佐藤竜一
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佐藤竜一
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岩手県陸前高田市生まれ。宮沢賢治学会副代表理事・岩手大学特命准教授歴任後岩手大学非常勤講師。主著に『高野長英と吉田松陰』『那珂通世と夏目漱石』『建築家・葛西萬司』『原敬と新渡戸稲造』「宮澤賢治 あるサラリーマンの生と死』『盛岡藩』『それぞれの戊辰戦争』『宮沢賢治 出会いの宇宙』『宮沢賢治の詩友・黄瀛の生涯』『国際外交の舞台で活躍した岩手の男たち』『海が消えた 陸前高田と東日本大震災』『石川啄木と宮沢賢治の人間学』『変わる中国、変わらぬ中国ー紀行・三国志異聞』など。
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朝ドラ「ばけばけ」のモデル小泉八雲は『古事記』の英訳を読んだ影響で日本に惹かれ、1890年4月に来日。同年8月松江にある島根県尋常中学校に英語教師として赴任したのは、『古事記』に出てくる出雲の地だからです。松江は八雲にとって魅力的な街でした。1896年松江の士族の娘小泉セツと結婚して日本に帰化し、三男一女に恵まれました。
松江で八雲は『知られざる日本の面影』『心』などの随筆を書きました。「耳なし芳一」「雪女」などの怪談で有名な八雲ですが、民俗的なものに対する関心も深く、日本文化の紹介者として大きな役割を果たしました(写真は故居近くの小泉八雲胸像)。 #ばけばけ #小泉八雲 #松江 #小泉セツ
金原瑞人『翻訳ワークショップ』(研究社)を読み終えました。著者は英米文学の翻訳者で娘は芥川賞作家の金原ひとみ。本書は翻訳家を目指す人のための実践的なガイドブックで、サマセット・モーム『人間の絆』等の実例を通し翻訳のエッセンスを学べます。
とはいえ、翻訳家志望でなくても充分に楽しめます。たとえばアメリカンニューシネマの傑作、ダスティン・ホフマン主演の「真夜中のカーボーイ」。「カウボーイ」ではなく「カー(自動車)ボーイ」としたのは、配給会社の宣伝部長が都会的な雰囲気を醸し出すためなのだそうです。英語にまつわるエピソードを満載した一冊です。 #金原瑞人 #翻訳ワークショップ #研究社 #金原ひとみ
ǸHK朝ドラ「ばけばけ」のモデル・小泉八雲は島根県松江市に住みました。小泉八雲記念館のすぐ近くには小泉八雲旧居(写真)があり、公開されています。松江で1年3か月ほど過ごした八雲が5か月ほど過ごした旧居です。八雲は松江・熊本・神戸・東京で14年間過ごしましたが、当時のまま保存されているのはこの旧居だけです。
小泉八雲旧居は旧松江藩士の武家屋敷で、家主の根岸干夫(たてお)は明治維新後島根各地の郡長を歴任した人物。干夫の長男磐井は松江中学などで八雲の教え子でした。八雲が借りることになったのは、その縁によります。 #朝ドラ #ばけばけ #小泉八雲 #島根県 #松江市 #松江藩 #根岸干夫 #松江中学
「チャールズ・チャップリン マスターピース3」を観ました。キーストン社時代に名声を得たチャップリンはエッサネイ社に移り、長編に挑むことでコメディアンの地位を不動のものにします。このDVDはエッサネイ社時代の傑作集。「チャップリンの役者」「アルコール夜通し転宅」「チャップリンの拳闘」「アルコール先生公園の巻」「チャップリンの駆落」「チャップリンの失恋」「アルコール先生海水浴の巻」「チャップリンのお仕事」(1915年)の8編を収録。
サイレント(無声映画)なのに飽きさせない。チャップリンはパントマイム(無声劇)の天才だと再確認しました。 #チャップリン #エッサネイ社 #サイレント #パントマイム
小川原正道『明治日本はアメリカから何を学んだのか 米国留学生と「坂の上の雲」の時代』(文春新書)を読了(写真は松山:「坂の上の雲ミュージアム」)。新島襄、新渡戸稲造等幕末期からアメリカに渡った留学生の系譜をたどっています。
