黒ウサギ丸
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#妖怪
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料亭の怪異
広島県尾道市の料亭で起きた怪異。明治38年(1905年)8月18日の「中国」で報じられている。尾道の海に面したある料亭では、酔って寝た客が深夜にふと目を覚ますと天井から白い女の手がぶら下がっていることがある。驚いて立ち上がると手は消えるが、客はとても寝ていられず逃げ出してしまう。このようなことは何度かあり「料亭の怪異」と呼ばれたが、原因は不明だったという。

「日本怪異妖怪辞典 中国」より
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まっすぐさん
宮城県のある女子校に現れるという怪異で、この学校では夜中、廊下を鎌を持った真っ黒なものがまっすぐに、猛スピードで走っていくという。不思議な世界を考える会編「怪異百物語3」に載る。

「日本現代怪異辞典」より
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ヤコの鋸引き
佐賀県伊万里市大川内町でいう怪音。山中から木を代り倒す音、石の転がる音が聞こえてくるという。

「日本怪異妖怪辞典 九州・沖縄」より
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赤レンガ庁舎の霊
現代に伝わる怪異。札幌市中央区にある北海道庁。現在の道庁のすぐ隣にはかつて本庁舎として使われていた赤レンガ庁舎と呼ばれる建物があり、この赤レンガ庁舎を背景にして写真を撮ると、建物の窓に不気味な顔が写り込むことがある。これは開拓期において弾圧され、この地から追い払われたり、犠牲になったアイヌたちの霊だと言われている。

「日本怪異妖怪辞典 北海道」より
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二日目夜の部edに提出した素材がこちら
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魔の池
広島県山県郡芸北町(北広島町芸北地域)に伝わる話。砥石郷の山麓にある魔の池に子を投げこむと、波が騒いで吸い取られ、150日後に島根県益田市の「酒屋の池」に杓子が浮かび上がるという。

「日本怪異妖怪辞典 中国」より
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町のキヲツケお化け
髪が長くて目が大きく、青白い顔をした人間のような姿をした怪異で、ある公園に出現し、目が合うと気を付けの姿勢をしたまま遅いようで速いスピードで追いかけてくるという。常光徹著「学校の怪談8」に群馬県からの報告として載る

「日本現代怪異辞典」より
とまる一羽の白い小鳥を人々は目にするようになった。その山を吼牛山(もうしやま)と呼んでいる。

「日本怪異妖怪辞典 九州・沖縄」より
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牛鬼
長崎県長崎市に伝わる鬼。三股太夫という長者の下で牛番として働く道太郎という男がいた。この道太郎に三股太夫の娘が恋をしてしまい、三股太夫は道太郎を辞めさせようと思ったが道太郎は働き者で人柄も良く、辞めさせる理由がなかった。しかしある日道太郎は山で子牛をなくしてきてしまい、三股太夫は道太郎に子牛を連れ帰ってくるまで戻ってくるなと追い出してしまう。その後子牛は自力で戻ってきたが道太郎は帰って来ず、三股太夫の娘も道太郎を追って山へと入ってしまった。数年後、三股太夫の家の裏山で牛の鳴き声をあげる鬼とその鬼の肩に
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アシトマチカㇷ゚
アイヌに伝わる妖怪。子どもが言うことを聞かぬ場合、脅かすために使うお化けの名前。知里真志保著「分類アイヌ語辞典 植物編・動物編」にある。「アシトマ」は「恐ろしい」「チカㇷ」は「鳥」であるため「恐ろしい鳥」という名前になる。

「日本怪異妖怪辞典 北海道」より
速さで車を追いかけ、追い付くとその後ろのガラスに飛びついて車をスピンさせて事故を引き起こしたとされる。

「日本現代怪異辞典」より
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ターボババア
高速道路に出現し、走る車を四つん這いで追いかけてきて、追い付くと横にぴったりとついて並走するという老婆の怪異。その背中には「ターボ」と書かれた紙が貼ってあるという。この話は学校の怪談編集委員会編「学校の怪談大辞典」に載る。また渡辺節子他編町「夢で田中にふりむくな」には「ターボばあちゃん」という名前で右の話とほぼ同様の話が載るが、舞台は兵庫県の六甲山となっている。また同書には「着物の老人」という名前で、福岡県に出現したという四つん這いで車を追ってくる老婆の怪が載っている。この老婆は灰色の着物を着ており、ものすごい
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チンチンコワヤ
柳田國男「妖怪談義」にある。兵庫県福崎町で暮らしていた柳田國男は幼少期、泣くとチンチンコワヤがやって来ると言われていた。これはよく考えてみると夜蕎麦売りの声色であったと柳田國男は述べ、親が子どもの「なぜ?」にこたえるために急ごしらえで付けた名前の一例として挙げている。

