糸田屯
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▼ライター/ディガー 【監修書籍】『海外ゲーム音楽ガイドブック』『ゲーム音楽家インタヴュー集』 【執筆参加書籍】『ゲーム音楽ディスクガイド』『新蒸気波要点ガイド』『ニューエイジ・ミュージック・ディスクガイド』『ハヤカワ文庫JA総解説1500』 【ブログ】https://camelletgo.blogspot.com/
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『海外ゲーム音楽ガイドブック』(監修:糸田屯+タナカハルカ)がDU BOOKSから刊行されました。
diskunion.net/dubooks/ct/d...

タナカ氏と最初の打ち合わせを行ったのは2022年10月。素晴らしい方々の協力を得ながら、約2年がかりで本書に取り組んできました。アルバムレビューやコラム、そしてコンポーザー・インタビューを通して、海外ゲーム音楽ディグのキッカケを得ていただけましたら幸いです。
11月15日発売
『海外ゲーム音楽ガイドブック』
表紙・裏表紙
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『The Cannonball Adderley Quintet & Orchestra』はアルバム1曲目のジョー・ザヴィヌル作曲の「Experience In E」、2曲目のデヴィッド・アクセルロッド作曲の「Tensity」(両曲ともウィリアム・フィッシャー指揮)も重量級の長尺曲。総じてスリリングでたまらない。
open.spotify.com/intl-ja/albu...
Experience In E
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キャノンボール・アダレイの後期作でCD化がされていないオーケストラ入りアルバム『The Cannonball Adderley Quintet & Orchestra』(1970)。本盤収録の「Dialogues for Jazz Quintet and Orchestra」はラロ・シフリンがアダレイからの依頼で書き下ろした12分の刺激的かつ華麗なクロスオーバー大曲。シフリンの16枚組BOX収録のインタビューによれば、当時クインシー・ジョーンズが譜面を目にして「気が狂ったのか」と心配したとか。
open.spotify.com/intl-ja/trac...
Dialogues For Jazz Quintet And Orchestra
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今年6月に93歳で世を去ったラロ・シフリンの16枚組CD-BOX(2024年11月発売)を買った。横長のアートブック型パッケージで、生前に発売された企画盤では間違いなく最大規模のアイテム。ラロ・シフリンよ永遠なれ。

スパイ大作戦(ミッション:インポッシブル)、ダーティーハリー、燃えよドラゴンなど数多の著名作を手がけた映画音楽の巨匠のイメージが強いのだけど、ジミー・スミス、スタン・ゲッツなどのアレンジを手がけ、ディジー・ガレスピーに見いだされて彼の楽団に身を置いた敏腕ジャズミュージシャンであり、ジャンルや国を横断するフレキシブルな現代音楽家でもあり、多岐にわたる活動は知れば知るほど圧倒される。
『The Sound of Lalo Schifrin  Original Soundtracks Jazz & Pop Albums Songs & Covers 1955-2017』(2024)
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糸田屯連載コラム「ミステリ・ディスク道を往く」の第1回掲載もミステリマガジン2018年7月号でした。今年で連載7年目です。

発売中の2025年10月号では第40回「今と昔、バンドに捧ぐアンソロジー」が掲載。ロックバンドや楽曲タイトルに着想を得たアンソロジー『夜の夢こそまこと 人間椅子小説集』『小説集 筋肉少女帯小説化計画』『ラヴ・マイナス・ゼロ』にフォーカスし、人間椅子、筋肉少女帯、甲斐バンドについて書いています。
www.hayakawa-online.co.jp/shop/g/g0000...
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全ポスト履歴のダウンロード機能は今もありますよ(アカウント設定のところに項目があります)。リクエストしてからダウンロードの準備が完了するまで数日ほどかかりますが、一度リクエストすればOKです。
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Twitter~Xの十数年ぶんの自分のポストをすべて見返して整理する作業を一年ほど前から断続的に行っている。あちらを更新することはもうないし非公開にして久しいのだけど、残したものを埋もれたままにしておくのは惜しい。

