ぽるな
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読書メーターの民
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下心にまつわりブラックなコメディを見せつつ、因縁の魔王と勇者の愛(ころ)し愛を描く、お互いをどう求め合うのか、それ自体も皮肉な事に見えてくるから不思議である。そして、溢れた聖水がタイツを染み渡り、つま先に滴り至るる描写がリアリティとアーティスティックの結晶である。
一本の映画並みの満足感を組み立てる見事さ。久しぶりに暴力的な情念を浴びて先走りが泡立つ。蹂躙されるモブ女性の美しさも素晴らしいが、惜しむらくはセラさんの陥没したアレがアレするところをいつか拝みたいところである。
想定してなかったりする、そんな作品ではあるし、某番組の再現ドラマじゃあないがそこに至る物語もまあまあそらで語れるぐらいには知っている話であったりする、そんな作品の名言集本である。9年前の肌感覚って、どんなだったろう。
それらに関わって参加する、それだけでもずいぶん立派な事に思えて、なにやらまぶしかったりするのである。季節と言う季節を刻みながらも、まだまだ作中時間もそれほど進んでいない。このまま関係が変わっていくのか、それとも。
その文豪が作品を生み出すに至った背景を、それでありながらドラマチックにも描いている、という趣旨に沿っているので、ここの代表作のここが面白い、みたいな入門とは角度がだいぶ違う門の構えをしている。知らなくても、作品は読めるし、楽しめるし、知らなくても恥ずかしくない事ではある。それでも、こういった角度で文学史を回遊していくのも楽しい事ではあるだろう。
まあそういうこともあるか」って思ってるだけだったカエルになって余生を楽しもう的なユルさのあった「花嫁」が、推理によって答えを提示され、しかも理解ってたという内緒の話。中学生ならではの危うい人間関係の描写もあろうかと言う所だけど、育ち切ってないがゆえの小賢しさも備えた人物たち、いかに決着するのか、クライマックスの第三巻へ。
よく言って無垢だけども、情緒が未成熟って言うのが正しいかもしれないロザリア様、パメラの顔を見るなり手が出るも返り討ち。無様可愛い。パメラさんは逆によくできたクレバーさの持ち主だから、大義のためならロザリア様とも手を組むくらいはしてくるだろうとは思う。やっぱり「仕組み」をぶっ壊すのかな。年一の楽しみから少し刊行ペースが早くなるのかも?
せざるをえない所でコメディをやると言うのは難しい所業でもある。メインキャラの暴走は犯罪にならない程度に、警官業務とバランスを取りながらお騒がせな変な人たちがエクレア様に関わる事で、良い所でフォローに入る大地さんの素晴らしきツンデレを楽しむスタイルになっている。もちろん緩急もあり、ちゃんと犯罪者も取り締まる。
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今日の朝ラフ
異世界の住人 ギルド受付
よひらさんも強かで最高ながら、曰く情緒が育っていない面をフォローするのも慈雨さんであり、薊も椿もいる、よいパーティが出来上がっていく。そして新たに登場したかがち様、どう物語に変化を与えるのか、そして明らかになる過去、さらに新たな展開へ。ところで今回は身分と、それに纏わる「おくりもの」の意味の違いの表現には痺れました。
太宰とそっくりと言っては何だが、つまりヴィヨン的とでも言うのか、そういう人物だからこそ、当時の仏蘭西気質で耶蘇教の説教臭さが無いのも多分、書かれたものが読みやすい所なんだろうなと思いつつ、幸せな家庭で育った放蕩者で、人間臭さに満ちている人物なのだなと言う感じで、お母さん大好きって情報が出た時の「ああやっぱりな」感と言ったら無い。生命力。
Adoと春とヒコーキがコラボしたら絶対この漫画について語ってもらわなきゃな、などと良く分からない妄想をしてしまうくらいには現実過ぎてやるせない気持ちを、隠す気も起きない。学生の頃好きだった同級生が知らない大学生におもちゃにされてたみたいな思い出がある人間がいないとも言えない、暗がりの中にこそ光はあるのかもしれない。
無論この足で心を掴まされたのだが、足指の先まで長めの楕円で描写するのはエロ漫画であまり見ないタイプ、気のせいでなければ。「黒姫とねずみ」で我慢できず賢者タイムで残り2作を読む事に。漫画である以上、足コキは踏まれてる側の描写を大事にしたい、むしろ踏まれている男の子を見て楽しみたい、そういう人にもすすめたい作品集。