もとはし
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東北在住の港台電影&娯楽迷。台カルシアター『赤い糸 輪廻のひみつ』上映会2025/1/31岩手県公会堂26号室で18:30より上映/現在クロスポスト試行中。
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Reposted by もとはし
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樋口真嗣さんによる『九龍城砦』のサントラのジャケット、『香港国際警察』(1985年 警察故事)オマージュか…。
x.com/nei_musica/s...

確かにジャッキー・チェン(成龍)がすごかった時期はある。けどいまや中国政府寄りの人物で。

また香港民主化運動を経て香港警察のイメージは変わり。
(権力による暴力装置の側面をたくさん見てしまった…)

『九龍城砦』は香港の権力側ではない者たちの物語で。明示はされてないけど、見る人が見れば抵抗のメッセージがある。

なのでオマージュ先に『香港国際警察』は個人的に微妙。日本の香港作品の背景を気にしない一部のボーイズクラブな人たちに繋がるな…。
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かと言えば行政に絡むマフィアの件はまさに映画かよとなったりしていろいろ忙しい。
しかしソフトが戻ってきたとしても、まだいろいろと問題は起きるんじゃないかなーと思ってしまうのは考えがすぎるかな。
映画を消費ではなく、文化として後世に残していくこと、これが2025年の課題のひとつかもしれない。
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『キムズビデオ』レンタルビデオ全盛期、チェーン店よりも単独店舗の方がアート系などの好みの作品があってよく利用してたことを思い出した。90年代に頭角を表した映画監督たちはレンタルビデオ店のユーザーや店員が多かったしねえ。
メジャーはもちろんアート系や各国の映画のみならず、ポルノや海賊版や各国の映画祭でしか上映されていない映画のダビングテープまでも揃えたキムズビデオがあったことは、NYの映画好きには実にありがたく、映画文化を広げる意義があったのだろうとは思うのだが、デジタル化によって消えてしまう無名の作品を残す意義とか、映画で街おこしをしようとする思惑とかはまさに現代的な課題だし、
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『ディア・ストレンジャー』廃墟研究を専門とする賢治は幼い頃の経験からどこか「喪失」に拘っていて、人形劇団の演出と操演を務めるジェーンは無機物に「生命」を吹き込む象徴として描かれて見える。冒頭から二人の夫婦生活がすれ違って見えるのはよくわかったし、NYを舞台にしたのも多文化共生と暴力の日常化を背景にしたかったと思われるのだけど、目新しさは感じなかったかな。題名通りのストレンジャーとして生きるアジア系の二人を描くにしても、アジアというよりは日本的な情とムードが強かった感を覚える。それが何かは上手く言えないが。
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この場面、初見でバルバ姐さんは額の薔薇のタトゥでわかって、えっ!となったのだが、再見でガリマ姐とゴオマさんたち、みのりっちも確認。グロンギ怪人体の方も混じってなかったか?あとクレジットに高寺さんのお名前もあったけど、みのりっちと一緒のカットにいたのかな。あースッキリした(監督初主演のTVシリーズについての話。ドラマ版では監督と共に1年間を乗り切った「ハンサムさん」も出演してたしね)
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『THEオリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』ドラマ版のあの展開と、25年超の監督のキャリアを意識してたので、安易に訳わかんないと言ったりとか、逆に無理に理解し考察をぶるような仕草をしちゃいけないなと思った。失踪した小西さん(と溝口)が無事に戻ってきたのはよかったが、漆原さんのお父さんが豪華すぎない?とかギリギリついた展開に変な汗出たりもした。それでも変に過激じゃないから安心はできるよ。そして羽衣さん…ああいわれても愛と敬意があっていいじゃないすか(漆原さんの扱いがアレなのはお約束だし)クラブの場面のモブにはニヤニヤしたよ。
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こっちが全然更新できてなくて申し訳ないのだが、実は先週香港へ行ってた。せめてインスタへのリンク貼っておこうかとも思ったのだが、今でも貼ると変なふうに表示されてしまうのだろうか。
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ちゃんと声をあげて自分の権利を訴えた方の勇気には心から敬服する。でも子供の頃に読み、面白さと同じ市在住という件で衝撃を受けて好きになった漫画の作者で、その後複数の小説の表紙絵にも気に入ったものがあった氏についての吊し上げ的なpostがX(あえてこういう)に流れてくるのは見てて少し胸が痛む。
好きになったことを恥とは思わないし嫌いにもならない。名誉が回復されることもないだろうなとは思う。今後こんなことが起こらないように気をつけなくてはいけない、ということだけ言っておく。
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情報解禁されました。
もりおか座映画祭でアジア映画のセレクションを担当しました。
『柔道龍虎房』『エグザイル/絆』悲願の盛岡初上映です!
TIFFやOAFFに比べたら規模もかなり小さい地方都市の映画祭ですが、みんなで映画を一緒に観て語りたい!トーさんの映画をみんなで観たい!という一心で企画しました。さすがに全国から来てとは言いませんが、こういう映画祭が始まるのも是非知ってもらいたいです。
www.eiganochikara.com/moriokaza-ci...
もりおか座映画祭2025 | まちなか全部が映画館
もりおか座映画祭2025
www.eiganochikara.com
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休日仕事の後、いよいよ今週末で閉幕するPerfumeCostumeMuseumへ。
当初から今日行く予定だったのに、年内で活動休止が報道されて激混みだろうか?と不安だったけど、余裕をもって見ることができた。初期の既製品アレンジからお馴染みの幾何学模様のドレス、三者三様のアレンジもうまくて楽しい。気に入ったのは中華的なCling Clingの衣裳。

