石川俊樹
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石川俊樹
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フラットライナーズ マンガ講師
勉強会でアレックス・ガーランド監督『アナイアレイション』観た。この監督の作品『エクス・マキナ』『シビル・ウォー』も好きなのだが、いつも思うのがセンスの良さ。『アナイアレイション』はプロデューサーから「わかりづらいから直せ」と言われて断ったらしいが、決して文芸志向の難解さを目指しているわけではなく、エンタメの枠の中でより「カッコいい」作品を目指しているように思う。シマーのデザインや調査隊の軍装もありきたりにしようと思えば出来た。劇伴も然り。『エクス・マキナ』の研究所もそう。ネタだけ見ればいくらでもありきたりのアクション映画になるところを、センスで格上げしている。この監督はいつもそこに驚かされる。
September 13, 2025 at 6:45 AM
ジャ・ジャンクー監督『長江哀歌』観た。中国の三峡ダム建設現場を舞台に人探しに来たサンミンとシェン・ホンの男女のエピソードを通してダム現場の人たちが描かれる。ドラマ自体は散文的で感情的に立ち入らず、観ているこちら側が推測する部分も大きいのだが、実際の解体現場で撮影されたためドキュメンタリーのような臨場感の迫力がすごい。セットじゃこうはいかないだろうなあ。2人のドラマも多くを語らずまるでドキュメンタリーの人物のように現場に馴染み、故に自分が居たようにドラマチックに感じる。現場がドラマを深化させる奇跡的映像だと思う。突然差し込まれるファンタジックな瞬間が「映画」である事を主張して、不意に落涙したり。
September 3, 2025 at 2:49 PM
トキワセイイチ先生『三角兄弟』上下巻読んだ。可愛らしい絵柄で日常系ほのぼのSFかと思いきや、あれよあれよと壮大なスケールに展開し、とてもささやかだが感動的なラストに収束する物語はまるで映画を1本観たような濃厚な満足感があった。序盤病棟のキヌコが早々に死ぬところがあっさりしてて妙にドライなんだがエモい描写がこのマンガの通低音として最後まである。可愛いキャラも生活も友情も地球の危機も、縁側でお茶を啜るほっこり感と人体がバラバラにされる残酷さも同列に語れる作者のバランス感覚は驚異的で、さらに言えば人間がほとんど関与しないドラマに感情移入させるストーリー作りの上手さには感服しました。映画にして欲しい!
August 24, 2025 at 3:41 AM
前の投稿から1ヶ月も空いた。前期課題やら成績会議やらいろいろあったがそこまで忙しかったわけでもなし、こういうブログみたいのは習慣化している時は定期的に書けるけど、ちょっと忙しい時があると時間がないというよりは忘れちゃうんだよね。その間もいろんな映画を観たり本を読んだりしているので追ってちゃんと感想を記録していかねばと思う。でも仕事でも誰に頼まれたわけでもないのに何となく義務感を感じるのは一体なぜなんだろう。文章を書く時ってある程度落ち着いた時間、机に座って書きたいあれこれに想いを馳せる思考のアイドリングが絶対必要。そうしないと何となく身体の中で感想の未消化状態が義務感として生じてくるのだろう。
August 13, 2025 at 4:56 AM
学生のお薦めで前田哲監督『ロストケア』(2023)観た。学生がなぜこの映画を薦めるのかはよくわからないが、介護を題材にした大量殺人の話で、90歳近い母がいる自分にはとても辛いというか刺さる内容だった。記憶が朧げだが確か実際にこんな事件があった気がするが、おそらくそこから脚色してドラマにしたのだろう。今の社会の落とし穴を抉る話で映画というよりはおそらく原作小説の完成度が高い気がする。身につまされるシーンの連続で特に犯人と父親のくだりは泣けた。ただ映画としての印象的な「絵」は少なく、小説の忠実なドラマ化だったと思う。映画であれば話を語るだけでなく、もう一つ先の映像としての感動も欲しかったかな。
