あの同質集団内で麓郎一人が縦の旅行の役割を背負わされて実験動物みたいに扱われててすごい嫌だし、麓郎が"成長"して彼らと同じになるのを良きこととされるのも嫌
あの同質集団内で麓郎一人が縦の旅行の役割を背負わされて実験動物みたいに扱われててすごい嫌だし、麓郎が"成長"して彼らと同じになるのを良きこととされるのも嫌
悪気なく非英語圏の人を守り導いてやる存在として扱ったり小馬鹿にしたりする人が出てくるんだけど、ありすが彼らを断罪するような展開にはならず、彼らも含めてみんなで目的に向かって協力しあっていく中で自然と気づきになるような経験(小集団で英語話者がマイノリティになる)をしたり仲良くなったりしていてよかった
主人公のための書き割りの存在じゃなく彼ら自身も自分が主人公の世界で自分で考え行動して生きてるんだなって感じがする
それだけにジェイクの件は宇宙センターのスタッフがあんな幼稚なことするか?って思っちゃって、一ひねり加えてはあるけど展開のための展開っぽさがちょっとしたかな
悪気なく非英語圏の人を守り導いてやる存在として扱ったり小馬鹿にしたりする人が出てくるんだけど、ありすが彼らを断罪するような展開にはならず、彼らも含めてみんなで目的に向かって協力しあっていく中で自然と気づきになるような経験(小集団で英語話者がマイノリティになる)をしたり仲良くなったりしていてよかった
主人公のための書き割りの存在じゃなく彼ら自身も自分が主人公の世界で自分で考え行動して生きてるんだなって感じがする
それだけにジェイクの件は宇宙センターのスタッフがあんな幼稚なことするか?って思っちゃって、一ひねり加えてはあるけど展開のための展開っぽさがちょっとしたかな
箱という巨大な嘘を由美子達の外にまで広げてそこでも家庭の闇みたいなのをやると広告漫画的なネガティブアテンションで釣る作品っぽさを感じてしまう
どこの家庭も閉ざされた箱であり外からはうかがい知れない地獄が潜んでいるということだろうし、結構前から前振りはされてたので予定通りの展開なんだろうけど、うーん
箱という巨大な嘘を由美子達の外にまで広げてそこでも家庭の闇みたいなのをやると広告漫画的なネガティブアテンションで釣る作品っぽさを感じてしまう
どこの家庭も閉ざされた箱であり外からはうかがい知れない地獄が潜んでいるということだろうし、結構前から前振りはされてたので予定通りの展開なんだろうけど、うーん
昨今の流行りに合わせたのか元々そういうタイプの作家なのか
話の筋は気になるけど主人公とリリセンのラブコメを合間合間にずっと見せられると思うとちょっと厳しいものがあるなあ
昨今の流行りに合わせたのか元々そういうタイプの作家なのか
話の筋は気になるけど主人公とリリセンのラブコメを合間合間にずっと見せられると思うとちょっと厳しいものがあるなあ
可読性のためなんだろうけどオイル富さんに限ってはあの手書き文字のファンが多いのは当然編集側も認識してるだろうと思ってたけどダメだったか…
まあでも書籍が出ることがまずめでたいね
希釈王の続編や色んな短編とか他の作品も読みたいからその嚆矢になるといいな
可読性のためなんだろうけどオイル富さんに限ってはあの手書き文字のファンが多いのは当然編集側も認識してるだろうと思ってたけどダメだったか…
まあでも書籍が出ることがまずめでたいね
希釈王の続編や色んな短編とか他の作品も読みたいからその嚆矢になるといいな
これまで聞いてきた評判から美術が主で物語は添え物程度の作品なのかと思ってたけど、物語がしっかり主で美術は全然従の役割だったから驚いた
序盤は確かに映像の美しさにうっとりするけど、後半に行くにしたがって幻想の世界が現実に浸食されてどんどん色あせて魅力を失っていき、あの華美な衣装もキャラクターの卑近さと釣り合わずにコスプレっぽく見えてくるし、それは物語の構造上当初から織り込み済みだと思うので、これを圧倒的映像美!みたいな紹介をするのはわかるけどなんかズレてる気がする
まああの前半自体が物語的にも釣り餌だからそこで観客をフックするというのはある意味目的通りなのかもしれんけど
これまで聞いてきた評判から美術が主で物語は添え物程度の作品なのかと思ってたけど、物語がしっかり主で美術は全然従の役割だったから驚いた
