Ehēcatl
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読書した本を流していきます

フェリシモの色鉛筆のコンセプトに触発されて、
毎日1本づつ色鉛筆から連想を得た短編集を書いてます
#500色鉛筆の乱筆
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フェリシモの500色色鉛筆を揃えた記念
「500色鉛筆の一本一本に想いを馳せる」というテーマでスタートしました
一つの投稿につき1本分テーマとして書き、番号順で進めていきます
ただし、初めての取組の散文書きなので、乱筆乱文が多めです
ご了承くださいまし

今までの乱筆をまとめて追う形は下のハッシュタグからどうぞ
#500色鉛筆の乱筆
今日はハロウィン
仮装を楽しむ日本とは違い、
欧米では死者の魂が帰ってくると言われている

アメリカで研修中の友人と動画を繋いでハロウィンの喧騒を楽しもうとしていた
アメリカでは、日本との時差で夕暮れ時となっていた

通話の通知を押すと、画面の向こうでは友人が血相を変えていた
「出たんだよ、あいつが」
あの世とこの世が曖昧になる黄昏時
薄明かりに照らされた友人の顔が妙に引き攣っていて、脳裏にこびりついている

あいつ、共通の知人だった彼は銃の乱射事件でもういない
しかし、あいつが仮装して出たと友人は熱弁するのだ

仮装行列に賑やかなことを他所に、背筋が凍った瞬間だった
#500色鉛筆の乱筆
December 20, 2025 at 10:09 AM
深海
それは、何も無い死の世界だと考えられていた
しかし、今は違う
熱水噴出孔から湧き出る豊富な栄養によって、生き物が繁茂していることがわかってきた

微生物はメタンや硫化水素によって有機物を作り
有機物を目当てに他の生き物が寄り集まってくる
地上とは一味違うサークルオブライフが巡っているのだ
今現在、深海に潜れば潜るほど、新しい発見が次々と出てくるのである

まだ未知の世界である深海に、挑み潜る研究者たちはこう思うだろう
「もっと深く潜りたい、眠りの海の森に」
探究を深めて新たな目覚めとなることを祈りつつ、潜りに行く
何時間もかけて発見できるのはほんの一握りだとしても
#500色鉛筆の乱筆
December 20, 2025 at 8:34 AM
キーンコーンカーンコーン
終業の鐘の音が小学校に鳴り響く
帰りの前に友達と別れるのが惜しくて、目一杯遊んでいた子供達が、三々五々と校門に集まってくる
学童擁護員として眺めるこの光景は、何年見ても飽き足らない
校門の開閉と、道路を渡る学童の安全確保が、夕方の日課になっていた

「みどりのおばさん、さようなら」

校門を通るたびに、黄色い帽子を外し、腰を曲げて挨拶をする小学生

「はい、さようなら」
笑顔で旗を掲げて挨拶を返す

今日は晴れ渡る夕焼け空に羊雲が打ち寄せる
日が傾いて薄暗くなると白い雲はコバルト色に彩られる

最後の子供が元気よく外へ駆けたのを見て校門を閉めた
#500色鉛筆の乱筆
December 20, 2025 at 8:19 AM
ある国に姫が生まれた時のこと
国王に招待されなかった魔女は、怒りによって姫が糸車の針に刺されると延々と寝る呪いをかけた
呪いは成就して、姫は荊の中で寝続けることになる

この姫様こと眠れる森の美女が、まだまだ荊の中でぐっすりと寝息を立てている頃のお話

呪いをかけた張本人である魔女は、度々
お城の中で眠る姫を遠くから眺めていた
あくびを無意識に姫はほわぁっと吸う
呪いは強固なので自然的な生理現象と知ってはいた
ただ、この姫は生まれた時に、他の招待された魔女たちの祝福を浴びていたことを思い起こさせる
うとうと眠る姫に感じる静かな嫉妬
魔女がその感情を混じるのも無理はなかった
#500色鉛筆の乱筆
December 20, 2025 at 7:55 AM
ここは町外れの小高い丘
普段は散り散りになっている魔女たちは、満月の日にここに集まる
それはなぜか?
ウィッチクラフトという魔女のおまじないには、満月の光を使うものが多数あるからである
恋のまじない、仕事の願掛け、健康促進など、多種多様なのだ