July 13, 2025 at 1:33 PM
韓国SF『カウンターウェイト』(デュナ著)読んだ。『三体』でブームとなった中国SFのスケールとは違いポップカルチャーの強い韓国だけあってコミック感とハイテク描写・スピード感が気持ちいい。軌道エレベーターをテーマに迫るモチーフとして活かせているかといえばそこは食い足りないとこだが、ガジェット描写のカッコ良さや情に流されないクールな主人公、人間とAIの拮抗などがサイバーパンクの名作『ニューロマンサー』を彷彿とさせて嬉しい。そう言えば亡き会長の過去がエレベーター最上のカウンターウェイトにある設定も、財閥ティスエ・アシュプールの秘密が軌道上別荘の最深部にある『ニューロマンサー』とも似てる。痛快な1冊。
June 25, 2025 at 3:35 PM
塚原あゆ子監督『ラストマイル』観た。ユニバース作品という事で『アンナチュラル』や『MIU404』を観てる人はより楽しめるのだろうが、単独で観て十分面白かった。僕は邦画の俳優名が前に出る感じが苦手で、その点洋画の方が物語に入る時のノイズが少ないと感じるのだが、この映画は出演俳優の物語への溶け込み方が素晴らしく全く気にならなかった。それにしてもマイナー系社会派映画ならまだしもメジャー系の建て付けでこの題材を扱い、なお問題定義だけでなくそこに生きる様々なレイヤーの人間ドラマを見せる野木脚本は本当にすごい!アクションやCGに頼るのではなく社会ドラマをエンタメにする強い意志と気迫を感じました。良かった!
June 20, 2025 at 2:38 AM
僕は大学で映画の勉強会をやっているのだが、中にはどうにも読解力のない学生がいて、映画の趣旨と真逆の解釈したり頓珍漢な感想言ったりする。別に勉強会だからいろんな奴がいていいんだけど、おそらく彼らは映画を見ている時の自分の中の「違和感」を拾わず、自分のデータベースにあるストーリーに当てはめて理解したつもりになるのだろう。「違和感」はすぐに答えが出なくても考えるきっかけになるし、自分の中にないから「違和感」なのだが、そこを無視して理解しようとすると結局自分が見たいようにしか観れない。データベースがアニメとかゲームみたいな貧弱さだとなおさらだ。まず「違和感」を拾うアンテナを養うとこから始めなくては。
June 13, 2025 at 4:08 PM
アレックス・ガーランド『シビル・ウォー 』観た。トランプ政権のあれこれ考えると急激にリアリティの増してきた内容で怖さ倍増。ただ映画自体は『地獄の黙示録』陸路版とも言える散文的な地獄巡りで、そこまで強い政治志向ではない気がする。怖かったのは大義に依存し空虚なマチズモをアイデンティティにしている人間が銃を持っている不安定な瞬間。兵士は命令で殺すけど、空っぽな人間は大義を語りながら自らの殺す判断で殺す。戦争映画でここまで空虚な人間が描かれた事はあまりなかったのではないだろうか?彼らの空虚さには正義などなく、後悔も贖罪もない。そんな虚な人間のリアリティを描いたところが、この映画の現代的な怖さだと思う。
June 11, 2025 at 9:18 AM
映画でいわゆるユニバースものが、広がるほどになんとなく観る気がなくなるという傾向が自分にあって、それはなんというか、映画では常に新しいものを味わいたいと思っているし、完結しているのが美しいと思っているからなのかも知れない。でも続編でもそこに新しい感覚や風景があれば嬉しいし、その世界が心地よければいつまでも浸っていたいという気持ちもなくはない。最近の新しいガンダムに関してブルースカイのTLで僕の感じていた「ノレない気持ち」をすごく的確に評している人がいてすごい腑に落ちたのだけど、知ってる事をいじられて考察するより、全然知らない感覚に唖然とする方が僕にとっては楽しい事なんだからなのかな、とも思う。