アメリカに5年間留学した山本五十六は日本との国力の違いを知っていたはずなのに、1941年12月8日の日米開戦の指揮をとらざるを得ませんでした。それだけ日本が追い詰められていたのですが、山本は戦死。内心とても複雑な気持ちだったに違いない。本書を読み改めてそう思いました。 #小川原正道 #明治日本はアメリカから何を学んだのか #坂の上の雲 #山本五十六 #新渡戸稲造 #新島襄
原作・脚本・監督宮崎駿が担当した「もののけ姫」(1997年)を久しぶりに観ました。中世の日本が舞台。エミシの村に住む青年アシタカは村を襲ったタタリ神という化け物を退治しますが、右腕に死の呪いを受けてしまいます。アシタカは呪いのために村を追われ、タタリ神が来た西方へと向かう途中で、人間の子でありながら深い森にすむ獣に育てられた「もののけ姫」と出会いますー。
人間界と自然界との関わり、差別の問題等さまざまな主題を絡めながらも、とても面白い内容に仕上がっているのはさすが、スタジオジブリ。と改めて思いました。アニメの傑作で、また観たいと思いました。 #宮崎駿 #もののけ姫 #スタジオジブリ #田中裕子
蒲原聖可『ベジタリアンの医学』(平凡社新書)。予防医学の観点からベジタリアンに関して詳細に解説した本。私はベジタリアンではありませんが、何度も読み返している良書です。ベジタリアンの定義、生活習慣病を予防し改善する食生活についてていねいに記していて、役に立つヒントが満載。
ちなみに、宮沢賢治はベジタリアンでした。賢治は動物愛護の観点からベジタリアンになりました。「よだかの星」「なめとこ山の熊」「フランドン農学校の豚」「注文の多い料理店」などには、ベジタリアンならではの視点が垣間みられて、作品に深みを与えています。 #蒲原聖可 #ベジタリアンの医学 #平凡社新書 #宮沢賢治 #予防医学 #動物愛護
徳川幕府が諸大名を統制する手段の一つがお預け(流刑)で、盛岡にお預けとされた代表的な人物が栗山大膳。大膳は家老として福岡藩主黒田長政に仕え、長政亡き後は嗣子忠之を支えました。大膳は藩政をおろそかにした忠之を諫めましたが、怒りを買い家禄が没収されました。
智略に優れていた大膳が1632 年「忠之に謀反の疑いがある」と幕府に訴えた結果忠之を謹慎処分とし、大膳を盛岡藩にお預けとしました(黒田騒動)。大膳は翌年盛岡に移送され、厚遇されて不自由なく暮らしました(写真は墓のある恩流寺案内碑)。大膳の生涯に関しては、森鴎外が歴史小説「栗山大膳」を執筆しています。 #栗山大膳 #盛岡藩 #森鴎外 #黒田騒動
片山杜秀『未完のファシズム 「持たざる国」日本の運命』(新潮選書)を読み終えました。第一次世界大戦後軍国主義化してゆく日本ですが、本書は陸軍の指導者たちの戦争哲学を克明に分析した興味深い論考。
特に興味を引いたのが「石原莞爾の世界最終戦論」に関する章。石原は「持たざる国」日本の強化を図るため、中国東北部に立国した満州国を拠点に総力戦を展開しようとしましたが、挫折しました。
石原は宮沢賢治と同様田中智学が始めた宗教「国柱会」の熱烈な信者で、遺骨は賢治の妹トシらの遺骨と共に江戸川区の妙宗大霊廟に納められています(写真)。 #片山杜秀 #未完のファシズム #石原莞爾 #宮沢トシ #宮沢賢治 #国柱会
岩手山(写真)で初冠雪。今日は雲が多くて鮮明ではありませんが。この間まで暑いと思っていたら、最近急に寒くなりました。確かに秋が短くなったと感じます。岩手は冬間近。長い冬が始まろうとしています。 #岩手山
河崎秋子『父が牛飼いになった理由』(集英社新書)を読み終えました。著者は昨年、『ともぐい』で直木賞を受賞した北海道在住の作家です。北海道東部別海町にある著者の実家は牧場経営をしているのですが、元々は公務員です。本書は父親が脱サラして北海道へ移住した前史までさかのぼり、家族の歴史を浮き彫りにしています。
自分史としてファミリーヒストリーを書く人は多いのですが、そのほとんどが自費出版で読むにたえません。本書は戦国時代にまでさかのぼっていて、本職の作家の手によるものだけあって面白い読み物に仕上がっています。 #河崎秋子 #父が牛飼いになった理由 #集英社新書 #北海道 #別海町 #直木賞 #ともぐい
www.yomiuri.co.jp/%EF%BD%A5%EF...  
