繻 鳳花@shuhohka
@shuhohka.bsky.social
1.5K followers 34 following 700 posts
Studying to medieval cooking,nature,flowers and more. 中世ヨーロッパのお料理中心の民俗文化をお勉強&実践。ヒストリカル(歴史再現)企画・コストマリー事務局の人だったり中世料理のレシピ集出したり監修したり。主に中世ヨーロッパの食文化・中世料理・民俗文化ネタなどをほぼ毎日投稿しています(繁忙期は週2-3投稿)。主催催事以外の情報リポストは行いません。心穏やかにご覧頂ければ幸いです。 公式HP→ https://costmary.me
Posts Media Videos Starter Packs
Pinned
shuhohka.bsky.social
【新刊のご案内】
「中世ヨーロッパのキッチン」に関する実践系解説を記した商業本を9月に新紀元社様より刊行する運びとなりました。

中世当時の料理人たちの仕事はどのようなものだったのかを簡単に解説しつつ、実際に自宅のキッチンで中世料理を作る際に必要なキッチンツールなどもご紹介しています。
また、あらたに試作検証をした中世欧州料理レシピ30品超をあらたに収録しました。当時の料理指南書に記載されている豪華な料理の他、あまり触れられない療養や祝祭のレシピもあります。

現在ご予約を全国の書店やAmazon等ネット書店にて承り中です。ご興味がありましたらぜひに(画像内ALTにリンク先を付記しています)。
Amazon予約サイト:https://amzn.asia/d/9GGay8R
新紀元社HP内サイト:http://www.shinkigensha.co.jp/book/978-4-7753-2232-1/
shuhohka.bsky.social
ヘンリー8世の最初の王妃、キャサリン・オブ・アラゴンが眠るイングランドのピーターバラ大聖堂には、彼女の紋章でもある柘榴(ざくろ)が彼女の墓のそばにそっと供えられています。

柘榴は中世の南欧地域で主に宮廷料理に用いられた果物。
日本でも、晩夏から秋の時期にその楕円型の果実を目にすることができます。

もし晩年、故郷であるスペインのグラナダに戻る機会があったら、深紅色の柘榴料理を所望していたのかもしれません。
shuhohka.bsky.social
10月は仮装やかぼちゃが主役のハロウィーンの季節。
日本でもオレンジと黒色のコントラストデザインをよく見かけるようになります。

元々アイルランド周辺の祝祭が元となっていることもあり、中世ヨーロッパではハロウィーンの概念というのがほぼありません。その後の「万霊節(All Souls’ Day)」がむしろ重要で、その名の通りたくさんの魂が現世に集まるといわれます。

「不可思議な力が強く現れる」という意味では、この時期は多少の警戒が必要なのかもしれません。10月末から11月最初の日にかけて、夜遅いお出かけの際はどうぞご注意を。
shuhohka.bsky.social
毎年急に冷え込んでくると、ふと寂しくなる=心が少ししんどいと感じる方が多くなる傾向があります。長かった暑い夏から急に寒い気候になると身体のバランスと共に心のバランスも崩れやすくなりがちです。

さらに季節が進むと、公園や山々は黄金色の世界に変わり、太陽の光を浴びることのできる時間もぐっと短くなってきます。
ネガティブな気持ちを抑えるためにも、太陽が出ている日中に秋の装いを纏う樹々を見上げながらお散歩をすることをお勧めしています。

ほんの数週間しか見られない、黄金色の光景。
何も考えずにふらっと歩くだけでも、心が軽くなるものです。
shuhohka.bsky.social
読み物コラム・noteを更新しました。
いつもの中世系ネタではないのですが、普段携わっている中世料理を含めた文化研究に関して思うことがあり、駄文ながら綴ってみました。