May 31, 2025 at 1:01 PM
コーマック・マッカーシー『ブラッド・メリディアン』読了した。映画『ノーカントリー』原作者の小説だが、苛烈な描写が淡々と延々と続き、同時にこの小説の意味するところは何なのだろう?の一点で読み進めた。結論から言えばその意味するところはわからずじまいなのだが、感情を排した人間の残酷行為と容赦ない自然描写がシームレスに描かれる文体から、人間の本質と自然が一体化して読んでいる自分の断罪意識こそが反自然的な感情であるかのような反転が起こる。史実をベースにしたアメリカの原風景がかくも非人間的な営みでありながら、判事というキャラクターが語る哲学にまるで別世界のルールを見るような感覚。しばらく考えてしまいそう。
May 21, 2025 at 1:53 AM
飲み屋とかでそこまでよく知らない人と話したとして、「〇〇が好き」と言われると「この人そういうのが好きなんだ」というプラスの情報としてその人への解像度が上がるのに対し、「私〇〇が嫌い」と言われてもプラスの情報にならず割とどーでも良くなる。自分と嫌いなものが共通すればプラスに転じて盛り上がるかもしれないけど、ただ「嫌い」という言葉は「そうなんだ」としか思わないし、あまり有意義な時間になりそうもない。せめて「嫌い」の理屈や表明の仕方が独特でそこにその人の個性が垣間見れるようなら面白いのだが、その事を本人に言うと100%不機嫌になるよね、きっと(笑)
May 10, 2025 at 3:25 PM
人間は間違いを犯す。誰でもだ。ただ間違いだとわかるためには正しい方向も知っていなくてはならない。わかっていても間違うのが人生であり、人間である以上その事は避けられない。ただし、正しい方向を知らずに間違いを自覚しないまま進む人間の行き着く先は、良識なき自己肯定の道だ。良識がないから間違いも自覚できず、なぜ周囲と軋轢を起こすのかもわからない。自分は正しくて周囲が間違っていると思い続け袋小路に陥るのだろう。間違いを認め反省できる人間はその経験こそが人生をより良くする事に気づくだろう。自分の事しか話さないような人間の居場所は結局その人間の中にしかないのである。
May 4, 2025 at 4:04 PM
ウェス・アンダーソン監督『アステロイド・シティ』観た。映画は脚本家が新作舞台の構想を話す所から始まり(それもまた舞台風だ)構想が映画としてドラマになり、途中舞台の裏側が差し込まれるがそれも舞台で舞台のオフ場面が白黒映画として描かれる。非常に複雑な入れ子構造の構成なので本編(?)の人間関係や破天荒な展開も全て脚本家に収束するのかと混乱したり....その意味するところはわからないが、ドラマはなんとなく初期のはちゃめちゃでロマンティックなアンダーソン映画(主演が天才マックス!)を彷彿とさせて楽しい。ただ舞台は明らかにロス・アラモスの原爆村をイメージさせ、単なるハッピーエンドではなさそうである。
April 13, 2025 at 12:38 PM
健康診断で要精密検査を2発も喰らってしまったのでついに本日胃カメラと大腸カメラを初体験した。もう経験ある方はご存知かと思うのですが、前日から結構大変だった割にはカメラ施術自体は麻酔で全く覚えておらず、特に痛みも違和感もなく終わったのでちょっと拍子抜け。でも大腸にポリープが6つもあったのは驚きで一応切除してもらったんだけど結果は一週間後。普段自分の内臓を意識する事なんてあんまりないのだが、胃と大腸の写真を見せてもらうと自分には確実に内臓もあって、外の活動と別に自分の内側でもいろんな事が起こってるんだなあと..と不思議な感慨を持つ。良い結果だといいなあ。