今日は風が強いので、雲が流れて月明かりは輝いたり陰ったりと忙しない
魔女たちの影も、現れたかと思ったら消えてたりと、摩訶不思議な空気である

「さあ、みんな集まったかな」
しゃがれ声が聞こえたら、長老がふと現れて杖を一振りした
風は渦巻いて突風が吹くと、魔女のお気に入り帽子色がかっ攫われていく
そして、丘の上には帽子だけが残った
#500色鉛筆の乱筆
December 20, 2025 at 6:31 AM
ワインのテイスティング
それは、ワインそのものの特徴や品質を見極める技術のことである
目の前に置かれた一本のワインボトル
この中に封じ込められたワインはどのようなものか評価をしてお客様に出すのだ

まずは、見た目
このワインは濃い葡萄を使用しているから濃い黒色に近い
おりは出ていないので澄んでいる

次に香りを嗅ぐ
開けたでなので、フルーティな香りがする

テイスティンググラスを一回転させる
ワインはねっとりとグラスを伝う
これは砂糖が多く甘いワインだ

再び嗅ぐと、今度は芳醇な重みが出てきてる

そして、舌でワインを転がす
甘味と酸味が強い、渋みが少なくアルコールが強い
#500色鉛筆の乱筆
December 20, 2025 at 12:36 AM
12月に入ると、街は浮き立つ
ホリデーシーズンのイルミネーションが点灯するからだ
クリスマスのもみの木が建てられたり
日が沈む時刻が早いのにも関わらず、愉しむ姿勢がでる

今日はイルミネーションが有名な庭園にデートをする
5時を過ぎると既に日は沈んで暗くなっていた
定時に上がって急いで化粧室に駆け込む
ボサボサの髪を撫で下ろし、ボブアップに
乾燥に負けない乳液を叩き込み、キラキララメ入りで、顔は華やかに見えるだろう
そして、ここぞとばかりのルージュを出す
ルージュの色は、薄暗いイルミネーションでも負けないレベルの濃い紅だ

気合い十分!
本命デートの始まりである
#500色鉛筆の乱筆
December 20, 2025 at 12:21 AM
目の前の貴婦人が挨拶をしてきた
彫りの深い顔つきで外国人と察する
そして、ほんのりと香る異国の香りが神秘的に映った

「この香りは、ムスクか」
調合師は鼻がくすぐった最後の残り香、ラストノートが特別な動物からとれたものだとわかった

「麝香」という鹿は、遙か東の大陸に生きている
その腹の中に、香嚢というゼリー状の臭い液体が出てる部分がある
適切な手順で薄めれば、魅惑の香りになるのだ

この宮中でも、ムスクを手に入れようとしても、そうそう手に入らない
つまり、目の前の貴婦人は
神秘的で魅惑の香りを醸しつつ、
背後にいる人物は異国にツテがあり、財力もあると卒なく伝えたのである
#500色鉛筆の乱筆
December 13, 2025 at 1:50 PM
とあるオフィスの部屋
部下が、深刻そうに課長をチラチラ見ながら、俺に相談があると部屋の片隅に連れ出した

「あの・・・実はですね」
部下の声のトーンが低くなる
ゆっくりと真顔で語り出す

「課長のズラ、左に曲がってるんですよ」

思わず課長を二度見する
確かに、7対3の分け目が明らかに左にずれ曲がっている

思わず吹き出しそうになった口を、部下が必死に押さた

「これから、お客様がいらっしゃるんですよ!
課長は鬘のこと周りに伏せてるじゃないですか!
バレバレなのに!」

ズレてるズラに腹筋が持っていかれる
確かに課長のメンツを保ちながら、鬘のズレに指摘するのは難しかった
#500色鉛筆の乱筆
December 13, 2025 at 1:38 PM
天文学会の帰りのこと
教授はウキウキしながら何か箱を持って帰ってきた
大学の研究室に戻ると、教授は早速箱を出してきた

