ有明の月と見るまでに吉野の里に降れる白雪
坂上是則〈さかのうえのこれのり〉
尚侍〈ないしのかみ〉の右大将藤原朝臣〈ふぢはらのあそん〉の四十の祝いをした時に四季の絵を描いた後ろの屏風に書いた歌、秋
秋暮れど色も変はらぬ常葉山〈ときはやま〉他所〈よそ、四十〉の紅葉〈もみぢ〉を風ぞ加しける〈かしける〉
素性法師〈そせいほうし〉?
尚侍〈ないしのかみ〉の右大将藤原朝臣〈ふぢはらのあそん〉の四十の祝いをした時に四季の絵を描いた後ろの屏風に書いた歌、秋
秋暮れど色も変はらぬ常葉山〈ときはやま〉他所〈よそ、四十〉の紅葉〈もみぢ〉を風ぞ加しける〈かしける〉
素性法師〈そせいほうし〉?
題知らず
竜田川錦折り懸く〈をりかく〉神な月時雨〈しぐれ〉の雨を経緯〈たてぬき〉にして
詠み人知らず
題知らず
竜田川錦折り懸く〈をりかく〉神な月時雨〈しぐれ〉の雨を経緯〈たてぬき〉にして
詠み人知らず
題知らず
秋は来ぬ紅葉は宿に降りしきぬ道踏みわけて訪う〈と〉人はなし
詠み人知らず
題知らず
秋は来ぬ紅葉は宿に降りしきぬ道踏みわけて訪う〈と〉人はなし
詠み人知らず
和歌を詠むようにとおおせられて詠んだ歌
春日野の若菜摘みにや白妙の袖ふりはへて人の行くらむ
紀貫之
和歌を詠むようにとおおせられて詠んだ歌
春日野の若菜摘みにや白妙の袖ふりはへて人の行くらむ
紀貫之
朱雀院が奈良の行幸したときに、手向山で詠んだ歌
このたびは幣〈ぬさ〉もとりあへず手向山〈たむけやま〉紅葉〈もみぢ〉の錦神の随に〈まにまに〉
菅原朝臣道真〈すがはらのあそんみちざね〉
朱雀院が奈良の行幸したときに、手向山で詠んだ歌
このたびは幣〈ぬさ〉もとりあへず手向山〈たむけやま〉紅葉〈もみぢ〉の錦神の随に〈まにまに〉
菅原朝臣道真〈すがはらのあそんみちざね〉
尚侍〈ないしのかみ〉の右大将藤原朝臣〈ふぢはらのあそん〉の四十の祝いをした時に四季の絵を描いた後ろの屏風に書いた歌
春日野〈かすがの〉に若菜摘みつつ万世〈よろづよ〉を祝ふ〈いはふ〉心は神ぞ知るらむ
素性法師〈そせいほうし〉
尚侍〈ないしのかみ〉の右大将藤原朝臣〈ふぢはらのあそん〉の四十の祝いをした時に四季の絵を描いた後ろの屏風に書いた歌
春日野〈かすがの〉に若菜摘みつつ万世〈よろづよ〉を祝ふ〈いはふ〉心は神ぞ知るらむ
素性法師〈そせいほうし〉
題知らず
今よりは続ぎて〈つぎて〉降らなむ我が宿のすすき押しなみ降れる白雪〈しらゆき〉
詠み人知らず
題知らず
今よりは続ぎて〈つぎて〉降らなむ我が宿のすすき押しなみ降れる白雪〈しらゆき〉
詠み人知らず
題知らず
残りなく散るぞめでたき桜花ありて世の中果ての憂ければ
詠み人知らず
題知らず
残りなく散るぞめでたき桜花ありて世の中果ての憂ければ
詠み人知らず
題知らず
限りなき雲居〈くもゐ)の他所〈よそ〉に別る〈わかる〉とも人を心に後らさむ〈おくらさむ〉やは
詠み人知らず
題知らず
限りなき雲居〈くもゐ)の他所〈よそ〉に別る〈わかる〉とも人を心に後らさむ〈おくらさむ〉やは
詠み人知らず
題知らず
しほの山さしでの磯に棲む千鳥君が御世〈みよ〉をば八千世〈やちよ〉とぞ鳴く
詠み人知らず
題知らず
しほの山さしでの磯に棲む千鳥君が御世〈みよ〉をば八千世〈やちよ〉とぞ鳴く
詠み人知らず
二条の后が春宮の御息所と仰られていたときに、御屏風に、竜田川に紅葉が流れる絵が描かれているを題にて詠んだ歌
紅葉葉〈もみぢば〉の流れて泊まる湊には紅〈くれない〉深き波や立つらむ
素性法師〈そせいほうし〉
二条の后が春宮の御息所と仰られていたときに、御屏風に、竜田川に紅葉が流れる絵が描かれているを題にて詠んだ歌
紅葉葉〈もみぢば〉の流れて泊まる湊には紅〈くれない〉深き波や立つらむ
素性法師〈そせいほうし〉