個人サイトを持っていたころから数えて現在までに移転すること4回(Xからblueskyへの移行で4度目)、その都度テキストの整理に多かれ少なかれ直面していて、記録と記憶の再インストールをしているような感じ。この前のTwilogのデータベース障害もあり、アーカイヴをいかに保持するかということを改めて考えてしまう。
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アルバムに先駆けること数ヵ月前にスタジオライヴ動画を数本公開している。バンドの全貌をここまでオープンにしたことはこれまでなかったように思う。「Chewbacca」はTerrblething初期の名曲。

Terriblething - Chewbacca *LIVE*
youtu.be/J3fDzHPJQzU
Terriblething - Chewbacca *LIVE*
YouTube video by Terriblething
youtu.be
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ピーター・ヘンリックを中心とするカナダのフレキシブル音楽集団 Terriblethingの3年ぶりのアルバム『More of the Different』。4ピースのバンド編成で初期の楽曲をリ・レコーディングした内容。2014年にヌルっと「出現」して以来、新譜が出るたびにチェックすること10余年、一周して戻ってきたような感慨をおぼえる。ブリティッシュポップのサイケ感をクリーミーに昇華したストレンジポップ。
terriblething.bandcamp.com/album/more-o...
Terriblething『More of the Different』(2025)
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ジュンク堂書店・池袋本店9階の音楽書コーナーにて、2025年6月30日まで「アニメとゲームと音楽のele-king booksフェア」が展開されています。
honto.jp/store/news/d...

『ゲーム音楽ディスクガイド』
『ゲーム音楽家インタヴュー集』
『別冊ele-king ゲーム音楽の最前線』
などなど。

『海外ゲーム音楽ガイドブック』(DU BOOKS)も置いていただいているようです。
honto店舗情報 - 【9F芸術】アニメとゲームと音楽のele-king booksフェア
国内外のポピュラー・カルチャーを中心に取り上げるele-king booksのおすすめ本フェア!5/28発売「抵抗とファ...
honto.jp
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「パラレルワールドのリズムゲームRPGのサントラ」と形容されたデビューアルバム『COCOJOEY'S WORLD』(2022)で高濃度の存在感を示したシカゴの俊英COCOJOEYの第2作『STARS』が6月20日に出る。個人的に上半期ベストアルバム最有力候補。
cocojoey.bandcamp.com/album/stars

デジタルフュージョンとサイバーグラインドで切り刻みまくる仮想サントラ的甘辛ハイパーポップが素敵極まりなく、Fire-Toolzが好きなら間違いなくマスト。というかFire-Toolzその人であるAngel Marcloidがマスタリングを担当し、ギターで客演している。
COCOJOEY『STARS』(2025)
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90年代のCGアートジャケからしか得られない栄養がある。だいたい5年スパンでコンスタントにアルバムをリリースしているベルギーのダッシャン・ペトロッシ率いるメロディック・メタル・バンドMAGIC KINGDOMのデビューアルバム『The Arrival』(1999)もそう。アヴァロンから日本盤が出るようになるのは2nd『Metallic Tragedy』(2004)からなので、本作は日本未紹介。当時のヴォーカルは、後にFAIRYLANDに加入するマックス・ルクレ。
open.spotify.com/intl-ja/albu...
『The Arrival』
1999年5月17日
250028 『The Arrival』
1999年5月17日
250028
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タマノリシコをペンネームに用いるなら多摩ノリシコではなく玉野リシコがよいと考える。リシコ(RISIKO)はドイツ語でリスクを意味する。要注意人物感が出る。
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「アスファルトタイヤを切りつけながら暗闇走り抜ける」は、アスファルト「が」タイヤを切りつけるのではなく、アスファルト「に」タイヤを切りつけるでもなく、「アスファルトタイヤ」(タマノリシコみたいな存在)を切りつけるでもなく、アスファルトはあくまでタイヤを導く枕詞で、衝動を持て余したスラッシャーがタイヤを切りつけている、というイメージを考えてみる。途端に現代怪異めいてくるがこれはこれでアリかもしれない。阿倍仲麻呂が現代に生きていれば天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月のようにアスファルトタイヤを切りつけながら暗闇を走り抜けチープなスリルに身を任せながら明日に怯えていたかもしれない。
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Paradoxes(1993)
Flood(1995)
Venus(1997)
Fantasma(2000)
Bridge(2002)
Flesh(2002)
North(2008)
Shells(2025)