序盤は確かに映像の美しさにうっとりするけど、後半に行くにしたがって幻想の世界が現実に浸食されてどんどん色あせて魅力を失っていき、あの華美な衣装もキャラクターの卑近さと釣り合わずにコスプレっぽく見えてくるし、それは物語の構造上当初から織り込み済みだと思うので、これを圧倒的映像美!みたいな紹介をするのはわかるけどなんかズレてる気がする
まああの前半自体が物語的にも釣り餌だからそこで観客をフックするというのはある意味目的通りなのかもしれんけど
でも彼が大幅に書き直したという「空より淡き瑠璃色の」は、演出としてはこれまで見たアニメの中で一二を争うぐらい好きなんだけど、話としては本当に大嫌いで虫唾が走る
樹璃を枝織から解き放ち誇りを取り戻させるという筋はわかるし、実際美しく感じる部分もある
でも樹璃と枝織二人の女の問題に無関係の男である瑠果が立ち入って、枝織を手ひどく傷つけて樹璃には無理やりキスをして挙句の果てに勝手に死んでなんか良い感じに樹璃(=思い人)の忘れられない人の座におさまる、それを美しい物語として描く男のナルシシズムにいらいらする
でも彼が大幅に書き直したという「空より淡き瑠璃色の」は、演出としてはこれまで見たアニメの中で一二を争うぐらい好きなんだけど、話としては本当に大嫌いで虫唾が走る
樹璃を枝織から解き放ち誇りを取り戻させるという筋はわかるし、実際美しく感じる部分もある
でも樹璃と枝織二人の女の問題に無関係の男である瑠果が立ち入って、枝織を手ひどく傷つけて樹璃には無理やりキスをして挙句の果てに勝手に死んでなんか良い感じに樹璃(=思い人)の忘れられない人の座におさまる、それを美しい物語として描く男のナルシシズムにいらいらする
脚本は王道すぎて先の展開が読めるけど、上半身と下半身で共闘とか過去の敵を利用して攻撃とかアクションを面白く見せようと工夫してたところは好感ポイント
見た目に反してデク・ティアの精神が幼い(というかおそらく本当に子どもとして描いてる)からちょっとジュブナイルっぽくもあった
デクティアバドは保護者や社会的庇護を失った孤児の集まりだから誰も欠けることなく最後まで一緒にいれるといいけど寿命が合わなそう
続編への目配せがあったけどデクはなんていうか"愛玩化"されすぎててプレデターというIP自体を損ないかねないから一発ネタで終わらせるのが良いと思う
脚本は王道すぎて先の展開が読めるけど、上半身と下半身で共闘とか過去の敵を利用して攻撃とかアクションを面白く見せようと工夫してたところは好感ポイント
見た目に反してデク・ティアの精神が幼い(というかおそらく本当に子どもとして描いてる)からちょっとジュブナイルっぽくもあった
デクティアバドは保護者や社会的庇護を失った孤児の集まりだから誰も欠けることなく最後まで一緒にいれるといいけど寿命が合わなそう
続編への目配せがあったけどデクはなんていうか"愛玩化"されすぎててプレデターというIP自体を損ないかねないから一発ネタで終わらせるのが良いと思う
紙媒体なら文字で書かれた作品は漫画と違って成人指定がないからこういうことができる
今後紙媒体はそういうネットに上げられないようなものを少数の好事家のために融通するような場になってくのかな
まあ同人誌が既にそうと言えるけど
紙媒体なら文字で書かれた作品は漫画と違って成人指定がないからこういうことができる
今後紙媒体はそういうネットに上げられないようなものを少数の好事家のために融通するような場になってくのかな
まあ同人誌が既にそうと言えるけど
まずはありがとうとすら言いたくない
まずはありがとうとすら言いたくない
裁判当初は誰もが普通の中年女性という感想だったのに、報道が増えるにつれ徐々に声がいいみたいな感想が増え、最終的に男を惑わす魔性の女みたいになっていったのも、そういう"設定"のほうが話として面白いってどんどん味付けされていった結果だろう
本当は詐欺の常習犯がエスカレートして殺人にまで至ったっていう凡俗の極みみたいな話なのに
非凡で面白い物語を求める大衆の欲望が希代の悪女の幻影を作り出した挙句崇拝までされてるわけで、被害者や遺族にとっちゃたまったもんじゃないだろうよ