私は一昨年『建築家・葛西萬司 辰野金吾とともに東京駅をつくった男』(日本地域社会研究所)を出しましたが、好評で今も売れています。このほど日本建築家協会(会員数約五千名)から依頼され、『JIAマガジン11月号』に短文を書きました(写真)。今号は岩手特集で、南部曲り屋などを興味深く紹介しています。
本書は岩手日報等マスコミ各社で紹介されましたが、読売新聞盛岡支局長だった岩城択さんの読売オンラインの記事が一番詳しく、改めて岩城さんに感謝いたします。リンクをクリックし、岩城さんの記事をどうぞお読みください。 #葛西萬司 #辰野金吾
平野雄吾『パレスチナ占領』(ちくま新書)を読み終えました。著者は2020年から2024年にかけて共同通信エルサレム支局長を務めました。2023年10月7日イスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲が始まり、イスラエル軍による報復攻撃で6万人を超える死者がパレスチナ側で出ています。
本書はハマスの奇襲はイスラエルによるパレスチナ占領が招いた悲劇なのではないかと、背景をていねいに検証しています。現地取材の体験に基づいて書かれているので文章に説得力があり、とても興味深かった。パレスチナ問題とは何なのか、本書でよく知ることができました。 #平野雄吾 #パレスチナ占領 #ちくま新書 #ハマス #イスラエル
今日は岩手大学で「宮沢賢治とベジタリアニズム」について講義しました。賢治は肉食を極力避けるベジタリアンでした。ベジタリアンになる理由としては大きく分けて肉食過多による不健康を避けるという予防医学的な面と、動物愛護という二つの面があり、賢治は場合は後者でした。
ベジタリアンになったことで賢治の作品世界は深みを増したと私は考えます。「よだかの星」「なめとこ山の熊」「フランドン農学校の豚」といった作品はベジタリアンの視点で描かれていて、賢治がベジタリアンだと知った上で作品を読むと理解が深まります、と学生に伝えました。 #宮沢賢治 #ベジタリアン #よだかの星 #なめとこ山の熊 #フランドン農学校の豚
内海愛子『スガモプリズンー占領下の「異空間」』(岩波新書)を読み終えました。第二次世界大戦後、GHQの占領下で戦犯が収監された巣鴨刑務所。本書は1952年のサンフランシスコ平和条約発効により、巣鴨刑務所が閉鎖されるまでの動向を克明に紹介しています。
興味深いのは、朝鮮人や台湾人といった日本人ではない戦犯に関して紹介している点。日本政府に利用されたあげく戦犯にされた朝鮮人や台湾人がいたことを本書で初めて知りました。歴史にうずもれた事実を提示した貴重な記録です(写真はA級戦犯として処刑された東條英機の墓、雑司ヶ谷霊園)。 #内海愛子 #スガモプリズン #岩波新書 #東條英機 #戦犯 #雑司ヶ谷霊園
友人で東京在住のフリーライター佐伯修さん(写真、1955―2025)が亡くなりました。陸前高田のジャズ喫茶「ジョニー」の照井顕さんの縁で1995年に知り合い、30年。共通の話題が多く、私が上京するとよく二人で飲食しました。2016年私が宮沢賢治学会理事として企画した「黄瀛展」の際は花巻まで駆けつけてくれました。紫波町出身内城育さんが新宿で営んでいた文壇バー「火の子」で詩人暮尾淳さんと三人で語らったこともよい思い出です。
佐伯さんのデビュー作」『上海自然科学研究所 科学者たちの日中戦争』(写真、宝島社)を読み直そうと思います。合掌。 #佐伯修 #陸前高田 #ジョニー #照井顕 #暮尾淳 #火の子
和歌山県新宮市は佐藤春夫の生誕地です。春夫は1892年、開業医豊太郎の長男として生まれました(写真は「佐藤春夫誕生の地」碑)。地元の新宮中学校を経て上京し、慶応義塾大学予科に進学。1910年与謝野鉄幹や生田長江に師事し、『三田文学』等に作品の掲載を開始。1918年谷崎潤一郎の勧めで雑誌『黒潮』に「病める薔薇」(後に『田園の憂鬱』に改題)を発表し、文壇に認められました。
詩人として『殉情詩集』を刊行したほか、児童文学や魯迅作品の翻訳等多方面で活躍しました。1960年には文化勲章を受章しています。旧佐藤春夫邸は記念館(写真)となっています。 #新宮 #佐藤春夫 #田園の憂鬱 #与謝野鉄幹 #魯迅
貴志俊彦『戦争特派員は見た 知られざる日本軍の現実』(講談社現代新書)を読み終えました。著者はアジア史の研究者(京都大学名誉教授)。今年は戦後80年の節目の年ですが、体験者は年々減少し、戦争について語れる人は少なくなってきています。戦争の記憶をどうやって受け継いでいくのか、が大事になってきており貴重な記録といえるでしょう。
