まめ書房 -沖縄の本と工芸-
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神戸岡本にて「沖縄の本」を専門に扱う小さな書店です。 新刊・古書の他、沖縄の工芸品や食品なども。 open 11:00〜19:00 / 定休日 水・木
📍神戸市東灘区岡本1-12-26 マンション藤105
📞090-8209-3730 ✉️[email protected]
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【10月のスケジュールのお知らせ】
10月24日(金)〜29日(水)は『ライオンロードⅣ 若山大地 石獅子展』を開催、期間中は無休です。
その他は平常通りの営業となります。
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定休日 水・木/OPEN 11:00〜19:00
神戸市東灘区岡本1-12-26 マンション藤105
阪急岡本駅🚶🏻2分 JR摂津本山駅🚶🏻5分
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#まめ書房 #mameshoboinfo
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(続き)→ 著者の南ふう氏は、学者や研究者ではない一般人。
しかし王朝時代の歴史書から明治大正期の写真まで多くの資料にあたり、また風水思想や太陽信仰、古代中国の測量法、龍柱の向きの謎…など様々な”寄り道”での知見も得て、首里城に存在する「二つの軸」を浮き彫りにしていきます。
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果たして首里城正殿が向く先に何があるのか?
広い視野と尽きない好奇心を持つ著者が、図書館やネットを駆使し、また現場へ足を運んで独自の説へと辿り着く道すじを、読者もワクワクしながら伴走できる一冊。
首里城再建が成った暁には、ぜひ本書を片手に訪れてみたいです。
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2019年の火災で焼失した首里城。
その後再建工事が進み、先日はついに正殿の姿もお目見えしたそう。
ところでこの正殿、手前にある奉神門や浮道に対して少し斜めに建っている事に気づき、違和感を覚えた方もおられるのでは?
こちら『首里城の二つの軸』は、その”斜め”の謎に迫る一冊です。
(続く)→
#首里城の二つの軸 #南ふう #ボーダーインク #首里城 #沖縄本
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(続き)→ 書籍『那覇10.10大空襲』(1984年刊)は、大田昌秀氏が日米の膨大な資料を収集・研究して空襲の全容を浮かび上がらせた力作。
米軍の作戦記録や司令官の証言から、綿密な計画とその狙いが明らかに。
一方の日本軍の過信と油断、住民の混乱、軍・民間の被害状況も見えてきます。
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他に『沖縄を襲った米大艦隊』は空襲時の両軍の動向を細かく検証。
『続・沖縄戦を知る事典』は、那覇の被害の様子をわかりやすく解説。
『戦禍を生き延びてきた人々』には空襲体験者の生々しい証言が。
10.10空襲は、後に「ありったけの地獄を集めた」と言われる凄惨な地上戦の前哨戦だったのです。
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81年前の今日・まさに今、沖縄は未曾有の大規模空爆を受けていました。
1944年10月10日に米軍が行った通称「10.10空襲」で、早朝から5回・のべ1,000機以上の艦載機が沖縄各地を無差別爆撃。
那覇の街は炎に包まれてその9割が焼失、奄美・宮古・石垣でも港や飛行場が壊滅しました。
(続く)→
#那覇1010大空襲 #大田昌秀 #久米書房 #沖縄戦 #沖縄本
#沖縄を襲った米大艦隊 #続沖縄戦を知る事典 #戦禍を生き延びてきた人々
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(続き)→ ①『ガマ —イクサバの記憶』は、1972年〜2021年にかけ取材したガマの写真集。
掘り出された大量の遺骨や生々しい遺品が、一瞬で過去と現在を繋ぎます。
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②『ガマ 遺品たちが物語る沖縄戦』は、ガマに残された遺品を手がかりに沖縄戦を描く3編の小説集。
