@marine0w0.bsky.social
27 followers 23 following 2.1K posts
しがないド底辺文字書きBBA ここでは今はぼ喜多(ぼ攻×喜多受固定厨)しか語らん
Posts Media Videos Starter Packs
marine0w0.bsky.social
……喜多ちゃんは私に色々なことを教えてくれる。それはもう本当に手取り足取り、懇切丁寧に。おかげでミジンコ以下が少しずつ、ほんの少しずつだけど成長してる気がする。ただ過酷ですぐ溶けてしまいそうになる。そんな私に喜多ちゃんは「大丈夫、ひとりちゃんなら出来るわよ」と笑って励ましてくれる。その優しさと笑顔に私の心臓はまるで別の生きものになったみたいに暴れ出す。目はどんな動きも見逃さないように追うし、距離が近い所があるから鼻はずっと良い匂いを嗅いでしまうし、耳も声を聞き逃さないように集中してしまう。こ、これって、病気なのかな!?今すぐ病院に行かなきゃだけど、喜多ちゃんと練習する時間が減るのは嫌だなぁ。
marine0w0.bsky.social
ありがとうございます……秋葉原の30MPのやつ見たかったんです……!!
marine0w0.bsky.social
「……うん、けど、もう平気。郁ちゃんがいれば、私の居場所はココにあるって、そう思えるから」

だいすきだよ、そうして彼女の腕から伝わる想いに、私は次第に涙が溢れ出す。少しすると彼女の腕が離れていき、私の目元に指先が触れた。

「郁ちゃん、ちょっとこっち見てよ」

本当は今の顔は見られたくないけど、言われるままに彼女の方を向けば真っ直ぐな蒼の双眸が私を見た。

「ん……」

それから唇が重なって、また涙が頬を伝っていった。
marine0w0.bsky.social
それが止まり、やがて同じ目線くらいになって、目と目が合った。

「ホントだ、これなら郁ちゃんと同じになれるね」

ひとりちゃんはそう言って嬉しそうに笑った。すき。すき。だいすき。いつからか遠くなってしまったその顔が近い。少し手を伸ばせばあなたの頬に触れられる。

「……おいてかないで」

口をついて出た言葉に彼女は目を見開き、次には優しげに細められた。

「じゃあ、ちゃんと掴んでて……郁ちゃんが私を掴んでずっと離さないようにしてよ……」
「……いいの?」
「郁ちゃんが望むなら私にあげられるものは全部あげるよ、なんならギターも捨てる」
「っ……!だめっ!それはひとりちゃんの、」
marine0w0.bsky.social
昔は同じ目線くらいにあって、目も合わせるのもやっとだった。それがいつからか、少しずつ目が合うようになって、見上げるようになってた。階段を登って行く時にふと振り替えてみる。どうかした?と彼女が聞いてくるから、あのね、と、そう言葉を切り出す。

「前はこうして私の方がほんの少しだけ背が高かったでしょ? それに全然目を合わせてくれようとしなかったから、大変だったわ」
「ああ、その節は大変ご迷惑を……あの、それが何か……」
「んー、今じゃ見下ろすばかりだから階段からひとりちゃんを見るとちょうどいいなって思って」
「なるほど」

トントン……と私の後に段差を上がる音が、心臓の鼓動と重なる。
marine0w0.bsky.social
君と集まって星座になれたねぼ喜多ちゃん……
marine0w0.bsky.social
もう無理やば無理可愛過ぎる
marine0w0.bsky.social
暑過ぎ。無理、死ぬ。だから休みは絶対家から出たくない。よし、ギターを弾いて過ごそう……って、いつも思っているのに良くも悪くも喜多ちゃんが家までやって来て私を連れ出そうとする。

「ひとりちゃーん、いい加減に押入れから出て来てー」
「嫌です、今日は絶対に出ませんから!」

このやり取りを喜多ちゃんが来る度にやってる。そして結局は私が力負けして引きずり出されるんだ。ミジンコ以下が陽キャに勝てるはずが無い。

「陽キャは関係無いわよ」
「エスパー!?」
「今日はそこの海に行きましょ」
「え?」
「だって水の中なら暑くないでしょ」
「っ……」

喜多ちゃんはそう言って私の手を引く。
marine0w0.bsky.social
可愛い。リップ音を鳴らして額に口付けをする。本当は関係をバラしたい、でも郁ちゃんは活動の足枷にはなりたくないと言うから世間には今でも仲の良い友人として通している。お互いお揃いの指輪を首から下げてるのも、ささやかな抵抗だったり。

「余所見なんてさせないから」
「元々郁ちゃんしか見えないから無意味だってばぁ……」
「じゃあ……もっと、」

ひとりちゃんでいっぱいにして、そう言っておねだりする彼女に、私は全身全霊で抱きしめるのだった――。

# ハグの日 ぼ喜多
marine0w0.bsky.social
だからひとりちゃんが好きなだけ抱きしめて良いわよ、と、郁ちゃんは私の背中を軽く撫でた。その瞬間に……私の目から涙がこぼれ落ちた。

「ちょっと、何で泣くのよ……」
「だっ、て……郁ちゃんが優しい、から……」
「ふーん、それはいつも優しくないって意味かしら」
「っ、違う!!」
「声でかっ、ふふ……分かってるわよ、でもそれはひとりちゃんもでしょ」
「え?」
「こんなに私のことを世界一ヤキモキさせて、世界一甘やかしてくれる人なんて、ひとりちゃん以外居ないわ」
「ヤキモキ……ああ、嫉妬ですね」