本書は毎日新聞社で大量に保管されている戦中時の写真を紹介しながら、特派員がどのように戦争を伝えたのか、を克明に検証しています。小冊子ですが、中身が濃い一冊。 #貴志俊彦 #戦争特派員は見た #講談社現代新書 #毎日新聞社 #知られざる日本軍の現実 #京都大学 #戦後80年
和歌山県新宮市は古くからの伝説が残る街です。駅前に降り立つと徐福1丁目。古代中国に徐福という仙人がいて、不老不死の薬を求めて東方に出かけたという伝説があり、その地が新宮だという言い伝えがあります。
江戸時代紀州藩には幕府から紀伊徳川家につけられた二人の付家老がいました。田辺城を居城とし安藤家と新宮城を居城とした水野家です。水野家が居城とした新宮城(写真)は外壁が残っています。
水野家は幕府に対して譜代大名並みの待遇をするよう働きかけ、慶応4(1868)年1月24日、明治新政府により願いは実を結びました。明治4年7月の廃藩まで新宮藩は存在しました。 #新宮 #紀州藩 #徐福 #新宮藩 #新宮城
歴史的建造物研究会『日本の最も美しい赤レンガの名建築』(エクスナレッジ)を読み終えました。日本で本格的にレンガが使われ始めるのは幕末期から明治時代初期にかけてで、1870年日本初の本格的なレンガ製造工場が堺市に設立されました。レンガは耐震性が弱いので、大正期以降はあまり使用されなくなります。
本書は赤レンガを使用した現存する名建築をカラー写真で紹介、読んで楽しい本。辰野金吾と葛西萬司が設計した東京駅が有名ですが、盛岡には同じコンビによる岩手銀行赤レンガ館(写真)があります。 #歴史的建造物研究会 #美しい赤レンガの名建築 #エクスナレッジ #東京駅 #岩手銀行赤レンガ館 #辰野金吾 #葛西萬司
和歌山市は江戸時代、紀州藩のお膝元でした。象徴といえる和歌山城はかつて国宝に指定されましたが、昭和20(1945)年の戦災により焼失しました。現在の天守閣(写真)は昭和33(1958)年にコンクリートで再建されたものです。尾張藩・水戸藩と共に「徳川御三家」と呼ばれた紀州藩は元和5(1619)年徳川家康の十男・頼宣が55万5千石を拝領したことに始まります。8代将軍・吉宗、14代将軍・家茂を輩出した雄藩です。
8代将軍吉宗といえば、松平健が演じた『暴れん坊将軍」がなじみ深いのですが、和歌山城はよくテレビや映画のロケに使用されるそうです。 #和歌山市 #和歌山城 #紀州藩 #徳川吉宗 #徳川御三家
高校野球秋季東北大会。大谷翔平や菊池雄星らを輩出した花巻東が八戸学院光星(青森)に3-2で辛勝し、優勝しました。来春の甲子園、センバツ大会での躍進が楽しみです。 #花巻東 #甲子園 #センバツ #大谷翔平 #菊池雄星
「チャールズ・チャップリン マスターピース2」を観ました。先日観たDVDの続編傑作集(キーストン社時代2)。「新米雑役夫」「チャップリンのパン屋」「アルコール先生 ピアノの巻」「他人の外套」「醜女の深情」「夫婦交換騒動」「アルコール先生 原始時代の巻」(1914年)の7編を収録しています。サイレント(無声映画)なのですが、なかなか笑わせます。超肥満女に愛されて困惑する「醜女の深情」は長編コメディの傑作。チャップリンが古代人を演じる「アルコール先生 原始時代の巻」もなかなか面白いです。
ドタバタ・コメディですが、日本のコメディアンにも大きな影響を与えたと思います。 #チャップリン #キーストン社
名取佐和子『銀河の図書室』(実業之日本社)を読み終えました。野亜高校イーハトーブ部は図書室で宮沢賢治の本を読んだり、賢治を研究したりといった活動をしていますが、新入生が入部したことで物語が動きはじめますー。「銀河鉄道の夜」など賢治作品の謎解きを絡めながら、高校生活を生き生きと描いた青春小説です。読みながら自身の高校時代を思い出しました。爽やかな読後感が残りました。
宮沢賢治好きにはうってつけの作品です。著者は今年本書で花巻にある宮沢賢治学会イーハトーブセンターによる宮沢賢治賞奨励賞を受賞しました。 #名取佐和子 #銀河の図書室 #実業之日本社 #宮沢賢治 #銀河鉄度の夜 #宮沢賢治学会 #花巻
私は新刊『高野長英と吉田松陰』(写真、日本地域社会研究所)で長州(山口県)萩生まれの思想家吉田松陰の生涯について詳しく紹介したのですが、松陰ととりわけ親しかったのが熊本藩士宮部鼎蔵(ていぞう)です。宮部は熊本藩の医師の家に生まれましたが、家業を嫌い、松陰と同様山鹿流兵学を学びました。年齢は宮部が十歳年上なのですが、不思議と馬が合ったようで、松陰が脱藩して決行した東北旅行にも同行し、一緒に盛岡の街を訪れています。
宮部は元治元年(1864)、京都の池田屋で新選組に襲われ亡くなりました。熊本市坪井町には宮部の旧居跡(写真)が残っています。 #吉田松陰 #宮部鼎蔵 #熊本 #新選組 #池田屋 #京都