いずれの物語も実在の人物がモデルです。
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③『ぼくが遺骨を掘る人「ガマフヤー」になったわけ。』は、沖縄で1982年から遺骨収集を続ける具志堅隆松氏の著書。
氏は培った技術と知識で遺骨を丁寧に発掘・検証し、死亡原因や当時の戦況まで明らかに。
遺骨もまた「沖縄戦の証言者」なのだとわかります。
私達はその声に耳を傾けねばなりません。
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映画『宝島』で、沖縄のガマ(洞窟)に入った登場人物が、そこに散らばる沖縄戦の遺骨を見て恐怖が蘇り、もがき苦しむシーンがありました。
実は今現在も沖縄各地のガマには多くの遺骨が眠っており、未収骨は2,600体以上とも。
そんなガマと遺骨に関する本をご紹介します。
(続く)→
#ガマ #イクサバの記憶 #遺品たちが物語る沖縄戦 #ぼくが遺骨を掘る人ガマフヤーになったわけ #沖縄本
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(続き)→ 曲の最後のリフレインの歌詞、94年の『ウチナージンタ』では原曲通り「沖縄を返せ/沖縄を返せ」と唄いますが、97年の『チバリヨーウチナー』では「沖縄を返せ/沖縄へ返せ」と変えているのです。
きっかけは95年に起きた米兵による少女暴行事件でした。
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大工氏は返還後も続く米兵犯罪や基地問題に対する、日本の人々の無関心を目の当たりにし、「沖縄を誰に返すのか。沖縄の人に返してほしい」と感じたそう。
映画『宝島』を観た方なら、「沖縄へ返せ」というこの一言に、胸の張り裂けるような想いが込められている事がわかるでしょう。
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映画『宝島』中盤、日本復帰運動の集会シーンで人々が合唱していた歌「沖縄を返せ」。
これは1950〜60年代に内地で行われた「沖縄返還大行進」などで唄われ、復帰運動のシンボルとなった曲。
八重山民謡歌手の大工哲弘氏は、2枚のアルバムにこの曲を収録していますが、実は歌詞にある違いが。
(続く)→
#沖縄を返せ #チバリヨーウチナー #大工哲弘 #音楽センター #沖縄音楽
#まめ書房 #mameshobomusic
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(続き)→ 特徴的なのが、全体220ページの後ろ半分を全て、明治以降の近現代史に割いている事。
明治の自由民権運動、沖縄戦での日本軍による住民スパイ視と加害、戦後の米軍統治下での伊江島の土地闘争や宮森小学校への米軍機墜落事故、そして日本復帰運動などを、絵や写真と共に詳しく描写しています。
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本書の刊行は1980年、日本が好景気に浮かれだし、戦争や戦後の実感が失われ始めた頃。
そんな時だからこそ、琉球処分・沖縄戦・米軍統治と続いてきた沖縄の苦難の道のりをきちんと伝えようという、編者らの決意が感じられます。
こうした歴史を蔑ろにする為政者には、未来の道は開けないでしょう。
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こちら『沖縄の歴史ものがたり』(1980年刊)は、当時の沖縄の教員ら20余名が編集委員会を組織し、執筆・編集した琉球・沖縄史の本。
石器時代から現代までの出来事を7章22の項目で取り上げ、小学生にも読みやすいよう物語仕立てにしたり、当時の子どもの目線で描くなど、記述が工夫されています。
(続く)→
#沖縄の歴史ものがたり #沖教組 #日本標準 #沖縄本
#まめ書房 #mameshobobooks
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話題の映画『宝島』。
7月に試写を、先日再度一般公開を観ました。
上映時間191分をかけてスクリーンに描かれる沖縄の1952年〜70年の姿に、様々な想いが胸をよぎりました。
10/12(日)22:00より、Xのスペースにてホリーニョさんと感想を語ります。
ぜひお聞きください。
リンクはこちら👉 x.com/i/spaces/1Yq...
