深緑野分
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小説家です。書いた本は『オーブランの少女』とか『戦場のコックたち』とか『ベルリンは晴れているか』とか『この本を盗む者は』とか。🏳️‍⚧️🏳️‍🌈🇵🇸 猫はキジトラのしおりと白黒ハチワレのてんち。お空に白黒ハチワレのこぐちがおります。 本人はイーロンのSNSからこっちに移ってきました。ここでは基本猫とかどうでもいいことしか言わないつもりですが、たまに告知します。 Xの方が告知アカウントとしてきちっと再始動してますので、そちらもどうぞ! ご依頼やお問い合わせは[email protected] までどうぞ!
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毎朝の動物病院通いで私の方が体力があかんことになってきたが、てんちの発症から1ヶ月、発症日&GS投与から30日目、あと54日がんばるぞ…!!
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てんちゃーみんぐは今日も元気。病院でお注射がんばったし、ごはんもぺろりんだし、お姉ちゃんをからかって絡んで怒られた
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まあ長くなるので闘病期はいずれ、いつかどこかでまとめるけど、これは本当に難しいし、伴走できる体力と経済力、医者、あらゆる幸運や努力を必要とするもので、いやーもうほんと、マジでコロナウイルス滅すべしですわ
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その前からBUNや微増など気になることがあり、さらに一週間前にはクレアチニンが微増という、まだ若い猫なのに慢性腎疾患のような検査結果が出てた。
とにかくGSを決行してみると、まだ初期だしまず1.5ml(体重3キロ)から始めてみたけど、なんと6時間くらいで少しずつ症状が落ち着いていく。呼吸が落ち着きはじめ、ちゅーるがたべられる。夜にはゆったりくつろいで眠れるようにすらなってる。発熱も下がってきた。明らかに効いてる。
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てんちは発症当日の朝、激発時は発熱39.9度、呼吸数1分間で60回、触ると痛がって異常な声で鳴く、速攻で病院に担ぎ込んで血液検査すると腹水胸水はないもののSAA(炎症反応)が71.98まで上がって、TPも8.1、A/G比0.65。発症前日の午前中は元気に走りまわってたのに、夕方から少しだるそう、食欲が少し低い、などがあった。
しかも発症日、FIPを警戒し続けてくれていた院長がいない日で、若い先生はまだ別の可能性を潰してからと言うけど、私はGPTとかと検証したりして、おそらくドライタイプだからとにかくGSを今すぐ打ってくださいと主張しまくって若先生も納得してくれて、発熱から数時間で投与開始できた
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FIPで有名なのは腹水胸水だけど、ドライタイプの場合これが出ないことがある。
タイプはウェットとドライとあり、ウェットは進行が早く腹水胸水が出やすく、ドライは進行がゆっくりしていて、目や神経、内臓に肉芽腫など異常が出ることが多い。
でも表面的に見える症状は風邪やコロナウイルスの症状にも見えるから獣医師でも確定診断が難しく、PCR検査結果を待つことを推奨する医師もいる。
鍵は急激な激変で、高熱(40度前後)、元気と食欲の消失、痛み、いつもと明らかに違うこと、血液検査のTP(血中タンパク質)とA/G比の低下あるいは増加、SAA(炎症反応)が50以上など。この状態でもPCRが陰性のことさえある。
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怖い話ではあるけど、猫を飼う時、特に子猫から飼うという人はFIPのことをぜひ知っておいてほしい。腸コロナのキャリアの子が必ずしもFIPを発症するわけじゃないけど、異常が起きた時、一刻を争うのがこの病気で、1日でも早くGSなどを投与できるかどうかがその子の命や予後に大きく関わるから。保護主さんの元ではなくちゃんと里親が引き取るべきなのは個体をケアできる環境にないと、万一の時に対応できない。
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てんちはいま3歳だけど体重が3キロちょっとで成長が止まって、どんなに食べても小柄なまま。避妊手術も主治医と相談しつつ負担を避けるために乳がんリスクが上がらない一年以内のギリギリまで待って決行したけど、やっぱり発情期にもなってない、未熟なままの子宮と卵巣だったそうで、体が弱いのはわかっていたんだよね。血液検査もいつもどこかしらが基準値から外れる。
それでもここ1年は安定してたんだけど、やっぱり出る時は出ると言うか、てんちはドライタイプなので、じわじわと、異常値とは言えないレベルの異変があるという状態が始まっていた。特に腎臓。まだ若いのにBUNやCreが微増したりする。