「限定すもも、太陽プラムだ」
黒箱に金色の墨で「山梨県産高級プラム」と達筆に書いてある

天文の学徒には、太陽というよりも皆既日食に映るようだ
一般に売られている未熟なプラムは光沢のある蘇芳色だ
対してこの箱に入ってる完熟なプラムは、ほんのり赤が入った漆黒の色である
まるですっぽり月に覆われていても仄暗く燃えている太陽のようである
白い網の発泡スチロールは、太陽の周りの光、コロナを模している

「いいっすね、エクリプススモモ」
教授はドヤ顔を決めた
#500色鉛筆の乱筆
December 10, 2025 at 11:26 AM
今日は親友の結婚式だ
小学校の頃から付き合いがある
式場の控え室では「クインテット」と呼びあっていた親友5人が揃った
進学を機に散り散りになってから、再び集まったのもこの結婚式ぐらいのものだろう

ブライズメイドの話が来た時は
「みんなと一緒に思い出を残したいから」と新婦からお願いをされた
皆がそれぞれ即答でOKをしていたそうなので、彼女の人望が厚いからだろう

当日はすらりとしたベージュのドレスで統一をとりながら、純白のドレスの両脇を固める
結婚式の参加者に向けて、細々とした準備の手伝いをして、こま忙しい

「お幸せに!」
親友を祝福するプライズメイドもまた幸せだった
#500色鉛筆の乱筆
December 10, 2025 at 10:16 AM
古代ローマでは、勝利へ導く女神をヴィクトーリアと呼ぶ
現代に至るまでシンボリックに信仰されてきた
勝利を意味する英語「victory」はこのヴィクトーリアが由来である

ヴィクトーリアの姿を見てみよう
古代ローマ時代に着ていた、トガと呼ばれる一枚布を巻いた姿
そこに白い翼が肩甲骨から生える
羽を伸ばした先は風切り羽まで凛として、天使を彷彿とさせる
右手には勝者に与えられる、名誉と栄光を示すローリエの冠を手に持ち
左手には、車輪が象られている槍を掲げる

運命や死からの勝利を掬い上げる女神なので、信仰は大変に厚く
世界各国ではヴィクトーリアの像が建立されている
#500色鉛筆の乱筆
December 8, 2025 at 12:05 PM
桜の花が散り葉桜の時期となったころ
薄紫色のライラックは春の盛りを示し合わせて満開に咲く

三つ葉の中に四つ葉のクローバーが紛れ込むように
ライラックの花冠の先が4つ尖っている中に、ごく稀に5つになってるものもある
五弁のライラックは「ラッキーライラック」と呼ばれ、幸運を招くといわれいる
ただし、黙っていないと効果がない

さて、ライラックの香りを嗅ぐとほろ苦い思い出が思い出す
入学式で初めて一目惚れをした人に告白をした所、「ごめんなさい」の一言で玉砕した
告った近くにライラックの優しい甘さが漂っていた
ラッキーライラックを友人に語ってしまったのが悪かったのかと反省する
#500色鉛筆の乱筆
December 8, 2025 at 10:20 AM
某国の城下町、今日は露天の市場が出てくる日だ
その中にフードを目深に被って、きょろきょろとあたりを物珍しそうに眺めている女の子がいる
ボロボロのコートに着古した布の黄ばみなど、見かけは露天商の娘のようである

しかし、よく身なりを観察すると、寄せ集めがわかる
フードから覗かせている髪は金色色のストレートヘアでさらさら
泥汚れもない真新しい革靴は滑らかに舐めしてあるのがわかる
つまり、高貴なお姫様がお忍びで城下町をお散歩しているのだ
お姫様の隠しきれない気品が溢れている

露天商たちもお姫様が公然の秘密でやってくると知っている
城下町の人も温かく見守るのが暗黙の了解であった
#500色鉛筆の乱筆
December 8, 2025 at 9:32 AM
お召し列車で揺られている某国の王子
列車が牧草地を抜けているこの区間で、ほっと息をつく
王子が窓の外を眺める様は人前に見せれるようなものでなく
大層退屈のようであった

お召し列車に乗る直前、ホームは王子を一目見ようと一般人でごった返していた
王子はにこにこと手を振って挨拶をした

これは民草が我が国の安寧に繋がるからして、王子としての義務である
「愛される王室」が必要だとはいえ、また愛想笑いで交わすのだろうか?
作り笑いで常日頃過ごしてきた
王子は自分の本当の笑顔とは何かと考えるようになってしまった