EVERONの1stはゼロ・コーポレーション。2ndはアポロン。3rd(1998年盤と2000年再発盤あり)と4thはアヴァロン。5thと6thはベル・アンティーク。7th『North』で日本盤が見送られてしまったが、序盤からクライマックス級の盛り上がり(「Brief Encounter」)であり、傑作の誉れ高い。
everonprog.bandcamp.com/album/north
North, by Everon
10 track album
everonprog.bandcamp.com
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ドイツの職人的重鎮、EVERONの16年ぶりのアルバム『Shells』のCD盤がようやく届く(何らかの事情で遅れていたようだ)。往年のジャーマン・シンフォニック・ロックの精神性の継承者。じっくり練られた滋味とロマンティシズムあふれる楽曲はもはや余人の及ばぬ領域にあり、聴くほどに味が出る。

オリジナルメンバーのクリスティアン・モースがアルバムの完成を見る前に亡くなったのは無念だが、冒頭曲「No Embrace」は長らくの空白を吹き飛ばす快作。ラストは『Flesh』(2002)の表題曲のリメイク。オリジナルを凌駕する泣きとスケール感を得て、今のEVERONの真骨頂をこの大曲でも存分に示している。
『Shells』
MTR77402
2025年2月28日 『Shells』Tracklist
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別冊ele-king
『渡辺信一郎のめくるめく世界』
(2025年5月28日発売)
www.ele-king.net/books/011766/

少しお手伝いしました。渡辺監督のロング・インタヴューはもちろんのこと、氏が選ぶ「オールタイムベスト100アルバム」も掲載。ピースがガシガシとハマっていく刺激的内容です。
別冊ele-king『渡辺信一郎のめくるめく世界』
2025年5月28日
ISBN:978-4-910511-91-7
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ペンネームに糞を用いるという話をするうえでやや性質が違うかもしれないが、頭に浮かぶのが「糞先生」。安倍吉俊作品読者ならばブリ......もといピンとくるだろう。『NieA_7』の原案を手がけたgK【ジェロニモ本郷と糞先生】のKである。糞先生は単独の人物ではないらしいが。
www.nbcuni.co.jp/rondorobe/an...
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一文字ペンネームは世に少なくないが、一文字ペンネームに「糞」を用いる者はまだ出てきていないのではないかと思う(すでにいたら申し訳ない)

そんなの論外だろと言ってしまえばそれまでだが、中性的な響きであり、かつ検索性を下げたい向きには利便性も高い(便だけに)と思うのである。ただし周囲の大反対にあうのは必定なので伊達や酔狂ではなく大多数を凌駕する強い意志で糞を背負わねばならない。糞になる覚悟はあるか。

壁を乗り越え、糞として時代の寵児になるとしよう。「糞・最新作!」と広告され、人々から糞のサインを求められる。鳥屋の梯子と人生はそも短くて糞まみれだが、偉業を成し遂げ、やがてそびえ立つ糞と称される。
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「米異くらえ(よねい・くらえ)」というペンネームは、まだ誰も使っていないようだ。ストックしておこうか。
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米田共九郎という歌人の存在を知る(現在も活動しているのかは不明)。「糞くらう」にちなんだネーミングなのだろう。ちょっと感心した。