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#宝島 #HEROsISLAND
#まめ書房 #mameshobomovie #mameshoboinfo
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(続き)→ ②『ロックとコザ』にはロックバンドのリーダー・喜屋武幸雄氏が登場、普段米兵を相手に演奏し、友人さえいる自分がなぜ暴動に加わったのかを語ります。
③『つながる沖縄近現代史』のコラム「沖縄アイデンティティにとってコザ蜂起とは?」では、事件の背後に隠された二つの意味について考察。
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映画『宝島』で初めてこの事件を知った、そして日本とはまるで違う沖縄の戦後の様子に驚いた…という方も多いでしょう。
どうかこれらの映画や本を入り口に、沖縄の近現代史に触れてみてください。
沖縄の戦中・戦後は遠い事柄ではなく、まさに今の私達の社会と地続きなのです。
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映画『宝島』で描かれた1970年沖縄の「コザ暴動(コザ騒動/コザ蜂起)」。
米軍の圧政に苦しむ人々の怒りが爆発した、この事件に関する本をご紹介。
①『沖縄少数派』の一章「実録・コザ暴動」では、著者が体験した事件当夜の緊迫した状況と、背景となる当時の沖縄社会や米軍の動きを解説。
(続く)→
#沖縄少数派 #ロックとコザ #つながる沖縄近現代史 #コザ暴動 #宝島 #沖縄本
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(続き)→ 氏は1965年に広告デザイナー名義で那覇に入港。
税関で「米軍にカメラを向ければ命の保障はできない」と釘を刺されます。
日本復帰行進の取材中、米軍車両が女児を轢き殺した現場に出くわした際は、行進参加者が米兵の気を逸らした隙に、密かに現場を撮影。
見つかれば命はないと覚悟したそう。
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また1967年の取材では米軍にカメラを奪われ「あなたの生殺与奪の権利は我々米軍にある」と脅されるも、沖縄の人々の協力で米軍の目をかいくぐり、沖縄を脱出。
怯えを感じる筆致から、当時のデモや取材が本当に命がけだった事がわかります。
『宝島』で描かれた時代の空気感が伝わる、貴重な記録です。
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映画『宝島』の舞台、戦後の沖縄。
強権で沖縄を統治する米軍は当初、日本の報道機関の来沖を厳しく制限していました。
こちら『戦場が見える島・沖縄』(2015年刊)では、東京のジャーナリスト・嬉野京子氏が1960年代の沖縄に”潜入”して体験した、圧政下での緊迫した取材状況を振り返ります。
(続く)→
#戦場が見える島沖縄 #嬉野京子 #新日本出版社 #沖縄本
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【10月のスケジュールのお知らせ】
10月24日(金)〜29日(水)は『ライオンロードⅣ 若山大地 石獅子展』を開催、期間中は無休です。
その他は平常通りの営業となります。
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定休日 水・木/OPEN 11:00〜19:00
神戸市東灘区岡本1-12-26 マンション藤105
阪急岡本駅🚶🏻2分 JR摂津本山駅🚶🏻5分
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(続き)→ 「アーサ塩」は、さっぱりした塩味と沖縄の海藻・アーサの香りがベストマッチ。
「チーズ胡椒」は、チーズのコクと胡椒の刺激が、ビールのお供にピッタリ。
しつこさのない軽い食感と相まって、食べ始めると止まりません。
もちろん保存料・着色料・化学調味料は不使用。
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宜野湾市・株式会社あかゆら代表の姜斗連(カン・ドゥリョン)さんが、皆の大好きな島豆腐をどこでも手軽に食べられるようにできないか…と試行錯誤の末、完成させた『島どうふチップス』。
沖縄伝統の食文化に、新たなアイデアを加えた逸品です。
ぜひご賞味ください。
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沖縄より、『かんさんの島どうふチップス』が再入荷!
