飴野🧼
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飴野🧼
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天井を見上げると、風の吹き渡る高楼だから、何十体もの夢女の死体が調子をそろえてゆるやかにゆれ、隙間からキレイな青空が見えた。
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ここ今のところ読書記録とか美術関係の覚書になってるな……
石黒達昌はJ.G.バラードと伊藤計劃とSCPを足して3で割った感じのイメージ。バラードも伊藤計劃も全然読めてない分際で言うのもあれだけど
November 5, 2025 at 1:13 AM
「94627」/石黒達昌
もともと医師兼作家で、既に作家業からは引退済と見ていい石黒達昌。やっぱりこの人の謎のシチュエーションの作り方が好みにガチッとハマる。尋問形式、レポート形式で進むのでとてもわくわくする。フィクションとわかっていても本当にこういう事件があったみたい。読みたかった「ALICE」も入っていて嬉しい。こっちも冒頭からゾクゾクした。Alice、alice、Mika,sud、二人の女とそれぞれの意識に存在する「何か」。Mikaとは何者だったのだろう?
November 4, 2025 at 2:06 PM
「しあわせの書」/泡坂妻夫
おもろくて一日で読んだ。実は断食の謎はネタバレを踏んでいて、もうひとつのトリックの方向性も知っちゃってたんだけど、それが記憶以上に凄くてワー!てなった。思わずラストまでのページをめくり直したね。まあ約40年前の作品なので時代を感じる点も多いしいきなり腹話術でてきたのはウケた。やっぱ新興宗教ものは面白い。うさんくさいガンジー先生と弟子二人のトリオも良かった。しかし……はあ~~よく書けるなこれ……書けるもんなのか?プロなら
November 4, 2025 at 2:03 PM
「火のないところに煙は」/芦沢央
文がとても読みやすいし、怪奇現象と論理的分析のアプローチはとても好き。でも散らばってるヒントがわかりやすすぎて読みながら普通に「そりゃこことここが繋がってるからでしょ」「いやこの人の真意はアレでしょ」となってしまい驚きはなかったかな……。
November 4, 2025 at 2:02 PM
アンドリューワイエスの回顧展すげー行きたいけど混んでそうだな。去年NYに見に行った姉に知らせたら喜んでたけど「クリスティーナの世界はたぶん来ないね……MoMAはほんと作品動かさないらしいから……」と言われてちょっとしょんぼり。クリスティーナの世界見てみたかったなあ。中学生の時教科書で一番お気に入りの絵だった
October 26, 2025 at 4:14 AM
「そこにあるものをあなたの目や脳や人生を通じて再構築したものを私に見せて」っていうのが私が美術に望むことなんだな~……とスーパーリアリティ無理みの果てにようやくわかった気もする
September 24, 2025 at 1:39 PM
私の中で技術=芸術ではないんだよな。極端な話、キュビスム、シュールレアリスムのほうが内面世界や私生活が投影されている一個人の世界を共有させてもらえてよっぽど面白いなと思う。「えっこれ本当に絵なんですか?すごーい。ハイ次」で終わったらもったいないじゃん。あんだけ技術あるんだからもっともっとヤバい何かを感じたかった。あと途中で生成AIのことを考えてしまいスーパーリアリティとは……芸術とか……と姉と母とうんうん唸った。もともと三人とも印象派が好きだから相性が悪かったというのは大きい
September 24, 2025 at 1:30 PM
そのあとホキ美術館で超写実主義を見たが、こっちは全く刺さらず。技術的にはものすごい。とてつもない。まじで。でも解説がほとんどないから芸術家の皆さんがどんな思いでスーパーリアリティにこだわるのかが全くわからない。あと女のヌード多すぎて「もっとジジイとババアとブスとデブを描けよ。だからやましいって思われるんだよ。女の裸の写真を忠実に絵にする意味ってなに?大体の人が思う「写真でいいじゃん」を論破して解らせてくれよ」とちょっと腐してしまった。
September 24, 2025 at 1:26 PM
髙島野十郎展素晴らしかった、本当に……。膨大な作品がほとんど私蔵であること、キュレーション、そして何より解説の文章がとてもよかった。仏教的思想が「すべてのものに等しく目を向ける」という観察眼に顕れているのがよくわかった。「孤高の画家ではあるが、孤独な画家ではない」という一文も刺さったよ。周囲の人からの愛、周囲の人への愛を感じつつもどこかさっぱりしてたね。花瓶の前の一粒真珠に彼の球形への執着が滲んでいた。
September 24, 2025 at 1:23 PM
目黒の庭園美術館もうちょい涼しくなってから行きたい。建築・インテリアも大好き。アール・ヌーヴォーとアール・デコだったら断然アール・デコ派
September 1, 2025 at 11:32 PM
怪奇小説好きとして骨喰峠死人葛(うろ覚え)はちょっと読みたいとずっと思ってるんだよな。野坂昭如全然読んだことね~や
September 1, 2025 at 11:28 PM
姉が星月夜の本物をNYで見た時に「本当にこう見えてる精神状態だったんだろうなって伝わってきた」つってた。母は結構ヒルマ・アフ・クリント(降霊術で見えたものを描いた画家)が好きっぽい。そういうの好きな家系ではある
August 24, 2025 at 11:28 PM
ルドンの色彩も好きだな。モノクロ時代含めて。あとあの人のお花の絵、架空の花とか結構入れてるらしくてめちゃ良いと思った。すげーとっちらかった色使いなのに美しいんだよな~やっぱトーンのセンス?