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てんちの場合は、引き取ってからしばらくした時点でヘルペスと腸コロナのキャリアなことはわかってて、しかも数ヶ月した時に一緒に里親募集されてたお兄ちゃん猫が明らかにFIPの症状で亡くなってしまってて、これはやばいと、主治医の院長とずっと警戒してた。てんちは元気な子だけど、しょっちゅう風邪をぶり返して、お腹に虫もいたし、体調が悪くなるたびに病院、血液検査、SAA上がってるけど20台とか30台だし発熱も微熱程度だしまだFIPではない、という状態を繰り返してて、ウイルス量も検査して一歩手前にあることは把握して、私も勉強して知識をつけることはしていた。
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猫伝染性腹膜炎、FIPは子猫の頃などに罹患した猫腸コロナウイルスが体内で変異し、凶悪に暴れ回って臓器を侵食、数週間であっという間に死に至らしめる非常に怖い病気。10年くらい前にMUTIANやGS-441524が登場するまでは本当に致死の病だったから、猫の飼い主は本当に子猫から3歳に成長できるまで戦々恐々とするものというか。とはいえMUTIANやGSだって84日間毎日連続投与しなきゃだし、高額だし、寛解に至れる頭数は多いけど治らない子だって少なからずいるわけで、とにかく一喜一憂しながら進むというか。
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まあてんちはきゃわだし?✨
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てんちは先週に引き続きSAA5以下。TPは先週より0.1下がって7.6!
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(駐車で検査結果待機時間なので走ってる時&人間がドア開ける前はちゃんとキャリーに入ります!)
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本日の通院てんちCEO✨
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もはや「私の車だけど?」の勢いのツラ
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血液検査の結果待ちでキャリーからちょっと出て車内探検中のてんち。ずっとキャリーにいるとパニックが続いちゃうのでガス抜きに大好きな車の中をうろうろして気分転換
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GSは96mg/6mlを最初1.5ml(体重3.15キロ)からの1週間目で増量2.0mlで安定してきた。注射の打ち方を教わりはじめたので私も打てるようになればてんちの通院ストレスがなくなるぞい
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はー、まだ安心できるわけじゃないけどTPも7.7に下がってるし、てんち自身も元気で食欲もあるし熱も平熱で38.2とかなので、とりあえずこの状態をキープしていきたいね…
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SAA(炎症反応)、初日の激発時は71.98まであって、即GS踏み切って1週間目で65.94と下がり、でも発熱がぶり返して40.8とかになって、GS1.5倍増にして胃腸炎疑いで抗生剤入れて落ち着いてきてみたいなとこからきちんとGS効いてる感じに…
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ここ数日安定して元気ありあり食欲ありあり平熱のてんちゃん、2週間目の血液検査でSAA3.75以下!!!
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何でおやつ食べちゃいけないの???の顔のてんち
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コロナウイルスというやつの厄介さ、奇妙さよ。やっぱりこいつら宇宙人ではないか(暴論)
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3歳以下の猫ちゃんで、体調は良さそうなのに腎臓や肝臓の数値が微妙に変だ、となったら、試しに腸コロナウイルスの保有数を確認するといいかも。ドライタイプは進行がゆっくりだけど、かかりつけの獣医師とあらかじめリスクが高いかどうかを見ておくといいと思う。うちは兄弟猫が亡くなってたことと腸コロナキャリアに間違いないから1歳くらいの体調崩した時に検査をしてて、先に用心しておくと不穏な気配に気づいて治療を早くできる可能性が上がるというか
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肝臓は特に異常なくここまできてるからそこは腎臓含めて後でエコーとかで確認する形になるだろうけど、寛解してからかなー