March 28, 2025 at 2:08 PM
学生の授業アンケートに「石川先生は遅刻に甘すぎる」と書かれてしまった。その通りだし改善するべきなんだが、正直学生の遅刻に関してはどうとも思っていないのが正直なところ。高い学費払って遅刻してわざわざ受講時間削って損するのは自由だし、遅刻したってハイクオリティのものを作れる奴は結局評価は高い。ただこっちはキッチリためになる授業をしているつもりなので遅刻しない方がバリューが高くなるのは間違いない。ただどうにもわからないのは他人の遅刻をなぜ気にするのか?というところ。自分がきっちりやってる事を他人がやらずに同様に評価されるのが不公平という感覚なんだろうね。「遅刻に厳しすぎる」ならまだわかるんだけど。
March 22, 2025 at 3:27 PM
先日のXの不具合でもしXが無くなったらどうなるだろうと思った。自分のタイムラインを見るかぎり、重要な情報に関してはまず信憑性を疑うようになったし、何より若い人達の将来のトレンドにつながるような楽しいツイートが減った。そこから時代の可能性や生活の活力がもらえなくなったような気がする。だからといって無くなって困るのはツイッター時代から繋がっている人達と切れる事なんだね。フォロワー、フォローしている人達は直接会う友達ばかりではなくツイッターで知ったSNS特有の関係性の人達。その付かず離れずの距離感は捨てがたい。もうXのタイムラインにそれほど未練はないけどそこに住む人々は大切という感覚。うーん...
March 12, 2025 at 9:00 AM
阿部和重氏のnote、ジョージ・A・ロメロ監督『ゾンビ』論考の深さに「は〜」となった。物語には幾重にもレイヤーがあり、特にエンターテインメントに重心を置くジャンル映画には思わぬ社会批評や哲学的意図が隠されている。それは識者によって解き明かされ、あるいは作者の発言によって明らかにされるのだが、そんな事全く知らなくても、最も表層的レイヤー部分が最も商業的価値のある部分なのだ。まず第一に「面白い」事が重要で、その面白さの楔の深さが解釈のレイヤーを生み出していく。それが最初からの意図なのか後付けなのか、はたまた現場と時代性がリンクして生まれるマジックなのか、そういう発生の過程に僕はとても興味がある。
March 5, 2025 at 1:56 PM
本日とあるオンラインセミナーで編集者の林士平さんのお話を拝聴した。林さんといえば『スパイファミリー』『チェンソーマン』『ダンダダン』などヒット作を数多く立ち上げた敏腕編集者だが、お話の中で林さんの画力に対する考え方がとても印象に残った。マンガにおいて画力はあるに越した事はないのだが同時にマンガのヒットはタイミングや運に左右される場合も多いので長く連載を続けられれば運を拾う機会も増える、ヒットの可能性が上がる、そこで連載を長く続けられるために必要な力が画力だというお話。「麻雀でマイナスを出さずに一晩持ち堪える状態」に例えられてとてもわかりやすいお話だった。画力は目的ではなく持ち堪える力という話。
February 27, 2025 at 3:11 PM
大学の卒展が終わった。いつも思うのだがマンガ分野はマンガ原稿が4年間の集大成なのに展示が地味とか言われるのが納得いかない。幸い今年の4年は展示も頑張ってたので良かったと思う。パネル展示って基本何かに対するプロモーションであって、本体を作らずそれを作品と言えるのは広告分野。ゲームでも作った事自体とグラフィックで褒められるけど、本質はゲームが面白いかどうかでしょう。パネル展示にしてもゲームの展示にしてもガワのキレイさ、仕上がりのプロっぽさばかりが目立つが中身で勝負するとなるとどうなんだろう。教える側の考え方としてアイデアを売るのか、パッケージングで買わせるのか、考え方が見えるのも美大の卒展だよね。
February 26, 2025 at 4:27 PM