個人で活動するには特に資金的リスクが大きく伴うのですが、その分だけしっかりとした形のものを作るには必要不可欠な要素であるという事実にも目を向けなきゃな、という自戒も込めております。
「文化研究」ってお金かかるんです、なお話|繻 鳳花
まー、タイトルから赤裸々なコレ(恥)。 今回は自分が普段携わっている「中世ヨーロッパの食文化まわりの文化研究」についての愚痴ちょっとした意見をつらつら綴っていきたいと思います。 悪い意味ではありませんので、お間違いなきよう。 以前、こんな記事を書きました。 現在でも中世料理検証については半ば孤独に元料理指南書を読んだり海外の歴史系レシピを眺めています。 昔はただの趣味程度だったんですが、さ...
note.com
shuhohka.bsky.social
秋の到来の象徴・キンモクセイの香りが秋の風に乗る時期になりました。ここ数年の間は比較的例年より遅い感覚がありますが、今年も少し遅めのようです。

キンモクセイは中国が原産なので昔のヨーロッパにはなかったのですが、仮にあったとしたら時の王族や貴婦人方はこの濃厚な甘い香りをどう感じたのでしょうか?我先にとこぞって入手していたのか、はたまたあまりにも強い香りに怪訝な顔をしていたのか。仮説をいろいろ考えると面白いものです。

英語名がいくつかある中で比較的よく用いられるのが「fragrant olive」。オリーブとキンモクセイは同じモクセイ科のため、英名にオリーブの名がつけられています。
shuhohka.bsky.social
読み物コラム・noteを更新しました。
今回は15世紀以降ドイツ方面の「牛肉のパイ」を紹介しています。
野菜が入っていない、肉とスパイス・調味料だけの構成となっています。

現代から見ると少し栄養が偏っているのでは…という懸念がありますが、今も昔も肉は力の源でもありましたので、こういった肉特化の料理も当時多数あったことには一定の理解が必要かなと思います。ご興味ありましたらぜひ。
【中世欧州料理試作】(25)牛肉のパイ|繻 鳳花
このコラムでは、過去試作してご紹介した中世ヨーロッパのアレンジ料理についてちまちまご紹介します。 全部実試作つき&単純に自分の感想や所感なども書きなぐってます。基本的に全部美味しいんですけど、一部「?!!?(なんともいえない味)」ってものもありますので、そのあたりも正直に書いときます。 ※試作検証シリーズはマガジンでおまとめしていますのでこちらもご興味ありましたら合わせてどうぞ。最新記事から6か...
note.com
shuhohka.bsky.social
中世ヨーロッパの料理指南集でよく記録される食材が「りんご・ナッツ・はちみつ・ショウガ」。いずれも風邪のひき始めや栄養不足時にもってこいのものばかりですが、特に14世紀末頃にはたくさん消費していたようです。

当時は流行り病(ペストなど)が多く蔓延していた時期。そのためこういった食材をふんだんに使い、医者に頼らず自衛していた人が多かったのかなと考えています。

毎年クリスマスの時期になると「ジンジャーブレッド」というお菓子が欧州のクリスマスマーケットに出回ります。中世ヨーロッパにも元となるレシピがあり、ハチミツとショウガを多量に使っていました。今でもその名残が受け継がれています。
shuhohka.bsky.social
イナゴマメ(キャロブ)は旧約聖書にも記録されているマメ科の植物で、温暖な地域で収穫できます。
鞘を煎って粉末にした「キャロブパウダー」はココアの味に似ているため、カカオの代用として近年注目されている食材のひとつ。中世アラブ方面では塩辛い主要調味料「ムリ」の材料などに用いられていたとされます。

中世アラブと同時期のヨーロッパの食文化は料理の見た目が違えど、当時のアラブ方面の影響は少なからず受けていると個人的に考えています。
香辛料や乾燥果物などに関しては、ヨーロッパに伝来しなければ今でも見ることができない料理がたくさんあったかもしれません。