なおどうでもいい話をするが、私はかつて弟に「Perfumeに姉ちゃんに似た髪型の子がいる」と言われたことがある。それだけ。
ちなみに髪型が似ていると言われたのはのっちである。
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日本だけでなくアジアの現代史にも確実に繋がるトピックだと思った。
社会派エンターテイメントに位置する作品であり、沖縄の民俗や当時の状況を再現したディテールも見応えがある。これを観て「知らなかった」というのは簡単だが、これをきっかけに見識が広がり、世界が広がっていくように思える。
「たぎれ、日本」というコピーは大げさに感じたけど、それを「日本で生きる人々」と置き換えると、観ること・知ることで前をみることができる励ましに思える。
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冷戦を背景に各地で続く戦争を背負ったままの沖縄の姿は想像し難いものだった。
貧しい人々に米軍基地から奪った物資を分け与える戦果アギヤーは義賊であり、敵視はされても人々には有り難いものだ、ということを頭に置いて観ると、消えたオンちゃんを追いながら成長してそれぞれの道をいくグスク・ヤマコ・レイから、複雑な状況で生きる沖縄の人々の姿がよく見えるし、米軍だけでなく、置き去りにしてしまった日本への怒りも見え隠れしているようだった。
後半のデモ行動から、やがてコザでの暴動に向かっていく流れには、香港でのデモからの民主運動や現在ネパールで起こっているデモも重なって見える。
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『宝島』台湾の2•28事件や白色テロ、韓国の光州事件など、映画がきっかけで知った20世紀後半の事件は多い。沖縄がかつて米国の統治下にあったものの、そこで何が起きてきたかはドキュメンタリーや資料に当たらない限り、学校では習わない。返還50年が過ぎ、統治のきっかけとなった戦争からも80年が経ってしまった今、統治下の20年で何が起きていたかを語るのは、これが最初で最後のチャンスだったのだろう。
映画やテレビで50〜60年代が戦後からの復興と高度経済成長で明るく語られてきたのに多少の違和感を感じることがあったが、この映画で描かれる、そこから取り残され、
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グレッグとアリスの演じ分け等で難しさはカバーしていたとは思う。上海に行く設定は…うーん。
やっぱりドラマ版が観たくなったので、重ねて言うけど再配信の権利とりましょうよ。
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『劇場版 時をかける愛』大変申し訳ないのだがドラマ未見、しかもせっかくの劇場版公開前に配信終了と聞いてガックリした。18×2でグレッグ(許光漢)が広く知られたタイミングでの日本公開だとは思うけど、大陸合作故?のメインビジュアルの簡体字もどうかと思ったし、権利を再取得してドラマを再配信するなど、もう少し公開までの盛り上げがほしくてもったいなく感じる。
愛する人の死を未然に防ぐためのタイムリープ(しかも記憶を保ったままそっくりな他人の体に入る)という設定は、よくある「何度タイムリープしてもバッドエンド」ものなので目新しさは感じなかったが、
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今年の邦画は80年前の戦争を根底にしたものが多いし、いずれも良作であるので、作り手の思いの強さを感じる。
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『遠い山なみの光』コピーで言及される「嘘」を頭に置きつつ観ると、悦子の語る佐知子との物語の隅々に違和感を覚えさせる描写があるので、物語に含まれる仕掛けにはすぐ気づくことができた。でもその謎解きは本題ではなく、死んでしまった娘への思い、長崎での原爆の記憶(直接的に描かれなくても適切に言及されている)戦前と戦後のいわゆる「逆転」とそれを許せない人との分断、佐知子と万里子だけでなく悦子にもふりかかる女性の生きにくさ等トピックが多い。でも決してバラけていないのは、戦後80年という長い年月が経っても、解決していないものが多いからなのかもしれない。