給仕係が紅茶を注いできた
ここでもスマイルを交わして虚しさが生まれた
#500色鉛筆の乱筆
December 6, 2025 at 1:56 PM
今日の羽田空港は夜霧が発生している
視程が著しく低く、運行できるかどうかのぎりぎりの濃度を行ったり来たりしていた

真夜中の空や雲の中にいるように、
地平線や地上の目印もほぼない状態でも、
パイロットは姿勢、高度、位置、針路の測定を計器のみで判断して、飛行できるよう訓練を課せられている
これは「計器飛行」と呼ばれる
なので、曇天の空でも平然と空を飛べるのはこの為である

ただし、離陸と着陸時に滑走路を視認できるかどうかは、パイロットの腕と判断次第である
百戦練磨の飛行しているとは言えパイロットは一番緊張するという

何事もなく運航すること
それがパイロットのプライドである
#500色鉛筆の乱筆
December 6, 2025 at 8:04 AM
舞踏会で踊るドレスで、高貴な方に向けてするお辞儀をカーテシーという

淑女たるもの、カーテシーの所作は必須
動作一つで滲み出るお家柄に、貴族達はひりついていた
淑女は常日頃から鍛錬と練習を重ねている
手の先、足の先まで隅々まで行き届いたカーテシーは、白鳥が舞い降りたように優雅に沈む

ここで、カーテシーのやり方を見てみよう
顎をを引き、目線を合わせた後に
頭を45度ほど軽く前に傾る
ドレスの部分を摘み、そっと引き上げる
右足を10cmほど引いて、左足に爪先をつける
そして、ゆっくりと膝を曲げ、
お辞儀の姿勢のまま体を下ろす

これで貴方も社交界に出れるかもしれない
#500色鉛筆の乱筆
December 6, 2025 at 7:01 AM
江戸時代は識字率が低く、教養のある一部の人が席巻していた
つまり、世間一般の町人は文字が読めず、書けないのである
そこで、「代筆屋」の出番である
今でいう行政書士の役割だ
代官所への書状や契約書を代わりに書く仕事をしていた
ただ、稼ぎが悪かったのだろうか
町人に対して「懸想文」という今でいうラブレターを代わりに書く仕事が流行った

「恋文を書いておくれよ!」
町娘にこう言われちゃあ名が廃ると代筆屋は筆を持つ
町娘の口頭を参考にしながら、恋文の推敲である
しかし、相手は文字が読めないとなれば、何を書こうか
夜通し途方に暮れながら机に向かっていると、空は東雲色になっていた
#500色鉛筆の乱筆
December 5, 2025 at 2:34 PM
ここは九州の宗像
遥か昔から大陸から来た人々は、朝鮮半島の突端から対馬を目印に日本の本州までやってきたそうな
故に、宗像は国際交流の玄関口として栄えた歴史がある

また、宗像三女神と呼ばれる神々は、無事に日本に大陸にと、往来する航路の安全を願って崇拝されている

沖津宮の田心姫神
中津宮の湍津姫神
辺津宮の市杵島姫神

この三柱が姉妹である
待てば海路の日和ありと
船員は彼女達に祈っていたのだ

穏やかに船を揺らす波は、
子守唄のように船員をあやし
また、荒く船を揺らす波は、
叱責のように船員を懲らしめる

今日も今日とて、
大海に抱かれる船乗りは彼女達を奉るのである
#500色鉛筆の乱筆
December 5, 2025 at 2:15 PM
今日は師走の大掃除の日
古い倉庫の中身を掻き出すことになった
粗大ゴミを運ぶ軽トラをレンタルして準備万端だ

