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様々なジャンルの音楽と、その歴史に関心があります。 ▼私を構成する42枚 https://bsky.app/profile/tkmttkmt.bsky.social/post/3kktapyqujf2h
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今年も再生回数順に新譜を並べた年間ベストアルバム。アンビエント主体です。

1)Phill Niblock
2)Blanket Swimming
3)Alessandro Cortini
4)Kory Reeder
5)Kali Malone
6)Sarah Davachi
7)Bruno Duplant
8)Laurel Halo
9)Zimoun
10)Rafael Anton Irisarri

#2024年ベストアルバム
#ベストアルバム2024
#AOTY2024
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ノーベル文学賞を受賞した、ハンガリーの作家クラスナホルカイ・ラースロー。
恥ずかしながらお名前を聞いたことがない…と思ったら、タル・ベーラ監督の映画『ダム・ネーション』『ヴェルクマイスター・ハーモニー』『サタンタンゴ』『ニーチェの馬』の原作者ということで、急に身近に感じます。
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今も一番よく聴き返す坂本龍一作品は、Alva Notoとの即興演奏ライヴ『Glass』。動画を観ても、教授が冒頭から奏でているクリスタルボウルの持続音が印象的で。その後も終始、美しい持続音が鳴り続けているこのライヴは、教授流のドローンミュージックと言ってもいいのかなと。
youtu.be/SaDQmhwv9oE?...
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テリー・ライリーの初期作品を集めたボッスクセット『The Columbia Recordings』に寄せた松山晋也さんによるコラム。代表作『In C』『A Rainbow in Curved Air』『Church of Anthrax』『Shri Camel』の重要性や、ポップス/ロックに与えた影響まで、たっぷりと語られています。
www.ele-king.net/columns/0119...
Terry Riley | ele-king
Terry Rileyサイケ、即興、純正律——テリー・ライリー事始め エッセンシャルな初期4作品を収めたボックス『The Columbia Recordings』
www.ele-king.net
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ルカ・グァダニーノ『クィア』をサブスクで。こんなにロマンティックなストーリーだったかな?と思い、バロウズの原作小説も読み返しましたが。グァダニーノ流の味付けで、巧みに生まれ変わっていますね。『君の名前で僕を呼んで』の世界観にバロウズを引きよせた感じで。
video-share.unext.jp/video/title/...
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10年ほど前までは、自分のリスニングの最後の到達点はバッハなのではないかなと思っていた時期がありましたが。最近は、もしかしたら環境音/自然音こそ究極の到達点かもと思いはじめています。
武満徹さんが理想のサウンドを、「竹やぶに吹く風の音」と語っていたことが、今は実感として分かります。
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U-NEXT見放題に、オタール・イオセリアーニ監督作品が21本も新規登録されているのには驚きましたね。
少し前にJAIHOに登録されている時に、少しずつ観てはいましたが。U-NEXTにもきてくれたのは、うれしいかぎりです。
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U-NEXT見放題にエドワード・ヤン監督『牯嶺街少年殺人事件』がもどってきていますね。というか、これほどの名作となると、登録を消さずに、いつでもアクセスできるようにしてほしいものですね。
しかし、代わりに『エドワード・ヤンの恋愛時代』が消えてしまっているような…
video-share.unext.jp/video/title/...
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ジャン=リュック・ゴダール『女と男のいる鋪道』。映画館でカール・テオドア・ドライヤー『裁かるるジャンヌ』を観て涙を流すシーンは、アンナ・カリーナのキャリアの中でも最も美しい瞬間だったのではないかと思いますね。
まだ、ゴダールとカリーナの夫婦仲が良好だった時期。
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U-NEXT見放題にジャン=リュック・ゴダール『女と男のいる舗道』がかえってきていますね。
本サービスのゴダール作品は13本。映画史的な価値を考えれば、全作品にいつでもアクセスできるようにお願いしたいところですが。死後3年経っても、あまり状況は変わらないのが残念で。
video-share.unext.jp/video/title/...
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シンギングボウルと言えば、坂本龍一『async』収録の「fullmoon」。豊かな倍音が美しい持続音が響く中、様々な言語でボウルズ『シェルタリング・スカイ』の一節が朗読されます。
坂本さん晩年の即興演奏ライブでは、シンギングボウルが置かれていることが多かったですね。
song.link/i/1216079475
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大阪・梅田での坂本龍一展、昨日が最終日でしたか。どうも坂本さんが亡くなって以来、あまり気が向かなくなってしまっていて…不義理しています。
8年前ワタリウム美術館での設置音楽展は、坂本さんからの「会期終わるよ」メッセージで東京行きの新幹線に飛び乗りましたが。あの頃は私も元気でした…
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ここのところ、一日中シンギングボウルの音源を流しっぱなしにしています。
タイトルやアートワークは安易な感じもするのですが、音は単なるリラックス用のBGMという感じでもなくて。現代音楽/ドローン/アンビエントの延長線上でも、十分楽しめる刺激的なサウンドですね。