異国間の食材は見えない糸で繋がっているものです。
shuhohka.bsky.social
中世ヨーロッパで一大イベント(のようなもの)、クリスマス期間が今年も迫ってまいりました。
イギリスのクリスマススイーツ「ミンスパイ」を毎年焼いているのですが、自分が作るのは豚のひき肉と脂を加える中世ヨーロッパ版。10月から仕込みを始めないと間に合わないので、そろそろ準備を始めます。蜂蜜酒とラム酒に漬けた具材がとても美味なんです。

当時は冬が到来する前に食糧を備えるべく、豚に木の実を沢山食べさせて多めに肉を確保していました。
現在のミンスパイはレーズンやドライフルーツなどを入れた甘いパイが主流ですが、昔もりんごなどを入れていたので豚肉を入れても甘く感じます。準備は大変ですが楽しい作業です。
shuhohka.bsky.social
毎年11月頃に東京・中野で「羊フェスタ」というグルメイベントが行われます。ここ最近認知度が広がってきた羊肉のPR促進のために行われており、終日大盛況となっております。

羊フェスタにはイギリス・ウェールズ政府が毎回出店しているのですが、羊肉とリーキ(西洋ポロネギ)が入ったウェールズ伝統のカウルスープを提供されています。
このカウルスープですが、中世ヨーロッパ系スープのレシピにかなり近い食材で構成されており、付け合わせのパンと一緒に頂くと大変美味しい逸品です。

羊肉の脂は身体の芯から温まるとされ、こういったスープに入れるのにはもっていこいです。見つけられましたらぜひ召し上がってみて下さい。
shuhohka.bsky.social
#文学フリマ福岡 3年ぶりの出店参加でしたが多くの方にお立ち寄り頂きました。秋とは思えない蒸し暑さでしたが、お時間を割いてお越し頂けましたこと、感謝申し上げます。

他開催回に比べてご家族やご友人同士、近くの学生の方の来場が多く、時間をかけてしっかり立ち読み頂ける方が多く嬉しかったです。またお優しい言葉やご感想もかけて頂き、出店してよかったと改めて感じております。

文化研究系なのでどうしても資料本に特化してしまうのですが、何かの参考になって頂ければ本望です。本当にありがとうございました。
shuhohka.bsky.social
今年のハロウィーンは上弦の月の頃。1年の中で多くの御霊が現世と行き交う時期となるため、いつもより十分な光の備えが必要になります。

ハロウィーンははるか古の時代から代々守られた姿を現代にも色濃く残す、数少ない祝祭のひとつ。当日は夜から翌朝まで、火を絶やさず過ごす「御霊の儀式」を行います。

最近はハロウィーン発祥の地とされるアイルランドの文化機関などから「本来のハロウィーンはこうだよ!」というSNS投稿が多くなり、少しずつですが本来の祝祭の意味や儀式の内容が認知され始めたような気がします。

古の人々が大事に祝していた祝祭の数々。そんな歴史も知識のひとつとして頭の片隅に入れられたらと思います。
shuhohka.bsky.social
以前参加した即売イベントで、ご来場頂いた方から「計量方法がまともにない時代って、料理人の腕がすごく大事なんですネ」というご意見を頂いたことがあります。
まさにその通りで、『主が好む料理の味は仕える料理人のみぞ知る』。昔は上流階級ほど信頼関係が強くないと成り立たない職業のひとつが料理人だったのかなと考えています。

現在はきちんとした料理レシピが沢山あり、書いてある通りに計量すれば失敗が少なくほどよい味にできますが、分量明記がなかった中世ヨーロッパなどはまさに料理人の腕次第でした。
それこそ、自身の主が招き入れる客人に供する料理に関わる時はかなり神経を使ってたんじゃないかと思います。
shuhohka.bsky.social
朝晩がヒンヤリ感じる秋の始まり。
長袖の出番が少しずつ多くなるこの時期になると、動物の毛から糸を紡ぐ糸紡ぎの準備を行います。