「日本怪異妖怪辞典 近畿」より
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一目小僧(ひとつめこぞう)
福井県坂井郡鷹巣村(福井市)の話。郵便屋が、ある坂にさしかかると一目小僧が立っていて「わしはお腹が減ってぺこぺこだから、お前を食べてやる」と言ってきたので郵便屋は「この電報を必ず持っていかなければならないから、どうか帰り道に食べて下さい。帰りもこの道を通りますから」と答えると郵便屋を許して見逃した。郵便屋が電報を持っていった先で事情を話すと、そこのおばさんが御膳様(詳細不明。仏前に捧げられた飯のことか)を食べさせたので、帰り道では一目小僧と会わずにすんだのだという。

「日本怪異妖怪辞典 中部」より
村々では「狐踊り」を禁じたようで、その旨を記載した文書が複数確認できる。

「日本怪異妖怪辞典 関東」より
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狐踊り
ふしぎな遊び。狐を呼び出して幣束をもっているひとに憑けたあと、みんなで歌をうたうと、そのひとがふしぎな踊りをしたという。「稲荷踊り」とも。神奈川県藤沢市では幕末から明治のころまで若者も年寄も普段遊びで集まったりしたときに、しばしばこれを実行しては楽しんでいたという。幣束を持ったひと(踊りをおどる人物)の背中を3回叩くと憑いた狐は帰って行き、正気に戻るというが、女性が踊るときに雄の狐が憑いてしまった場合、なかなか離れないこともあったという。明治5年(1872)4月ごろ、狐などを用いた巫術などが政府によって禁じられたことを受け
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「ホタル(蛍)」です
(絵はゲンジボタル)

最大2㎝程のホタル科の甲虫で
腹部の先端が光ることで知られています

淡く光りながら夜空に舞う姿は
古来から亡くなった人々の魂が化身したものとして畏怖され
捕ることを忌む俗信が全国的に見られます

他に
⚫︎家に入るとお客が来る(広島県等)
雨が降る(愛知県等)火事になる(岡山県等)
⚫︎多い年は豊作(栃木県等)凶作(山形県等)
⚫︎季節外れのホタルは家に死人が出る凶兆(静岡県等)
⚫︎摘むとおできが出来る(秋田県等)

等、迷信・俗信が多く見られ

徳川・武田の武将達、明智光秀一族、源頼政等
無念を抱いて亡くなった武士達の魂だともされています
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銀毛の古狸
広島県庄原市高町に伝わる妖怪。小場谷に住んでいた年頃の美しい娘が何者かに恋をした。夜に外出した娘を家人がつけると美しい月光の下、野原で銀毛の古狸とさも楽しげに恋を語らっていた。その数日後、娘は行方不明となり、近くの松の木で首を吊っているのが発見された。
一方古狸は池で水死していたという。

「日本怪異妖怪辞典 中国」より
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大目玉
ある日、一人の子どもがソフトボールが終わって帰ろうとして空を見たら巨大な目玉があったという怪異。学校の怪談編集委員会編「学校の怪談16」に、静岡県浜松市からの投稿として載る。

「日本現代怪異辞典」より
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きょうの妖怪 #和漢百魅缶 通算8355体目【義太夫狐】裃をつけて見台を据えて浄瑠璃を語ってるかたちの狐で、土人形のおもちゃなどにみられるもの。 koorinteihyousen.blog.shinobi.jp/Entry/6481/
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大ネズミ
福岡県鞍手郡若宮町浅ヶ谷(宮若市山口浅ヶ谷)の猫塚の伝説に登場する100年以上は生きたと思われるネズミで、鞍手、宗像(むなかた)、遠賀(おんが)から集まった猫たちと争い、退治された。

「日本怪異妖怪辞典 九州・沖縄」より