カップうどんのCM、自分的に気になったのは男版が今時電気を消されてまで仕事するのはサビ残だし会社(学校らしいけど)にも迷惑な状況にもかかわらずカップ啜ってあの表情の男のメンタリティ。女版はさらに酷くて皆が言ってるようにあの部屋の間取り、特にベランダの隣のドア。かなり特殊な間取り。あとテーブルに氷の入った水(酒?)飲みながらカップ麺啜ってあの表情。どうしてこんなにチグハグかと言えばキャラクターという考え方が表層的だからひいては演出がチグハグになる。百歩譲って水飲む時は必ず氷を入れる人だとしても、さらにあの変な間取りに住む確率は相当レア。つまり全く共感できないかなり特殊な人達なんだな、あのCMは。
February 17, 2025 at 3:31 PM
アピチャッポン・ウィーラセタクン監督「メモリア」観た。頭の中で鳴ってる破裂音のようなノイズに悩まされているティルダ・スウィントン演じるジェシカが導かれるように不思議な体験をする、ストーリーというよりは映像詩のような難解だが美しい映画。唐突にUFOが出てきたのは驚いたが「ブンミおじさん」でも幽霊と精霊が同時に出るくらいだからアピチャッポン映画らしいとも言えるのかな。音がテーマの映画だけに動きのない画面も森の音や街のノイズが動きを表現していて不思議と引き込まれる。ティルダ・スウィントンの中性的な佇まいも宇宙と繋がる深淵さがあり、監督自身のオブセッションと解放を見事な演技で体現している。ディープだ。
February 13, 2025 at 4:42 PM
「キング・タビー ダブの創始者、そしてレゲエの中心にいた男」(ティボー・エレンガルト/鈴木孝弥訳)読了。ダブといえばラスタとガンジャのイメージがより強いスピリチュアルな音楽というイメージが強かったが、この本を読んでそれはジャマイカからイギリスに渡って以降強調された事がわかった。何よりダブは電気屋がアンプを売るために始めたプロモーションで実利的な動機だった事、当初ジャマイカの娯楽が最新のサウンド(音質の良さを競う)で踊る事で、レコードは二次的だった事、タビーはラスタもガンジャも興味なかった事など今までの僕のダブ観を大きく塗り替える内容だった。大変な国ではあるがやっぱりどこか惹かれる風土でもある。
February 9, 2025 at 2:36 PM
フィクションにおける説得力って難しい。キャラクターになぜそのような能力があるのか、納得する理由がないと読者は「ご都合主義的」と感じる。ご都合主義はそのまま作者の都合とみなされ、読者はその程度のストーリーで舐められていると感じるかもしれない。だが説得力のためにくどくど裏をとって説明していたらストーリーのテンポが落ちるし、何より読者は説明を読みたいわけではない。ちょうどいい説得力とは「本当っぽい」「ありそう」くらいの塩梅がいいのかも知れない。読者の知ってそうな常識や情報に何割か嘘をまぶして「さもありそう」な文脈を作り上げるテクニックが重要なのだ。物語の説得力は読者が納得さえすればいいのだから。
January 26, 2025 at 8:25 AM
「エイリアン 科学者たちが語る地球外生命」(ジム・アル=カリーリ編)読了。科学者が真面目に地球外生命の可能性を論じている本で、多くの見立てはイエス、ただし宇宙人はノー。どういう事かと言うと地球環境に近い生命発生条件の高いハビタブルな星が存在するのはほぼ間違いない。条件によって細菌や粘菌クラスの生命体に関しては皆肯定的だ。ただ人間はここまで進化するのに数多くの偶然を経て来ているので、他の星で同様のプロセスが起こる事は「竜巻ががらくた場を通過して自然にジャンボジェットが組み上がる」くらいの偶然の確率らしい。多細胞の大きな生物が生まれるのは奇跡なんだって。夢があるような無いような、面白い本でした。
January 23, 2025 at 3:01 PM