独楽のような「スピンドル」という道具を用いる糸紡ぎは、中世ヨーロッパでも盛んにおこなわれていた大事な作業。ある地方の糸紡ぎ職人の方にご指南頂き、毎年秋から早春にかけて、時間があれば紡いでいます。

使う毛は、アルパカ・羊など。
特にアルパカは柔らかい触感でかつ、暖かい素材です。

中世ヨーロッパの婦人方はきっと歌いながら紡いでいたでしょうが、同じことはできないので外から聞こえてくる自然音を昔の歌代わりに。
心を無にして、何時間でもできる大好きな作業です。
shuhohka.bsky.social
「ヤドヴィガ」というポーランド産の蜂蜜酒(ミード)があります。
14世紀頃に実在したポーランド女王・ヤドヴィガからつけられた名前とされ、高い学力をもつ才女として慕われていましたが、若くして帰天。多くの王妃や女王たちの守護聖人でもあります。

濃度が高いミードは単純に飲むだけではなく、スイーツなどに使うこともできます。バニラアイスにかけても美味しいですし、和菓子にもマッチします。

凍てつく冬の時期は、ごく弱火で温めた後にシナモンやクローブなどの「温のスパイス」をほんの少しだけ入れて飲むと身体がとても温まります。
ただしアルコール度数はそれなりに高いので、お酒が弱い方はご注意を。
shuhohka.bsky.social
早いもので、明日から10月に入ります。
朝晩が涼しくなってきた頃を目途に、手作りの蜜蝋キャンドルを作る準備を始めます。昨年使った蜜蝋の残りを溶かし、あらたな灯を点けられるようにするためです。

蜜蝋キャンドルの製作作業自体はとても地味で時間がかかるのですが、出来上がったキャンドルの灯りは見ているだけで心が癒される、あたたかい色をしています。

余った蝋は、溶かせば再び使えるもの。中世ヨーロッパの人々も、こうやって無駄なく大事に使い続けていたのかなと思います。
shuhohka.bsky.social
《催事出店のご案内》
10/5(日)開催予定「文学フリマ福岡」に出店参加します。
既刊同人誌の他、新作「中世ヨーロッパのキッチン(新紀元社)」をはじめとした商業本もあわせて取り扱います。

◆ブース番号:L31~32「コストマリー事務局」
◆開催時間:11:00~16:00 ※閉場までおります
◆文学フリマ福岡公式サイト bunfree.net/event/fukuok...
◆WEBカタログ c.bunfree.net/c/fukuoka11/...

福岡開催は3年ぶりの参加となります。
お近くの方はぜひ足をお運び頂けますと幸いです。
#文学フリマ福岡
shuhohka.bsky.social
本日9/29は聖ミカエル祭。
この日を境に本格的な秋が到来すると昔からいわれています。最近は猛暑の影響もあってあまり通用しませんが…。

今年は森の果実のひとつであるブラックベリーを使った「ミカエスマス・パイ」を小さなタルトタイプで作ってみました。

古来からの作り方にならい、ラードとバターを使った中世寄りタルト生地を伸ばし、ブラックベリーとりんごを砂糖と少量のスパイスで煮詰めたフィリングを入れて焼いています。ほどよいベリーの酸味とわずかに感じるスパイスの味がとてもよく合います。

また、この日の夜明け前に魔除けのハーブも摘み取りました。外で乾燥させ、玄関先の魔除けスワッグにします。
shuhohka.bsky.social
【自前通販・送料無料キャンペーンのご案内】

コストマリー事務局自前通販サイト「Moyan Petot」では、日頃のご愛顧に感謝し9/30(火)まで既刊同人誌をすべて送料無料とさせて頂いております。
通販サイトの各作品ページにサンプル画像もアップしておりますので、ご興味ある作品がありましたらぜひこの機会にご利用下さい。

