kuwayama.daisuke
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主に映画、漫画、音楽のことなど。
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noteで映画感想書いています。
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原作マンガから大好きな作品だったけど、ドラマの『ひらやすみ』も良すぎる。岡山天音さんも好いが、森七菜さん天才過ぎやしないか? 幸せなのに、泣きそうになる。
November 15, 2025 at 10:32 PM
映画『宝島』鑑賞。米だけでなく、本土から搾取され続ける沖縄というテーマで、名ドラマ『フェンス』に通じる作品。社会性、歴史を盛り込んでいるのに、ちゃんとエンタメとして面白い。特に役者が圧倒的。何段階にも変化する窪田正孝、理性的であるはずなのに、狂気を孕んだ広瀬すずの演技は凄まじい。
字幕付きで観たが、こっちの方が大正解だと思う。人間ドラマとしてはわかりやすい物語だから、長いからこそ、伝わるような配慮は大事。所々の繋がりが粗いし、ラストの事の真相も、説明的で長過ぎる上に、思い切りフィクショナルという難点は確かに否めない。でも、それを補う熱量ある作品。
November 15, 2025 at 9:09 AM
note映画感想更新しました。音楽の使い方、画面のセンス、どれも好きだけど、とても落ち込んでしまう作品。
映画『テレビの中に入りたい』感想 覆われた殻から出られなかったヒヨコ
#映画感想文 #テレビの中に入りたい
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映画『テレビの中に入りたい』感想 覆われた殻から出られなかったヒヨコ|Kuwayama Daisuke
ポップに思える邦題を裏切る陰鬱な作品でした。これを付けるセンスも凄い。映画『テレビの中に入りたい』感想です。  気弱なティーンエイジャーのオーウェン(ジャスティス・スミス)は、年上の少女マディ(ジャック・ヘブン)に教えられた不思議なTVドラマ『ピンク・オペーク』の魅力に取り憑かれる。放送時間には寝るように決められていたオーウェンは、マディから録画ビデオを借りたり、友達の家に泊まると偽って、マデ...
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November 9, 2025 at 4:21 AM
映画『火の華』鑑賞。公開延期で期待はさらに高まってたが、それに応えてくれる見事な傑作。自衛隊員、花火職人のどちらに寄るわけではなく、それぞれの職業に敬意が伝わる映像。特にPTSDから人間性を取り戻していく職人生活描写が素晴らしい。舞台挨拶で芸術が分断を繋ぐという考えにも賛同したい。
November 7, 2025 at 2:58 PM
note映画感想更新しました。現在、ダメ中年やらせたら、ディカプリオの右に出る者無し。最高過ぎる。
映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』感想 滑稽な笑いで伝わる家族への愛
#ワン・バトル・アフター・アナザー #映画感想文 note.com/afxyama/n/n7...
映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』感想 滑稽な笑いで伝わる家族への愛|Kuwayama Daisuke
ディカプリオ、マジで最高過ぎる爆笑演技でした。映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』感想です。  極左革命グループ「フレンチ75」のメンバーとして活動していたパット(レオナルド・ディカプリオ)とペルフィディア(テヤナ・テイラー)。アメリカ各地で、捕らえられた移民の解放や、軍施設の破壊工作を続ける2人はやがて恋に落ちる。それと同時に、「フレンチ75」の標的となった収容所の指揮官スティーヴン・ロ...
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November 2, 2025 at 3:52 AM
映画『ホウセンカ』鑑賞。昔ながらの邦画ヤクザ人情物語を、アニメだから出来るファンタジーと映像演出で彩る良作。ただ、アニメならではの演出と邦画的な部分がはっきり分かれている印象なのが難。言葉に出来ない不器用な男の物語なのに、終盤は言葉にし過ぎているのもマイナス。ceroの音楽が良い。
October 31, 2025 at 12:45 PM
note映画感想更新しました。言葉が多すぎる気はするものの、抑制されつつも感情が伝わってくるアニメでした。
アニメ映画『ひゃくえむ。』感想 100m10秒の間に込められた感情
#ひゃくえむ #映画感想文
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アニメ映画『ひゃくえむ。』感想 100m10秒の間に込められた感情|Kuwayama Daisuke
  感情的なものを避けて、作画で感情を表現する作品。アニメ映画『ひゃくえむ。』感想です。  生まれつき足が速く、100m走の記録だけで居場所も友達も手に入れてきた小学生のトガシ(声:種﨑敦美)。ある日、転校生の小宮(声:悠木碧)が、がむしゃらに走っているところに出くわす。小宮は苦しい現実とは別の苦しみを得ることで、逃避をするために走っていると説明する。トガシは小宮に速く走る方法を教え...