August 24, 2025 at 11:24 PM
Xでアウトサイダーアートが嫌いな人が話題になってるな。好き嫌いは好みだからいいんだけど、アウトサイダーアートは美術を学術として学んでいない人が既存の観点に捕らわれず描いたもののことだよ。障がい者アートとイコールではないよーーー😢
August 4, 2025 at 1:17 AM
昔からゴッホの絵画は身近にあったけど好きかっつーとそうでもなくて、ある程度大人になってから彼のままならない魂の絵なんだと理解して向き合えるようになった。でも単純だから親友のゴッホを侮辱されたロートレック(足が不自由)が侮辱した奴に決闘を申し込んだエピソードで毎回泣いちゃう。テオといい、やっぱり稀有な才能が枯れ果てないだけの人脈があるんだよなって……
August 3, 2025 at 2:57 PM
クラシックなアートも好きだけど、やっぱり工芸とかアウトサイダー・アートに惹かれるのは芸術と共に生きるという人間ならではの美徳、生活様式、概念、そういう点に惹かれるからだと思う。美術は崇高なものであってもいいし、下世話で自由であっていい。可能性こそが美術だよ、やっぱり……。
August 3, 2025 at 2:53 PM
「平成3年5月2日 後天性免疫不全症候群にて急逝された明寺伸彦博士 並びに」も「高丘親王航海記」も新装版ダサくてヤダーッ!!!!
June 22, 2025 at 6:47 AM
好きだと思うピアノの音色は沢山あるけど、もう10年くらい毎朝聞いてても全く飽きないしあたしが死ぬ時はこれ流してくれと思うくらいMaking April の「Roses And Butterflies」イントロ~Aメロを愛し続けている

www.youtube.com/watch?v=FBg3...
Making April Roses And Butterflies
YouTube video by MaKiNApRiL
www.youtube.com
June 22, 2025 at 6:30 AM
『儚い羊たちの祝宴』の「身内に不幸がありまして」は絶対吹子様の秘密の本棚に「ファイト・クラブ」DVDあんだろ!と笑ってしまうのだが、伝わる人が全然いなくてさみしい
June 7, 2025 at 2:02 AM
井上夢人と平山夢明いつもどっちがどっちだっけ……てなるし途中で夢枕獏出てきてそれは全然ちがーう!てなる
May 29, 2025 at 12:57 PM
ここ今のところ読書記録とか美術関係の覚書になってるな……
May 23, 2025 at 3:02 PM
印象派が好きってわけでもないが、小1の時学校に絵がいっぱい飾ってある渡り廊下があってそこ大好きでよく行き来してたんだよね。そこでルノワールを知って、そこからアラサーになってようやく「印象派とは何か」を感覚と史実合わせて理解できたような気がした時の「ウ、ウォーター!」感が忘れらない
May 23, 2025 at 3:01 PM
セガンティーニ、2011年に33年ぶりの回顧展やってから全然個展はないっぽい?晩年の作品はアルノルト・ベックリンの「海の静けさ」を見た時と似た感覚があるなと思ったが、セガンティーニが瑞生まれ伊没/アルノルトが伊生まれ瑞没/象徴主義……という類似点があった。「死の島」もやっぱいいんだよね~
May 23, 2025 at 2:58 PM
いつだって求めている。トラウマになるくらい恐ろしいホラーを。全身が逆立つあの感覚を。ヘレディタリー、コンジアムの例のシーン、みさきは未だに見返せない。
May 21, 2025 at 1:15 PM
「火蛾」読んでみたいが途中でリタイアしそうで怖いな。海外が舞台だと本当に名前が覚えられなくて。
May 20, 2025 at 12:50 PM