この倉庫は曽祖父が建てたものだ
祖父、父と、親子4代にわたって、我が家のガラクタが詰め込まれてると容易に想像できる

物が貴重だった時代は「勿体無い」精神で蓄えていたの
しかし、今は違う
物で占拠した倉庫は無用の長物でしかなかった

倉庫を整理し始めると分厚い黒い布が出てきた
アカデミックガウンだ
羽織れば威厳が増す気がする
なんでも、祖父が卒業した時のものだそうな
頑固な祖父は意地で大学を卒業したそうなので、真新しいガウンに袖を通した瞬間誇らしいかっただろう
#500色鉛筆の乱筆
December 5, 2025 at 11:17 AM
脱出ゲームとは
とある場所に数人1グループとして入室し、閉じ込められる
グループは主人公となって、場所に隠された謎を解き明かし、無事に場所から出れるかどうかを楽しむゲームである

今回の脱出ゲームはお店にあるワンルームからの脱出である
グループはランダムマッチングで選ばれた6人
初めましての人同士が協力してこの部屋からの脱出を試みる

部屋には様々家具が配置されている
棚を動かしたり、箱を逆さまにしたり、ほぼ何でもありでヒントや道具を書き集める

銀縁眼鏡は閃きを告げる
「これとこれを組み合わせれば」
メガネの縁が鈍い輝きを放つ
「ほら、鍵になった」
一筋の光明であった
#500色鉛筆の乱筆
December 5, 2025 at 10:41 AM
「奥様、このドレスなんていかがですか?」
商人が王都で流行りのドレスを鏡の前で合わせてくる
身体のボリュームを出すように盛っているドレスが流行りらしい
帽子のデコレーションも華やかしく、スパコールやビーズを縫い合わせてある

「けばけばしい」

若奥様は苦々しく言い放った

着飾ってる姿はこの国一番と褒め称えられている若奥様の一言は、トレンドに敏感な貴族間で激震が走ったという

しかし、若奥様の気持ちはこうだ
最近では、旦那の子爵は物を与えることが多くなった
物で釣ろうとしている魂胆が見え透けている
容姿や物ではなく、私を見て欲しい

物憂げな横顔は誰も気が付いていない
#500色鉛筆の乱筆
December 5, 2025 at 1:51 AM
イノベーションが起きる時は必ず忌避と共に表れる
目新しいものことを見つけたら、まず警戒するのは人の防衛本能の性だ
順応した物事は脳の機微のある判断をスキップさせてくれるからである
故に、人は革新が起こると身を縮ませ、緊張する

しかし、ほんの8%の割合で、この反応とは真逆な革新者の好奇心の塊を持つ人達がいる
それは、新天地に向かった子孫の名残とも言われている

新しいもの好きは、彼方此方にアンテナを張り巡らせている
なにこれ?と好奇心の塊で、一般市民に浸透していないサービスや物を見つければ、試してみる
かのiPhoneも革新者によって、ガラパゴス携帯を駆逐するきっかけだ
#500色鉛筆の乱筆
December 4, 2025 at 1:31 PM
瞑想
瞑想とは、世界各地に行われている修行の一つである
仏教で言う「無我の境地」に至るのを目指す
煩悩や雑念といった脳の思考活動を止めて、「今」に集中する
そして、思考を落ちつかせる作法なのだ

古来からバラモン教、仏教、ヨガと東洋哲学の中に何千年と息づいていた
最近では海外から「マインドフルネス」と呼ばれ、日本に逆輸入されている

具体的に瞑想は
呼吸の仕方、身体を動かす、炎や曼荼羅を見つめ続けるなど、行動そのものに注視する方法
また、心身の有り様や身体、呼吸を観察してただ受け流す方法等もある

瞑想の無の中で、脳波を測定するとθ波を出していることから、科学的根拠もある
#500色鉛筆の乱筆
December 3, 2025 at 11:04 AM
室内にある水族館の大水槽では、日中や夜間の時間帯を再現するために、照明の強弱をつけて照らしている
最近のLEDのライトの光は、自然光に近づけて、自動的に光量を調整しながら輝き続けるので、魚達の体調も優れていることも増えているそうな

一方で、水槽から観察する部屋は逆に暗くしている
そうすれば、魚からはガラスから反射した光によって何も見えない
つまり、人間の視線を魚たちから守ることができる利点がある
神経質の魚が気楽に生活でき、かつ、観察する我々は見やすいような工夫である

今日も照明を焚いた
水面から海底に届いたモーニングコールだ
魚達は元気に泳ぎ始めていた
#500色鉛筆の乱筆
December 3, 2025 at 9:31 AM