🛒Moyan Petot(コストマリー事務局通販サイト)
costmarymoyan.shop
shuhohka.bsky.social
秋が少しずつ深まっていくと自然と見かける機会が多くなる、さまざまな樹木の紅葉の風景。その葉で染め上げる布の美しさは、際立って特別なオーラを纏っているように見えます。
自然の力でしか出すことができない「色」は、多くの技術が進化した現在でも、近づくことが難しいように感じます。

中世ヨーロッパにおける布の色ですが、当時もけっこうカラフルなラインナップだったようです。植物の果実や葉・薬草・野菜などから染めたものもあれば、鉱物を原料にしたものもあるとか。
中でも、青や紫は「高貴な色」ということもあり、そう簡単に手に入れることは難しかったみたいです。
shuhohka.bsky.social
ホロホロとした食感の焼き菓子、ポルボロン。古くは13世紀以前から代々口伝で伝わったとされる、南欧の修道院菓子です。

かつて飢饉に見舞われた時期に、修道院の収蔵庫にあった僅かな食材を用いたのが最初といわれています。アーモンド粉に粉砂糖、油脂(ラードまたはバター)、少量の塩を混ぜ合わせます。

自分が作る場合は、アーモンド粉と黄金色に炒めた小麦粉を半量ずつ入れています。現代版のレシピはアーモンド粉のみですが、おそらく昔は材料がすべて揃う保証はなかったので、余った小麦粉も無駄なく使ったのかなと考えています。

何処か懐かしい、優しく甘い味。
ぜひ多くの方に召し上がって頂きたい逸品です。
shuhohka.bsky.social
ヨーロッパ各地に今でも残っている石造りの城や修道院。
この場にいられるだけで感無量なのですが、ふと撮った写真を見ているとおのずと「500年前、1000年前のこの場所は今と変わっていなかったのかな」と考えることがあります。
今は静かな時を刻んでいる平和な姿も、数百年前は激動の運命をたどっていたのかもしれません。

あるアニメに登場した天空の城を見て思うのは、「かつて人の手により作られた強固な要塞や城でも、いつか人が離れていくと自然に呑まれ、歴史から消える」という点。
廃墟というのは一見寂しげですが、数百年前はそこにしっかり人の足跡があったということを、なんとなく感じられたらと思います。
shuhohka.bsky.social
まだ少し残暑が残る時期ですが、朝晩はヒンヤリする日が増えてきました。
秋の冷たい風を感じれば、りんごの芳醇な香り大変よい「ラムズ・ウール」の季節がやってきます。

アップルサイダーとりんごの果実を入れてとろ火であたため、最後にホイップと「温」の要素をもつスパイスをのせて頂く、中世ヨーロッパに元レシピがあったといわれる逸品です。ホイップでフタをしている状態になっているため、寒い時期でもアツアツな状態で頂くことができます。

使うりんごは紅玉などの、酸味が強く赤い色の品種をお勧めしています。コトコト煮込むには最適な種類。余裕があればぜひ使ってみて下さい。
shuhohka.bsky.social
東京・羽田空港第一ターミナルにあったフードコートがリニューアルされ、イタリア・フィレンツェの有名ジェラート店「Badiani(バディアーニ)」が新規出店していたので伺いました。

店員さんに勧められたのが「ブォンタレンティ」というミルクテイストのジェラートだったのですが、説明を見てみると16世紀頃に誕生したレシピが元、とのことで大変興味をもちました。

後日簡単に調べてみたのですが、16世紀頃の芸術家・ベルナルド・ブオンタレンティが考案したとされ、のちに彼の活動を支援していたメディチ家の計らいで自国以外にもそれシピを伝授したとされます。とても濃厚かつシンプルな味でした。お立ち寄りの際はぜひに。
Badiani 羽田空港第1ターミナルビル店
営業時間:10:00~20:00
羽田空港第1ターミナルB1F「Sora chika」内(フードコート左側にあります)