裁判当初は誰もが普通の中年女性という感想だったのに、報道が増えるにつれ徐々に声がいいみたいな感想が増え、最終的に男を惑わす魔性の女みたいになっていったのも、そういう"設定"のほうが話として面白いってどんどん味付けされていった結果だろう
本当は詐欺の常習犯がエスカレートして殺人にまで至ったっていう凡俗の極みみたいな話なのに
非凡で面白い物語を求める大衆の欲望が希代の悪女の幻影を作り出した挙句崇拝までされてるわけで、被害者や遺族にとっちゃたまったもんじゃないだろうよ
花道は表の明るいキャラの裏がたまにほの見えるけど三井って影がないんだよな
「生まれてこのかた人生を主役で生きてきました」感がすごすぎ
他人の人生にまで出張って主役をかっさらってる男がこの作品においては脇役なんだなあ
三井ってああやってずっと「ったくみっちゃん/三井サン/三井はしょうがねーなあ」って様々なことを許されて愛されながら生きていくんだろうな
生まれながらの主人公、憎みきれないろくでなし、永遠のガキ大将
花道は表の明るいキャラの裏がたまにほの見えるけど三井って影がないんだよな
「生まれてこのかた人生を主役で生きてきました」感がすごすぎ
他人の人生にまで出張って主役をかっさらってる男がこの作品においては脇役なんだなあ
三井ってああやってずっと「ったくみっちゃん/三井サン/三井はしょうがねーなあ」って様々なことを許されて愛されながら生きていくんだろうな
生まれながらの主人公、憎みきれないろくでなし、永遠のガキ大将
設定もビジュアルも世界観もテーマもキャラも全部陳腐極まりないのに総合すると変としか言いようがない出来だった
凡百の大作映画にすらなれてなくて結果妙な味が出てるんだけど、これ脚本が相当迷走したんじゃないだろうか
色んな要素がとっちらかってて全然まとめきれてない
それ以外にもまったく迫力がないのっぺりしたバトル描写、過去作オマージュにしてもダサすぎるビジュアル、今どき「これが感情…?」と綾波レイみたいなことやりだすAI、29分といいながらどう見ても話の都合に合わせて伸びてる稼働時間と上げればきりがないけどやっぱりアレスに魅力がないのが一番痛い
設定もビジュアルも世界観もテーマもキャラも全部陳腐極まりないのに総合すると変としか言いようがない出来だった
凡百の大作映画にすらなれてなくて結果妙な味が出てるんだけど、これ脚本が相当迷走したんじゃないだろうか
色んな要素がとっちらかってて全然まとめきれてない
それ以外にもまったく迫力がないのっぺりしたバトル描写、過去作オマージュにしてもダサすぎるビジュアル、今どき「これが感情…?」と綾波レイみたいなことやりだすAI、29分といいながらどう見ても話の都合に合わせて伸びてる稼働時間と上げればきりがないけどやっぱりアレスに魅力がないのが一番痛い
もちろん高橋留美子はプラスアルファで独自のギャグセンスや世界観があるからそれ込みで敵わないという話なんだろうけども
ド天才に天才が嫉妬みたいな話
もちろん高橋留美子はプラスアルファで独自のギャグセンスや世界観があるからそれ込みで敵わないという話なんだろうけども
ド天才に天才が嫉妬みたいな話
ほとんど定規を使ってないと思われる線で人物も背景も同じタッチで書き込むことによって人間と妖怪、現世と神話などの境界が曖昧にぼかされるからこそ壮大で荒唐無稽な話がすっと飲み込める
あんとく様やヒルコや産女を立体的で端正な絵で描かれたら興ざめだろう
漫画の絵柄は美麗さ・正確さより描きたいものを表現するのに見合っているかのほうが圧倒的に重要だと思う
ほとんど定規を使ってないと思われる線で人物も背景も同じタッチで書き込むことによって人間と妖怪、現世と神話などの境界が曖昧にぼかされるからこそ壮大で荒唐無稽な話がすっと飲み込める
あんとく様やヒルコや産女を立体的で端正な絵で描かれたら興ざめだろう
漫画の絵柄は美麗さ・正確さより描きたいものを表現するのに見合っているかのほうが圧倒的に重要だと思う
思い入れのある作品だしキャラ大量漫画の先駆けだから人気が出そうな要素はあるけど、今あのギャグをやって受けるのか?