私は郁ちゃん以外眼中に無いのに……って、何度も伝えてるけど子どもみたいに嫉妬してくれる。
marine0w0.bsky.social
昔はハグ……というより、近付かれるだけでビクビクしたり抱きつかれると溶けたりと散々だった、けど、今は落ち着くというか、彼女が私を"私"としてちゃんと肯定してくれる。ギタリストのBocchiではなく、ギターヒーローではなく、後藤ひとりとして、受け止めてくれる。

「郁ちゃん、ありがとう」

そう伝えたら当然分からないって顔をする彼女に、小さく笑って何でもないと言っては後ろから抱きしめた。料理中は止めてと言われてたけれど、今この気持ちは収まりそうにない。するとスイッチを切る音がした。郁ちゃん?そうして問いかける前にぎゅっと抱きしめ返される。

「今日はハグの日なんだって」
marine0w0.bsky.social
それが例え地獄への片道切符だとしても、君となら何処まで落ちても良いやって思ってしまう。地の果てだろうと、海の底だろうと、君が居るなら何処だって構わないかな。

「ひとりちゃんって偶に重たいこと言うわよね」
「嫌ですか?」
「ううん、寧ろ嬉しい。私だけだと思ってたから」

彼女の瞳は鈍い光を灯しながら私を見る、そこに映る私も、同じ顔をしていた。
marine0w0.bsky.social
今日は誰も居ないから私が出なければいけない。ひとりちゃんのことを考える時間を邪魔されたのは少々不服だけど、気持ちを切り替えられるきっかけになったのは幸いか。いずれにせよ喉も渇いていたからいっか、と、そのまま足早に玄関まで行き、ドアを開けた。

「き、喜多ちゃん……」

目の前に立ってたのは、小さな袋を片手にぎこちなく笑うひとりちゃんだった。えっ、と、声が出た後に彼女の名前を呼んで「なんで、どうして」と聞いていた。

「あっ……今バイトの帰りで……それで多分勉強を頑張っているだろうから、少しでも息抜きになれば、って……」
「っ……そう……なのね」

ああ私に会いたかった訳じゃない、のか。
marine0w0.bsky.social
今年の夏は受験生だからって予備校に行くのは避けられたものの、練習以外は勉強の時間にあてている。去年の今頃は友人と出かけたりバンドとして動き回っていた、それからもう1年経ったのか、と。机の上に置いている写真を横目に眺めながら溜息をつく。

……ひとりちゃんに会いたい。

恋人になってからは、毎日彼女と会うのが楽しみで、少しでも同じ時間を過ごせることが、本当に嬉しくて仕方なくて。相変わらず突拍子のない言動はあるが、その不器用な優しさに私は――救われている。取り繕う必要がない、ありのままの自分を、晒せるから。

ピンポーン。

ふとインターホンが鳴ったので思考を打ち切って立ち上がる。
Reposted by 蒼
marine0w0.bsky.social
鼻先をくっつけてくるのは狼の愛情表現らしいんだけど、これが少しくすぐったい。この姿の喜多ちゃんは本当に、よく甘えてくる。狼ってもっと怖いイメージあったけどこれじゃあ、

「(ジミヘンみたい)」

なんて言えるはずもないから代わりに苦笑いする。その考えを見透かされたのか、次の瞬間にはがぶりと甘噛みされた。おかげで私も魂現を引っ張り出されてしまい、恨めしげに睨んだら、狼は静かに目を細める。

それはまるで、獲物を捕らえんばかりに獰猛な――そして、懇願するような眼をしていた。

「っ……挑発、してるんですね」

その問いに狼は、尾を振るだけだった。
……ああ本当に酷い獣(ヒト)だ。
marine0w0.bsky.social
某コラボの撮影後、喜多ちゃんが私の手を取っては手袋越しにやわやわ触ってくる。ちょっとくすぐったい。でもそれをかれこれ数十分やるから、流石に着替えたくなって恐る恐る声を掛けてみる。

「ねぇ……き、喜多ちゃん……」
「んー?なぁに?」
「そろそろ着替えないと……これ、借り物だし……」
「……もうちょっとだけ、だめ?」
「いやだめじゃな……いやいやいやダメですって」
「むー……ひとりちゃんだって私の方ずっと見てたクセに」
「ぅ……だって……」

見慣れない格好な上に、立派に業務をこなす姿がカッコ良くて何度も目を奪われてしまうし、彼女は本当に何でも着こなしちゃうから、ズルい。
marine0w0.bsky.social
この間フォロワーさんに見せたばっかり!!タイムリー!!
Reposted by 蒼
samedaikondx.bsky.social
アイドル喜多とギタリスト後藤の熱愛報道無限に見たい
marine0w0.bsky.social
かわうそさんのネタを書かせてもらいました
無価値なものなので消します
Reposted by 蒼
puheng.bsky.social
러프 그리면 오래 걸린다고 생각해서 거의 원터치로 그려왔는데 오히려 이렇게 그리는게 작업속도가 더 빠르네 ㅈㅉ지금까지의 그림인생을 부정 당한 기분
marine0w0.bsky.social
ワイの兄妹、名前の終わりが○○きなんですが、ワイだけ違うの……あと小学生で習わないから書けないのなんの……そして母もワイの名前書けない、オイこらくらすぞきさん
marine0w0.bsky.social
「!??!?推しに名前呼ばれただけでなくいじって貰えた、だと……」

😇†┏┛墓┗┓†
marine0w0.bsky.social
昔は兄妹と違い一人だけ仲間はずれな名前なんだし平凡過ぎて悲しくなってたけど、今は結婚した苗字が偶然推しと同じでちょっと誇らしい気持ち
ネットサイン会でもご本人からいじって貰えたしね……あれは発狂した