Author | Lightnews

羽山晃平 @hayamakohei.bsky.social · May 12

世界地図メモ
・白霧の平原
・沈黙の渓谷
・腐乱した池沼
・超大地
・底の血海
・導の山
・星界

羽山晃平 @hayamakohei.bsky.social · May 9

根っこ掘り
どうやら白霧の平原は平穏な地では無いようだ。転生者は濃霧の奥でうごめく気配に気付く。気配は複数。転生者を取り囲むように散開し警戒態勢に入る。

白色の表皮に赤い独眼を持つ、この生き物を『根っこ掘り』と名付けた。普段は白霧の平原に広がる赤い根を掘り起こして食しているが、縄張り意識が強く凶暴、かつ雑食性のため積極的に他の動物を襲う。
かつては手のひらほどの大きさで、巣穴を掘り、群れで暮らしていたが、呪われた赤い根を摂取したことにより、身体構造だけでなく命の在り方さえも変質してしまった。

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羽山晃平 @hayamakohei.bsky.social · May 6

転生の遺跡
冷たい石壇の上で転生者は目覚める。どうして、なぜ、ここに？朦朧とした意識の中で必死に思考を巡らせるが、記憶にモヤがかかっているようで、自らに関する事は何も思い出せない。
辺りを見回す。
奇妙な結晶。透けているのに、反対側を見通すことができず。何も映し出さない。存在そのものが朧気になっているか？
ここは地下遺跡のようだ。奇妙に捻じれた装飾が印象的だが、このようなものが見たことがない。
天井の割れ目から柔らかい光が差し込んでいる。地上に出るのは難しくなさそうだ。

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羽山晃平 @hayamakohei.bsky.social · May 6

結晶は転生前の物質が転生後の世界に召喚される際、転生後の世界を構成する物質に同様のものがなかった場合に代替する構成要素として生成される。ある程度、元の物質の性質は引き継がれているようだが……
イメージ的には3Dのテクスチャだけ割り当てらてなかった～みたいな。そんな感じ

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羽山晃平 @hayamakohei.bsky.social · May 6

転生者
異世界の地下遺跡で覚醒し冒険の旅に出る。
白霧の平原で入手した赤い根の杖は、転生者の望むまま自由自在に形状を変化させることが出来る。転生者はこの奇妙な代物を『根脈具』と名付けたようだ。
覚醒時から腰に下げていたダガーの刀身は、転生の祭壇で見られた結晶とよく似た素材で出来ている。岩をも穿つしなやかさの赤い根もすんなり切断する切れ味を持つが、一度使用すると構造が乱れ使い物にならなくなった。時間とともに回復するようだが、多用は禁物だろう。また、触れていると懐かしい気持ちになる。前の世界では大切にしていた者なのだろうか。
同じく、ポーチも覚醒時から腰に下がっていたものだが中身は空っぽのようだ。

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羽山晃平 @hayamakohei.bsky.social · May 6

白霧の平原
地上に出ると、見たこともない景色が眼前に広がる。植生、地質、肌で感じる風。その何れもが朧げな記憶から引き出された情報の全てに合致しない。
「異世界……」
直感的にそう理解する。
全てが未知である中で、赤い根？枝？のように見えるソレに興味をそそられた。あたり一面の地面を這い、大岩を穿つソレは、至近で観察すると、奇妙に脈動している。
（ツレテイケ……）
頭の中に響く声に導かれるまま、腰のダガーで手ごろな一本切り取る。するとソレは掌の中で蠢き、杖の形を成す。杖は手に良く馴染み、重心も悪くない。得体は知れないが、存外気の利く相棒になりそうだ。

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neco @necoperson.bsky.social · May 6

KAGURA_RECLAIM
#FALSLANDER

2 90 450

羽山晃平 @hayamakohei.bsky.social · May 6

結晶は転生前の物質が転生後の世界に召喚される際、転生後の世界を構成する物質に同様のものがなかった場合に代替する構成要素として生成される。ある程度、元の物質の性質は引き継がれているようだが……
イメージ的には3Dのテクスチャだけ割り当てらてなかった～みたいな。そんな感じ

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羽山晃平 @hayamakohei.bsky.social · May 6

転生者
異世界の地下遺跡で覚醒し冒険の旅に出る。
白霧の平原で入手した赤い根の杖は、転生者の望むまま自由自在に形状を変化させることが出来る。転生者はこの奇妙な代物を『根脈具』と名付けたようだ。
覚醒時から腰に下げていたダガーの刀身は、転生の祭壇で見られた結晶とよく似た素材で出来ている。岩をも穿つしなやかさの赤い根もすんなり切断する切れ味を持つが、一度使用すると構造が乱れ使い物にならなくなった。時間とともに回復するようだが、多用は禁物だろう。また、触れていると懐かしい気持ちになる。前の世界では大切にしていた者なのだろうか。
同じく、ポーチも覚醒時から腰に下がっていたものだが中身は空っぽのようだ。

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羽山晃平 @hayamakohei.bsky.social · May 6

白霧の平原
地上に出ると、見たこともない景色が眼前に広がる。植生、地質、肌で感じる風。その何れもが朧げな記憶から引き出された情報の全てに合致しない。
「異世界……」
直感的にそう理解する。
全てが未知である中で、赤い根？枝？のように見えるソレに興味をそそられた。あたり一面の地面を這い、大岩を穿つソレは、至近で観察すると、奇妙に脈動している。
（ツレテイケ……）
頭の中に響く声に導かれるまま、腰のダガーで手ごろな一本切り取る。するとソレは掌の中で蠢き、杖の形を成す。杖は手に良く馴染み、重心も悪くない。得体は知れないが、存外気の利く相棒になりそうだ。

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羽山晃平 @hayamakohei.bsky.social · May 6

転生の遺跡
冷たい石壇の上で転生者は目覚める。どうして、なぜ、ここに？朦朧とした意識の中で必死に思考を巡らせるが、記憶にモヤがかかっているようで、自らに関する事は何も思い出せない。
辺りを見回す。
奇妙な結晶。透けているのに、反対側を見通すことができず。何も映し出さない。存在そのものが朧気になっているか？
ここは地下遺跡のようだ。奇妙に捻じれた装飾が印象的だが、このようなものが見たことがない。
天井の割れ目から柔らかい光が差し込んでいる。地上に出るのは難しくなさそうだ。