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October 25, 2025 at 1:20 PM
映画『テレビの中に入りたい』鑑賞。へこむとは聞いてたが、聞きしに勝るへこみ。これはサブカル人には堪える。恋愛抜きで『花束みたいな恋をした』やってるような印象。主人公が新しい作品にも目を向けていれば、憂鬱から逃れられた気もするが、それも自分が逃避し続けたい事への言い訳かもしれない。
October 23, 2025 at 2:23 PM
noteの映画感想更新しました。ツェッペリンのライブ体感出来るという意味でも、貴重な映像作品。
ドキュメント映画『レッド・ツェッペリン:ビカミング』感想 正統派でありながら異端、その始まり
#レッド・ツェッペリン・ビカミング #映画感想文
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ドキュメント映画『レッド・ツェッペリン:ビカミング』感想 正統派でありながら異端、その始まり|Kuwayama Daisuke
ドキュメンタリーなのに、語るよりも見せる、聴かせることに重きを置いた異色作。ドキュメント映画『レッド・ツェッペリン:ビカミング』感想です。  1960年代末に結成された伝説的ロックバンド「レッド・ツェッペリン」。約12年間に渡る活動で、メンバー4人が生み出す音楽は革新的であり、後の音楽界に多大な影響を与え続けている。では、彼らはいかにして「レッド・ツェッペリン」と成り得たのか。ギターのジミー・...
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October 19, 2025 at 4:29 AM
映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』鑑賞。シリアスな設定、状況のはずなのに、ディカプリオのダメ中年振りを始めとして、全てがチャーミングなコメディ。合言葉の件だけで幾度も繰り返してるのに、スゲー笑った。敵側も笑える描き方なのに、クソ差別主義のおぞましさはきちんと表現されている。

マンガ的な外連味と、マンガ的なテンポのギャグが見事。クライマックスの後にどう事態が収集ついたのか、わからない雑さはあるけど、マンガ的部分でOKにしている。それでいて、序盤の情報量の多さは現代的、終盤の画力だけで魅せるのは古い映画的手法で痺れる。
October 19, 2025 at 12:37 AM
note映画感想更新しました。初期のウェス作品節を基調にしつつ、畳みかけるテンポの良さでポップソングのような快感ある逸品。
映画『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』感想 リズム感の良いポップ作品
#ザ・ザ・コルダのフェニキア計画 #映画感想文
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映画『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』感想 リズム感の良いポップ作品|Kuwayama Daisuke
画面のデザイン、人を喰ったユーモアだけでなく、リズムテンポもウェス・アンダーソン作品と気付かされました。映画『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』感想です。  1950年代、各国勢力から命を狙われる大富豪のザ・ザ・コルダ(ベニチオ・デル・トロ)は、複数の都市国家からなる大独立国フェニキアの全域に、インフラを整備する大規模事業「フェニキア計画」を画策していた。だが、ザ・ザ・コルダへの暗殺未遂や妨害行...
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October 4, 2025 at 12:12 PM
映画『ひゃくえむ。』鑑賞。心理描写は主人公のトガシだけに集中させて、小宮とかの内面性はあまり掘り下げをしていないからこそ、走っている時の表情でエモーショナルになる演出が効く。感情的な場面で、手書きでブレた作画の線になるのも巧み。台詞が哲学過ぎる気もするが、面白かった。海棠さんカッコいい。
October 4, 2025 at 6:41 AM
映画『レッド・ツェッペリン:ビカミング』鑑賞。ツェッペリンの魅力を知るなら、語るよりも音を聴くべき、という事を理解しているドキュメント。時代、社会的背景、メンバーの思想や人間性よりも、とにかく音に重きを置いて、ライブ映像でたっぷり魅せてくれる。本当に「音響」が魅力のバンドと実感。
October 4, 2025 at 2:03 AM
映画『RED ROOMS レッドルームズ』鑑賞。前半の主人公を、無表情で冷徹な異常性で描きながら、終盤で感情的な異常性に変化する姿で、よりおぞましく感じる。猟奇殺人そのものは直接描いてないが、ここ数年の作品で最恐だったかも。「見る/見られる」の描き方も巧み。理解し難いが、没入してしまった。
October 2, 2025 at 3:00 PM
note映画感想更新しました。真利子哲也監督の新境地を狙ったものの、結実するまでは、まだ先になりそうな印象でした。
映画『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』感想 家族というアイデンティティの行方
#ディア・ストレンジャー #映画感想文
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映画『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』感想 家族というアイデンティティの行方|Kuwayama Daisuke
これまでの真利子監督作品にはない意欲作。ただ、実を結ぶのはまだ先になりそうです。映画『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』感想です。  ニューヨークの大学で建築学、主に廃墟の研究をしている賢治(西島秀俊)。中国系アメリカ人の妻であるジェーン(グイ・ルンメイ)は、息子であるカイの育児と、年老いた両親の代りに雑貨店の切り盛りをしながら、人形劇団のアートディレクターを務めている。仕事...