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『リンダリンダリンダ』実は初見。文化祭前日から楽日まで、即席でバンドを作り上げる4人組女子を描くだけ。潔くてでも危なっかしい。恋愛沙汰は多少あってもノイズには感じない。ロケ地の高崎のいい田舎感。そして巻き込まれた形で加わるペ・ドゥナの伸びやかさと、メンバーたちのよき化学反応。公開時はいい大人だったけど当時は観れなかったかもしれないが、今観ていい映画じゃんと思うのは、もう青春が手の届かないところに行ってしまったことを悟ってしまったからだろうか。
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台湾の作家林孟寰(リン・モンホワン)が花蓮のアーティスト・イン・レジデンスで2012年に創作した影絵芝居『鯨生~Geio~』盛岡公演を 盛岡台湾happyprojectでお手伝いしました。
花蓮と台湾に一番近い日本の島・与那国島をめぐる美しく切ない物語。与那国語と日本語の二言語ver.上演に花蓮のサキザヤ族の言葉も交え、幻想的で素敵なお芝居でした。打ち上げはわんこそば(すいません私は参加しませんでした)
天気のいい日は台湾の山脈が見えるという与那国がぐっと身近に感じました。スタッフ&キャストの皆さん、ふがらさゆ!
キャストのひとり、与那国出身の俳優・映画監督の東盛あいかさん
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台湾と与那国が舞台の影絵芝居『鯨生〜Geio〜』の岩手・盛岡公演のお手伝いをしております。当日はミニマーケットやワークショップも開催。盛岡近隣の方でご興味がありましたら、ぜひおいで下さいませ。
詳細はこちらから
travel-link.jp/archives/28491
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『海辺へ行く道』芸術の街を謳う島で、子供たちは小さな芸術家としてのびのびと生き、怪しげな自称芸術家たちが入れ替わり立ち替わりやってきて彼らを振り回す。そんな変な大人たちに揉まれて成長する彼らはいい環境にいるんじゃないかな。都会から来た人たちはセカセカしてるけど、大人もこれくらいいい加減に生きてもいいんじゃないかな>もちろん子供を搾取したり変な正義を発揮したりせずほどほどに責任は必要だろうけど(なんだこの締めは)
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その中で一家の主が逮捕・連行されて後に残された家族の視点から映画が描かれ、その事件を辛抱強く追及していった母の姿には驚かされる。理不尽さに悲しまず、声をあげていくことの重要さは昔も今も同じということだが、軍事政権下で逮捕されて処刑された人々に対して軍部からは今も証言等が出ていないというようなことが字幕で明らかにされたことで、負の歴史が総括しきれないのはいずれも同じか…と気が重くなった。
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『アイム・スティル・ヒア』ブラジルの軍事政権時代は1965年から85年までだったというので、冷戦の影響が及んでいたとはわかるが、どうしてもベトナム戦争周辺に目がいってしまうアジア人としては、ラテンアメリカの状況まではどうしても気付きにくい(この時代を舞台にした文学作品もあるのに)つまり知らなかった。
軍事政権下にあっても人々は自由を謳歌できたが、一旦締め付けが始まると、自由が制限され、人権が侵される。映画でのこのくだりに台湾の白色テロや、現在香港でかつての民主化運動に関わって逮捕・拘束された人々が重なった。
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これだけで完結させるのは実にもったいない。(あと以前から言ってるけど、トワウォという四文字略称がどうも居心地悪いのである。この件について香港ではどう思われているのだろう?)