零さんは下ネタはやらないけど潔や大の扱いは難しくないか?
思い入れのある作品だしキャラ大量漫画の先駆けだから人気が出そうな要素はあるけど、今あのギャグをやって受けるのか?
零さんは下ネタはやらないけど潔や大の扱いは難しくないか?
リアルバトル部分は子どもがほぼ一人でなんとかしてて、父親=ディカプリオはわたわたあわあわしてるだけで英雄でもヒーローでもなんでもない
でも彼は親であり子が帰る家であるという大事な役割をやり遂げた
そこが良かった
家族の信頼関係がバラバラになりかけたという意味で確かに父親にとってもバトルではあったんだろう
まあ私生活で特定の年齢以下の女性に固執する男がこういう役をやってることへの白々しさは感じるものの、一方で作中でも名前が出たけどいくつになっても世界を救う男から降りないトム・クルーズの異様さも改めて感じた
リアルバトル部分は子どもがほぼ一人でなんとかしてて、父親=ディカプリオはわたわたあわあわしてるだけで英雄でもヒーローでもなんでもない
でも彼は親であり子が帰る家であるという大事な役割をやり遂げた
そこが良かった
家族の信頼関係がバラバラになりかけたという意味で確かに父親にとってもバトルではあったんだろう
まあ私生活で特定の年齢以下の女性に固執する男がこういう役をやってることへの白々しさは感じるものの、一方で作中でも名前が出たけどいくつになっても世界を救う男から降りないトム・クルーズの異様さも改めて感じた
アマチュア時代があるとはいえこれが商業一発目だってんだからなぁ
やっぱONE先生の絵めちゃくちゃ好きだ
魅力の半分はこの絵にあるのに最近原作ばっかりで寂しい
アマチュア時代があるとはいえこれが商業一発目だってんだからなぁ
やっぱONE先生の絵めちゃくちゃ好きだ
魅力の半分はこの絵にあるのに最近原作ばっかりで寂しい
絵自体は上手いのにモデルの特徴を一切とらえてない
元はくりくりした目なのに絵だと切れ長の目になってたりとか
猫はこう美形はこうみたいに本人の中で記号表現が決まってて全部同じになってしまうとかならまだわかるけど、描き手には本当にそう見えてるんだとしたら面白いな
思い込みや幻想が現実を凌駕してる
絵自体は上手いのにモデルの特徴を一切とらえてない
元はくりくりした目なのに絵だと切れ長の目になってたりとか
猫はこう美形はこうみたいに本人の中で記号表現が決まってて全部同じになってしまうとかならまだわかるけど、描き手には本当にそう見えてるんだとしたら面白いな
思い込みや幻想が現実を凌駕してる
シイナって無邪気で純粋なわけじゃなく下世話な部分もあるけど、ひねくれてないし根っこの部分が善人で損得を考えず他人のために動けるっていう、こういう人がそばにいてくれたらっていう願いの結晶みたいなキャラなわけで
チバみたいな人間にとっては異世界よりシイナの方がファンタジーな存在だろうしそりゃ失いたくないだろうよ
シイナって無邪気で純粋なわけじゃなく下世話な部分もあるけど、ひねくれてないし根っこの部分が善人で損得を考えず他人のために動けるっていう、こういう人がそばにいてくれたらっていう願いの結晶みたいなキャラなわけで
チバみたいな人間にとっては異世界よりシイナの方がファンタジーな存在だろうしそりゃ失いたくないだろうよ