琉球王朝時代より人々に愛されてきた「島豆腐」から生まれた、ユニークなスナックです。
味付けは「アーサ塩」と「チーズ胡椒」の2種。
食べれば、パリっとした歯応えと共に島豆腐の風味が口いっぱいに広がります。
(続く)→
#かんさんの島どうふチップス #島どうふチップス #あかゆら #島豆腐
#まめ書房 #mameshobofoods
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(続き)→ 「アーサ塩」は、さっぱりした塩味と沖縄の海藻・アーサの香りがベストマッチ。
「チーズ胡椒」は、チーズのコクと胡椒の刺激が、ビールのお供にピッタリ。
しつこさのない軽い食感と相まって、食べ始めると止まりません。
もちろん保存料・着色料・化学調味料は不使用。
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宜野湾市・株式会社あかゆら代表の姜斗連(カン・ドゥリョン)さんが、皆の大好きな島豆腐をどこでも手軽に食べられるようにできないか…と試行錯誤の末、完成させた『島どうふチップス』。
沖縄伝統の食文化に、新たなアイデアを加えた逸品です。
ぜひご賞味ください。
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(続き)→ 沖縄の珊瑚由来の石・琉球石灰岩を素材とし、伝統の魔除け「石獅子」を彫り続ける、スタジオde-jinの若山大地。
4回目となる「ライオンロード」の展示では、獅子像のルーツであるエジプトのスフィンクスや沖縄のシーサー、さらに新たな国々を含め世界の獅子たちが石獅子となって登場します。
どうぞお楽しみに。
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【10月のイベントのお知らせ】
『ライオンロード Ⅳ スフィンクスからシーサーまで 若山大地 石獅子展』、まめ書房にて開催します!
会期:2025年 10月24日(金)~29日(水)
11:00~19:00 期間中無休
作家在廊日:25日(土) 15:00~・26日(日) 終日
(続く)→
#石獅子 #ライオンロード #若山大地 #スタジオde-jin #シーサー
#まめ書房 #mameshoboinfo
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(続き)→ 本書は主に1970〜71年に琉球新報に連載された同名記事をまとめたもの。
戦後の沖縄で使われた典型的な言葉、すなわち米軍による統治を象徴する物や人・施設や制度・社会問題や市民運動などを取り上げ、詳しく解説しています。
本題と関連して書かれた、箸休め的なショートコラムも見どころ。
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本書から見えてくるのは、私達が知らない”アメリカ世(ゆー)”の様々な混乱や圧政の苦しみ。
またその中を、時に声をあげ抵抗し、時に上手く立ち回りながら、たくましく生き抜いた沖縄の人々の姿です。
そして映画『宝島』からもわかるように、この時代の沖縄の状況は、現代とも地続きなのです。
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話題の映画『宝島』の舞台は、1950〜70年代の沖縄。
「戦果」「Aサイン」「復帰運動」など、米軍統治下ならではの事象が散りばめられていました。
映画を観て、それらの意味や状況がよく分からなかった…という方におすすめしたい書籍がこちら、『ことばに見る沖縄戦後史①・②』です。
(続く)→
#ことばに見る沖縄戦後史 #琉球新報社 #ニライ社 #沖縄本
#まめ書房 #mameshobobooks
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(続き)→ 本書では、絵に描かれた様々なシーンを取上げ、それらが実際の沖縄戦では何処でどのようにして起き、誰が犠牲となったのかを詳細に解説。
位里・俊両氏が、沖縄戦で生き残った体験者への聞き取りを重ね、人物の服装や道具などのディテールまでも忠実に描いていった様子がわかります。
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またこの絵に取り組む際の位里・俊両氏の決意や、沖縄の人々との交流、絵を収蔵・展示する佐喜眞美術館の館長・佐喜眞道夫氏との出会いなども追い、作品の背景がわかります。
もしあなたがまだ『沖縄戦の図』を未見なら、ぜひ佐喜眞美術館を訪れ、この絵から発せられる”声”に耳を傾けてください。
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丸木位里・丸木俊両氏が描いた連作絵画『沖縄戦の図』。
映画『宝島』主演の妻夫木聡さんも「この絵を通して当時の沖縄の人達の声を聞いた。涙が出て動けなくなった」と。
こちら『ドキュメント『沖縄戦の図』全14部』は、この絵の制作過程や描かれた内容を通し、沖縄戦の実態を紐解く一冊。
(続く)→
#ドキュメント沖縄戦の図全14部 #河邑厚徳 #岩波書店 #沖縄戦 #沖縄本
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