album.link/i/1646486841
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インド音楽のタンプーラもそうですが、チベット仏教音楽由来のシンギングボウルも、美しいドローンを響かせる楽器。
延々と続く持続音と美しい倍音の響きを聴いていると、後のドローン/アンビエントミュージックを、ほぼ完全に先取りしているような印象があるのですよね。
album.link/i/907732916
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インドの伝統楽器タンプーラのサウンドを聴いていると、その後のドローン/アンビエント/ノイズなども、すべて構造的に先取りされているのが、よく分かります。
ポピュラーなところでは、Velvet Underground「ヘロイン」や「毛皮のヴィーナス」でのエレクトリックヴィオラの持続音も、ここがルーツで。
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インドの伝統楽器タンプーラの長尺ドローン音源。タンプーラは4弦のフレットが無い弦楽器。声楽や器楽の伴奏としてベースとなる一音を、開放弦でひたすら鳴らし続けます。
ミニマルミュージックの祖La Monte Youngが参照したのも、古来より伝わるこの楽器のドローンでした。
album.link/i/1820244743
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インドの伝統楽器タンプーラの長尺ドローン音源。タンプーラは4弦のフレットが無い弦楽器。声楽や器楽の伴奏としてベースとなる一音を、開放弦でひたすら鳴らし続けます。
ミニマルミュージックの祖La Monte Youngが参照したのも、古来より伝わるこの楽器のドローンでした。
album.link/i/1820244743
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Perfumeと言えば、一般的にはテクノポップを復権させたグループという評価なのかもしれないですが。10年前に坂本龍一さんが、このユニットについて語っていた言葉は印象的でしたね。
坂本さんは「声の個性が無くなる」とオートチューンについても批判的だった記憶があります。
openers.jp/lounge/10860
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亡きMika VainioのØ名義での未発表音源集『Sysivalo』がリリースに。2014〜2017年にかけて制作された音源とのことですね。
しかし、Pan Sonicの初期作品たちはサブスク配信されないものでしょうかね。ゼロ年代に坂本龍一さんが、『vakio』を激賞していたのも印象的でした。
album.link/i/1839214600
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後に象徴的な大傑作『Deep Listening』で知られるようになるドローンミュージックのパイオニアPauline Oliveros。82年の1stソロアルバム『Accordion & voice』は、アコーディオンのドローンに呪術的なヴォイスが重なる名作。個人的にはNico『Marble Index』にも通じる印象が。
album.link/i/923440272
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『White Light/White Heat』を最後にJohn Caleが脱退した後のVelvet Undergroundは、実質的にLou Reedのソロプロジェクト化。よりシンプルなロックンロール路線が続きます。
彼がドローンミュージックに回帰したのは75年の『Metal Machine Music』。その関心は最晩年まで続いていたように思います。
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『White Light/White Heat』(68年)を最後にJohn CaleはVelvet Undergroundを脱退。バンドからは「ドローンミュージック」の要素が希薄になってしまいます。
逆にドローン実験を引き継いだのは、CaleがプロデュースしたNico『Marble Index』。元祖ゴスとも言われる重要作です。
album.link/i/1728713665
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マイルス・デイヴィス「Rated X」は、70年代の録音ながら「人力ドラムンベース」といった感のある先駆的な楽曲。
高密度なリズム隊のビートやワウギターが印象的ですが。私にとっては、マイルスが鳴らし続けるオルガンの不協和音こそが主役の「ドローンミュージック」ですね。
song.link/i/157447473
Rated X by マイルス・デイヴィス
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原雅明『アンビエント/ジャズ─マイルス・デイヴィスとブライアン・イーノから始まる音の系譜』。
ブライアン・イーノが交通事故で中の病室でのレコード聴取体験からアンビエントを着想。菊地雅章さんは転倒事故で指を故障したことで、より「間」にみちた演奏スタイルにシフト。
怪我の功名ですよね。
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「クラシックに代表される伝統的な西洋音楽はモーツァルトやベートーヴェンなど作曲の偉大な才能で記憶されるのに対し、ジャズの場合には演奏と奏法の才能によって記憶されるのです。
多くのジャズ演奏家は作曲を手掛けましたが、誰がその曲の作者を問う機会はそう多くない」
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"(ブルースの歌詞において)汽車は「現在の過酷な現実からの逃亡の象徴」です。それは移動の自由を示しており、多くの黒人が汽車に乗ることで、解放の状態を表現したのです。

「私は北部へ行って
私の痛みをやわらげよう
主よ
いつか私はあの汽車に乗ります」"
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中村隆之『ブラック・カルチャー』。ヒップホップは、実にブラックミュージックらしい音楽であると。韻を踏むラップはアフリカ古来からの口頭伝承を思わせ、ドラミングやダンスは奴隷時代の文化的抵抗活動に通じる。サンプリングの手法は「未来は過去から生み出される」というグリオの思想のようだと。