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September 27, 2025 at 12:02 PM
映画『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』鑑賞。ここ数作で先鋭化してたウェス・アンダーソン節はそのままに、比較的アクションも多く、ポップな印象に仕上がってる。画面のデザイン性もそうだけど、会話のやりとり、場面の切り替わりで出るリズム感の良さもウェス作品の独特な魅力。小気味の良い作品。
September 26, 2025 at 2:03 PM
『ヴィンランド・サガ』最終巻、良かった…!
いや「良かった」という言葉は適切ではない、苦みがある終り方なんだけど、その後悔のような苦みが含まれてこそ、この大長編を傑作たらしめている。
ここで芽吹いた非暴力の苗は、千年経った現代でも実を結んでいないけど、それは失敗でなく成功の途中だ。
September 25, 2025 at 11:58 PM
note映画感想更新しました。ドキュメンタリーを超えた嘘はあるけれども、それも含めての映画愛でした。
ドキュメント映画『キムズビデオ』感想 虚実皮膜で覆われた映画愛
#キムズビデオ #映画感想文
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ドキュメント映画『キムズビデオ』感想 虚実皮膜で覆われた映画愛|Kuwayama Daisuke
アーカイブとして残していくことの重要性、観ようと思って観ていない名作があるという事実について考えさせられます。ドキュメント映画『キムズビデオ』感想です。  1987年に韓国系移民のキム・ヨンマンがニューヨークで開業したレンタルビデオ店「キムズビデオ」。そこには、正規の映像作品から海賊盤まで、世界中から収集された5万5000本を超える貴重な映画作品コレクションが揃えられており、多くの映画ファンが...
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September 21, 2025 at 4:07 AM
映画『ディア・ストレンジャー』鑑賞。サスペンスと思わせながら、内面を描くのは好み‥のはずが、序盤の状況説明が、さすがに長過ぎ。終盤のノイローゼ描写が作品の本質だと思ったが、そこからすぐ終わってしまった。観客だけが知る真相も、蛇足だしあまり納得出来ない。ジム・オルークの劇伴が良い。
September 19, 2025 at 2:37 PM
何回、ファックと言っても言い足りない。

岩屋外相 パレスチナ国家承認見送る方針明らかに | NHK www3.nhk.or.jp/news/html/20...
岩屋外相 パレスチナ国家承認見送る方針明らかに | NHK
【NHK】パレスチナの国家承認をめぐり、岩屋外務大臣は来週の国連総会のタイミングでは日本政府として承認を見送る方針を明らかにしまし…
www3.nhk.or.jp
September 19, 2025 at 1:58 PM
note映画感想更新しました。ポスターの出来以外は、ほぼ完璧、年間ベスト候補。戸惑いと感動が同時に押し寄せる異様な映画体験でした。
映画『遠い山なみの光』感想 生きていくために必要な存在と言葉【ネタバレあり】
#遠い山なみの光 #映画感想文
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映画『遠い山なみの光』感想 生きていくために必要な存在と言葉【ネタバレあり】|Kuwayama Daisuke
様々な要素が複合しつつ、終わり方で困惑させながらも、物凄く感動させられる傑作。最下部でネタバレしています。映画『遠い山なみの光』感想です。  1980年代、イギリスの田舎で暮らす悦子(吉田羊)は、渡英してから長年暮らした自宅を手放すことにしていた。ロンドンでライターとして働く、悦子の次女であるニキ(カミラ・アイコ)は、生家で過ごす最後の機会として滞在中、戦時中の長崎出身である悦子の半生を執筆し...
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September 14, 2025 at 2:10 AM
映画『キムズビデオ』鑑賞。「事実は映画より奇なり」といえども、さすがに全て実話とは思えず。結果的に疑いながら観てしまい、映画愛に前のめりになれなかった。
ただ、フィジカルとデジタルの問題は考えさせられるし、配信でリストに入れているだけの映画にもきちんと向き合わねばと反省。
映画好きになったのが大人になってからなので、登場する作品が半分も観ておらず、人生の短さが口惜しくなる。
日本版として、神保町にあったレンタルCD「ジャニス」でドキュメント作って欲しいな。
September 11, 2025 at 1:35 PM
note映画感想更新しました。同じ題材で繰り返し映画化されているのに、ちゃんと別物として魅力ある歴史映画になっていました。
映画『大統領暗殺裁判 16日間の真実』感想 幾度も繰り返される反省と批判【ネタバレあり】
#大統領暗殺裁判 #映画感想文
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映画『大統領暗殺裁判 16日間の真実』感想 幾度も繰り返される反省と批判【ネタバレあり】|Kuwayama Daisuke
何度も映画化されている題材ですが、ちゃんとまた違った魅力があり、メッセージも伝わるものでした。映画『大統領暗殺裁判 16日間の真実』感想です。  1979年の韓国。独裁者と呼ばれた大統領が暗殺される。実行犯である情報部の面々は速やかに逮捕され、暗殺事件の裁判が始まろうとしていた。実行犯たちは国を救った英雄と支持され弁護団が結成されるも、人手は足りていない。そこに弁護士のチョン・インフ(チョ・ジ...
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September 7, 2025 at 3:49 AM